和菓子体験が外国人に人気!その理由と注意点を解説

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モテナス代表
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和菓子作りが外国人から人気を集めています。

和菓子は、日本ならではの四季折々を表したり、風情を感じる趣深い伝統文化です。

見た目の美しさも感じられる文化として、外国人から人気を集めているのです。

この記事では、和菓子作りが外国人から人気な理由と和菓子の歴史を解説した後、和菓子体験できる施設やスポットを紹介していきます。

体験する際の注意点も詳しくお伝えするので、
「外国人に伝統文化を楽しんでもらいたい」
「どうして和菓子作りが人気なの?」という方は、最後まで記事をご覧ください。

和菓子作りの魅力と楽しさを、学んでいきましょう。

目次

和菓子体験が外国人に人気な理由

和菓子体験は、なぜ外国人から人気なのでしょうか。外国人に和菓子作りが人気な理由についてまとめました。

日本人でもあまり深く知らない、和菓子作りの魅力が見えるはずですよ。

見た目が美しい

和菓子を見たことのある人なら、その美しさはよくご存知でしょう。和菓子の美しさは外国人から人気な理由の1つです。

特に、色や形を自在に操れる「練り切り」は、和菓子の中でも特に高い人気を誇っています。ヘラなどで成形して、切込みをいれ、季節の花の形に見立てるなど、きれいに作り上げることで、味だけでなく見た目も楽しめる和菓子ができるのです。

その他にも羊羹や、きれいな焼き目の付いたどら焼き、カステラなども見た目が美しい和菓子の代表例といえます。

和菓子は見た目が美しいことから、外国人に人気の伝統文化なのです。

日本の食文化を学べる

和菓子は、日本の食文化を学ぶうえでも重要な役割を果たしてくれます。

美しい和菓子もあれば、日本人が身近に感じるものも和菓子です。一例としては、どら焼きや、団子、柏餅等が挙げられます。
和菓子の作り方や、歴史を知っていくと、日本の食文化を学ぶことにもつながるのです。我々が普段口にしているお菓子も外国人にとっては、自国には無い興味深いお菓子

和菓子は日本の食文化を学べる、人気の伝統文化のひとつなのです。

和菓子作りは外国人も体験できる?

和菓子作りが人気な理由はわかりましたが、外国人でも体験できるものなのでしょうか?

大丈夫です、和菓子作りは老若男女、国籍問わず体験できる伝統文化です。小さい子供でも手順をしっかり説明したうえで、体験をスタートできますし、丁寧に練り切りを扱えば、きっと満足いく和菓子が完成するでしょう。

激しい運動を伴わないので、高齢の方でも安心して体験できます。

言語の問題もありますが、モテナス日本では通訳やコーディネーターの手配なども行っているので、お気軽にご相談ください。

和菓子作りを外国人が体験できる場所

外国人が和菓子作りを体験したいと思ったとき、どんな場所で体験できるでしょうか。

外国人が和菓子作りを体験できるのは以下の2箇所です。
・和菓子屋
・物産展などでのイベント

それぞれ体験できる内容は似ていても雰囲気が異なるので、外国人のお客様に合わせて選ぶと良いでしょう。

和菓子屋

和菓子作りは、和菓子屋さんで手軽に体験することができます。

和菓子屋での体験は、予約が必要なことが多いため、事前に問い合わせておくと良いでしょう。

また、我々モテナス日本でも、和菓子職人を呼んでのワークショップも可能です。セミナーの会場や、寺院など特別な場所での体験も日本での思い出になりますよね。

和菓子屋さんは、和菓子作りが体験できるスポットの1つです。

物産館などでのイベント

地域の物産館では、和菓子作りイベントを行っている場合があります。

この場合は予約不要で体験できる事が多いですが、開催自体が不定期なため、予定が立てづらいのが難点といえます。

しかし、タイミングが合えば、手軽に和菓子作りが体験できる他、地域の人との交流もできるので、より良い思い出となることでしょう。

まずはイベントが無いか調べ、なければ和菓子屋に問い合わせるとスムーズですよ。

和菓子体験する際の注意点

和菓子作りを体験する際にはいくつかの注意点があります。

手軽に体験できるとはいえ口に運ぶものなので、事前の知識と注意点を知っておくと良いでしょう。

注意点は以下の3つです。
・衛生面に気を配る
・保存方法に注意する
・言語対応を確認しておく

衛生面に気を配る

和菓子作りを体験する際には衛生面に気を配りましょう。せっかく作った和菓子で、お腹を壊しては思い出も台無しになってしまいます。

手指の手洗いや消毒はもちろんのこと、不安であればゴム手袋を着用するのも良いでしょう。

体験の場合、器具は丁寧に洗浄されていますが、水がついていると、和菓子の日持ちが悪くなるので、気づいたときには拭き取って使用しましょう。

和菓子体験をする際には、衛生面に気を配ることが大切です。

保存方法に注意する

和菓子の保存方法は、生菓子と干菓子で異なります。

生菓子の場合、プラスチックや重箱の容器に入れて常温であれば3日ほど美味しく食べれます。冷蔵保存すると固くなり、食感が変化してしまうので注意が必要です。

干菓子の場合は、10日ほど日持ちするので、お土産などにも向いています。

和菓子は保存方法に注意しながら、美味しく食べられるうちに食べてしまうのがおすすめです。

言語対応を確認しておく

和菓子店などで和菓子体験をする際には、言語対応が可能か事前に確認しておきましょう。

現地についてから、言葉が通じないのでは先生も教わる側も意思疎通しづらく、困ることが多くなります。

教室に問い合わせて、外国人のお客様であることを伝え、言語対応できるか聞いておくとスムーズでしょう。

もし、言語対応していない場合は、通訳やコーディネーターの手配も可能なので、モテナス日本にご相談ください。

和菓子作りの歴史

和菓子作りの歴史は、縄文時代にまで遡ります。木の実を砕いて水でアク抜きして丸めた団子づくりが和菓子の最初とされています。

平安時代には、唐(現在の中国)からお茶文化が伝わると同時に、餅や、栗を使った和菓子など進化を遂げます。

江戸時代になると、戦乱が落ち着き平和になったことから、和菓子作りがさらに盛んになります。また、砂糖の国産化も和菓子発展に大きく寄与したものとされています。この頃からお茶と和菓子は一般にも広まり、大福餅や団子などは江戸でよく売れる和菓子だったそうです。

現在、一般的に食べられている和菓子のほとんどが江戸時代に作られたものというから驚きですね。その後、オーブンなどの伝来により、カステラ等の焼き物も多く作られるようになり、和菓子は現代にも続く食文化のひとつとなったのです。

和菓子の種類

和菓子と一口にいっても、複数の種類があります。身近にあるものから、あまり知らないものもあるでしょう。

ここでは、和菓子の種類について取り上げて解説します。
・練り切り
・羊羹
・団子

練り切り

日本だけでなく、海外からも高く評価されている和菓子といえば、練り切りです。

白あんに着色して四季折々の花などを表現する練り切りは、美しさと美味しさを兼ね備えた和菓子の代表格です。

白あんとつなぎで練りきり生地を作り、成形していきますが、水分を含むため上生菓子に分類されます。

長持ちしないため早く食べるのがおすすめで、外国人が作って自国に持ち帰ることはできないでしょう。

羊羹

羊羹は元々、羊肉を使ったスープとして中国から伝来してきました。

その後、肉食を禁じられている禅僧でも食べれるように、小豆や小麦粉など植物性のものを用いて固められて食べられるようになります。

次第に砂糖の希少性が薄れ、甘みが加わり日本独自の進化を遂げていきます。

現在では餡に砂糖や寒天を加えて作られる日本の和菓子の代表格といえるでしょう。

団子

団子は最古の和菓子です。ひとくちに団子といってもその姿形は様々で、串に刺さったものや、餡を包んだものがあります。

身近なものとしては、みたらしのかかった団子や、醤油ベースの団子でしょう。

江戸時代には手軽に食べられるファストフードとして、団子が流行したこともあり、この頃からお供物から庶民の食べ物へと変化したとされています。作る側も成形して茹でるだけなので手間がかからなかったのでしょう。

現在でも続く和菓子の原点ともいえるのが、団子なのです。

和菓子体験できる場所

和菓子作りが実際に体験できるスポット、施設をご紹介します。

関東圏では、東京都内や鎌倉などで体験できる施設が多くあります。

また、古い町並みが残る京都や金沢でも、和菓子屋さんや物産館で和菓子作りの体験が可能です。

・kominka.【北鎌倉】
・甘春堂【京都】
・石川県観光物産館【金沢】

kominka.【北鎌倉】

北鎌倉にある古民家で、抹茶と練り切りの体験ができるのがkominka.さんです。

4種類のメニューから、自分の好きな練り切りを選べて和菓子作りを体験できます。さらに抹茶を自分でたてることもできるので、日本文化を満喫するのにはうってつけです。

一組ずつ丁寧に先生がついて教えてくれるので、初めて体験する外国人でも安心です。

事前の予約が必要ですが、空きがあれば当日でも体験可能とのこと。古都鎌倉を観光しながら自分だけの和菓子作りが体験できるのは、日本での良い思い出の一つになるでしょう。

名称:komika.
公式HP:https://ko-min-ka.com/
住所:〒247-0061 神奈川県鎌倉市台1936

甘春堂【京都】

慶応元年(1865年)創業の和菓子の老舗、甘春堂では東店と嵯峨野店で和菓子体験が可能です。

干菓子1種+上生菓子3種+お抹茶の和菓子体験ができて、充実した体験ができるでしょう。

また、作る和菓子も季節によって異なり、春は菜の花・桜・うぐいすなど。夏はあやめ・石竹・朝顔など季節を表す干菓子が作れるので、日本らしさが堪能できます。

事前予約が必要なので、京都観光の合間の時間に予約をしておけば、最高の和菓子体験ができます。

名称:甘春堂 東店・嵯峨野店
公式HP:https://www.kanshundo.co.jp/
住所:東店 京都府京都市東山区 大和大路通正面下る茶屋町511-1 (豊国神社前)
   嵯峨野店 京都市右京区嵯峨釈迦堂大門町1-1(清涼寺前-嵯峨釈迦堂)

石川県観光物産館【石川】

文化財指定公園の兼六園近くにある、石川県観光物産館でも和菓子体験が可能です。

加賀百万石の華やかな歴史が色濃く残る金沢では、今でも茶道人口が全国トップクラスで、昔から「茶の湯」文化が繁栄し、和菓子づくりも盛んでした。

そんな金沢の老舗職人さんが、四季折々の上生菓子の作り方を解説してくれて体験できます。

和菓子作りの他にも、金箔貼りや小さな締太鼓作りもあるので、金沢観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。

名称:石川県観光物産館
公式HP:https://kanazawa-kankou.jp/
住所:〒920-0936 石川県金沢市兼六町2-20

まとめ

和菓子体験といっても、外国人に楽しんでもらえるかな?などの不安がありますよね。

美しい和菓子を作ることは難しくなく、職人さんも優しく丁寧に教えてくれるので、安心して良いといえるでしょう。

和菓子作りは、老若男女体験できる伝統文化のひとつです。ぜひ外国人の方にも楽しみながら和菓子作りを体験してもらえたら何より嬉しいです。

言語の問題があれば、通訳やコーディネーターを手配することもできるので、体験の手配以外でもモテナス日本を活用してみてください。

体験、通訳やコーディネーターの手配はこちら

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