外国人がよろこぶ芸者によるもてなし方

 

モテナス代表
モテナス代表

海外のお客様、取引先、重役など、大切な人が日本を訪れる際、どのようにおもてなしをするかは、非常に悩ましいですよね。

定番はおさえておきたいけれど、ベタになるのは嫌だし、自分たちならではの特別感を出したいと思っている企業や担当者も多いのではないでしょうか。

しかし、相手の好みや、人数、時間配分を考慮しつつ、楽しい時間を過ごしていただき、よりよい関係を築くための内容を考えることは簡単なことではありません。

「自分たちの考える内容にイマイチ自信がなくて決められない」

「外国人に日本文化をどうやって楽しんでもらえばいいかわからない」

重要だからこそ、どのような内容にするか悩み、大きなプレッシャーと戦うことになってしまいます。

しかし、そんな不安をかかえる担当者や企業の、強い味方になってくれる伝統的な職業があったんです。

それが「芸者」です。

芸者なんてベタすぎないかな?と思っていたら大間違い。

おもてなしに悩むあなたへ、芸者の魅力について解説していきます。

これを読んだら、「ぜひとも芸者さんに、もてなしてもらいたい」と思いますよ。

 

今も根強い「ゲイシャ」人気

外国人にとって、日本というと「ニンジャ」や「サムライ」と並んで有名なのが「ゲイシャ」です。

豪華で華やかな和服に、特徴的な髪形とお化粧。

見た目だけでも美しく、フォトジェニックなため、観光客にとても人気があります。

一方で、「一見さんお断り」という有名なフレーズから、敷居が高いというイメージがありませんか?

外国人はもちろんのこと、日本人ですら、日常生活の中で芸者とふれあう機会はほとんどないので、憧れてはいるものの「芸者」という職業をよく理解していない人が多いのも事実です。

日本が誇るおもてなしのオールラウンダー

芸者は日本舞踊の舞踊家だった

芸者さんをイメージすると、和服で、優雅に踊る姿を思い浮かべる人は多いですね。

芸者さんの踊りというと、何か特別な踊りではないかと思っている方もいるかもしれませんが、芸者さんが踊るのは伝統的な「日本舞踊」です。

だから、踊りが非常にうまい芸者というのは、日本舞踊の名人ということにもなります。

これは日本人にも案外知られていないので、マメ知識として教えてあげるのもいいと思います。

芸者さんの踊りを鑑賞するということは、同時に、日本舞踊を鑑賞するということなのです。

芸者は数多くの芸が披露できる

芸者は、踊りに限らずさまざまな芸ができるプロフェッショナルです。

その種類は多く、たとえば、唄、太鼓、三味線、琴、笛などがあります。

地域や屋家(おきや)(芸者の所属する家)によって、種類や内容に若干の差はあるものの、基本的に、芸者は何種類もの芸が習得できて、はじめて一人前と認められます。

しかし、一人前の芸者としてデビューしたからといって、そこで修行が終わるわけではありません。

現役でいるうちは、よりいっそう芸に磨きをかけるために、お稽古に通い、芸の数も増やし、技術も高めていくのです。

芸者は空間づくりのプロフェッショナル

芸者の特徴で、芸と並んで欠かせないのが、接待の際に必要な「マナー」と「もてなしの心」を身につけているという点。

前提として芸者は、お座敷などに呼ばれ、踊りや唄などの芸を披露し、お客様を楽しませることが仕事です。

同時に、気の利いたお話をしながらお酌したり、「お座敷遊び」と呼ばれるゲームで場を盛り上げたりして、心地よい空間を作るのも重要なお仕事です。

心に残る時間であるほど、また呼んでもらえるので、彼女たちは細やかな気配りも、相手に合わせた話題の情報収集も積極的にやっています。

つまり、彼女たちは芸のプロフェッショナルでありながら、楽しい空間をつくることができる、おもてなしのプロフェッショナルでもあるのです。

芸者の世界もグローバル化へ

芸者さん任せにせず、自分でも英語で芸者について説明したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

参考記事:芸者を英語で説明 外国人接待を楽しむ表現

 

近年は、外国人旅行者の増加とともに、芸者たちも海外の方をお相手することも多く、英語が話せる芸者や、英会話をお稽古に取り入れる置屋も増えてきています。

芸者の多くは、茶道や華道も学んでいるので、日本文化に関する経験をもとにした知識も豊富です。

また、彼女たちは、言葉だけでなく、異文化の方をもてなす際の注意点を心得ているので、おもてなしの心強い味方になってくれるでしょう。

海外の方のおもてなしに芸者をすすめる3つの理由

具体的に芸者遊び体験について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
参考記事:【接待担当者必見!】海外の大切なお客様の芸者遊びと体験

理由1.様々なニーズに対応できる

海外の方をもてなす際に、重要なのが「わかりやすさ」です。

異なる言語はもちろん、ときには物事の考え方も異なる国の文化を鑑賞するには、ある程度の知識が必要になってきます。

芸者の魅力は、第一に、見た目がとても日本的で華やかな点にあります。

ただそこに立っているだけで美しく、それは和室であろうと街中であろうと、洋風なホテルの宴会場であろうと、圧倒的な存在感があります。

芸者と一緒に写真を撮るだけで大変喜んでいただけるので、日本語が苦手なお客様にも楽しんでもらえるとともに、写真として形に残るので、いつまでもその日を思い返してもらえるというオプション付きです。

理由2.相手のカテゴリーを問わない

日本では、一般的に芸者は男性が楽しむものという認識があります。

しかし実際は、もてなす相手が女性の方でもまったく問題ありません。

もっといえば、老若男女、誰であろうと問題ないです。

なぜなら、芸者の芸は、踊り・唄・鳴り物など、国・性別・年齢を問わず楽しむことができるものが中心だからです。

さらに、女性の場合、芸者の格好に憧れている方も多いので、着付けをしてもらう体験や、特徴的なお化粧をしてもらうことで、芸者になりきっていただくという楽しみ方もできます。

理由3.相手の文化理解度に対応できる

芸者が習得している芸のバリエーションは非常に多いので、もてなす方の日本文化に対する理解度によって、内容を柔軟に組み立てることが可能です。

例えば、ビギナーの方には、短めの踊りやお囃子などを中心に鑑賞していただき、日本文化の雰囲気を楽しんでもらいましょう。

着物の女性が太鼓をたたく姿などは、意外性もあり喜ばれること間違いなしです。

一方、訪日回数が多いなど、日本文化をよく知る方には、実際にお座敷遊びを体験していただき、汗を流して楽しんでいただきましょう。

様々なニーズに合わせて、対応してもらえるのも、芸者さんの魅力です。

まとめ

おもてなしで重要なのは、相手が楽しめるかどうかです。

しかし、これがもっとも頭を悩ませる問題なんですよね。

特に、相手が外国人の場合は、「日本語はわかるか」「日本文化はどれくらい知っているか」「退屈しないか」等、相手によって、内容を組み立てることが必要になってきます。

しかし、今も昔も、多くの外国人にとって「芸者」人気が根強いことに変わりはありません。

芸者は、その華やかな見た目と、日本的な美しさで海外からの人気を集めてきました。

でも、彼女たちの本当の魅力は、日本の伝統的な芸能を披露しながら、気難しい相手でも、朗らかにお相手してきたプロフェッショナルだということです。

芸者のおもてなしは、不安をかかえるあなたの、心強い味方になってくれます。

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