海外の大切なお客様の接待・会食を成功させる3つのポイント


海外からのお客様との会食。
お相手が外国人、ましてや重要人物であればあるほど、失礼のない準備をしておきたいですよね。
しかし「会食にふさわしい場所って?」「外国人との会食、間がもたないけど何かいい方法がないかな?」 「マナーやお土産ってどうすればいいんだろう?」と、案外悩みがつきません。
今回は、「一体どんな部分を大切にすれば、外国人との会食はうまく行くの?」といった疑問を中心に
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- 接待会食におけるマナーや話題の注意点
- 英語が苦手な方に、すぐにつかえる接待英語
- 東京でおすすめの外国人との会食に使えるおすすめレストランはどこ?
- 喜ばれるお土産について
といった内容についてご紹介していきますので、海外からのお客様との接待や会食も安心して挑めますよ。
ぜひ、本記事を参考に大成功の接待・会食を過ごしてみてくださいね。
外国人と会食する際の注意点
食事のマナー
初対面やビジネス上のお客様の接待であれば、守っておきたいのは相手の国の食事マナー。
食事のマナーはお互いが気持ちよく食事をいただけるよう、その国々で生まれた美しい装いです。
なので、相手の国や文化に合わせた食事マナーをベースに考えれば相手の方にはストレスがありません。
もちろん、日本独自のマナーもたくさんあります。
しかし、ゲストに楽しんでいただく時間として考えれば、お相手のマナーを知っておくのも大切な心遣い。
たとえば、韓国人のお客様との会食の際、食器を手に持ってたべるのはマナー違反。
日本とは正反対です。
欧米の多くの国では店員を大きな声で呼ぶことはしないので、日本でびっくりすることとしてあげられますし、
乾杯をする時に必ず相手の眼をみる国もあれば、目上の人との会食時に、お酒を飲む姿を見られてはいけない。
という国もあります。
宗教上や健康上、主義や嗜好によって、たべられるものや食べたくないものもでてきますよね。
このように食事のマナーに関しては国によって様々なので事前にゲストの国の食事マナーをリサーチするのは大切になります。
そして、日本の食事マナーを体験していただく場面もあります。
もしお相手の方がお困りの様子であれば、日本のマナーを一通り説明することも大切です。
一度体験していただいてお相手の方が難しそうであれば、ゲストの食べやすい方法で召し上がっていただくことも予想しておくといいですよね。
たとえば、お座敷席。
長時間の正座や足を伸ばしにくい姿勢で何かを食べることに慣れていない国の人は多いです。
また、和食での会食だとしても、箸が苦手でフォークやナイフが必要な方もあります。
このようにあらかじめゲストにとって苦痛になりそうなことは避けておく用意も時として必要になります。
大切な会食や接待の席であれば、事前に会食先のお店の方と打ち合わせをしておくのも大切ですよね。
服装
公の晩餐会などではプロトコール指定のドレスコードを装っていくことは必須ですが、レストランや料亭での会食の際もその場や時間に合わせた装いを尊重しましょう。
日本人同士の会食とおなじように考えてゆけばいいので、ビジネス上であれば男性はスーツスタイル、女性はジャケットとスカートもしくはパンツの組み合わせが基本とされます。
食後のプライベートな会食や、業種、お互いの関係性によってカジュアルさを加えることも大切。
常にビジネススーツばかりでは反対に相手は戸惑ってしまいます。
どんなときも言えることは、TPOにあわせて清潔感のある装いは第一印象をさわやかな心地にさせてくれます。
話題
ビジネスパートナーとの会食や接待は、お互いの今後の展望ややるべきこと、将来のお互いのビジョンについて深く知り合う大切な時間です。
それは日本人とでもかわりませんよね。
しかし海外からのお客様は何泊も泊まりがけで日本にきて、仕事での滞在では四六時中ビジネスの会話のみになっている人も多くいらっしゃいます。
もし滞在期間中常にご一緒する形であれば、場合によっては何日もご同行することもあるので、仕事の話ばかりではお互い窮屈になることも。
そんなときは折に触れて、違った話題が必要になります。
もちろん会話の中でお相手の国について知りたいことがあるのなら、会話もはずんで楽しい時間になりますよね。
しかし、相手の国について漠然とした大まかな質問をし続けるのは、避けた方がいい場合もあります。
一般論や情報は指一本で検索できる時代です。
“あなたの国のことは何も知りません、なので全部教えてください”、というスタンスでは、どんなにうまい外国語をつかえても、何となく一緒にいて残念な気持ちになりますよね。
なので、大切な会食ならばお相手の国についての下調べも重要。
相手の国に対して漠然とした質問を避ける上でも、お相手の国の事情、天候、スポーツ、社会情勢、伝統や文化についての情報を前もって知っておくのは本当に大切です。
特に、話題に上らないとしても、お相手の国と自分の国との間に良くも悪くもどのような歴史があったのかをだいたい知っておくのは自分の恥になりません。
外国に訪れた時、だれでも自分の国について相手が少しでも知っていてくれるのはなんだか嬉しいものですよね。
自分がもっと詳しく知りたいことがあれば、自分は興味があることを伝えながら、相手に教えていただくのも楽しみの一つです。
そして、相手の方へ自分の国についてきちんと答えられるように、日本の文化、歴史、政治、伝統芸能、気候などについて説明できるようにしてゆくことも重要です。
そんな風にしてお互い個人と個人で会話がひろがるといいですよね。
外国人との英語会話に自信がないとき
しかしどうしても、会話を会食の間に広げる自信がない場合もあります。
そんなときは、会食中に日本伝統芸能を軸としたエンターテイメントをご用意するという方法はいかがでしょう?
お相手の方に楽しんでいただけますし、一緒にエンターテイメントを鑑賞することから自然に会話は広がります。
接待にご用意することができる日本文化や芸能でのエンターテイメントは様々な種類があります。
歌舞伎に能、忍者や空手といった日本らしく動きのあるものから、
食後の茶道体験や、寿司職人がプライベートルームで握る極上の日本食体験。
状況に応じて様々な可能性があり、モテナス日本では綿密な打ち合わせによる企画を組み立ててゆくので、お相手の方にぴったりなものをご提供できます。
場を共に共有することで生まれる親近感を、特別な日本体験によって深まることができるでしょう。
日本文化を体験しながら、ゆっくりと会食接待をする。
新しい形の外交接待です。
すぐに使える簡単な接待英語
英語が苦手!だとしても、軽く直接質問できればお互いに親近感がわきます。
質問をうけるより、質問をする方が難易度は高くありません。
大丈夫です、後は通訳者にまかせてもいいのですから。
通訳者におまかせするのも安心感がありますが、ほんの少しでも本人同士でのコミュニケーションがあればぐっと距離が縮まりますよね。
じゃあ、実際英語でどんなことを話せばいいの?という簡単で具体的なフレーズをご用意しました。
どんな言語でも、何か会話の出だしがあるとコミュニケーションが円滑にひろがります。
始まり
とりあえず、親しい間柄や何か一緒に仕事をした後に誘ってみるのもいいですよね。
• よろしければ今夜私たちと一緒に食事にいきませんか?
Would you like to go out for dinner with us tonight?
• お酒は飲みますか?どんなお酒がすきですか?
Would you like a drink? What kind of drink do you like?
レストラン 食事
案内したレストランについて、少し説明があるとお料理がもっとたのしみになります。
• ここはこの料理が美味しいと人気があるんですよ
This restaurant is very popular for their dishes are delicious.
• この食材はあなたの国でもよく食べられますか?
Is this foodstuff often eaten in your country?
• 日本食の中でなにが一番好きですか?あなたの国では、日本食は手に入りますか?
What is your favorite Japanese food? Is Japanese food available in your country?
日本 旅について
• フライトはいかがでしたか? 時差ぼけは大丈夫ですか?
How was your flight? What about jetlag?
• 日本ではどちらに行かれましたか?
Where did you go in Japan?
• 何が一番楽しかったですか?
What did you enjoy in the most?
• プライベートでも日本にいらっしゃったことはありますか?
Did you ever come to Japan for your private leisure ?
相手のこと
どんどん自分のことを話していただきましょう!
• あなたの故郷の街はどんなところですか?
What kind of city is your hometown?
• 学生時代はどこの街で過ごされましたか?
Where did you live when you were student?
• あなたの国と日本の間には違いがあると思いますが、どんなところが大きく違うと思いますか?
I suppose that there are many differences between your home country and Japan, but where do you think is the biggest difference?
• ここは私たちにおごらさせてください。
Please, this time, it is on us.
外国人接待におすすめの場所
外国人接待に向いているレストランの選び方
外国人との接待の場として、レストランを選択される方が多いと思います。
お相手が外国人だからこそ特に意識して置きたいことについて考えてみましょう。
まず、なるべく落ち着ける個室があるレストランがおすすめになります。
日本人同士の重要な会食でもやはり静かなお店を選ばれる場合がおおいのではないでしょうか?
どうしても会話の聞き取りやすさは重要になりますし、いくら通訳の方がいらっしゃったとしてもそれは同じ。
お酒がはいることで発音が聞きづらくなることもあるので、大切な場であれば個室を用意することをおすすめします。
そして、長期日本に滞在されている方でなければやはり日本食、あるいは日本を感じさせてくれるお店選びはいかがでしょう?
会話もはずみますし、お相手の方にとってもおいしい日本食レストランに行くことは楽しみにもなります。
ただ事前にできれば、食べ物の好き嫌いがないかどうか、そして健康上の理由(アレルギーや成人病など)で食べられない物や控えた方が言いものがあるかどうかが解るといいですよね。
そして、宗教上の理由や食への哲学によって食べられないものがあるかどうかも大切です。
もし、事前にわからないようであればベジタリアン食やハラル食も対応しているお店を選んでおきましょう。
おすすめ関連記事:【外国人VIP接待 】米国大統領の会食にも使った居酒屋16選と日本体験おもてなしイベントとマナーin東京
外国人との会食におすすめの東京レストラン
ではどんなお店がいいのか?
外国人との接待におすすめのレストランは、やはり日本を感じさせる店内の個室に、落ち着いた雰囲気の場所ではないでしょうか?
会話の聞き取りやすさもありますし、相手もリラックスできます。
ではここに外国人の会食でおすすめのレストランを5選、おとどけします。
懐石料理 北大路 赤坂茶寮
全席完全個室で28室240席と、まさに会食にふさわしいお店。
日本人同士でも様々なシーンにご利用されています。
全室美しい日本の和室なので、外国人の方に懐石料理を楽しんでいただく場として大変よろこばれます。
熟練の技が息づく季節折々の日本料理は、和の伝統とモダンが融合した美しい懐石料理。
懐石料理のコースは5種類あり、またベジタリアン懐石があるのも嬉しいですよね。
ベジタリアン懐石は出汁にいたるまで動物性の素材は一切つかわれていないため、ベジタリアンの方にも本格的な懐石料理を楽しんでいただけます。
店舗基本情報:(https://kitaohji.co.jp/akasakasaryo/)
• 住所:〒100-0014 東京都 千代田区 永田町2-13-5 赤坂エイトワンビルB1F
• 電話番号:+81 3-5512-3737
• 営業中: 11:30 午前 – 2:00 午後5:00 午後 – 10:30 午後
鮨 すし巽
本格的な江戸前鮨での接待におすすめなのは、六本木にあるすし巽。
その日の旬のネタを熟練大将が握る本物の味を御堪能ください。
外国人の接待や会食にもおすすめの理由は、本格的なお鮨を上品な和の空間でたのしめることに加えて、
こだわりをもって店主の選ぶ日本酒とワインが多くとりそろえられています。
日本酒も楽しみたいとお考えの方にぴったりのお店。
四季折々の日本の味を匠の技で楽しむことができます。
店舗基本情報:(https://gf11425.gorp.jp/)
• 住所:東京都港区六本木6-1-4 丸正小林六丁目ビル5F
• 予約専用番号:050-5384-9926
• お問い合わせ番号:03-6804-5327
和牛懐石 個室和会席&焼酎Dining 銀座 竹の庵 本店の店舗情報
和牛を楽しみたい外国人にお勧めなのは、
都会の喧噪からはなれ、隠れ家のような雰囲気の少人数の接待におすすめです。
喫煙目的店舗登録店でもあり、全室喫煙可という愛煙家には嬉しいお店。
コースも会食にふさわしいこだわりの詰まった品々で、外国人におすすめなのは、” A5黒毛和牛サーロイン炭火焼or伊勢海老メインの贅沢会席” 。
A5ランクの黒毛和牛サーロインか伊勢エビが選べる贅沢なコースです。
焼酎Diningでもあるので、日本全国のおいしい焼酎がたのしめます。
店舗基本情報:(https://takenoan-gotyoume.com/)
• 住所:東京都中央区銀座5-6-13 西五番街ビル4F
• 予約専用番号:050-5871-2757
• お問い合わせ番号:03-5537-0388
• 営業時間:【平日・土・祝・祝前】17:00~20:00 (L.O.19:00)
• 【平日・土・祝・祝前】ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:30) 月~土/L.O.14:30
焼き鳥 赤坂 ざんまい
極上の秋田地鶏と銚子港から直接届く新鮮な海の幸、そしてオーガニック野菜。
すべての鮮度がこれ以上ないほど新鮮に味わえる、赤坂 ざんまい。
炭火で仕上げた串焼きと鳥すき焼きがたのしめます。
新鮮な食材を余すことなく楽しめるコース料理も魅力です。
落ち着いたモダンな和の空間はとてもスタイリッシュで会食にもぴったりです。
吟味された70種類以上の日本酒も外国人の方におすすめです。
店舗基本情報:(https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13004955/)
• 住所:東京都港区赤坂3-8-1 赤坂アルトビル 6F
• 予約専用番号:050-5232-8640
• 営業時間:【月~金】昼 11:30 ~ 14:00(13:30)夜 17:30 ~ 23:00(22:00)【土】夜 17:30 ~ 21:00(20:00)
ろばた焼き割烹 六本木田舎家 東店
故安倍元総理大臣が元トランプ大統領との接待で選んだ、ろばた焼き 六本木田舎家。
巨大なしゃもじで料理が提供されるパフォーマンスが外国人セレブに人気を呼んでいます。
トランプ元大統領のほか、トム クルーズやベッカムなど外国人セレブの姿がよくみられるこのお店はやはり、海外の方を惹き付けるなにかがあります。
こだわりの魚介や野菜など四季折々の食材をたのしめる炉端料理。
静かな会食ではなく、活気のある会食の場をお探しの方におすすめです。
店舗基本情報:(http://www.roppongiinakaya.jp/)
• 住所:東京都港区六本木3-14-7 アロービル 1F
• 予約専用番号:03-3408-5040
• 営業時間:[月~日・祝]17:00~23:00 日曜営業
外国人接待の方法
外国人の重要な方を接待する時に、お食事だけでは何かインパクトに欠ける,とお考えの方もいらっしゃいますよね。
そんな時は、日本文化体験×お食事といった接待はいかがでしょう?
お食事をいただきながら、日本文化を体験していただく。
特別感も増しますし、重要な方であるという気持ちがつたわるおもてなしです。
食事×和風イベントといった組み合わせは無限ですし、お相手のお好みに合わせた内容を用意できるのもポイント。
お相手の自尊心をくすぐり、満足感が得られる接待となります。
特に、重要人物や外国人VVIP VIPの方への接待にはふさわしく、ほかにはないおもてなし、二度と体験できない時間は最大のおくりものになります。
きっと、満足していただけることでしょう。
おすすめ関連記事:【日本食文化の特徴】外国人に人気のある和食体験15選と会食時に使える13の英文
VIP VVIP外国人接待におすすめの日本文化体験
では実際にどのような日本文化体験があるのでしょう?
モテナス日本での接待×日本文化体験の事例5選をご紹介します。
接待×歌舞伎鑑賞
プライベートな空間をご用意して、美味しいお料理とお酒。
そしてゆっくりとした時間のなか、歌舞伎役者が登場します。
まずは歌舞伎役者から、 歌舞伎を見るために知っておいた方が言い知識や歴史を楽しくレクチャーしていただきます。
そして宴もたけなわになったころ、歌舞伎の上演が始まります。
会食×歌舞伎鑑賞の接待は、他にはない贅沢さがあります。
元来、歌舞伎の鑑賞は御園座などに赴いて、演劇を楽しむスタイルになりますが、なかなか外国人にはハードルの高い時間。
日本人でも何も知らないまま歌舞伎をみるのと、すこしでも知っているのでは鑑賞の楽しみがまるで違いますよね。
そこでモテナス日本では本物の歌舞伎役者によるレクチャーを必ず入れるので、新たな発見と驚きが加わり、より鑑賞する時間に充実感がうまれます。
そして歌舞伎を見ながら食事をすることもとても贅沢な時間。
ぜひVIP VVIP外国人の方におすすめの接待方法です。
接待×和楽器のライブ演奏
お食事にあわせて、やはり音楽があればよりその場が盛り上がります。
せっかく来日していただいた外国人の大切なお客様へ、和楽器の生演奏のご用意はいかがでしょう?
和楽器は日本らしさを醸し出す日本独自の音色になります。
緩やかで落ち着いた音楽から、ちょっとアップビートな曲までお望みの空間に仕上ることもできます。
生演奏ですので、大変豪華ですし、滅多にゆっくりとは聞くことができないのも特徴です。
お客様の希望があれば、楽器にふれていただくこともできますし、演奏者と記念撮影もできます。
接待の形にあわせて自由に演目をお願いすることもできるので、あなたの理想の会食シーンをオーガナイズするお手伝いがきっとできるはず。
接待×芸者
日本には伝統的に接待のプロがいます。
それは、芸者。
芸者はおもてなしのプロであり、ダンサーであり、ミュージシャンです。
彼女達の厳しい修行から体得したおもてなしスキルと接待技術の力添えがあれば、重要な会食も心強くなりますよね。
美しくエキゾチックな芸者さんが登場するだけで、日本らしさは絶好調になります。
彼女達の会話術や気配り、そして熟練されたおもてなしスキルは大切な会食の場に心強い見方。
日本の楽器による伝統的な音楽と,日本舞踊を披露してくださるので、外国人にいつの時代も人気です。
接待×茶道体験
プライベートルームでゆっくりと会食していただいたあとに、茶道家によるお茶席はいかがでしょう?
茶道は要人が来日した際もかならず用意される日本文化体験。
静かな空間で、ゆっくりとお抹茶をいただきながら季節の和菓子を楽しんでいただく。
会食で盛り上がった空気に静けさを渡します。
その静けさは自分にもどり、相手の心にも安らぎがうまれるので、今後深くおつきあいをして行きたい方との会食にぴったりの日本文化体験です。
接待×書道パフォーマンス
書道パフォーマンスは書道家が音楽にあわせて大きな屏風や紙に心を込めた文字を体全身を使って表現します。
お祝い事の席に祝辞の言葉やお相手との関係の繁栄を願った文字を書にしていただくこともできます。
欧米諸国からのお客様にはエキゾチックな文化体験です。
そして、中国など漢字圏のお客様には共通の理解がある文字で、祝辞をおくれば、より親密な関係になりそうですよね。
日本文化のベースはやはり中国文化です。
そのリスペクトも込めた書道は強いメッセージになるでしょう。
外国人に喜ばれるお土産
アジア諸国からのお客様は、お互いにお土産の文化が伝統としてあるので敬意を込めたお土産には大変意味があります。
お土産はビジネスの上でも必須アイテムにもなりますし、センスの良さが伝われば印象もぐっとあがりますよね。
しかし欧米諸国でのお土産文化はアジア諸国と少し感覚が違うので注意が必要です。
必要以上のお土産は、賄賂のような気分になる方もいらっしゃいますし、たくさんお土産をもらいすぎて困惑する方もいらっしゃるので事前に注意が必要です。
といっても、お土産はどんなかたでも自分のために選んでくれるのは嬉しいことです。
相手と自分の関係の深さを見極めたお土産を選ぶことができるのが一番いいですよね。
しかし、出発直前や荷造りが終わっているお客様に、要冷蔵の少し重みのある生菓子や、機内に持ち込めない酒類のおみやげはかなり困ってしまうので要注意です。
お菓子
甘いものが苦手な方でなければ、困らないお土産の代表格であるお菓子。
アジア圏の方には小豆の和菓子もあっさりとして上品な味わいと繊細な美しさで大変よろこばれます。
もちろん大好きな方もたくさんいらっしゃいますので、一概には言えないのですが、欧米で甘い豆を食べる習慣のある国が少ないので小豆が苦手な方がいるのも事実。
そんな時は抹茶、柚子、小豆、和三盆など和食材をつかった洋菓子は珍しさに加え、どなたでも食べ慣れているのでおすすめです。
そしておせんべいや本格的なエビせんべいはどんな方にも人気。
日本の菓子折りは大変美しい包装なのも魅力的なので、外国人の方によろこばれます。
日本酒
お酒が好きな方には美味しい日本酒のお土産はいかがですか?
日本酒は数がおおくて、何を選んでいいのか解らない外国人の方が多いので、美味しいおすすめの日本酒をお土産にいただくのは大変よろこばれます。
最近は海外で日本酒の人気が上がっているので、お酒好きの方には喜ばれますね。
ジャパニーズウィスキー
世界的にもジャパニーズウィスキーは評価が高く、ジャパニーズウイスキーの人気は世界中でうなぎ上り。
お酒が好きな方でしたら、ジャパニーズウイスキーはかなり気の利いたお土産になるでしょう。
しかし酒類は機内に手荷物ではいれない上に案外重いので、お客様の荷造りの前にお渡しできることをおすすめします。
和雑貨、伝統工芸品
日本風な小物や、日本の民芸品は根強い人気です。
日本には様々な伝統工芸品があり、その美しさや機能美はジャポニズムから現在まで色あせることはありません。
木地や漆器といった日本の伝統工芸品は、その美しさや機能美で現代も外国人の方にとって大変嬉しい贈り物。
七宝焼のアクセサリーや江戸切り子などのガラス工芸も人気があります。
着物や千代紙を使ったかわいらしい和小物も、女性やお子様のいる方に喜ばれるお土産です。
うつくしい蒔絵が施されたボールペンやUSBメモリにスマートフォンケースなど、現代×伝統でますます魅力的なお土産も開発されています。
普段使いができるものも多くあるので、お土産を考える時に観てみるといいですよね。
意外に喜ばれるお土産
日本のレストランの入り口には蠟でできたメニューのサンプルが置いてあります。
外国人にとってはまるで本物のようで、驚かれる方が多くいます。
小さな食品サンプルなどをお土産で渡しますと、
自国に戻ってから日本の土産話もできますので、意外ですが大変喜ばれます。
体験と想いで
一緒に体験した、日本文化体験を思い出せるようなアイテムもおすすめです。
滞在中に一緒に過ごした時間を思い起こせるような、ちいさなお土産。
“さよなら“を言った後も、お互い想いを馳せるきっかけになります。
会話の中などでお客様が興味深かったことや、おいしい!とよろこんでくれたものから、お土産を選ぶのもいいでしょう。
日本酒の酒蔵巡りをした時に美味しいと言っていた蔵元のお酒。
書道パフォーマンスを一緒に見学したのなら、扇などにお客様の名前や、
忍者体験のあと、手裏剣の形のキーフォルダー。
など、
思い出があれば特別なおくりものになります。
まとめ
外国人との関係といっても、相手も同じ人間です。
そして、お互いが外国人であることは、自分の国と相手の国の魅力の上に、個人を知ることができます。
外国人との会食、といっても大切なのは、
相手の目線に立った少しの配慮と、
相手へのおもいやりではないのでしょうか?
そんな小さなこころの積み重ねは言葉や文化の壁があったとしても、お互いの気持ちいい関係を築いていけるきっかけになってくれるでしょう。

日本独自のおもてなし文化を世界中の人へ広めるために日夜努力しています。外国人の方の接待やおもてなしのご相談はお気軽にご連絡ください。お問い合わせはこちら