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フランス人からみた日本の魅力!日本の伝統文化が好きな理由

Mayumi Folio
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2014年からコロナ渦直前の2019年までの訪日フランス人の数は、その間1.9倍になるほど急増していました。

 

実際、フランス人には日本が好き!日本に行ってみたい!という人が多く、在仏20年の筆者も行く先々で日本について好印象持つ方々にお会いします。

 

2022年現在、外国人が行ってみたい国ベスト1位に日本が輝きました。

 

もちろんその中アンケート調査の中にもフランス人は含まれます。

 

その中でも日本人として嬉しくなるような日本へ尊敬や敬意をもつフランス人は老若男女問わずとても多く出会います。

 

それがたとえざっくりとした日本への解釈で「東アジアの一つの国」という認識の人ですら、とてもよいイメージがあるようです。

 

ではどうして、一つの国に一つの国の人たちが好印象を抱き、行ってみたい!と感じているのでしょうか?

 

今回は「フランス人がどうして日本が好きなのか?」という疑問を、ひも解くことで日本の魅力を再確認し、

 

インバウンド効果を促進させるためのヒントをさがしてみましょう。

 

  • フランス人は日本のどんな部分に興味があるの?

 

  •  フランスで今人気のある日本文化とはなんだろう?

 

  •  フランスからみた日本文化の魅力について

 

  •  フランス人に人気の日本文化体験10選

 

 

様々な視点からご紹介します!

フランス人が日本文化に興味がある理由とは?

歴史や文化を重んじる国、フランス

フランスは、近代ヨーロッパの文化に多大な影響を与えたムーブメント、ジャポニズム発祥の地。

ジャポニズムについて詳しい過去記事はこちらになります

 

多くの芸術家が日本の浮世絵や工芸品にインスパイアされ、ジャポニズムという流れがうまれました。

 

日本独自の、歴史、宗教感、文化、芸術、哲学に当時の西洋諸国には深い感銘をうけたのです。

 

現在もフランスでは、歴史や伝統そして文化にとても重きをおいていて、それらはもっとも尊敬をするもの。

 

という考え方あります。

 

フランス人のアイデンティティの中にもその傾向はみられ、その部分に関しては自国への尊敬や敬意を感じます。

 

フランス人の中で「日本はフランスと同じぐらい深い歴史と文化のある国」という認識があり、その敬意の中からうまれた「日本が好き」という気持ちに出会います。

 

もちろん他の国でもそうですが、日本製品に対してかなり高い信用度があり,日本製の物のというブランド力は未だ健在です。

 

親日家故シラク元大統領

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相撲と日本文化を愛した元フランス大統領と外交おもてなし

 

様々な国の要人の中で、「日本という国が特別に好きだ!」という方が時々いらっしゃいますよね。

 

代表的な親日家として挙げられるのは、故シラク元フランス大統領ではないでしょうか?

 

彼の日本へ公での来日は40回以上で、プライベートの来日を合わせると100回はくだらない。

 

といいます。

 

彼の回顧録第一巻にのべられている日本についての章では、「日本にいると自宅にいるように完全にくつろぐ」と述べるほど、彼にとって日本という国は特別だったようです。

 

そんなシラク大統領は、深い日本の文化や歴史の知識もあり、弥生土器と縄文土器をみただけで解ったり、日本の専門家が舌を巻いたエピソードもたくさんあります。

 

大の相撲好きだったシラク大統領がつくった大相撲フランス大統領杯は、現在、ジャックシラク日仏友好杯として巨大マカロンとともに優勝力士へ授与されます。

 

シラク大統領のように、日本が好きなフランス人の中には日本に対する知識が豊富で文化に対して深い理解と尊敬がある人は多くみられます。

 

そこからもフランス人の歴史と文化を敬愛するこころを伺う事ができます。

 

参考リンク:シラク前仏大統領が回想録

 

 

哲学者ロランバルト 表徴の帝国 とカフェ フィロ(café philosophique哲学カフェ)

『表徴の帝国』(ひょうちょうのていこくL’Empire des signes )はフランスの記号論者ロランバルトによって執筆された書物です。

 

1966年から1968年に、フランス文化使節の一員として数度来日、計数ヶ月の滞在で日本各地を訪れました。

 

その時に日本から感じた印象を基に、記号論の立場から独自の日本文化論を展開。

 

バルト曰く、「ストーリーのない小説」とされるとされるこの一冊は、日本人にとっての日常を、西洋哲学の目線からひも解かれています。

 

この一冊、表徴の帝国は哲学に慣れ親しんでいない人にも読みやすく、日本人が読むと斬新な驚きがあります。

 

西洋世界が「意味の帝国」であることに対し、日本は「表徴(記号)の帝国」である、という分析は大変おもしろいです。

 

もし、外国人からの日本について深く知りたいのであれば、ぜひ一度手に取っていただくことをおすすめします。

 

「これはエクリチュールについての本である。

 

日本を使って、わたしが関心を抱くエクリチュールの問題について書いた。

 

日本はわたしに詩的素材を与えてくれたので、それを用いて、表徴についてのわたしの思想を展開したのである」。

 

天ぷら、庭、歌舞伎の女形からパチンコ、学生運動にいたるまで…遠いガラバーニュの国“日本”のさまざまに感嘆しつつも、

 

それらの常識を“零度”に解体、象徴、関係、認識のためのテキストとして読み解き、表現体(エクリチュール)と表徴(シーニュ)についての独自の哲学をあざやかに展開させる。

 

(紀伊国屋書店 作品内容紹介より)紀伊国屋書店:

 

哲学が盛んな国フランスでは、哲学は日本よりもう少し身近な存在です。

 

フランスでは、カフェ フィロ(café philosophique哲学カフェ)とよばれる哲学について討論するためにカフェなどに集まる会があります。

 

哲学者マルク・ソーテ(1947年–1998年)がフランスのパリのバスティーユ広場のパリ4区側にあるカフェ「カフェ・デ・ファール(灯台カフェ, Café des Phares)」で初の哲学カフェを開きました。

 

偉そうな上流階級ではなく一般公衆を対象とした、「推論の基本原理」へと戻ることが彼の哲学だった彼は、

 

日曜日ごとに自分の哲学カフェに何人かの友人を集め、2時間ほど哲学の討論(「考え方のけんか」”conceptual fisticuffs”)を行ないました。

 

最初の会合には10人ほどが集まったそうですが、次第に大学生たち、街の風変わりな市民たち、勤務時間外のタクシードライバー、そして暇で裕福な有閑女性たちがあとに続きました。

 

これが毎週恒例のイベントとなり、各会合におよそ200人の人たちが集まるまでに膨れ上がります。

 

このカフェで論じられる主題は、サンタクロースの伝説から真実、美、性、死にまで、どんな内容でも主題になります。

 

ソーテは、哲学カフェに参加する一般公衆に哲学を取り戻しましたが、彼は高等教育で教えられている通常の哲学に忠実でないとみなされ、学者たちによって排斥されます。

 

しかし彼の功績のおかげで、現在のフランスにも一般市民のためのカフェフィロは息づいています。

 

現在のカフェフィロは、カフェを中心にして,その他にも公民館や図書館、カルチャーセンターで、哲学に興味のある人々があつまり、

 

講師を招いて哲学書を読み合ったり、一つの問いについて討論する場などがあり、興味があれば積極的に参加することができます。

 

子供向けのカフェフィロもあるので子供の頃から年齢を問わず哲学にふれる機会があります。

 

学問の側面からもバルトのように日本を切り口にした研究をしている思想家や専門家が多く存在するので、日本という国から哲学的発想を得る人もいます。

 

日本文化は奥深く、そういった側面からも尊敬や興味を抱く人たちがいます。

 

フランスで現在注目される人気の日本文化

フランス人が日本の伝統や歴史、文化に興味が尽きないのはいつの時代もかわりません。

 

では、今現在人気のある日本の姿はどのようなものがあるのでしょう?

 

フランス人が日本のポップカルチャーをどのように楽しんでいるのかをみていきましょう。

 

パリのオペラ座界隈の日本人街

パリには、人種のるつぼといっても過言ではないほど様々な国や地域から人が集まっています。

 

世界のあらゆる国の小さなコミュニティが凝縮されたエリアが、パリのいたる所にみることができます。

 

しかしそういった“ある国や地域の特色が強い界隈”には、どうしてもその国の人たちだけが集まり、なかなかなじみのない人には敷居が高く、立ち寄る事自体簡単ではありません。

 

しかし、日本人街は特別で、日本人の姿と同じくらい、もしくはそれ以上にフランス人が利用しており、フランスにおいての日本という国の特別さをここにも伺う事ができます。

 

美しいパリの街並のなか、ほんのすこし道をはずれるとそこには日本人街があらわれます。

 

日本人街は、パリのオペラ座からルーブル美術館へむかう界隈。

 

高度成長期の日本がとてもお金持ちだった時代に日本人コミュニティはパリの最高のカルチエに作られて行きました。

 

その恩恵で現在の在仏日本人たちは現在もパリの一番素敵な場所で日本を満喫できます。

 

そこには日本食材店、ラーメン屋に書店、日本酒専門店や日本のパン屋さんにお惣菜屋さん、ユニクロetc…

 

パリに訪れた時、日本が恋しくなった時に、在仏日本人の誰もが立ち寄ります。

 

ここは、日本のものが結構入手することができる、ヨーロッパの中でも大きな日本人コミュニティといわれています。

 

この、フランスに滞在する日本人の憩いの場である、オペラ座界隈。

 

じつはフランス人からの人気がとても高く、いつもフランス人でにぎわっています。

 

飲食店、とくにラーメン屋さんは、お食事時になるとまるで日本のように列ができあがり、土曜のお昼や金曜日の夜には結構長い時間またないとおいしいラーメンがたべれません。

 

日本語の書店をあつかっているJUNKU堂には日本人よりも断然フランス人が多く店内はいつも込み合っています。

 

お昼時にはお弁当屋さんに周りのビジネスマンがお弁当を買うためにずらりとならんでいますし、日本食材店もフランス人が真剣に日本の食材を買い求める姿が見られます。

 

参考URL :フランスの日本文化に関わる記事

 

NINJAパルクールとNINJA Warrior

フランスにおいての忍者の人気は、ほかの外国人とは又ひと味違ったファン層があります。

 

それは若者の間で人気のあるストリートスポーツ、パルクール。

 

パルクールとは、フランスの軍隊訓練からうまれたスポーツで高いビルや屋根の上を忍者のごとく自由に走り回るものです。

 

2001年リュックベッソン監督YAMAKASHI !によって世界的に認知されるようになりました。

その姿は、いつも忍者にたとえられ、実際、忍者の地として有名な金沢では毎年忍者パルクール世界大会が開催されます。

 

公式サイト:

 

そしてフランスの人気テレビ番組“Ninja Warrior”の影響もあって、NINJAの新しいイメージがフランスに根付いています。

 

フランス民放TF1にて放送されている“Ninja Warrior”は、日本のTBS系テレビ番組“筋肉番付シリーズSASUKE”のフランス版テレビ番組。

 

公式サイト:

 

“筋肉番付シリーズSASUKE”のそれぞれの国のリメイク番組はアメリカやイギリスなど世界165カ国で放送されるほど大変な人気。

 

フランスでも大人気で2021年にはシーズン6を向かえる長寿番組の一つです。

 

参考URL : SASUKEに関わる記事

 

そして、スポーツのパルクールとテレビ番組“NinjaWarrior”からうまれた、こどもたちも楽しめる“パルクールNinja”といわれているものがあります。

ボルダリングを基本とした運動で、さまざまな障害物に全身をつかってのりこえていく、身体バランスや全身運動として健康のためにも推奨されています。

 

もちろん大人もたのしめるので、公的な空間にも健康のためにパルクールニンジャができる公園があり、日々の健康のためにランニング途中に足を止め楽しんでいる人を見かけます。

 

忍者に関わるパリの公園マップ:

 

このように現在のフランスでは、イメージやキャラクターとしてのニンジャではなく、スポーツとしてのニンジャの人気にも眼が離せません。

 

JAPANカルチャー専用番組

フランスのテレビチャンネルの中に、J-ONEというチャンネルがあります。

 

公式サイト:

 

この番組は、一日中日本のアニメーションやゲーム、音楽、そして日本や日本文化について放送しています。

 

日本の文化に興味のある若い年齢層を中心にした視聴者にささえられ、2013年開局以来一度も途切れる事なく放映されています。

 

フランスのテレビチャンネルの中には様々な国について特化したチャンネルがありますが、それはその国の出身の人のための番組。

 

その国の人のためではなくフランス人に向けて、ある一つの国の文化を紹介しつづけるチャンネルは日本以外みることはありません。

 

JAPANエクスポPARIS

そして毎年パリ近郊で開催されるJAPANエクスポPARIS。

 

毎年動員数25万人を超える世界最大のジャパンフェスティバルです。

 

公式サイト:

 

2000年から始まったこの日本文化だけに特化したイベントは世界でも類を見ないほど盛大な盛り上がりを毎年みせています。

 

JAPANエクスポは漫画やアニメ、邦楽だけではなく、同時に日本文化全般も紹介され、会期中にはヨーロッパ全土から日本に興味がある人があつまります。

 

日本からもたくさんの企業や観光産業が参戦し、毎年新たな日本の魅力をフランス人に伝えています。

 

フランスで行われるさまざまな国際フェスティバルと日本の作品

フランスでは毎年、カンヌ映画祭、アヌシー国際アニメ映画祭、アングレーム国際バンドシネ祭が開催されます。

 

これらのフェステバルは世界中からの注目があり、文化を重んじる国フランスではとても重要な存在として行われています。

 

ここではそんな国際フェスティバルが与えるフランス人への日本の興味について紹介いたします。

 

国際カンヌ映画祭と日本映画

芸術の国フランスでは、さまざまなジャンルにおいてフェスティバルが開催され、毎年国際的に優れた作品をたたえられます。

 

その中には映画、アニメ、漫画など、日本の得意とする文化表現があり、毎年数多くの日本の作品がフランスで賞に輝き世界中から注目されます。

 

世界的な映画の祭典である国際カンヌ映画祭に参加する日本映画。

 

毎年おこなわれるカンヌ映画祭には、本当に数多くの日本の作品が紹介され、フランス人の日本映画への好奇心は今もかわる事なく続いています。

 

映画発祥の地フランスでは、いまも映画はフランス人の生活の中でとても重要。

 

フランス人たちは普段の何気ない会話の中にも、最近見た作品やおもしろかった作品をお互いに情報交換する場面をよく見受けられます。

 

アメリカ映画とはちがって、フランスの映画は文学的な物や繊細な人間の心情表現がおおく、日本映画に通じるものがあります。

 

フランスで人気の日本映画はアメリカで人気のある日本映画とはまた少し違って、小津安二郎や溝口健二などの日本人が観ても日本を感じるような詩的な作品が今も尚人気です。

 

そんな部分からもフランス人が特別に日本に惹かれている理由がよみとれますよね。

 

アヌシー国際アニメ映画祭

アヌシー国際アニメ映画祭

 

公式サイト:

 

フランスとスイスの国境近くに、美しい湖のあるアヌシーという小さな街があります。

 

ここで毎年アニメ映画際が開催され、優れた作品に賞が与えられるため、毎年世界中から多くのアニメーション作品が応募されます。

 

その中にも、日本から数多くの作品の参加があり、毎年たくさんの賞を日本の作品が受賞しています。

 

特にカンヌ映画祭やアヌシーアニメーション映画祭に参加した映画は、小さな街でも上映されるので日本の作品を気軽に見る事ができます。

 

フランス人の映画好きの背景にあるフランス人が子供の頃から家庭以外でも映画にふれることも多いということもわすれてはいけません。

 

フランスでは子供のためのおやつ付き映画プログラムが週末に開催される映画館も全国に多数あります。

 

子供たちのためのアニメ映画が上映されたあとには、ホールにフルーツや焼き菓子、ジュースにシロップなどが用意され、自由に楽しみながら友人と観た映画の感想を話し合って楽しみます。

 

そして、学校で映画に行くという日が公立校でも私立校でもあり、遠足のようにみんなで街の映画館にでかけ、映画館を貸し切って鑑賞します。

 

子供向けの映画作品、ということもあり、アニメ映画が多く、おやつ付き映画プログラムも学校の映画の日も、アヌシー国際アニメ映画祭で紹介された日本

の作品も数多く上映されます。

 

アングレーム国際漫画際と、マンフラManfra フランス生まれのバンド・デシネ×漫画 

 

フランス、またはベルギーにはアメリカンコミックスとも漫画とも違う、バンド・デシネ(bande dessinée)とよばれるものがあります。

 

頭文字をとってB.Dともよばれ、アメリカンコミックス、漫画につづく世界3大コミックスの一つです。

 

フランスでは、様々な芸術のジャンルがあり、コミックスは漫画は「9番目の芸術」(le neuvième art、ル・ヌヴィエム・アール)といわれ、学術界や美術界で正式に研究対象として扱われています。

 

日本とは違った形ですが、フランス社会においても漫画は重要な価値のある文化の一つとして認識されています。

 

そして、21世紀に入ると日本風の漫画とバンド・デシネのスタイルが混ざった表現が登場します。

 

日本の漫画に影響を受けたフランス人によるフランス語オリジナルの日本風バンド・デシネが登場し、これはマンフラ (manfra) あるいはフランガ (franga) とよばれあたらしいバンド・デシネの市場になっています。

 

マンフラ (manfra) :

 

この、バンド・デシネ(bande dessinée)にはカンヌ映画祭やアヌシーアニメ祭のように素晴らしい作品をたたえる国際バンド・デシネフェステバルがあります。

 

大西洋に近いアングレームという街で開催される“アングレーム国際バンド・デシネ漫画際”があり毎年注目されている文化フェステバルです。

 

アングレーム国際漫画際公式サイト:

 

バンド・デシネ(bande dessinée)を対象としたフェステバルですが、フランスで翻訳されている日本の漫画やアメリカンコミックスもノミネートの対象になるので、日本の作品もたくさんエントリーされるようになりました。

 

アングレーム国際漫画際には最優秀作品賞を授与するコンクールもおこなわれ、日本では2007年に水木しげる氏、2015年に大友克洋氏が初のグランプリを受賞しています。

 

このような背景から、フランス人もさまざまな日本の作品に触れる機会が他国よりあり、日本という国のイメージを抱きやすいのではないでしようか?

 

そして図書館にはたくさんの翻訳された日本の漫画がバンド シネと同じく大量にあり、こども達はいつでも無料でたのしむことができます。

 

図書館では子供たちはゆっくりとソファーや大きめのクッションの上でくつろぎながら漫画を読みふけっています。

 

そんな国だからこそ、作品を通した日本のイメージを持つ人が多くみられます。

 

フランスで注目されている日本食

美食の国としても知られるフランスでは、日本料理にも興味がつきません。

 

日本の日常的な料理から、懐石料理に精進料理などその興味は多岐にわたります。

 

ここではフランス人が興味深い日本の食について個々にみていきましぉう。

 

マクロビオティックとBIO有機食材店に置かれている和食材

マクロビオティックがフランスに渡ったのは60年代、アメリカと同じ頃、ヒッピーの時代でした。

 

マクロビオティックとは、日本が発祥の玄米を主食として豆や野菜を中心にした献立で、人の身体と食物のもつ陰陽のバランスを考えた食事療法です。

 

今では、健康志向や自然療法に興味のある人たちの間で熱烈に愛されて世界中に広がっています。

 

もちろんフランスにもマクロビオティックを実践している人はかず多くいます。

 

フランス人は全体的に食べ物に対して大変高い意識を持ち、体にいいものや、無農薬、有機栽培の食品を積極的に生活に取り入れている人が多い国民です。

 

日本よりも有機栽培の食材専門店は数多くあり、普通のスーパーマーケットでも気軽にBIOとかかれている商品を選択できます。

 

この有機食材専門店には数多くの日本食材があります。

 

BIO有機食材専門店には自然療法を意識的に食事に取り入れている人が他の店より数多くお店に訪れるので、マクロビオティックのために必要な日本の食材はこのお店で手に張ります。

 

基本的な和食の素材である、醤油、みそやうめぼし、豆腐、海藻類etcの品揃えの多さは日本食材専門店のようです。

 

懐石料理とヌーベルキュージーヌ

フランス料理は宮廷料理から現在まで進化をとげ、世界中の美食家たちをうならせてきました。

 

そのなかでも1970年代にはじまったムーブメント、ヌーベルキュージーヌと言われるジャンルがあります。

 

その時、ポール・ボキューズ、ロジェ・ヴェルジェ等と料理評論家のアンリ・ゴ、クリスティアン・ミヨがそれまでのグランドキュージーヌの常識を破った料理を打ち出します。

 

それまでは、柔らかく煮込んだ食材にぴったりあうソースがフランス漁期の基本でしたが、ヌーベルキュージーヌは素材の歯ごたえ色、新鮮さなど従来の常識を覆しました。

 

ヌーベルキュージーヌに大きく影響をあたえたのは、我が日本の伝統料理、懐石料理です。

 

そして日本のスパイスである柚子、山椒、わさび、そして基本調味料の醤油や味噌、こんぶにかつおぶしといった日本料理の基礎とも言えるこの食材たちもヌーベルキュージーヌにふんだんにつかわれるようになります。

 

器へのこだわりや、料理をたべる温度まで気を使うその料理人のまごころはフランスでまた新しいジャポニズムを生み出しました。

 

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日本の家庭料理とフランス人 人気のあつまるお餅

日本の家庭料理を自宅で楽しむフランス人もおおくなりました。

 

YoutubeやSNSで日本食のレシピについてポストしている人もおおく、フランスでも気軽に作れる日本食に注目が集まっています。

 

中でも人気なのは、生姜焼きや照り焼きチキンなど醤油の甘辛い味の物。

 

日本にはない、とろみのついた甘い醤油をフランスの普通のスーパーでみかけます。

 

そして、もう少し日本に興味のある人たちの間では、やはりカレーが人気です。

 

簡単にルーを買えば気軽に作れる美味しさにも人気があつまり、大きな街の普段のスーパーにも時々手に入れることができます。

 

そして、フランス人の間で今熱い人気があるのは、お餅です。

 

「お餅ってどこで買えるの?」と実際に筆者も何人かのフランス人に最近、きかれたことがあります。

 

日本食材店かな?と答えてみたのですが、後日大きめのスーパに普通に販売されていました。

 

このように箱に入ったタイプの物が一番気軽に入手できます。

 

Le marché japonais : 

 

一昔前までは、フランス人にお餅をさしだすと、噛み切れないだの、食感が気持ちわるいだのいわれて失敗おみやげとなり、筆者はがっかりした経験もありました。

 

そんなお餅が今では逆に、食べてみたい!どんな味?何ど聞かれる日本の食べ物に。

 

餅がフランス人に受けいられるようになったのは、フランスも日本同様タピオカミルクティー人気でした。

 

最近では新しい雰囲気のカフェや気軽にたのしむワッフルやクレープ屋さんでは、タピオカミルクティーがメニューにあるお店が増えてきています。

 

なので、台湾風であり日本風の餅という感じで、日本でいうところのお餅というより、どちらかというと大福にちかく、求肥タイプの物が人気です。

 

中には小豆のあんこだけではなく、コーヒークリームやココナッツ、マンゴー、くろごま、などなかなか面白い味が多いです。

 

夏場は雪見大福のように求肥につつまれたアイスクリームも人気がり、フランス人の日常に必須の大手冷凍食品スーパーPicardにも雪見大福のようなアイスクリームが定番食品となって販売されています。

 

picard :https://www.picard.fr/rayons/cuisine-du-monde/types-de-plat/desserts

 

筆者もためしてみましたが、なかなか日本の雪見大福のようでおいしかったです。

 

日本酒とワイン 大人気のジャパニーズウィスキー

ワインの国、フランス人はアルコール類の味にもうるさいです。

 

フランス全土、さまざまなワインがあり、その地域の特色や栽培された葡萄の種類などワインの世界は大変深みがあり世界中の人々をひきつけてやみません。

 

一昔前まで、フランス人がSAKEとして飲んでいた物は、中国オーナーの経営する和風料理店がだす、アルコール度数が40以上もある米焼酎のようなものでした。

 

いまでもSAKEというと、その強いなぞのお酒を思い浮かべる人が多いのですが、それでも本当の日本酒の理解はひろがっています。

 

その理由として考えられるのは、やはり日本酒とワインには様々な点で共通点があることではないでしょうか?

 

まず、お酒といっても料理とたのしめるお酒であるということ。

 

フランスと日本は料理を楽しむときに、アルコール飲料も料理に合わせて楽しみます。

 

これは案外他の国にはない食文化で、味と味との兼ね合いを大変大切にする食文化をもった両国の特徴です。

 

日本酒も、食事に併せて楽しまれることが多いですし、作られた産地や酒蔵、お米の種類に水など、ワインにつながるところが他のお酒よりも多くあります。

 

そんな背景もあり、フランス人の間で本物の日本酒は人気が広がってきており,取り扱いのあるワインセーラーも増えてきました。

 

また、世界中で人気のあるジャパニーズウィスキーはもちろんフランスでも大人気で、ジャパニーズウィスキーというブランドは尊ばれています。

 

ジャパニーズウィスキーの普及とともに、日本酒にも興味のあるフランス人がふえてきて、ジャパニーズウィスキーのとなりに日本酒が並べられて販売され

ている姿をよく見かけます。

 

フランス人が好きな日本文化体験10選

 

日本の魅力について、深い歴史、礼儀正しい国民の心温まるおもてなし。

 

そして自然の魅力と深い日本文化があげることができるでしょう。

 

その中でも特にフランス人に人気のある日本文化10選をご紹介します。

 

武道

フランス人は仕事や学校以外での活動にとても重点を置いて生活している人が多く見られます。

 

その中でも空手、合気道、古武術、弓道、剣道、居合道といった、日本の武道は人気のアクティビティ。

 

これらの武道はそのまま日本語で発音してもほとんどの人が理解できるほど。

 

日本の武道をたしなむフランス人の多くが、日本の武道の中にある哲学にとても惹かれる。

 

と言っています。

 

ただ、相手を負かす事だけに集中する格闘技ではなく、武道の奥にある哲学や日本文化に対して魅了されている人は後を絶ちません。

 

訪日する理由として、武道の研修にいくため。

 

とするフランス人も多くいます。

 

観光ではなく武道をする旅というあたらしいインバウンドがあります。

 

おりがみ

小さな紙を折る事で自由自在に形を作る。

 

日本人ならだれも一つぐらいは折ることができる日本のおりがみ。

 

折り紙はORIGAMIとそのまま使われているほどフランスで人気があります。

 

本屋さんや文房具店できれいな折り紙を気軽に買う事ができますし、セレクトショップの店先に折り紙がおしゃれに展示されているのをよく見かけます。

 

クリスマスの時期にはプレゼントのギフトボックスなど折り紙の本ときれいな折り紙のセットはたくさん店頭を賑わせるほど。

 

日本からのおみやげに、日本製の和紙の千代紙がほしい!と頼まれたことが何度もあります。

 

華道

フラワーアレンジメントも盛んなフランスでは、お花に対して愛着のある人が多く感じます。

 

日常の中でも、お友達の家に遊びに行く時のて土産にも、夫婦の記念日やお祝いなど、とにかく日常的に花束を贈り合う習慣があるので、花は生活にとけこまれています。

 

日本のいけばなの基本的な考えは、「そこにあるように活ける」というヨーロッパのフラワーアレンジメントとは違った思想です。

 

そして日本の植物とフランスの植物も多く違いがあるので、お花が好きな人にとって大変たのしいひとときになります。

 

このような背景もあり、華道はフランス人にとても人気があります。

 

茶道

 

茶道によって日本の文化に触れたい!と考える人もおおくいらっしゃいます。

 

茶道は日本人の根底にある思想がつまっており、体験することで日本をより強く感じることができます。

 

茶道体験は着物をきて体験できるコースもあるので、本格的に日本をたのしみたいかたにおすすめです。

 

お餅ブームもあり、日本の本当の和菓子に興味のある人もいるので、お抹茶共にたのしめる和菓子にも魅力があります。

 

書道

フランスにはカリグラフィという書道ににた文字についての学問があります。

 

特別なペンでよりうつくしい書体のフランス語を書く、という修練をつむのですが、そんな文化背景からも日本の書道に興味のある人がいます。

 

書道体験は実際に書道家の人から手ほどきをうけ、墨と筆をつかって文字をかきます。

 

日本語や漢字のもつ美しさもフランス人が好きな部分ですので、自分で実際筆を使って文字を書くという体験は思い出に残る日本文化体験でしょう。

 

そして書道パフォーマンスにも高い人気があり、フランスで日本関係のイベントには必ずと言っていいほど書道家の方のパフォーマンスを見かけます。

 

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神社仏閣巡り

京都を訪れると、他の街よりもフランス人観光客の姿が多く見られます。

 

フランス人は神社仏閣に興味がある人が多く、お寺巡りや日本独自の建築物をぜひ回ってみたい。

 

と考えます。

 

東京でも浅草などの下町を散策するのが楽しかったという話もよく聞きます。

 

日本の侘び寂びの思想に感銘を抱く人もおおいので、実際古都に訪れより日本特有の美学を堪能してみたいと考えるでしょう。

 

ユネスコに登録されている日本文化遺産にも多くのフランス人が音連れています。

 

もともと文化的なものにつよい興味がある国民性なので、その地に訪れたら必ず文化遺産は巡る。

 

と考えている人は多く見られます。

 

日本伝統芸能鑑賞

能、狂言、そして歌舞伎。

 

日本の伝統芸能舞台芸術のもつ厳かさや静寂の美へのあこがれはフランス人の中にあります。

 

芸術の国,フランスでは舞台芸術をたのしむという日常が生活の中にもあるので、いい舞台をみてみたいと考える人も。

 

日本らしい日本でしかみることができない日本伝統芸能鑑賞を短い滞在期間に組み込む人もいます。

 

和食 

美食の国、フランス。

 

世界の中で、三食の食事を大切にしている国は案外とても少なく、日本とフランスの食に関するこだわりには共通点をみることができます。

 

フランス人はとにかく美味しいものが大好き。

 

その上料理の美しさにも重きをおくので日本料理へのまなざしはとても熱いです。

 

フランスの食卓では普段の食事も学校の食堂にも、”前菜、メイン、デザート”という流れは基本です。

 

食べる事に対して好奇心が旺盛な国民なので、自国の食文化にない食べ物にも結構柔軟に受ける事ができると言えます。

 

そして日本食にみられる繊細さに敬意をはらうフランス人は多く見受けられます。

 

また、パリの日本人街のラーメン人気から伺えるように、日常的な日本の食事にも興味がある人が多いです。

 

日本酒 ウイスキー

ワインの国フランス。

 

日本酒もワインも作られた地域や作る人の腕によって善し悪しがあり、奥深いお酒の一つなので、フランス人にも興味がある人が多いです。

 

しかし、フランスではまだ日本酒が気軽にたのしめるほどメジャーにはなっていないのですが、ジャパニーズウイスキーの人気は目を見張るほど。

 

大きなスーパーのお酒コーナーにはジャパニーズウイスキーだけの棚がありますし、お酒専門店のショウウインドウにはジャパニーズウイスキーが誇らしげに展示されています。

 

ウイスキー好きのフランス人の間で、日本のウイスキーはとても深く愛されています。

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漫画 アニメ 

80年代から、日本のアニメや漫画が世界の若者に与えてきた影響ははかりれません。

 

もちろん現在のフランス人の若者の間でも、日本の作品は常に大人気で、その流行はほとんど日本と同じ作品が紹介されています。

 

鬼滅の刃や呪術廻戦、進撃の巨人など、現在日本で人気のある作品は同じようにフランス人の若者の間でも人気があります。

 

そして、こどもの頃日本の作品が大好きだったということで、中年層の人たちも日本に興味がある大人がたくさんいます。

 

深い歴史や文化へのあこがれと、現代日本のポップカルチャーへの興味がつねにフランス人を虜にし続けています。

 

まとめ

遠い西の国と東の国。

 

文化も歴史も言葉も国民性もなにもかもがちがうフランスと日本。

 

しかし共通するのは、深い歴史と文化を重んじる国である。

 

というこころ。

 

日本の良さを知っている国からの目線から日本文化を考えることで、私たち日本人からは気がつかない日本のよいところやおもしろいところを再確認することができますよね。

 

このように観てみると、フランスではいろいろな方面で日本文化が愛され楽しまれています。

 

日本人がフランスに対してあこがれを抱くように、フランス人もまたたくさんのあこがれを東の遠い国に想い馳せています。

 

参考URL :データでわかる訪日フランス人観光客

【海外駐在員が説明】外国人が好きな日本の着物と人気の理由  着物14の基礎知識と6体験

Mayumi Folio
Mayumi Folio

日本の伝統民族衣装である着物は、私たち日本人にとって着物は特別なよそおいです。

 

街中、 粋に着物をお召しになられた方とすれちがうと時はなんだか嬉しい気持ちになりますよね。

 

日本の着物には、世界中から尊敬とあこがれがあつまります。

 

筆者はフランスに住んでいるのですが、時々、パーティーや国際交流の場に着物を着ている日本人の方に出会うことがあります。

 

着物で出席される日本人に、たくさんの外国人の方がほれぼれとあこがれのまなざしを注いでいるのを何度かみかけました。

 

ではどうして、日本の着物は外国人からたくさんの羨望をもあつめるのでしょう?

 

今回は、そんな海外から観た着物の魅力について、

 

• 海外にどうやってきものはつたわったの?

 

• どうして外国人は着物が好きなの?

 

• 外国人に着物について聞かれても困らない基礎知識がほしい!

 

• 外国人が好きな着物の系統ってどんなかんじ?

 

• 着物を着てできる日本文化体験にはどんなことがあるの?

 

といった疑問をもとに、外国人からみた着物の魅力についてフォーカスをあてていきたいとおもいます!

 

海外からみた日本の着物

ジャポニズムと西洋における着物の歴史

19世紀後半に西洋で巻き起こったジャポニズム。

 

ゴッホやホイッスラー、モネなどが着物を着た女性を題材にした代表作があり、日本の着物のイメージは遥か昔から西洋に根付いています。

 

ジャポニズムの絵画の中に着物があらわれるようになったのは、1867年パリ万博がピークをむかえます。

 

特に有名なのが1875年、クロード モネの作品「ラ ジャポネーズ」。

 

赤いあでやかな着物をきた白人女性の姿は、誰もが一度は目にした事がある作品ではないでしょうか?

 

このころから着物は絵画だけではなく、モードの世界にも着物の影響があらわれ始めます。

 

パリの上流社会の、粋で最先端のモードとして日本から輸入した着物を縫い直したドレスやヴィジットが登場します。

 

それから20世紀にはいると、着物はそれとは違う新しい形で西洋をにぎわせました。

 

それは、室内着。

 

「どうして着物が室内着?」と日本人としてはおもいますよね?

 

その原因は、ヨーロッパの社会的背景の影響がありました。

 

それは社会的なルールが多いヨーロッパの、上流社会服飾のプロトコル。

 

ジャポニズム以降日本の美しい着物はやはり人気があったので、身につけたい西洋夫人は後を絶ちませんでした。

 

オートクチュールに縫い変えた着物の人気もつづきましたが、もっと気軽に楽しみたい女性が多かったようです。

 

そこで室内着は緩やかで自由さがあるので、着物をたのしみたい上流社会の女性達が、着物をガウンのように身につける事が流行します。

 

又、日本の上質な絹の素材は肌に心地がよく、貴婦人たちに大変人気があったそうです。

 

当時のそんな様子、着物の部屋着を来てリラックスしている貴婦人の姿を、ルノワールなど印象派の作家がたくさん絵画として表現していきます。

 

そのイメージは現在も西洋で強く根付き、鮮やかな和風のプリントが施してある前あきの室内ガウンは毎年発売されています。

 

関連おすすめ記事はこちらです。

西洋におけるジャポニズムの影響と日本文化- 重要人物15人と影響を受けた22人とアニメ25と現代の文化

 

着物に込められた日本人の季節感と自然への敬意

着物の魅力はなんといっても、日本らしい色彩と、四季を感じさせる美しい模様。

 

花や鳥、そして縁起が詰まった日本古来のモチーフではないでしょうか?

 

その中にはたくさんの意味が込められています。

 

日本人が着物を着こなすときには、季節感や出向く場へのこころをこめて、着物を選びます。

 

しかし 、ドレスコードなどが決まっている洋装でも、その日の気候や気温に合わせて自由に選べますが、

 

和装では必ず暦の上で決められた装いが大切になるほど。

 

そして着物を選ぶ際、どんなに細かい和装のルールをまもってみても、うっかり季節感を間違えれば台無しになってしまいます。

 

そんな季節感があふれた着物には、素材、模様、色、など、工夫を凝らした美しさが詰まっています。

 

それは日本人が大切にする季節感の表現であり、こころです。

 

例えば、着物の柄はたくさんありますが、特に気をつけないといけないとされる花の柄。

 

和装の世界では「花と一緒に咲くのは野暮」とされます。

 

なので、花の模様の着物をきるのなら、そのモチーフの花の満開期の一歩手前の季節に召すのがいいとされます。

 

そのぐらい、四季と着物には深い関係があり、日本人が自然を大切に慈しむ心を感じます。

 

海外からみると、そんな日本人特有の自然にたいする深い敬愛心が、さらに着物の魅力を深めているのではないでしょうか?

 

着物が外国人から人気な理由

では、着物のどんな部分が “人気” の理由としてかんがえられるのでしょう?

 

着物を着たときの上品さ。エレガントさ

着物を身に着ける時、背筋が伸びて動作の一つ一つが丁寧になります。

 

着物は大きな動作が制限されるため、身につけるとおのずと動作の隅々まで意識が行き届きます。

 

その姿はとても上品で、外国人がみても着物を着ている日本人の丁寧な動きはエレガントにうつるそう。

 

凛とした着物姿の侍は動きの隅々まで品格が備わってうつります。

 

そして、時代劇を題材とした日本映画の中で見る日本人の姿や、ほかのアジア諸国で人気の日本の大河ドラマの影響も外せません。

 

大奥など江戸時代の姫君たちの豪華絢爛な着物は、文化圏が近い中国や台湾、韓国からの外国人観光客からも大変に人気があります。

 

日本特有の色使い

日本の伝統的な色使いは優しく繊細で他の国とは一線をおきます。

 

日本独自の色味の感覚は、海外から見てもやはり特別で、色味の持つ侘び寂びに日本の心を感じます。

 

「日本の伝統色は、日本文化特有の色彩感覚に基づいた色、また過去の歴史資料において出典がある日本固有の伝統的な色名称を含む1100余の色を指す」(ウィキペディアより)

 

とあるように、日本の色数の多さに眼を見張ります。

 

奈良時代にほぼ完成されていた日本の染色技術。

 

そこから変わらず古来の彩りをそのまま今に伝え続けています。

 

和の色の名前の風流さは私たち日本人でもうっとりしますよね。

 

浅葱、鴇色、銀鼠、群青、茜色…。

 

名前を聞いただけで様々なイメージが膨らむような、そんな奥ゆかしい日本の色で彩られている着物。

 

着物が日本のイメージを呼び起こす一つの理由がそこにあるのではないでしょうか?

 

KAWAII着物

KAWAII(かわいい)は、21世紀に入ってから最も世界に広がった日本語といわれています。

 

英語のCuteのかわいさは、こどもっぽさや未熟さへの表現であり、Kawaii のように多方面への愛くるしさの表現ではありません。

 

なので、このKawaiiを使う外国人はかなり多くみられ、インスタグラムなどのSNSでも#kawaiiは世界的につかわれており、その便宜性を伺う事ができます 。

 

上品さや日本伝統文化を感じたい!と言った理由で着物に惹かれる外国人はもちろんですが、近年では着物の持つKawaiさに惹かれる外国人も急増しています。

 

伝統的な着物の中にみえるかわいさはもちろん。

 

かわいらしさのつまったポップな現代風和柄の着物や、カラフルな帯は若い外国人観光客から大変人気。

 

色鮮やかなかわいい着物は写真映えのよさも人気の秘訣だとか。

 

伝統的な和装の魅力に加え、現代風の軽やかな装いとしての着物にも注目が集まっています。

 

外国人に聞かれても困らない着物の基礎知識

着物に興味がある外国人にあると、案外日本人でも知らないような内容まで突っ込んで聞かれます。

 

よくわからないけど…。

 

と曖昧に答えるのもなんだかつまらないので、少しでも知っているとそんな時に楽しく答えられますよね。

 

ここでそんな時に役立つ着物の基礎知識を抑えておきましょう。

 

より着物の基礎知識に詳しい過去記事はこちらになります。

 

【着物の基礎知識】外国人が知りたい日本文化と体験

 

着物の種類  11種

着物には代表的な11種類があります。

  • 打掛(うちかけ)

結婚式に花嫁が着る着物。白無垢で綿帽子や角隠しと合わせる。

 

色打ち掛けは披露宴でもきることができる。とても鮮やかな色あいと華やかな模様が特徴的。頭には角隠しをあわせる。

 

  • 黒紋付(くろもんつき)

喪服とも呼ばれる着物。生地は黒一色でガラはない。

 

背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ白い家紋が入り、帯も黒い黒喪帯をしめる。

 

  • 振袖(ふりそで)

未婚女性の第一礼装。長い袖に特徴がある。袖の長さによって、大振袖、中振袖、小振袖の3種類にわけられる。

 

振り袖には袋帯をあわせる。

 

  • 黒留袖(くろとめそで)

既婚女性が着る最高格の着物。和装の第一礼装とされる。背中・両後ろ袖・両胸に一つずつ紋が入っています。

 

裾には絵羽模様がある。帯は錦織、唐織の袋帯または丸帯をあわせる。

 

  • 色留袖(いろとめそで)

生地が黒色以外の留袖。既婚者、未婚者どちらでも着ることができる格調の高い着物。

 

丸帯や袋帯をあわせ、上半身は無地、裾のみに絵柄が広がっている。格調の高さや着用できるシーンは紋の数によってかわる。

 

  • 訪問着(ほうもんぎ)

訪問着は振袖,留袖の次に格が高い着物。留袖と違い、上半身にも模様がある。

 

格の高い着物なので格の高い袋帯をあわせる。付け下げ(つけさげ)

 

左肩に模様の入った着物。訪問着の次に格が高い。

 

袋帯を締めれば格をあげることができるので子供の式典や七五三にきることができる。

 

一方、名古屋帯や洒落袋帯をしめれば格をさげてお食事会や観劇などにも着ることができる。

 

  • 色無地(いろむじ)

白と黒以外の一色で染められた着物。格は生地に織り込まれている柄の地紋によって核が変わる。

 

紋がついている場合は訪問着と同等の格になり、袋帯をしめる。

紋がない時は袋帯を締めれば付け下げと同じ、名古屋帯をしめれば小紋と同等の格になる。

 

  • 小紋(こもん)

生地全体に模様の入っている着物。普段着として着る着物で名古屋帯や半幅帯をあわせる。

 

江戸小紋、加賀小紋、京小紋の三つの代表的ながらがある。

 

  • 紬(つむぎ)

紬糸をつかった先染めの着物。小紋とおなじく普段着やおしゃれ着としてきられる。

 

お稽古ごとや友人との食事など。帯は同格の名古屋帯や洒落袋帯、半幅帯をあわせる。

 

  • 浴衣(ゆかた)

最も格下の着物。薄手の生地が多く通気性もいいので夏場によくきられる。

 

長襦袢を機内で直接きるのでおはしょりもつらないでもいい。帯は半袋帯をあわせる。

 

着物のルール 「格」

着物には格とよばれるルールがあります。

 

シーンに合わせてどのような格の着物をきるのかがきまっているのです。

 

格は大きくわけて、4種類にわけられます。

 

格が高いといわれるのはフォーマルな度合いが高いということになり、格が低いというのはカジュアルな、という意味になります。

 

では、格を順番にみていきましょう。

 

  •  礼装着:黒留袖・色留袖(五つ紋)・打掛・本振袖・喪服

最も格式が高い着物で冠婚葬祭など公式な儀式などに着る。

 

洋装ではアフタヌーンドレスやイブニングドレスにあたる。

 

  • 準礼装着:色留袖(三つ紋・一つ紋)・訪問着(紋付)・振袖(中振袖/小振袖)・色無地(紋付)

礼装着の次に格の高い着物で、フォーマルなシーンで幅広く着用できる。

 

洋装でいうと、セミアフタヌーンドレス、ディナードレス、カクテルドレスなどにあたる。

 

  • 略礼装着:色留袖・訪問着(無紋)・色無地(紋付)・附下・江戸小紋

パーティーなど華やかな場で着る着物。洋装ではワンピースドレス、ツーピースなどにあたる。

 

  • 普段着:色無地(無紋)・小紋・御召・紬・絣・黄八丈・ウール・銘仙・木綿・浴衣

気軽なお出かけ着としてフォーマルな場には着ていくことはできない。洋装ではおしゃれなワンピースなどと同格。

 

着物で大切な季節感。3種類の分類

着物には、上位に観てきたように、格があり、それに応じて種類を選びます。

 

格に合わせた着物をさらに着用する季節に合った生地で仕立てたものをきる。

 

ということになります。

 

一年の中で,時期に合わせて袷・単衣・薄物の3種類を着分けるのが基本です。

 

どの着物を特定の時期に着なければいけないという決まりはありませんが、一般的な着物の着用時期は以下のようになっています。

 

ですが、結婚式や格式のある祭典などには、できるだけ暦にあわせて着用します。

 

しかし自分のために着る場合は規則というよりは、慣習と言った方が当てはまるので、自分の体調やその日の気温によって柔軟にえらぶことができます。

 

では、さっそく3種類、みていきましょう。

10月のはじまりから5月末まで 気温が22度ぐらいの時期。

 

裏地がついている着物。生地が2枚合わせられている。

 

冬の寒い時期でも暖かい。反対に夏の暑い時期に着ると空気がこもってしまい暑くなる。

 

  • 単衣

6月や9月のような季節の変わり目の着るのが一般的。

 

気温は22℃~28℃くらい。単衣の着物は裏地がついていないので、袷の着物よりも軽く、風通しが良いのが特徴。

 

  • 薄物

6月下旬~9月上旬の夏の日、気温が28℃~の比較的暑い時期に夏物の帯を締めて着る。

 

裏地なしで着物の生地が薄く透け感があり、素材は絹の絽(ろ)、紗(しゃ)、上布など夏の暑い時期でも涼しい素材が使用される。

 

海外で観る着物の影響

KIMONOスタイル

フランスの大手アパレル販売の Le Redouteでは、KIMONOというカテゴラリがあります。

 

フランスの参考記事: https://www.laredoute.fr/lndng/ctlg.aspx?artcl=kimono#srt=noSorting

 

ヨーロッパで普段KIMONOスタイルとよばれるラインの服は前空きで薄手素材でボタンはなく、かるく羽織るものという感じで人気があります。

 

一昔前のKIMONO = ガウン、部屋着というより、カーディガンのような感覚で羽織られています。

 

軽い素材なので持ち運びにも便利ですし、年齢や人種を問わずたのしまれています。

 

全世界に展開しているZARAにも、KIMONOスタイルとカテゴラリされたジャンルがあります。

 

そこでは、ZARAフランスではこのKIMONOスタイルをこのようにコンセプトされていました。

 

“着物スタイル

 

今シーズン(2022年)は、アウターの中で最もソフトなシルエットのドレープ着物が注目されています。

 

ロングタイプはドレスの上に重ね着したり、ラップタイプはジーンズのトップスとして着たり。

 

この冬は、花柄、オリエンタル柄、無地などのプリントを選ぶと、注目されること間違いなしです。

引用 ZARA フランス

 

現代の世界アパレルシーンの中にもkimono が息づき,進化しているのはなんだか嬉しいですよね。

 

海外で人気の着物にまつわる和小物

和装のときに身につける小さな和風小物があります。

 

かんざしや根付けなどの小さな伝統的な和小物は海外でも人気があります。

 

かんざしをヘアアクセサリーとして小粋につけてみたり、手作りの和風根付けをキーホルダーのようにつかったり。

そして今、一番注目をあつめているのは、やはり風呂敷です。

 

風呂敷の持つ便利性とゴミがでないエコロジーな使用方法に、そのままFUROSHIKIと発音して海外でも利用されています。

 

クリスマスプレゼントのラッピングや、ホームパーティーでの手みやげのワインを梱包するのに人気があつまっています。

 

げた、ぞうり、たび、もおしゃれにみえるそうです。

 

夏場、草履をサンダル変わりに履く人や、たびのように指先が分かれている靴下も珍しいと人気があります。

 

夏の和小物といえば、扇子のわすれてはいけないでしょう。

 

ちょっとした時に扇子を使うのは海外でもおなじですが、和柄の扇子や日本製の扇子はかくべつにおしゃれなので人気があります。

 

おみやげにも大変よろこばれるので、ちょっとしたプレゼントにおすすめです。

 

着物風のプリントの布地

日本ではあまり話題にのぼらないようですが、海外で日本人気が挙げられるジャンルの一つに、手芸の世界があります。

 

日本の手芸本や服のパターン本などは大変に人気があり、かなりの日本で出版されている手芸関係の出版物が翻訳されています。

 

その中でも、特に目を引くのが、和柄の布地。コットンなどの生地に日本風のプリントがされているものが大変人気があります。

 

着物のガラを題材にしたプリントはその種類の多さに店頭で驚きを隠せませんでした。

 

特に日本製のこれらの布は大変人気があり、サイトにも売り場にも 日本の布というカテゴラリがあるほど。

 

フランスの参考記事: https://www.tissuspapi.com/236-tissus-japonais

 

この布をつかって、服を作る人もあれば、小物を作る人もいてたのしまれているようです。

 

筆者の住むフランスでも、街中で人々の持ち物の中にふと和柄を目にすることがあります。

 

コロナ渦の時でマスクが品薄のときにはフランスでも皆さん手作りされていたので、手作りマスクに和柄を使っている人も多く見かけました。

 

外国人が好きな着物とは?

お国柄のでる模様や色使い

外国人と一口にいっても、お国柄があります。

 

もちろん個人的な好みがあるのは当然です。

 

しかし傾向としてなんとなく派手な着物が人気のある国。

 

落ち着いた色合いが好きな国。

 

やはり人気の着物の模様や色は、その国を象徴するような傾向が見られます。

 

上品で落ち着いた色合いの中に、花や動物などの雅な柄があるものが人気の国もあれば、

 

豪華でおめでたい模様に、鮮やかな配色の着物が人気の国もあります。

 

気軽な和装体験、浴衣

そして、着物ではなく浴衣も人気が高い和装の一つといえます。

 

日本の温泉地の宿では、シンプルな木綿の浴衣がサービスでおかれています。

 

そして、最近ではきれいな色合いの浴衣の貸し出しをしている宿も増えてきました。

 

浴衣は着物より気軽にきることができるので、着物を着るよりもハードルが低く外国人の和装体験としてよろこばれます。

 

外国人の日常にあわせた和装のおみやげ

海外に住んでいて、友人や知り合いに「日本に里帰り帰国する」という話をすると、「着物を買ってきてほしい!」といわれることがあります。

 

一体何に使うのだろう?と詳しく聞いてみると、部屋着かわりに使いたい。

 

といわれておどろくことがあります。

 

ジャポニズムの影響で、上流階級のご夫人の部屋着として愛用された着物。

 

今も尚、外国人女性の部屋着としてあこがれを浴びている模様です。

 

そして、羽織や半纏、甚平も人気があります。

 

羽織は上着のように簡単にはおる事ができるので、自分の国に帰ってからも着たいという外国人の方もいます。

 

夏場に半纏をお土産に頼まれた事があり、探してもすぐに手に入らないのでお土産探しに時間がかかったこともありました。

 

そして気軽にきれる甚平は、子供や男性に人気があり、色味によって女性にも着ていただけます。

 

甚平は木綿の心地よさと気軽に着る事ができる和装として、贈ると大変喜ばれる日本のおみやげです。

 

もちろん付け加えるまでもないのですが、和装にまつわる扇子や巾着袋、ちりめん小物などもおみやげとして大変人気があります。

 

外国人が着物でできるおすすめの日本文化体験6選

では、外国人が着物を着ながらできる日本文化体験について6選ご紹介します。

 

茶道 香道

着物を着てできる日本文化体験の代表と言えば、やはり、茶道。そして香道になるでしょう。

 

着物をきることによって、作法がより自然になりますし、せっかく日本で文化体験をするのなら着物も体験してほしくなりますよね。

 

茶道体験には、着物の着付けが一緒になっているプランが多く用意されています。

 

まず、着物を身につけてから茶道でお点前をいただく。

 

という形がシンプルで人気があります。

 

和室での作業に着物はやはり居心地がいいですし、短いワークショップの間でもたくさんの日本文化体験ができます。

 

香道体験も作法が多くあるので、やはり着物での参加はより本格的にたのしめることでしょう。

 

着物の着付け体験

着物の着付けは、日本人でも知識がないとうまく着る事ができません。

 

外国人となれば、そのややこしさは私たちの倍以上。

 

「着物を着てみたいけどどうやってきればいいのかわからない。」という外国人観光客はやはり多いです。

 

なので、やはり外国人に人気な着物の着付けプランは、通訳もついて着付けもしてもらえる。

 

そんな気軽に着物が楽しめる着物のレンタルプランが人気です。

 

そして大奥風の豪華な着物や、花魁風の艶やかな着物をきて記念撮影をするプランも人気があります。

 

とくにアジアからの観光のお客様に大変人気のある日本文化体験です。

 

関連過去記事:大奥に変身!着物体験で外国人富裕層をおもてなし

外国人たちの日本をとことん味わいたい!という、たのしさが伝わってきます。

 

武道

着物で武道?と日本人としては不思議な感じがしますが、武道のための道着は外国人からみると立派な着物です。

 

海外で武道をたしなむ人たちは道着のことを,「KIMONO」とそのままの発音で言います。

 

私たちからすると、着物じゃないような気がしますよね。

 

でも、外国人の人たちにとって日本で日本製の道着を着て本格的な武道体験をすることは特別な体験になります。

 

海外から日本に研修で来られている団体のお客様向けに人気の高い武道でのチームビルディング。

 

こちらはKIMONOを来ての体験となるので、日本らしさが強調される特別な企画になるでしょう。

 

空手や柔道、合気道に弓道、剣道は世界中で子供のころから楽しまれているアクティビティとして人気があります。

 

学校がおわってからお稽古ごととして、空手や柔道教室へ通う子供は本当に多いです。

 

そんな武道をたしなむ外国人が武道をするために日本へ来日するという現象はつよく、武道によるインバウンド効果がある地域や道場も注目を浴びていますよね。

 

そんな彼らがおみやげに必ず購入するのは、日本製の道着。

 

純粋な日本製の道着は海外で購入すると高価になりますし、日本語で名前を刺繍してくれるサービスなどがあり、人気を呼んでいます。

 

散歩

着物を気軽に着てみたい!と考える来日する外国人に人気なプランとして、着付けてくれる着物のレンタルがあります。

 

中でも人気がある通訳付きの着付け体験は、自分で着物を着る、という本国ではなかなかできない企画です。

 

そして、無事着付けがおわったら記念撮影をして、着物のまま日本の街を散策します。

 

観光地である東京の浅草や京都の古都には着物姿の外国人をよくみかけるようになりましたよね。

 

小さなおいしい食べ物を所々で買いながら食べ歩きなんかもたのしいです。

 

日本の伝統民族衣装である着物を日本で着て街を小粋に歩く。そんな体験は訪日滞在の特別な時間になってくれます。

 

全力で日本を遊びたい!満喫したい!という外国人の方々の熱意はすばらしいものです。

 

ぜひ同じベクトルの熱意をもって一緒に満喫してみましょう!

 

剣舞

日本刀と扇による日本の伝統芸、剣舞。剣舞体験では、袴の着物を着用して舞いをおどります。

 

その昔、武士や侍が戦場に赴く前夜、自分や仲間を鼓舞するために舞われていた剣舞。

 

男性の和装体験はあまりないので、和装を楽しみたい男性におすすめの日本文化体験です。

 

もちろん女性の方も参加できるので、どなたにでも参加できますし、ちょっと本格的にサムライ気分を味わいたいかたにおすすめです。

 

講師の方が、着物着付けから扇の作法、日本刀の振り方をお教えくださり、剣舞を踊る剣舞体験はその奥深さから人気があがっています。

 

あまり体験できる場所がないので、プライベートな空間での珍しい日本文化体験をお探しのかたにおすすめの文化体験です。

 

夏祭りとお正月

私たち日本人でも気軽に着物を着れる時といえば、夏のお祭りと冬のお正月ではないでしょうか?

 

夏の夜のお祭りに、浴衣を着て花火をみたり、屋台をめぐったり。

 

それは日本ならではのおたのしみですよね。

 

ヨーロッパやアメリカなど北半球の上の方に位置する国の夏の夜は長くあかるいです。

 

夏至のころになると夜の22:00ぐらいまで明るいので、夏の夜が暗くて長い。

 

というだけでも西洋人にとって特別でおどろきになります。

 

夏祭りの時期に外国人の方が来日されているのであれば、ぜひ浴衣を一緒にきてお祭りにでかけてみてください。

 

近所の小さなお祭りや盆踊りでも十分にたのしくなります。

 

そしてお正月も日本文化を満喫できる時期ですよね。

 

新年の初詣や茶道のお茶会など、着物を着る機会が普段よりずっと増えます。

 

もし、親しい外国人の方がお正月に来日されているのなら、ぜひ着物をきて神社やお茶会にさそってあげてください。

 

まとめ

着物の魅力が国をこえて世界にひろがってゆくのは日本人としてなんだかうれしいことです。

 

着物は日本の伝統がつまっています。

 

その装いの魅力は一口には語れません。

 

着物のもつ色合いや柄と言った表面的なうつくしさだけではなく、

 

外国人の方が日本人の着物姿にあこがれを抱くのは、

 

伝統と文化が、しっかりと現代の日常にまで色あせずにつながっているという魅力ではないでしょうか?

 

そんな生きた日本文化である着物を、たくさんの外国人の方にもたのしんで味わっていただけるといいですよね。

【侍とは?】外国人のサムライへのイメージと武士道が人気の理由 武士道体験等19のこと

Mayumi Folio
Mayumi Folio

外国人に人気のサムライ。

 

そのイメージからBUSHI-DO武士道に興味がある外国人を多く見かけます。

 

といっても案外、日本人が思っているサムライのイメージと違うものを持っていたりします。

 

この外国人特有のサムライや武士道のイメージを理解することで、より外国人がサムライに求めていることがわかるのではないでしょうか?

 

インバウンド観光で人気の外国人サムライ体験をより日本で楽しんでもらえるヒントが隠されているかもしれません。

 

では、外国人は侍や武士道をどのようにイメージしているのでしょう?

 

今回は“外国人が持つサムライのイメージ”についてスポットを当てます。

 

• 外国人が持つサムライのイメージについて

 

• 海外で高評価のサムライ映画から学ぼう!外国人が日本のサムライへ求める魅力とは?

 

• 武士道について詳しくなりたい!おさえるべき武士道の言葉9選

 

• サムライと武道に関する外国人に人気で楽しんでもらえる日本文化体験は?

 

といった内容を徹底分析!

 

外国人の目線からのサムライ像を考え、日本で外国人に楽しんでもらうためのサムライ、武士道体験について迫ります!

 

武士道

サムライと武士の違い

外国人によく聞かれる,サムライと武士の違い。

 

おおまかに分類すると、

 

侍:貴人に使える職能者。

 

必ずしも武人ではない。

 

武士:武を持って生きるもの。

 

かならずしも士官してはいない。

 

となります。

 

武士には、侍と徒士にわけられ、侍は領地をもって馬にのり、殿様と面談することができた身分。

 

そしてその侍につかえていたのが、徒士と言われる身分でした。

 

徒士は侍から給金として給米をもらい、徒歩で戦にでて殿様の面談はかないませんでした。

 

その他、誰にも使えていない浪人という武士もいました。

 

関連おすすめ記事はこちらになります!

大人気! SAMURAI体験 – 侍と武士を説明 

 

武士道とは?

武士道とは、日本の武士階級で成形された日本の道徳観念と従うべき規範です。

 

鎌倉時代に始まり、江戸時代に儒教そして朱子学に裏付けされ発展しました。

 

明治時代、新渡戸稲造が『武士道』をアメリカで発行し、武士道は世界的にひろがりました。

 

明治維新以降は日本国民の道徳概念として、そして日本人のアイデンティティのよりどころの一部として教育にも影響し現在までにいたります。

 

「君に忠、親に孝、自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、富貴よりも名誉を以て貴しとなす」

 

といったように、主君にたいして絶対的な忠節をおもんじて、犠牲、礼儀、質素、倹約、尚武、を基本的な美徳としています。

 

武士道は一人の武士や思想家、学者の説をもとに制作されたのではなく、日本の歴史の中、高名な人物の生き様や思想、態度や行動をもとにうまれました。

 

何百年かけて日本の歴史のなかで武士が育んだ思想といえます。

 

こちらの過去記事、「侍を外国人に説明|武士の心得や歴史を英語で伝え方」は、武士道を英語で説明したい時につかえる英文をご紹介しています。

 

興味のある方は参考にどうぞ!

 

武士道の道徳律としておさえるべき言葉9選

武士道とは、日本の武士階級がもつ特有の倫理観や思想のことです。

 

武士の規律。

 

君主への忠誠心や自己規律、敬意のある倫理行動についての概念についてのべられています。

 

武士道の中には、多くの思想があり、特に大切な言葉は武士道の神髄に触れています。

 

これらは武士道について詳しい知識がなくても、何となく聞いたことがあるかもしれません。

 

得に重要な言葉として、武士道の道徳律として義、勇、仁、礼、誠、名誉があります。

 

これらは儒教思想をもとに武士階級だけでなく他の階級の人々にもおもんじられてきました。

 

ここでは、武士道についての基礎知識。

 

武士道の大切な言葉を紹介します。

 

言葉の意味を理解することで、武士道をより深く知ることができます。

 

では、早速おさえておきたい武士道の言葉9選、お届けします。

 

誠 

「誠」は、武士道の中でも至高の徳の一つ。

 

言ったことは必ず成す。

 

といった「武士に二言成し」という言葉がある。

 

武士は一度約束したことは必ず実行し、約束を破ったり嘘をつくものは弱者として批判され武士としての最大の不名誉とされた。

 

「勇」とは正しいことを敢然と実行すること。

 

 

「勇」は「義」によって発されるのでなければ、徳行にはならない。

 

また、死に値しないことのために死んだり、ただ闇雲に危険を冒すことなどは「勇」と呼ばず、それらは「犬死」とか「蛮勇」として蔑まされる対象になった。

 

 仁

「仁」とは愛、寛容、愛情、同情、憐憫。

 

相手を思いやる心、可愛そうだと思う心があるからこそ、「義」として善悪の判断がつく。

 

「仁」は柔和なる徳であり、女性的な慈愛と説得性を持つ。

 

それに対し「義」は、真直なる道義と厳格なる正義とを持つ男性的な徳であるといわれる。

 

 義

武士道での中心かつ最も厳格な徳目は「義の精神」とされる。

 

「義」とは、打算や損得のない人間としての正しい道、すなわち正義を指すものを表す。

 

「義」から派生した言葉に大義・道義・節義・忠義・仁義・信義・恩義・律義、更には義理・義務・義憤・義侠・義士・義民・義挙などがある。

 

武士はこの「義」を武士道精神の中心に据え、これを踏み外した者は卑怯者として糾弾の対象となった。

 

武士道における行動の美学、型を「礼」とあらわす。

 

「礼」の根本は「仁」と「義」とされる。

 

つまり、本心良心に宿る根本の徳の「仁」と、そこから生まれ出た人としての正しい行いの「義」を型にしたのが「礼」。

 

言わば「礼」の本質は、「義」や「仁」など他の徳目を目に見えるかたちで表現したものであり、他人の気持ちに対する思いやりを目に見える形で表現することが「礼」とされる。

 

「礼」は物事の道理に正当な敬意を払うこと。

 

社会的な地位や行動に正しい敬意を払うことを意味する。

 

名誉

武士道における「名誉」とは、名を尊び自分に恥じない高潔な生き方を守ること。

 

武士は不名誉な生より「名誉」ある死を求め、桜のような散り際を武士道の誉れとした。

 

日本人の精神文化が「恥の文化」とされるのは、こうした長い年月のなかで培われたものだったといえる。

 

「恥」は人の道徳意識の出発点。

 

名誉の対義語としての恥。

 

そのため武士道における徳には全て「恥」の意識からうまれる。

 

「恥」は人の道徳意識の出発点であり、その対極たる「名誉」は、人間が人間としての美学とする。

 

羞恥心を大切にすることは幼少の教育においてまず初めに行われた。

 

「人に笑われる」「体面を汚すな」「恥ずかしいことをするな」などの言葉は、人として振る舞いを正す最後の切り札とされ、嗜む時に使われた。

 

忠義

武士道の「忠義」は主君に真心から仕えるとの意味。

 

忠義心が重要とされるのは武士道の「名誉」の規範において当てはまる。

 

ただ、「忠義」は封建社会の秩序安定のために武士の最高の徳目とされたが、その本質は徳目ではなく政治理念であったといわれている。

 

忠義を発するときは、あくまで忠義の相手が己の「義」に値するときのみ行われるべき、とされる。

 

切腹

武士道では自分の責任の取り方に命をかける。

 

過ちを犯したときに自ら命を絶つことにより主従関係の潔白を示し、一族を守るという武士らしい死に方として美化されていた。

 

しかしながら、“はらきり“は外国人にとっては非常に理解しにくい行いであり、自ら命を絶つために腹を切ると言った痛々しい行為は日本以外の国ではほとんどない。

 

また西洋には武士道に近い騎士道がるが、キリスト教圏では自殺は禁止されているため、切腹というような概念はありません。

 

切腹には作法もあり、侍の自害の作法については外国人の理解を超えることもある。

 

外国人のサムライへのイメージを映画から読む5選

外国人の侍・武士道のイメージとは?

外国人から、 「サムライジャパン!」という言葉を聞いたことがありませんか?

 

今でも多くの外国人が日本人のイメージを表現する際に、武士道という言葉がでてきます。

 

その印象が表現しているのは、日本人には強靭な精神がある、という意味で使われます。

 

武士、サムライは、君主のためになら命を捧げて戦う時代劇のイメージで日本人=侍というイメージとなったようです。

 

では、いったいどこからこのイメージは来ているのでしょう?

 

まず考えられるのは、メディア作品からのイメージが一番強いということ。

 

映画、ドラマ、小説、漫画、アニメ、ゲーム、ドラマシリーズといった媒体の中には数多くのサムライが存在し、それはこの100年に渡って世界中に届けられています。

 

なので、サムライに関しては老若男女問わず幅広い層の外国人が抱く、日本のイメージとして心の中に存在するのでしょう。

 

海外で評価が高いサムライを題材とした日本の作品や、外国人の監督が描くサムライの姿をしることで、外国人から見た魅力的なサムライのヒントが見えてきます。

 

特に多くの外国人がサムライについて知るきっかけになったのは、映画だとおもわれます。

 

ではどのようなサムライ映画作品が海外で人気があり、どのように外国人のクリエーターは侍を表現しているのでしょう?

 

ここでは、侍を題材にした映画作品から、サムライに対して一体どんなイメージを外国人が抱いているのか考察していきましょう。

 

映画『七人の侍』からサムライの見せ方を学ぶ

黒澤明監督の七人の侍。

 

この作品は、言わずと知れた日本の名作中の名作。

 

時が流れた現在も海外で根強い人気があります。

 

2022年現在でも、侍といえばクロサワ、名俳優ミフネ。

 

といった声を聞きます。

 

英国放送協会(BBC)が2018年に、史上最高の外国映画ベスト100を発表しました。

 

その中の1位に輝いたのは、 七人の侍(黒澤明監督/1954)

 

世界中の数ある名作映画の中でのトップに日本映画が輝きました。

 

参考サイト BBC : 

 

しかし、この審査の時に参加していた日本人の映画評論家はだれも七人の侍に票を入れていなかったそうです。

 

どの辺りが外国人にとってこれほど魅力的なのでしょう?

 

黒澤明監督のその他の作品、“羅生門”、“生きる”、“乱”、合計4作品がベスト100にはいっており、とても高い評価を得ています。

 

BBCカルチャーの記事の中に、黒澤明映画について、“Why is Seven Samurai so good?”という記事があります。

 

その分析の中で興味深い内容があったのでご紹介しますね。

 

“『七人の侍』が欧米で人気を博したのは、ビデオ化される前の時代に、多くの観客が初めて見る日本映画の一つであったことが要因の一つであることは間違いない。

 

ハリウッドの西部劇に慣れ親しんだ観客にとって、異国でありながら魅力的な文化を紹介したのである。

 

後年、黒澤はジョン・フォードの映画に傾倒していたが、彼の功績は、西部劇の伝統と、チャンバラと時代劇という日本の新しいジャンルを融合させたことであった。

 

” BBCカルチャーの記事から一部日本語訳

 

という評論にあるように、七人の侍の中にあるアクション性に外国人は惹かれ、侍(雇われ浪人たち)の武士道に感動します。

 

そして、この記事の中には最後にさらに興味深い評論がありました。

 

“欧米人が黒澤映画を魅力的だと感じたとすれば、それは溝口や小津の静かな作品ほど本物の日本ではないことを意味しているのかもしれない。

 

” BBCカルチャー記事から一部日本語訳

 

ここからも読み取ることができるように、外国人の侍のイメージ、日本のイメージと日本人が表現したい日本のイメージには少し隔たりがあるようです。

 

この場合、どちらがよくて、どちらが悪い、ということではなく、エンターテイメントですから対象となる人々がより楽しめるかどうか,という部分が大切になってくるのではないでしょうか?

 

こうした部分にも日本伝統文化体験を外国人の方へ提供する際のおもてなしヒントが隠されているかもしれませんよね。

 

参考サイト:BBCカルチャー“Why is Seven Samurai so good?”:

 

映画『ラスト サムライ』から殺陣の魅力を学ぶ。

トム クルーズ主演のハリウッド映画、 ラスト サムライ。

 

明治維新から間もない1870年代の日本で、政府軍を近代化するために雇われたネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)を主人公とした物語です。

 

日本人俳優渡辺謙氏、真田広之氏の名演技で世界的サムライ映画となったこの作品からサムライのイメージをもっている外国人はかなり多く見かけます。

 

こちらは日本映画ではなくハリウッド映画ですが、それまでのハリウッド映画の中の日本は、日本人からみたら身に覚えのない神秘的な習慣や何となく日本を見下したようなイメージの物が多く、おそろしく勝手なイメージが暴走している感じでした。

 

しかし、ラスト サムライは日本を、サムライを真面目に描こうとしたハリウッド映画ともいわれ、大ヒット映画となりました。

 

特にラスト サムライの中には殺陣シーンが素晴らしいと評されています。

 

ハリウッド独自の派手さに日本の本当の殺陣の技がふんだんにつかわれており、疾走感と迫力で世界中の人を虜にしました。

 

やはり殺陣の魅力は海外からも人気が高いと言えます。

 

殺陣シーンはやはり外国人からみても圧倒する何かがあり、時代劇を鑑賞することに慣れている日本人以外からも人気があります。

 

モテナス日本でも本格的なサムライの殺陣ショーをエンターテイメントとして日本文化体験していただいた外国人のお客様から、毎回賞賛をいただいております。

 

映画『キル・ビル』から外国人の日本イメージを学ぶ

2003年に公開された映画『キル・ビル』は、ビル(殺し屋のボス)に結婚式で夫とおなかの子どもを殺された“ザ・ブライド”(ユマ・サーマン)の復讐劇を描いたバイオレンスアクション。

 

映画の舞台は東京で、千葉真一や栗山千明を始め日本人キャストも多数出演していました。

 

当時、主演のユマ・サーマンやルーシー・リューのセリフが一部日本語だったりして話題を呼びました。

 

この映画は日本の侍の映画ではありませんが、映画の随所に日本や武士道などが登場します。

 

映画の中にでてくるユマ・サーマンと栗山千明の戦闘シーンは、東京西麻布にある居酒屋「権八」が空間のモデル。

 

店内は今でもキル ビルの映画のシーンの中のようです。

 

現在も居酒屋「権八」は、ハリウッドのセレブたちの間で大人気。

 

来日する外国人セレブがよくみかけられるそうです。

 

このお店は小泉元総理大臣とブッシュ元大統領の居酒屋会談が行われた場所としてもしられています。

 

西麻布 権八:

ヒロインのユマ・サーマン演じる ザ プライドが、(ちょっと中国風ですが)剣術をサムライから学びます。

 

映画の中の日本は日本人からみるとかなり誇張された日本ですが、ここからも外国人が求める日本のイメージを知ることができます。

 

外国人が求める日本の姿を私たち日本人は、「本当と違う!偽物だ!」とつっぱねるのではなく、受け入れることも大切です。

 

誇張されているということは、魅力的だからその部分を拡張したい。

 

ということではないでしょうか?

 

ウエストワールド シーズン2から学ぶ外国人の体験したい時代劇の世界について学ぶ

『ウエストワールド』は、2016年からスタートした、アメリカ合衆国のSFスリラーテレビドラマシリーズ。

 

ホストと呼ばれるアンドロイドが西部劇の街並みに暮らし、高額の入場料を払ったゲストたちは、ホストからの報復を恐れることなく自らの欲望のままに行動する。

 

アンドロイドは人間と見分けがつかないほど高度な技術に基づいて製造され、自意識も持つ。

 

ゲストが来るたびに記憶はリセットされ、新たなシナリオに基づいて日常を繰り返す。

引用元wikipedia

 

このウエストワールドのシーズン2(2018年)には、西部劇のシナリオであるウエストワールドに加えて、江戸時代劇シナリオのショーグンワールドが登場します。

 

ショーグンワールドでは江戸時代の街並に、日本の侍や芸者のアンドロイドホストたちによるシナリオが展開され、西部劇ゾーンである、ウエストワールドのアンドロイドたちとのかかわりで繰り広げられる展開に目が離せません。

 

日本人俳優も数多く出演していて、日本でも話題になりましたよね。

 

このドラマ、ウエストワールドの作品は、実際に体験したい映画の世界を味わえる。

 

という設定。

 

そんな中、メインの西部劇とともに江戸時代劇が選ばれていることに注目したいです。

 

体験してみたい映画の世界,と考えた時に日本の時代劇。

 

と設定されたということは、ここにもやはり日本の時代劇、侍の世界が外国人の体験してみたい世界である。

 

ということが読み取れます。

 

ウエストワールドのショーグンワールドでは、かなり細部まで江戸時代の街を再現され、アジア系アメリカ人俳優ではなく、日本人の俳優(真田広之、菊池凛子、TAO、祐真キキ)をきちんと起用してショーグンワールドの世界が作り込まれています。

 

それでも日本人がみるともちろん少し異国風なのは日本のオリジナルな時代劇との違いですが、この違和感も外国からの日本の視点を考える上で大切になるでしょう。

 

しかし細部まで徹底的にこだわっているのはより日本へのイメージに近づくため。

 

やはりここでも、外国人が体験したい日本文化体験には“本物”がもとめられている。

 

ということが見えてくるのではないでしょうか?

 

様々なメディアを通して世界中どこにいても目にする機会が増えた日本。

 

どこにいても近い国になりました。

 

グローバル化も進み観光大国として新進を目指す日本はより訪れたい国として世界の中で再確認されています。

 

外国人が好きな侍・武士道体験 5つ厳選

では、来日した外国人から人気のある武士道体験には、どんなことがあるのでしょう?

 

こちらでは、実際体験していただける武士道、侍体験についてご紹介します!

 

具体的に武道の体験について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

 

参考記事:外国人向け武道によるチームビルディング

 

居合体験

居合いとは、素早く刀を抜いて相手を切り倒す技です。

 

居合い術は武道の一部として現在まで受け継がれており、居合は剣術として外国人がよく知っている日本の文化です。

 

外国人は日本刀がとても珍しく、一回でもいいから触って切ってみたいと考えている人が多くみられます。

 

西洋の剣はとても大きく太い物が主流なので、日本の繊細な刀の切れ味に物珍しさォ感じる人が多いとか。

 

そんな日本刀を実際に触って、自分で切ることができるのは、居合い体験しかありません。

 

日本刀自体が芸術工芸として世界から注目を浴びるので、美しいに本当を自分で触ることができる居合い体験はインバウンド観光において忘れてはならない日本文化体験です。

 

しかし、本物というだけあって、事故や怪我にも十分注意をはらわないといけないので、ここでは本当の居合い家による指導と、より深い理解のために通訳者を準備しましょう。

 

そして、本物の日本刀をつかった居合いをエンターテイメントとして披露することも臨場感があっておすすめです。

 

場の空気に緊張感が走り、他の文化体験とはまた違った日本のサムライ体験ができます。

そして居合道は武道なので、武道ツーリズムの可能性への側面もあります。

 

武道ツーリズムとはスポーツ庁が推進しており、様々な武道をとおして地域に根ざした武道の魅力を世界へ発信して行こう,という試みもあります。

 

剣舞体験

剣舞というのは、侍が自分を鼓舞するために舞ったとされる舞いです。

 

日本でも人気を極めている漫画、アニメ「鬼滅の刃」は海外でも同じぐらい人気があり、作品の中でキャラクターたちは剣術をきわめて行きます。

 

そんな背景もあり、若い世代でも剣舞に興味を持つ外国人が増えてきているので剣舞を日本文化体験としてご紹介するのに年齢制限はありません。

 

剣舞体験では日本刀の扱い方を学んで、実際に剣舞を舞ってみる。

 

ということが目的です。

 

剣舞体験のポイントとして、

 

• 日本刀は居合刀を利用し、持ち方・抜き方・納刀の仕方までを学ぶのでそれだけでも日本通になることはできます。

 

• そしてさらに舞いの際の扇の取り扱いも学べます。

 

• 扇を美しく使用する動作の基本を学べるので、外国人からも人気があります。

 

• そして剣舞での実際の漢詩で振り付けを舞ってみることで生きた体験をすることができます。

 

• 剣舞のための雅な衣装を着つけて、実際本人が剣舞を踊ることによって侍になり舞いを踊っているような感覚をえることができます。

 

このように、剣舞体験では一歩踏み込んださらなるサムライや武道の理解を深めることができます。

 

見ているだけでも美しく感動がありますが、更に実際に舞ってみることで外国人により深い日本文化体験をお届けすることができます。

 

きっと、日本に来てよかった!また来たい!といった気持ちになってくれるでしょう。

 

禅体験

「禅」とは仏教の「不立文字(ふりゅうもんじ)」という教えの思想をいいます。

 

禅の目的は「悟り」を開くことです。

 

「悟り」とは自分の中にある仏性に気づき一切の執着から離れることをいいます。

 

「悟り」に至る修行としては「座禅」、「公案」と生活で大事な掃除や料理を通して「作務」という修行が一般的です。

 

禅体験は主に座禅が主になります。

 

禅寺で座禅の行をすることで、本格的な禅体験となります。

 

通訳者つきのご住職によるありがたい説法や、茶道体験もいっしょに組み込むプランも人気があります。

 

日本の本当のお寺で座禅をすることは、 外国人からとても魅力があります。

 

現在、世界中で注目されているマインドフルネスを実行している人たちの間では本場日本での禅体験は夢のような体験になります。

 

マインドフルネスを意識したインバウンド観光は現在大変ポテンシャルの高い企画となります。

 

そういった側面も兼ね備えているので、サムライ、禅、マンドフルネスと言ったキーワードからの企画アイデアは無限大ですよね。

 

外国人から人気の禅体験について詳しい過去記事はこちらです。

 

外国人も魅了する禅とは? 禅体験による瞑想とマインドフルネスの関係

 

殺陣体験

殺陣と聞いて、思い浮かぶのは時代劇やサムライのでてくる映画の中で刀で切り合うシーンではないでしょうか?

 

激しいサムライ同士の切り合いのシーンには日本人だけではなく、外国人も白熱します。

 

この殺陣は一見とても難しく専門的な鍛錬をしなければ習得できないように感じますが、素人でも十分迫力のある殺陣を体験することができます。

 

まず,殺陣を学ぶためには剣道や居合を組み入れた演技を学びます。

 

このようなポイントから殺陣の基本的な動作の指導を受けます。

 

こちらの指導も本格的な感じがするので、やはり外国人からの人気があがっています。

 

現在では外国人からの人気もあり、様々な殺陣プロダクションの俳優による殺陣のエンターテイメントや、実際に外国人の方に殺陣体験をしていただく、というインバウンド企画が非常に人気となっています。

 

殺陣体験は、袴や着物を身に着けるなどまさにサムライになりきってできるのでサムライにあこがれを抱く外国人の方には、まさに夢のような体験といえるでしょう。

 

もちろん、最後に動画撮影をしてお渡しすることもできるので、まるで自分があこがれの映画俳優になったような思い出ものこります。

 

殺陣体験を団体専用やプライベートのプランなどを組み入れているところも少なくありません。

 

チームビルディングとしての殺陣体験や、大きなパーティーでの殺陣演舞など可能性は無限にあります。

 

茶道体験

茶道と武士道はとても深いつながりがあるので、武士道を詳しく知りたい方やもっと深い思想的な部分まで実感してみたい外国人のかたに、大変おすすめです。

 

インバウンド観光向けに通訳者を用意した本格的な茶会を企画することは外国人の方にとって忘れられない経験になります。

 

茶道体験は各国の要人の日本訪問でも必ずと言っていいほど企画されます。

 

それはやはり茶道を通して日本文化の神髄を体験していただけるということで、大切な人物へのおもてなしとして国家レベルでも実行されているのです。

 

茶道と言えば千利休。

 

茶道を完成させた歴史的人物です。

 

利休もまた最後は切腹を命じられ、武士らしく最期を遂げます。

 

茶道には禅思想が深く関わっており、武士道と共通する思想がたくさんあります。

 

静寂の中でお茶をいただき、対話すること。

 

茶道体験ではまさに武士の精神と振舞いを学べます。

 

殺陣や剣舞、居合い体験のように日本刀を振り回すことはありません。

 

しかし、武士道の思想,禅の教え。

 

そして利休の茶の湯の心得を学ぶことで真のサムライ文化に触れることが可能です。

 

まとめ

日本のイメージとして、サムライ!と答える外国人。

 

そんな外国人の方が日本でサムライの体験をしたい!サムライにあいたい!と考える人は実際に多くいます。

 

外国人対象のカンファレンスやイベントを開催する場合、武士道を研究し外国人が持つサムライのイメージをよく知ることは、ニーズに応えるおもてなしを企画するヒントがあります。

 

様々なインバウンド企画の中でも、サムライをキーワードにしたおもてなしは日本で自分がサムライを体験した!というリアリティーのある興奮をおとどけできるのではないでしょうか?

【大切なお客さまをもてなす国際プロトコール】国際マナー5原則とQAによる注意事項20選

Mayumi Folio
Mayumi Folio

海外からの賓客に対して、失礼の無いよう国際プロトコールを知っているのと知らないのではおもてなしの差は歴然です。

 

海外からの大切なお客様をお招きする際に必要な国際プロトコール。

 

国際プロトコールとは国際礼儀にあたります。

 

今回は国際プロトコールについて詳しくなって行きましょう!

 

• 国際プロトコールっていったいなんだろう?

 

• 国際プロトコールって聞いたことはあるけれど詳しく知らない。

 

• 今度外国の要人の方をお迎えするので国際プロトコールについてしりたい。

 

• どんな場面でどんな風に国際プロトコールをまもればいいの?

 

• 微妙によくわからない国際マナーで気をつけることって?

 

そんな疑問を解決できるよう、国際プロトコール、国際マナーについてお届けします。

 

さらに、 国際プロトコールや国際マナーについての悩みを、場面別Q&Aで具体的にお答えします。

 

それでは、国際礼儀プロトコール、国際マナーについて触れていきましょう。

 

国際プロトコールとは

マナーあるいはエチケットが、個人的な場面で相手に対しての礼儀であるとすれば、国際プロトコールとは、国家間の外交礼儀 。

 

国家間での礼儀作法は、文化や風習が違う者同士が気持ちよく過ごせるための基本ルールです 。

 

文化や風習の違いを超えた交流を快適にスムーズに行うためのマナー。

 

国際プロトコール上では、同じルールで過ごすことで生まれる安心感、そしてお互いを尊重しあえるので交流が深まります。

 

国際プロトコールの歴史

プロトコールの発祥の地はイタリアです。

 

最古のプロトコールは16世紀に書かれたジョバンニ デッラ ガーサによって書かれた[ガラテオ]と呼ばれる一冊のマナーブックでした。

 

これには、訪れる客人の習慣や宗教の異なる人たちに対して、挨拶の仕方、食事のマナー、振る舞いにいたるまで事細かに書かれています。

 

ガラテオにかかれているマナーはイタリアの貴族王族、宗教家にひろがり、そのままヨーロッパの中央集権国家に伝わりました。

 

時代は経て、大航海時代。

 

大英帝国のジョージ マッカートニーが、清の乾隆帝に拝謁をする際、清国の礼をとることを断り、英国女王に対するのと同じ片膝をつく礼式をします。

 

その日、無事に謁見は滞りなく進みますが,英国側の目的であった清の開講と英中通商条約の調印は実現しませんでした。

 

これは国家間の外交において儀礼の重要性を示す歴史的な事柄として、国家間での共通礼儀作法の重要性が浮き出される一件になります。

 

これを機に欧州において現在のプロトコールの基本が模索されてゆきます。

 

そして現在では席順、国旗掲揚、服装、食事マナー、敬称、など、1000項に渡る国際プロトコールがあります。

 

その中でも最も重要な国際プロトコール5原則は、必ず自然に使えるようになりたい国際プロトコールになります。

 

国際プロトコール5原則

では、国際プロトコール5原則について、観て行きましょう。

 

1 Local customs respected 異文化の尊重

相手の文化、風習、宗教、習慣を尊重すること。

 

相手の立場や文化の違いを尊重し、国の大小、人種にかかわらず全て平等に扱いましょう。

 

一人一人を尊重し、分け隔てのない対応を心がけましょう。

 

そして自国の文化や精神も正しく理解しておきましょう。

 

2 Rank conscious 序列重視

公式行事などでは序列があり、席次が定まっています。

 

出席者に対する敬意表現として、並び順、 入場順、挨拶など、全ての場面で序列が重視されます。

 

3 Right on the first 右上位

 

乗り物から席順、国旗の掲揚からエスコートの順番など、全てにおいて右側が上位になります。

 

4 Reciprocation 返礼 相互主義

 

からなず返礼をすること。

 

交流関係は必ず相互関係であること。

 

接待をうけたのなら、必ず接待の場を設けて同等のお返しをします。

 

5 Lady first レディー ファースト

 

宗教的な制限をのぞく全ての状況において、女性が優先される。

 

建物の出入り、乗り物の乗り降りなど。

 

国際プロトコールとマナー

ここでは1000項以上あるプロトコールのなかから、すぐに使えそうな国際プロトコールに従ったマナーについてご紹介します。

 

ドレスコード

ドレスコードとは主催者などが指定した服装のことで、公式な叙勲式や晩餐会など場所や時間帯にあわせた場の雰囲気にふさわしい服装の装いについてになります。

 

国際プロトコール上でのドレスコードは、招待状や行事主催者の指定に従うことが基本です。

 

基本のドレスコードは

 

• 夜 正礼装 

男性は燕尾服、女性はロングイブニングドレスで袖無し、胸開き、踵まで隠れるロングドレスに値します。

 

• 夜 準正礼装 

男性はタキシード、女性はセミイブニングドレス、ディナードレス

 

• 昼 正礼装 

男性はモーニングコート、女性はアフタヌーンドレス。

 

光らない素材で長袖が基本。

 

• 昼 夜 略礼装 

 

男性は平服のダークスーツ、ラウンジスーツ、女性はワンピース、スーツなど

 

エスコート

国際プロトコールに則った正しいマナーでのエスコートはお客様に対して敬意を払うことに値します。

 

場所のご案内をする際に、どうしてもお客様より先に歩く場面がでてきますよね。

 

そんなときは、お客様を必ず右におき、自分は2、3歩前を歩きながらエスコートします。

 

そしてレストランで席に案内する時は、店員が一番、二番目が上位者、三番目は自分の順番となります。

 

もし、店員がいない時は自分で上位者を席までエスコートします。

 

そしてお相手の歩調ペースに合わせる配慮も大切です。

 

早く歩きすぎてエスコートする側がお客様をおいていかないように気をつけましょう。

 

レディーファースト

国際プロトコール5原則にもある、レディーファースト。

 

欧米では日常的につかわれていますが、では一体どんな時にレディーファーストをするのが基本になるのでしょう?

 

• エレベーターやドアの出入り口の際は男性がドアを押さえ,女性が先に入る。

 

• 食事の際は女性を先頭にテーブルへ案内、し、女性の椅子を引き,着席を助ける。

 

• 車に乗る際も、男性がドアを開け女性が先に乗車。

 

下車の際も男性が先におりて女性のドアをあける。

 

• パーティーのレシービングラインがもうけられている時は、エスコートする男性がホストに女性を紹介します。

 

公式なパーティーでは男性が先にホストに挨拶をしてそのあとで女性を紹介します。

 

どちらがいいのか迷う場合は男性が先に挨拶することでかまいません。

 

など、女性の動きに合わせてさりげなく男性が振る舞うことが要求されます。

 

状況にあわせた国際プロトコールでの留意点 Q&A

では実際、それぞれの場面でどのようなポイントに留意して国際的なマナーそして、国際プロトコールを守って行けばいいのでしょう?

 

ここでは、状況や場面に応じた 国際プロトコールの疑問について、ポイント付きで解説します。

 

習慣、風習、儀礼について気をつけたい国際プロトコールQ&A7選

Q1 お礼状を書く時に注意することやお礼状の書き方について国際マナーはありますか?

A :パーティーに招待されたり、贈り物をいただいた場合には、必ず一週間以内にお返事を出すのが礼儀です。

 

礼状は長く書く必要はありません。

 

簡潔に謝意を表明することをこころがけます。

 

ポイント

 

• 礼状の形式は便せんに手書きの文章で手紙を送る形だけではなく、すでにメッセージが印刷されている礼状に著名を手書きで加筆する形式、印刷された文面の下の部分に肉筆でのサインをそえるもの。

 

そしてもちろんメールでの礼状を送るのも可能になりました。

 

もし迷った時は、一番丁寧な方法を選ぶことをお勧めします。

 

おすすめ関連記事

大切な方へ 海外におけるクリスマスカードの重要性と英語例文

 

Q2 ボディーランゲージで気をつけることはありますか。

A :ボディーランゲージは国によって表現する意味が違います。

 

 

それぞれの国でのボディーランゲージの違いから誤解が生まれるので気をつけましょう。

 

ポイント

 

• 日本のお金のサイン。

 

親指と人差し指で円を作る形ですが、欧米の多くの国ではOKといった意味になります。

 

フランスでは0をいみします。

 

• 手招きも国によって違います。

 

アメリカではさようならと手を振るジェスチャーとほとんど同じですし、ヨーロッパのほとんどの国では手のひらを上にしてひらひらとさせます。

 

日本の手招き、手の甲を上にした仕草は、欧米ではあっちに行きなさい。

 

という意味になるので気をつけましょう。

 

• イスラム圏では左手は不浄とされているので、左手で食べ物をサーブすることは絶対にさけましょう。

 

Q3 海外のチップのマナー習慣とはどのようなものでしょうか?

 

A :チップの習慣は国によってかなり違います。

 

必ずその国の習慣やマナーに詳しい人に直接伺うことが大切です。

 

出発前には現在の相場や状況をうかがっておきましょう。

 

ポイント

 

• アメリカではチップが必ず必要です。

 

状況や場面、サービスの質によって変動しますがだいたい10%〜20%になります。

 

Q4 外国人の方と握手をするときにどんなことに気をつければいい?

A :ビジネスの挨拶として握手をすることが基本です。

 

握手のルールを確認しましょう。

 

ポイント

 

• 初対面の相手と挨拶やビジネスでの挨拶は握手が基本です。

 

相手から握手を求められたら必ず握手で答えましょう。

 

• ただし、地位の高い人との挨拶では相手から求められるまで握手をもとめません。

 

男性は女性に握手をもとめない習慣でしたが,現在ではビジネス慣習の中で男女とも握手をします。

 

ただ,イスラム圏では男性と女性は握手をしません。

 

会釈で十分になります。

 

• 握手をする時は必ず相手の目をみましょう。

 

右手でしっかりと握ることが大切です。

 

弱い握手や目が合わさっていない握手は侮辱的な感じをあたえるので握手はきちんとしましょう。

 

Q5 外国要人に同行する案内者や通訳者は,国際儀礼上どのような点に気をつければいい?

 

A : 案内者や通訳者は外国要人に同行するため,国際プロトコールの乗り物やエレベーターの上位席、乗降の序列に関する基本的な考え方を抑えましょう。

 

ポイント

 

• 乗用車(職業運転手がいる場合)の最上席は,後部座席の右側です。

 

次に,後部座席の左側が2番目,運転手の隣(または後部座席の中央)が3番目の席とされています。

 

• ただし,日本は左側通行のため,乗車する人は左側のドアから乗ることが多く,上位者が後部座席の左側に座る場合があります。

 

その場合には,2番目の人は,車の右側から後部座席の右側に座ればよく,無理に上位者に右側の座席に移動してもらう必要はありません。

 

• 列車,飛行機,バスなどの乗り物の上位席です。

 

列車では,車両と車両の連結部から十分離れた中央で,進行方向に向かって右側の列の窓側の席をVIP席とすることが多いようです。

 

• バスや飛行機では,乗降しやすい前から2~3列目の進行方向に向かって右側の窓側の席が上位席とされることが多いようです。

 

個々の車体や機体の構造や安全面での配慮が加味されて決められますので,厳格な考え方は決まっていません。

 

• エレベーターでは,扉に向かって立った場合の右側の奥が最上位の位置とされています。

 

乗り物やエレベーターに乗降する順番は,上位者が先に乗り,先に降りるのが基本です。

 

ただし,エレベーターの場合,案内者が先に降りて要人を先導する場合もあります。

 

Q6:女性が帽子や手袋を着用するのはどのような時?

A:帽子や手袋の着用は自由に選択できるマナーです。

 

女性は日中の改まった行事に出席する場合、帽子や手袋を着用できます。

 

• デザイン、色、素材は自由で、服に合わせた物を選ばれます。

 

手袋はなしでハンドバックをさげても問題はありません。

 

• 日中、女性は室内でも食事のときでも帽子をはずす必要はありません。

 

ただ夜の行事では帽子はかぶりませんが、夕刻のパーティーにカクテルハットをかぶることもあります。

 

• 袖無しのイブニングドレスを着用する場合には肘が隠れる長さの白い手袋を着用されることがあります。

 

Q7 イスラム教のラマダン(断食月)の習慣について気をつけることはどのようなことですか ?

 

A : イスラム教徒には,年に1回,およそ1ヶ月に亘って,ラマダン(断食月)の習慣があります。

 

ラマダンは神聖な月とされ,人々は敬虔な気持ちになって行いを慎み,日の出から日の入りまでは飲食を断って心身ともに清めます。

 

このため,この期間中イスラム教徒を食事に招待することは控えます。

 

ポイント

 

• イスラム教徒にとって,ラマダン(断食月)は,神聖な月です。

 

イスラム暦(ヒジュラ暦)の第9月に相当する月の新月からラマダンが始まります。

 

この間,人々は敬虔な気持ちになって行いを慎み,日の出から日の入りまでは飲食を断って心身ともに清め,一層信仰心を高めます。

 

• 断食は日没とともに終わり,その後人々は「イフタール」(断食期間中の日没後の食事。

 

下記注参照)の前にお祈りを捧げ,家族や親戚,同僚や友達などとともに食事をとります。

 

一日中食事をとっていないため,まずデーツなどを一口食べてから,ジュースや水などで軽く胃を満たして徐々に身体を慣らしてから,食事をとるのが習慣です。

 

• このようにラマダンは,イスラム教徒にとって神聖な時期であるとともに,肉体的にも精神的にも大変厳しい時期であることを十分理解し,一般的な食事に招待することは控えるようにします。

 

プログラム、イベント、贈り物について気をつけたい国際プロトコールQ&A 6選

Q1 ビュッフェ形式の食事会は相手に対して失礼なの?

A : ビュッフェとは,客が自由に席を立ち,皿に料理を取り分ける形式で、立食と着席と両方の食事会が可能です。

 

給仕人が料理をサーブする形式の着席の食事会が最も正式ですので,ビュッフェはカジュアルな形式の食事会といえます。

 

主賓や招待客の顔ぶれや人数を考えて,どちらが良いかを検討しましょう。

 

ポイント

 

• 特に主賓をはじめ招待客の格が高く,正式な食事会が望ましい場合は,ビュッフェを避けるのが無難です。

 

ただし,会場の制約や招待人数などを考慮して,どうしてもビュッフェとなる場合は事前に主賓や主な招待客に対してビュッフェ形式になる旨を説明しておくのが丁寧です。

 

• また,一部の招待客が他の招待客より上客であり,接遇上の差別が可能な場合に限り,メインテーブルのみ給仕人によるサーブを実施することがあります。

 

Q2 パーティーの中で「お茶会」とは?

A : お茶会とは、午前や午後の早い時間にコーヒー、紅茶、ソフトドリンクを中心とした飲み物を楽しみながら行います。

 

サンドイッチや軽食にデザートなどが提供されます。

 

女性の集まりに多いですが女性に限った行事ではありません。

 

ポイント

 

• 主催者による挨拶や音楽演奏、エンターテイメントなどのプログラムもあり、開催時間はおおよそ1時間半〜2時間程度です。

 

• お茶会は立食形式が多いですが、テーブルが用意された着席式の会もあります。

 

着席の場合でも基本的に席は自由です。

 

出席者はプログラムや特別ゲストがいない場合、自由に退席できます。

 

Q3 外国の賓客が夫妻で来日する場合の「夫人(配偶者)日程」にはどのような例があるの?

A :賓客が夫妻で来日する際、賓客が会議や別日程に出席し、配偶者が個別の日程を必要とする場合には、「夫人(配偶者)日程」を別個に用意することがあります。

 

ポイント

 

• 本人の希望を踏まえることが第一ですが、この機会に日本の魅力を知ってもらうようなプログラムを入れると喜ばれます。

 

• 日本文化体験の人気が高く、ほとんどの来日で組み込まれています。

 

歴代の各国大統領夫人もお茶室でのお点前や、生け花体験など日本文化を堪能していただきました。

 

• その他、教育機関や福祉施設、医療施設への訪問もよく組み込まれるプログラムです。

 

日本庭園、美術館、博物館の訪問などあげられます。

 

Q4 外国賓客に対する贈り物選びにおいてはどのような点に気をつければいいの?

A :外国の賓客に贈られる品には、日本の代表的な工芸品が多く送られています。

 

ポイント

 

• その他、日本酒も人気がありますし、お相手の趣味や嗜好に関する日本のものや、両国の友好関係にちなんだ物などが選ばれます。

 

日本の家電製品やハイテク製品が贈られる事例もありました。

 

• イスラム教諸国の賓客にフィギュアや日本人形など偶像を選ぶことは絶対にさけましょう。

 

• 公職に就いている方に一定の金額を贈ることも受け取る側が罰則を受けるので気をつけましょう。

 

外国の政府関係者への贈り物選びにはその国の規則やルールを必ず事前に調べておきましょう。

 

Q5 レセプションとはどのような行事なの?

A :パーティーの形式の一つです。

 

ポイント

 

• レセプションとはパーティーの一つの形で立食形式の行事です。

 

通常、主賓、もしくはホストが会場入り口で客を出迎える「立礼(レシービング・ライン)」を行います。

 

最近ではレシービング・ラインを設けないレセプションも増えてきました。

 

客の規模やサーブする飲み物や食べ物の内容は自由です。

 

• 挨拶、乾杯や音楽、エンターテイメントなどはあっても無くても構いません。

 

ここでレセプションの流れを簡単にご紹介します。

 

1.開始 

 

2.客に飲み物がサーブされます。挨拶がある場合は飲み物で乾杯して挨拶が終了するまでテーブルの上のたべものにはカバーがされています。

 

3.オードブルやフィンガーフードをボーイがトレイにのせて客の間をまわることもあります。

 

4.主催者や賓客による挨拶 終了したら食事が始まります。

 

5.引き続き歓談。あれば、音楽やエンターテイメントの用意

 

6.一時間半から2時間でレセプションは終了。頃合いをみはからって終了の合図として会場のライトを短く点滅させることもあります。

7.終了

 

Q6 海外からのお客様をお迎えした時,どのようなプログラムで迎えるの?

A :国際プロトコールの基本として、相手を最大限おもてなしする心でお客様を歓迎しましょう。

 

世界中どこの国も賓客に対して、その国や地域の特色を最大限にいたかしたおもてなしでお迎えします。

 

ポイント

 

• 国の特色や文化を様々な工夫を凝らしておもてなしすることで国を代表した最大限の敬意を表現します。

 

日本伝統芸能や日本をイメージするエンターテイメントなどがおすすめです。

 

• 伝統文化の紹介や特産物を使った郷土料理、観光地への案内など、文化や地方の代表的なことを海外の方にも思う存分楽しんでいただく工夫が必要になります。

 

食事、パーティー、テーブルマナーについて気をつけたい国際プロトコールQ&A 7選

 

Q1 着席形式の食事会を「レセプション」と呼んでもいいの?

 

A :着席形式の食事会はレセプションではなく、時間帯によって,「昼食会または午餐会(lunch または luncheon)」あるいは「夕食会または晩餐会(dinnerまたは banquet)」になります。

 

ポイント

 

• レセプションでは,行事の間,招待客は出入りが自由ですが、昼食会や夕食会は着席形式のため,招待客はあまり遅れずに到着し,行事終了までは原則として退出することができません。

 

• 招待された客にとって,行事名はだいたい何時間くらい予定をしておくべきかがわかる大事な情報です。

 

招待状を出す場合は,行事の名称を間違えないようにすることが重要です。

 

Q2 乾杯のマナーとはどのようなものなの?

 

A : 乾杯の際は全員が起立をして乾杯をします。

 

正式な乾杯はグラスの音をたてません。

 

目の高さにグラスを持って相手の目をみてグラスを掲げます。

 

ポイント

 

• 公式な食事の席での乾杯はデザートの前と食事のはじまりに行われる場合があります。

 

• 乾杯の挨拶は短い挨拶を心がけましょう。

 

目安は一分です。

 

Q3 会食を夫妻単位とするか,単身行事とするかはどのように決めるのでしょうか ?

A :主賓が夫妻で来日している場合で社交を目的とする会食の場合、夫妻単位としています。

 

逆に、主賓が単身で来日している場合や、実務を主たる目的とする会食の場合には、単身行事とすることが望ましいと考えられます。

 

ポイント

 

• 近年は、国際会議で複数の国の指導者が一堂に会することが増え、会食も「ワーキングランチ」といわれるように会議の延長のような実務中心の食事が増えてきました。

 

• そこで、実務と社交のめりはりをつけるために、夜の会食を夫妻単位の社交の場として、主催国の文化や産業技術を紹介するサイドイベントを開催するなどの工夫を加えるケースが増えてきています。

 

Q4 外国人を招いてホームパーティーを主催する場合の留意点は ?

A :外国人を家に招く時にも、大切なのはおもてなしの心です。

 

客が家庭的な雰囲気を楽しむことにありますので,いつもの家にお客様を招く気持ちでお迎えすることが,最大のおもてなしとも言えます。

 

ポイント

 

• パーティー当日は,日本の習慣に不慣れな外国人には,靴を脱ぐなどの習慣を説明しましょう。

 

また小さい子どもが寝ているので廊下では静かにしてほしい,タバコは家の中ですわないでほしい,など、あなたの家のルールをためらわずにはじめに説明しておくことが大事です。

 

• ホストの気配りとして大切なことは客同士の「紹介」です。

 

ホストが客の一人一人に積極的に声をかけて,皆が会話に入れるように最初に客同士を紹介します。

 

• ホームパーティーでは,ホストがキッチンとの往復や皿の片付けなどで,長い間客から離れていることはあまりお薦めできません。

 

• 事前に準備できる料理やオーブン料理などでビュッフェ形式にすると便利です。

 

もちろん,フォーマルな食事会や,人数が少ない場合には,ひとりひとりに料理をサーブしてもよいでしょう。

 

おすすめの関連記事:日本らしいおもてなしエピソードとホームパーティ in フランス

 

Q5 海外からの賓客を招待する食事会のメニューで気を付けることとは?

 

A :海外の賓客を招待する食事会のためのメニューを作成する際は,賓客の嗜好や情報を事前に確認することが大事です。

 

• 宗教・倫理・健康などの理由により食べられない物や飲めない物,またアレルギーの有無などについて,できる限り正確に確認します。

 

• 賓客が複数の場合も個別に確認しましょう。

 

可能な限り配慮することが求められます。

 

• 例えばある賓客が菜食主義者である場合,主催者はその他の客に肉料理を準備してもよいのですが,菜食主義者の賓客には特別なメニューを用意することが求められます。

 

• ワインなどの酒類を提供する場合,宗教上の理由等でアルコールを飲まない賓客に対しては,最初からワイングラスを置かず,ソフトドリンク等を提供します。

 

Q6 パーティーにはどのような服装を着るの?

A :パーティーでは服装の指定があればそれに従います。

 

ポイント

 

• 指定がない場合、男性はビジネススーツ、女性はデイドレスが基本です。

 

デイドレスとは、普通丈のスーツ、ワンピース、アンサンブルなどのことです。

 

• あらたまった席では、男性はチャコールグレーまたはミッドナイトブルーのスーツ(ダークスーツ)、女性は落ち着いた色のスーツ、または絹や絹の風合いのワンピースを着ることが望ましいとされています。

 

Q7 外国の要人などを招待して夕食会はどのような点に注意して準備すればいいの?

A : 大切な準備として、招待客の決定、招待状、席礼、宴席の案内、行事次第、メニューがまず考えます。

 

ポイント

 

• 招待客の決定では何らかの理由で国同士の関係が悪い場合、同席や顔を合わせることを避けるような配慮も必要です。

 

• 招待状は、英語のみでもいいのですが,日本で行われるパーティーには日本語と英語、またはその他の外国語での案内状が好まれます。

 

• 席礼は客がスムーズに入室できるよう前もってお知らせしておきましょう。

 

人数が少ない場合はテーブルプランなどの図を入り口に掲示しておくと混乱がありません。

 

• 会をスムーズに進行するために詳細な行事次第と部門別の人員配置表を用意します。

 

• メニューも宗教上の理由など食事の禁忌を事前に確認しましょう。

 

プロトコールとおもてなし 

プロトコールの最終目的は、相手の方が“心地よい”と感じていただけるおもてなしをご用意するためのルールです。

 

そしてプロトコールは世界共通のコミュニケーションツール。

 

言語のように使えれば、どんな大切なお客様に対してもいつでも冷静に丁重におもてなしの心でお招きすることができます。

 

プロトコールの基本精神である“相手に不快感を与えないような思いやりを配慮すること”は、おもてなしの精神と似ていますよね。

 

おもてなしは、日本のホスピタリティ精神。

 

そんなおもてなしの心でお相手の方を接待する時、大切なのはお相手の状況を察して差し上げること。

 

• 長旅でつかれていないか、

 

• 慣れない異国滞在でストレスを抱えていないだろうか、

 

• 異文化の中で窮屈なおもいをしていないだろうか。

 

• どんなことが好きなのだろう。

 

など、お相手を思いやることで、その方に必要なことが見えてきます。

 

そして思いやりの上にプロトコールを意識したおもてなしをご用意する。

 

プロトコールを学ぶことはお相手のためだけではなく、自分がホストとして恥ずかしくない立ち振る舞いを身につけ,なおかつ相手の居心地がいい場をご用意することができます。

 

それは国際コミュニケーションをさらに円滑にすることなります。

 

プロトコール5原則をベースに、必要に応じてその他のプロトコールを学ぶこと。

 

それはあなたらしいおもてなしをどんな大切な方に対しても申し分なく具現化する手段になります。

 

まとめ

プロトコールは公式的な国家交流の基本となりますが、正式な場ではなくても最低限のルールや約束事は知っておいて損はありません。

 

プロトコールを身につければ、ビジネスや個人の大切なお客様に対しても失礼のないおもてなしができるでしょう。

 

外国からの大切なお客様に対してオリジナリティが高く,かつ失礼のない対応やおもてなしをすることが可能です。

 

そして一番大切なプロトコールを忘れてはいけません。

 

それは笑顔で相手の目をよく見てきちんと話し挨拶をすること。

 

世界共通の気持ちのよいコミュニケーションの基本ですよね!

 

参考サイト 

外務省ホームページ; 

プロトコールに関する知識:

【大切なお客様へ】極上のサービスと最高のおもてなしとは?

Mayumi Folio
Mayumi Folio

コロナウィルスによるパンデミックが世界で収束を見せる中、人々がまた旅をしたいと世界を動き始めています。

 

そんな中、世界の訪れたい国No1として日本が選ばれました。

 

日本へ今ふたたび、世界中から期待が高まっています。

 

長い間、閉じられていたロックダウンの後としてこの高評価はとてもうれしいですよね。

 

ここには日本という国へのあこがれに加え、日本人の持つ他者への丁寧な対応への評価でもあるでしょう。

 

だからこそ、今もう一度日本の最高のおもてなしについて考える時なのかもしれません。

 

心を込めたサービスや極上のおもてなし接遇は、どんなお客様に対してもとても心地の良い時間をお届けできます。

 

特に今回考えたいのは外国人の大切なお客様へ、より一層充実したサービスと極上のおもてなしについて考えるには一体どういった事を大切にしていけばいいの?

 

といったポイント。

 

ここでは

• 極上のサービスって何かしら?どう考えて行けばいい?

 

• 超富裕層が来日するんだけど気をつけることとは?

 

• 国賓や重要人物、VIPの方々へのおもてなしはどうする?

 

• おもてなしの祖、茶道からおもてなしについて学びもっと深く考えたい!

 

といったことを中心に、極上のサービスと最高のおもてなしについて。

 

どのようなポイントに気をつければいいのか例を見ながら考えていきましょう!

 

極上のサービスとは

サービスとは

サービスとは、おもてなしやホスピタリティとはまた違った意味があります。

 

サービスの語源は、英語のService。

 

日本語訳は、奉仕、使える、従事する、にあたります。

 

オックスフォード英語辞書では「 The action of helping or doing work for someone. 」(誰かの手助けをしたり誰かのために仕事をしたりするという行為)という記述が筆頭に挙げられています。

 

日本語表現辞書によると、« 誰かのために何かを行うこと、他者の助けになること。

 

無形の財や価値あるいは労役などを提供すること。

 

  • 奉仕

 

  • 用役

 

  • 尽力

 

  • 提供

 

 となっています。

 

ここからも解るように、あくまでサービスとは、お客様が主体です。

 

経済用語としてのサービスは、無形の財。

 

顧客に便利性や満足を与える非物質的な価値である、とされます。

 

ですから、求められていない過剰なサービスや、サービスをしていることをこれ見よがしに見せつけるような接客は、極上のサービスとは言えません。

 

どんなに尽くしたとしても、お客様が求めていない物を提供しつづけるのはサービスにならないということです。

 

そうしたことから考えてみると極上のサービスとは、

 

• お客様の顕在している“Needsニーズ ”を的確に提供

 

• さらにお客様の見えない潜在されている“Needsニーズ”も満たしてゆく。

 

そんな従事行為といえます。

 

では早速具体的な例とともに、極上のサービスについて一つ一つひも解いてみましょう。

 

サービスの基本。お客様の“Needs (ニーズ)”の理解

“Needs (ニーズ)”とは?サービスを考える時に大切な、お客様が何を必要としているのか、なにを求めているのか。

 

ということになります。

 

サービスを考えた時に、まずこの“Needs (ニーズ)”に焦点を当てて考えていきましょう。

 

よりよいサービスを考える時の“Needs (ニーズ)”には2つの意味があります。

 

  • すでに本人が理解して表現している欲求

 

  • まだ本人にも自覚できていない欲求

 

が、あるとされています。

 

たとえば、「忙しい外国人の社長が日本に来日された。しかも何度も日本に訪れている」とします。

 

彼は“折角日本に来たからには、少しは日本を楽しみたい”と、仰っていました。

 

これが、上記にある 1の顧客(社長)が理解して表現している“Needs (ニーズ)”。

 

そして秘書の方からの情報やズーム会議などでお会いした際に、社長はなんだか疲れているように見えました。

 

彼には、“毎日忙しく、日頃から疲れているからリラックスして楽しみたい”と漠然と感じていらっしゃる模様。

 

ここから考えれるのは、2の顧客(社長)が自覚できていない“Needs (ニーズ)”になります。

 

では、この2つの“Needs (ニーズ)”をもつ彼に、サービスを提供すると考えるのなら、どういった点を考えていけばいいのでしょう?

 

まず、理解して表現している“Needs (ニーズ)”»である、“日本を感じるような体験”を考えてみます。

 

おそらく彼は、何度も来日されているので、ありきたりな日本文化体験では満足されないでしょう。

 

そこでポイントして考えられることは、

 

• 特別感のある日本文化体験。

 

• 本物でありながら、おもいきり楽しめること。

 

があげられます。

 

さらにお客様に提供できる具体的名サービスを考えるヒントとして、2の自覚できていない“Needs (ニーズ)”である、“毎日忙しく、日頃から疲れているからリラックスして楽しみたい”。

 

があります。この部分を考えてみると、

 

• とても忙しい人である。

 

• 身分があるのでプライバシーは守られたい。

 

という彼の内在的な要求が見えてきます。

 

このポイントを解決できるサービスを考えてみます。

 

例えば、

• 仕事の後、宿泊先のホテルの一室を貸し切って、プライベート空間をご用意する。

 

仕事の後、宿泊先なので特別にお時間を作っていただく必要もなく、さらに移動するストレスや疲れも軽減できます。

 

そしてプライベートな空間でプライバシーも守られるので、一時でもリラックスした解放感を差し上げられます。

 

ですから、

 

お客様の“日本を楽しみたい”という自覚している要求について、この“プライベート空間とつかの間の時間”で思う存分に楽しんでいただける日本文化体験をご用意すること。

 

といったように、考えられますよね。

 

この例は実際お忙しい社長様を極上のおもてなしで接待させていただいたときに楽しんでいただいた事例です。

 

極上のサービスを考えるときは、このように“相手の目に見えるNeedsにだけ答える”のではなく、“隠れた“Needs ”を知る事“でより的確なサービスをお届けする事ができます。

 

的確なサービスをご用意するために大切な事前のリサーチ

VIPのお客様は一般のお客様に比べ、事前の情報が用意できることが多いので、かならずお客様の情報を事前に確認しておきましょう。

 

例えば、

• 年齢や性別

 

• 可能であれば宗教観(イスラム教やユダヤ教の方にとっては食事の制限などがおおいため)

 

• 趣味や嗜好、意識していること(ベジタリアンなど)

 

• お好きな食べ物、あるいは嫌いな食べ物、アレルギーの有無

 

• 日本に何回ぐらい来たことがあるのか、日本語の理解はあるのか。

 

• 家族構成

 

• 経歴、学歴、年商など

 

• お酒は嗜まれるのかどうか。

 

など、解る範囲でいいので事前にリサーチできれば、ご用意できるサービスの内容も的確になっていきます。

 

といっても情報だけに頼るのも考えものです。

 

特に長旅の中、お客様も普段とは求めているものが違うという場合もあります。

 

時差ぼけがひどいのに、予定に組み込まれている、ということで観光名所をつれ回してしまえばひどく疲労させてしまうでしょう。

 

普段は食が旺盛な方でも環境が違うので食欲がわかないこともたまにはあるでしょう。

 

相手は旅先である。

 

ということもふまえて接することが大切になります。

 

かならず目の前にいるお客様が今何を必要としているのか観察しましょう。

 

いつも臨機応変に察していく対応が必要になります。

 

“あなただから”の特別感

VIP のお客様のなかには、“自分は特別な存在なのだ”という感覚を大切にしている方もいらっしゃいます。

“大勢の中の一人ではなく、個としての特別な自分。”

 

そんな感覚をくすぐるようなサービスはVIPの方にとって大変居心地がいい接客になるでしょう。

 

個々で事例をお話ししますね。

 

ある中国の大富豪の奥様方が某有名宝石店の招待で日本にやってきました。

 

存分に贅沢におもてなしをしてほしい。

 

というご相談をいただきました。

 

とにかく贅を尽くした物や事がお好きな方々でしたし、普段の生活の中でもよほどの物ではない限りご満足していただけません。

 

そこで、着物を実際にきていただいての茶道体験をご用意させていただきました。

 

もちろんただの着物ではありません。

 

中国では日本の大河ドラマも大人気です。

 

その当時、“大奥”が放映されていて、中国でも大変人気がりました。

 

そこで、大奥風の贅を尽くした着物をご用意させていただいて、実際にお召しになっていただきました。

 

中国の方は写真撮影がお好きな方が多いということもあり、みなさまたのしく撮影会をされ大満足のご様子。

 

そして、一つ何百万円とする茶器をご覧になっていただき、茶道体験をしていただきました。

 

皆様本当に満足され、その後の商談にも花が咲いていました。

 

このように、特に特別な、あなただからこそできる。

 

という体験をご用意するのも特別感を演出する大切なキーワードになります。

 

着物体験の過去記事はこちらになります。

大奥に変身!着物体験で外国人富裕層をおもてなし

 

国際プロトコールについて

国賓などの公のVIP のお客様だけに対する事ではなく、外国人の重要なお客様のために、国際プロトコールを事前に調べておく事は大切です。

 

国際プロトコールとは、世界共通の大切な礼儀作法を知っている上でのサービスができることは、お互いにとって大変重要になります。

 

国際プロトコールはとても細かく、多くの決まりがあります。

 

しかしすべては無理だとしても、その中でも大切な5つのプロトコールだけでも身につけておくのは大切なことになります。

 

国際プロトコールとは、国家間の外交の礼儀。

 

文化や風習が違うもの同士が心地よくともに時間をすごせるための、文化や風趣を超えたマナーです。

 

プロトコールを身につけたもの同士の交流ということは,お互いに安心感がうまれます。

 

特に国賓やVIPのお客様にとって、国際プロトコールが前提にあるのは当たり前のこと。

 

そういった方々のプライベート時間のおもてなしを考える時も国際プロトコールは大切になります。

 

では、ここで国際プロトコール5原則を確認しておきましょう。

 

1 Local customs respected 異文化の尊重

 

相手の文化、風習、宗教、習慣を尊重すること。

 

相手の立場や文化の違いを尊重し、国の大小、人種にかかわらず全て平等に扱いましょう。

 

一人一人を尊重し、分け隔てのない対応を心がけましょう。

 

そして自国の文化や精神も正しく理解しておきましょう。

 

2 Rank conscious 序列重視

 

公式行事などでは序列があり、席次が定まっています。

 

出席者に対する敬意表現として、並び順、 入場順、挨拶など、全ての場面で序列が重視されます。

 

3 Right on the first 右上位

 

乗り物から席順、国旗の掲揚からエスコートの順番など、全てにおいて右側が上位になります。

 

4 Reciprocation 返礼 相互主義

 

からなず返礼をすること。

 

交流関係は必ず相互関係であること。

 

接待をうけたのなら、必ず接待の場を設けて同等のお返しをします。

 

5 Lady first レディー ファースト

 

宗教的な制限をのぞく全ての状況において、女性が優先される。

 

建物の出入り、乗り物の乗り降りなど。

 

とくに、1にあげたLocal customs respected 異文化の尊重はとても大切です。

 

どんな時にでも相手の文化や風習を尊重した対応を心がけましょう。

 

国際プロトコールについての詳しい記事はこちらになります。

 

プロトコール5原則とは? 知っておきたいルールとマナー

 

最高のおもてなしとは

おもてなしとは

おもてなしは、サービスとはまた違った、“相手への心遣い”になります。

 

おもてなしに重要なのは“まごころ”です。

 

つまり、表裏のない “心” でお客様をお迎えすることです。

 

おもてなしは、相手の想定をこえるような気遣いや心遣い。

 

サービスは、お客様自身から発される要求を充たしてゆく、と考えればいいのですが、

 

おもてなしは、さらにその先の“お客様が想定しないような気持ちへの接し方”になります。

 

お客様が想定するサービスのさらに上のせした、いわばサプライズのような心配りや優しさです。

 

想定外の気遣いに大切なのは、“相手が何をしたらよろこぶのか?”そして、“自分は相手にとって何ができるのか?”というような、相手を思慮する気持ちが必要になります。

 

こちらのリンクはおもてなしについての詳しい過去記事です。

 

外国人への日本のおもてなしについて徹底分析!!エピソードやサービス事例など50の事例

 

極上のおもてなしを考える

例えば、先ほどの忙しい外国人の社長様。

 

彼のNeedsに答えられるようなサービスをご提案いたしました。

 

さらに、ここにおもてなしの心で接遇する,と考えるにはどうしたらいいのでしょう?

 

では、社長の立場にまず注目してみましょう。

 

• お忙しい方で日中時間がとれない。

 

• 社長という立場。

 

プライベートがまもられるのは大切。

 

• 外国人であるということ。

 

• とにかく心置きなく楽しんでいただきたい。

 

• 良質で本物の日本文化体験

 

このような点を“察する”ことで、サービスをつつむ具体的な « おもてなし »が見えてくるのではないでしょうか?

 

たとえば、お客様に対して“察した”ことから、先ほどの宿泊先にご用意したプライベート空間で体験できる日本文化を選ぶ事ができます。

 

なので、今回の時間、状況、すべてにおいてふさわしい“ 芸者遊び”をご用意してみましょう。

 

芸子遊びが持つ日本文化体験のメリット10

 

  • 厳しい修行を積んだ芸者のみごとな日本舞踊

 

  • 日本伝統芸能である邦楽の音楽

 

  • 芸者のプロフェッショナルなおもてなし技術

 

  • 全体で醸し出される和の雰囲気

 

  • お酒の席での楽しい日本伝統遊戯が楽しめる

 

  • 日本舞踏を鑑賞する際に生まれる場の静けさと、芸子遊びでの軽やかな盛り上がりがあり、退屈させることがない時間が生まれる

 

  • 会食の際にもご用意できるのでお食事時だけしか時間が取れない外国人のお客様にも楽しんでいただける

 

  • 一流のお食事とお酒もご一緒に楽しんでいただけるので、時間を気にする事なく日本文化を体験

 

  • どこかに移動するわけではないので、帰りの時間も人の眼も気にする事がないつかの間の自由

 

  • さらに伝統芸能の翻訳に長けた通訳者をご用意することで、言葉の壁によるストレスも軽減され、思い切り楽しんでいただけるようにます

 

おいしいお料理とお酒に日本において極上の接待技術を習得している芸子さんと時間は、疲れているお客様への一時のやすらぎをお渡しすることができるのではないでしょうか?

 

このように、リラックスしたい、楽しみたい!というお客様に対して、さらにどのようにしたら相手をより充たす事ができるのかを、お客様より先に察してご用意してゆく。

 

そんなこころが極上のおもてなしにつながるのではないでしょうか?

 

関連おすすめ過去サイト

【芸者を英語で説明】 日本らしい接待の楽しみ方

 

茶道から学ぶおもてなしの心得

日本の伝統文化の代表 茶道から学ぶおもてなしの極意

日本の伝統文化の代表格である、茶道。

 

祖である千利休は、数々の客人のためのおもてなしの極意をのこしてきました。

 

茶道の茶会、茶事ではつねに亭主がどのような道具の組み合わせにするのか、この季節のこの頃、どんな花が咲くのか。

 

掛け軸のえらびからお菓子や料理の用意。

 

その空間すべてを心地よいものになることを全力で用意します。

 

その日招かれるお客様によって茶室内の雰囲気もまいかいかわるので、亭主はその状況を考慮して用意します。

 

茶道の心得の中を観ると、茶道の中には多様性を受け入れるという側面があります。

 

日本文化歴史の塊で、一見作法がたくさんあって狭い価値観の世界といったネガティブな印象がありますが、茶道は他者にたいしての柔軟名心がふかくあります。

 

千利休の時代、時の将軍豊臣秀吉との茶事もあったことでしょう。

 

その上で身分を問わず庶民誰でも茶会に参加できるような茶事もあったといわれています。

 

茶室に入る時はどんな身分の人でも小さな茶室の入り口から刀を置いてくぐりながら入室します。

 

それは茶室の空間は身分もなにもない。

 

といった、当時で考えるとあり得ないほどの柔軟な思想なのです。

 

外国人という日本文化で日常を送っていない人たちに茶道のような相手に合わせる。

 

万人の憂いを取り除く。

 

といった思想はグローバル化される日本にとって日本らしい対応になって行くのではないでしょうか?

 

一杯のお茶をいただく。

 

その行為のためにその場を演出する、それが茶道になります。

 

一時、客人を迎えてともに過ごす時間のなかに利休の言葉はしみわたります。

 

一期一会

もう一つ、極上のおもてなしを考えるために心の中にとどめておきたい一期一会。

 

おもてなしとは、もともと茶の湯の世界の “おもてもうらもなし” という考えから生まれました。

 

すべての来客や接客を一期一会と考え、つねに万全な準備と最高の空間を提供してゆく茶の湯のこころ。

 

茶道では、すべての出会いは“一期一会”

 

“出会ったお互いが過ごすその時間を一生の中の一瞬として心の底から大切にしてゆきましょう。”

 

“お互いが心地よい時間をすごし、その後も素晴らしい関係がつづいていきますように。”と、考えられています。

 

ここにも、極上のおもてなしを考える上で大切なことを学びます。

 

接客業やサービス業、あるいは外国人の方へのイベントを企画する、という職種につかれているかたは、日々頭を悩ませ尽力されています。

 

何件も、何十件も、何百件もお客様に対してサービスやおもてなしについて対応されていらっしゃるのでプロとしての段取りや方法がうまれているでしょう。

 

しかし、接客される、サービスをされる、おもてなしをうける方にとってはそれが初めてで一度きりの出来事でもあります。

 

特に、外国から日本にくる。

 

という方の場合、人によっては一生に一度日本という地に足を運んだ。

 

という方も多くいらっしゃいます。

 

あなたがそのお客様のご担当をされるのでしたら、それは国境をこえた一期一会。

 

奇跡の瞬間でもあります。

 

相手の方の一生に一度の体験をお手伝いさせていただく。

 

そんな心もちも極上のおもてなしを考える時大切になるかもしれません。

 

千利休の利休七則

茶道の祖、千利休が残したお客様をお迎えするときに大切にするべき、心得として利休七則があります。

 

ここには、おもてなしの極意と茶道を主催する亭主への鉄則があげられており、おもてなしのこころの源ともいわれています。

 

茶道では、茶事を主催する亭主が入念な準備をととのえ、客人を茶会に迎えます。

 

亭主は客人のことを思い、考え、抜かりのない用意をして,お迎えします。

 

その場と時間を心地よく過ごしていただくことが大切なのです。

 

そして招かれた客人はその場にふさわしいふるまいをして、感謝を表現し楽しみます。

 

茶会でのおもてなしの心得、その源にある千利休の利休七則をここでご紹介します。

 

一則 茶は服のよきように点て

 

お茶は相手の状況や気持ちを考えて点てましょう。

 

相手にとって飲みやすい量、適度な温度を。

 

服のよきようにというのは美味しいと感じるだけではなく、一生懸命に点てたお茶をお客様にその気持ちも味わっていただきましょう。

 

という意味で、主客一体の意味があります。

 

二則 炭は湯の沸くように置き

準備は的確に誠実に行いましょう。要となるポイントを抑えることが大切。

 

炭に火をつければお湯が必ず沸くということにかぎりません。

上手な炭の継ぎ方を形式だけ飲み込むのではなく、本質をよく見極めましょう。

 

三則 夏は涼しく冬暖かに

もてなしは相手が心地よく感じられるようにしましょう。

 

季節感を大切に、自然の中に自分を溶け込ませる工夫をしましょう。

 

四則 花は野にあるように活け

ものの表現は本質を知って簡潔にすること。自然にそこにあるようにする。

 

自然をそのまま再現するのではなく野に咲く花の美しさと自然から与えられた命の尊さを表現しましょう

 

五則 刻限は早めに

何事も心にゆとりをもって行いましょう。

 

ゆとりとは時間を尊重することです。

 

自分がゆったりした気持ちになるだけではなく相手の時間を大切にすることにもなります。

 

六則 降らずとも雨の用意

どんな時も落ち着いて行動できる心の準備と実際の用意をしておきましょう。

 

どんな時でも適切に場に応じられる自由で素直な心をもちましょう。

 

七則 相客に心せよ

居合わせる人すべてが心地よく過ごせるように気を配りましょう。何事をするにも相手のことを考えましょう。

 

茶道のおもてなしの心得ですが、大切な客人をおもてなしするための心得として通じる部分がたくさんありますよね。

 

おもてなしの祖である茶道での教え。

 

極上のおもてなしのための神髄がここにあります。

 

お客様への極上のおもてなしを考えた時、大切にしたい言葉です。

 

主客一体 茶道に学ぶ思いやりのまごころ

茶道の中には 主客一体 という思想があります。

一座建立(いちざこんりゅう)ともいいます。

 

茶席は亭主と客が一体になって作り上げるもの。

 

ということばで、亭主は客の気持ちになって「お忙しいのにわざわざおこしいただいて本当にありがとうございます。」と、精一杯おもてなしをします。

 

客人は「私のためにこんなにいろいろおきをつかっていただいてありがとうございます」と礼のこころをつくします。

 

この両者の心が一体となってゆく。それが主客一体の思想です。

 

亭主のおもてなしに、客人が即座に感知して味わい、礼の心を持って味わう。

 

そしてその茶事は滞りなくすすむ。

 

よって、茶道をたしなむかたは日々お稽古をされ、感受性を磨き、茶の湯をいただく作法をまなばれています。

 

これは、もてなす側だけではなく、もてなされる側にも思いやりをもっておかえししなさい。

 

という極意ですが、ここにも日本社会の中にある美徳がみえます。

 

もちろん茶道の心得は外国人のかたや、茶道の心得のない人にはなかなか一朝一夕でみにつくことではありません。

 

しかしだれでも、文化風習をこえたとしても極上のおもてなしを受ける場では自然とそれ相応の態度を取るようにつとめます。

 

それはガラパーティーなどへ出席する際に客人もガラパーティーにふさわしい服装をすることやふるまいをするという事と全く同じになります。

 

異文化、異国間の交流で外国人だから,きっと解らないだろう。

 

とはじめから決めつけずまごころを存分にこめたおもてなしをご用意していきましよう!

 

謙遜の美学と自己の卑下

時々,丁寧な接客をするということを、自分がへりくだりすぎるということとを混ぜてしまう考えがあります。

 

日本には謙遜の美学があり、相手を敬い己の能力を過信せず、謙虚な態度で人に接するという日本文化独自の習慣です。

 

そこには、謙遜の美があり、哲学があります。

 

しかし、なかなか外国の方からすると理解しにくい思想でもあります。

 

茶道の作法の中から、謙遜について考えてみましょう。

 

茶道の作法の中でも有名な、お茶碗を二回半まわすという作法には、この尊敬と謙遜の意味がこめられています。

 

茶道では、お抹茶茶碗の一番美しい正面をお客様の前におきます。

 

客人はその美しい面に口をつけるのではなく、二回半回転させてから口をつける場所を正面から動かしていただきます。

 

この動作は、あなたを尊敬していますよ。

 

という亭主の気持ちを、あなたからの尊敬され恐縮です。というお返事になります。

 

このようにお茶碗を使う作法の中に尊敬と謙遜を表現しています。

 

亭主は自分の最大を持って客人を受け入れます。

 

受け入れられた客人は傲り高ぶらず、その尊敬を受け取り、謙遜した形で礼を尽くします。

 

凛として接する態度は、受ける方としてもとても清々しい気持ちになります。

 

そしてその気持ちに対して敬意を払う態度として謙遜という美学があらわれます。

 

おもてなしを考える時、卑屈になって自分がしていることに自身が無さげな対応では、相手はなんだか不安になってしまいます。

 

相手に敬意をもって丁寧に接することと、服従することは違います。

 

度を超えたサービスや過剰な接待は相手を不安にさせてしまい、「日本人はあやまってばかりいる。」「日本人はなにを考えているのか解らない。」

 

といった風評が一人歩きしてしまいます。

 

日本の正しい謙遜の美を込めたおもてなしをご用意しましょう。

 

憂いを想定する

 

おもてなしの心得利休七則にもあるように、“降らずとも雨の用意”があります。

 

これは「憂いをあらかじめ想定しておきましょう。」という言葉になります。

 

先に困りそうな事を取り除いておく、あるいは困りそうな状況になったときに対応できるよう準備をしておくことが大切です。

 

そして、どんな時も自由に落ち着いて行動できる心の準備と実際の用意をいつもすること。

 

例えば日本の感動されるおもてなしサービスでよく外国人が挙げられる、

「デパートで買い物をしたら、買ったものがぬれないようにビニールで紙袋をつつんでくれた。」という心配りも、

 

まさに“降らずとも雨の用意”に当たるのではないでしょうか?

 

急病人がホテルででた時に、とっさに対応していただけることの心強さや、翌日療養食を用意してくださったときの感動。

 

レストランで子連れのお客様がゆっくりお食事をしていただけるように、角の迷惑になりにくい席に案内される、とか、小さな塗り絵セットやお子様がたべ

やすいメニューを用意する。

 

といったことも、小さな子供のいる人たちにとっては大変ありがたいサービスですょね。

 

このように極上のおもてなしを考えるときには、やはり日本の日常で体験する、日本のおもてなし。

 

まごころをこめたサービスの中にもたくさんヒントが隠されています。

 

まとめ

極上のサービスと最高のおもてなし。

 

一体どんな事をすればいいのか?と漠然と悩むより先に、お客様についてどんな気持ちで接すればいいのか考える事が重要です。

 

相手が外国人で習慣や文化がちがっても、まごころを持った対応は誰でも気持ちがいい物です。

 

まごころを込めて相手の事を考える。

 

その心を大切にして、相手にとって最善を考え提供してゆく。

 

自分が提供するサービスやおもてなしで、お客様がとても喜んでくれる事はなんだかうれしいことですよね。

 

日本人として誇りを持って外国人のお客様をお迎えして行きましょう!

(参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200818/k10012572431000.html

外国人への日本のおもてなしについて徹底分析!!エピソードやサービスなど50事例

Mayumi Folio
Mayumi Folio

日本は世界最高峰のホスピタリティの国と言われています。

 

「日本のホスピタリティ精神はすばらしい」

 

もちろん私たちも海外に行けば、その国々でそれぞれの客人をもてなす素敵な真心に出会います。

 

それでもさまざまな国で「日本のホスピタリティは特別だ!」「おもてなしは素晴らしい!」といった声を耳にします。

 

たしかに日本には、暮らしの中にもおもてなしの心のこもったサービスがあふれています。

 

それは日常生活の至る所に日本のおもてなし精神をみることができます。

 

しかし、文化や習慣、そして言語のちがう外国人を特別におもてなしする時、

 

• 外国人へのおもてなしと日本人へのおもてなし、どういうところに違いがあるの?

 

• すばらしいおもてなしとは一体どうすればいいの?

 

• 外国人へのおもてなしの具体的な成功エピソードがしりたい!

 

• 日本のホスピタリティおもてなしとは、いったいどうすればいいの?

 

と、悩みはつきません。

 

そんな時は、日本のおもてなしについてより深く考察し、大成功のおもてなしエピソードを知ることも大切なことですよね。

 

実際に、外国人の大切なお客様のおもてなしで、大変よろこんでいただけたエピソードを知ることでおもてなしのヒントを得ることができるかも。

 

今回は、

  • ホスピタリティとおもてなしのちがいとは?

 

  • 日本のどんなところが外国人にとって特別なおもてなしなの?

 

  • 外国人をおもてなしする時に気をつけたいことベスト5

 

  • 大成功のおもてなし事例10選

 

を中心にして日本のホスピタリティ、おもてなしについての考察を大成功時事例10選とともにお届けいたします!

 

ホスピタリティとおもてなし

日本のホスピタリティ、おもてなしは“まごころ“が大切。

日本のおもてなしでは、“まごころ”を大切にしています。

 

まごころとは、心のこもったおもてなしをすることを言います。

 

日本では値段に関わらず、多くの旅館やレストランにおいて、まごころがこもった丁寧な対応をします。

 

値段ではなく、お客様という相手を尊重して業務にあたる人がおおいので、外国人にはその対応の良さに驚かされているようです。

 

また、行政サービスにおいても丁寧で秩序があって分かり易いと言われる日本。

 

海外の公的機関の対応の悪さにカルチャーショックを受ける日本人が多く存在することを考えれば、どのくらいその差に隔たりがあるのかを想像することができますよね。

 

ただそれでも私たちには、言葉の問題があることについて認識しなければなりません。

 

どうしても同じ言語ではないがために、うまれてしまう不具合や不都合があります。

 

よく見られることとして、外国語対応が遅れている。

 

というポイントがあります。

 

日本語ではきちんとおもてなし対応できていても、英語や他の国の言葉では、未だ対応ができないところが多いのも事実です。

 

何カ国語も対応できるサービスを整えることができればそれはとてもいいことですが、なかなか難しいところでもあります。

 

なのでせめて国際語として英語での伝達ができるような英語表記や、英語対応ができるスタッフの準備があると言いかもしれません。

 

もう一つの手段として、イラストや漫画などでどの国の人が見ても解るような表示があれば世界共通で理解できますよね。

 

どうしても守っていただきたいマナーなどがあれば、そのような対応もありかもしれません。

 

もちろん言語だけができればいいというわけではなく、状況にあわせ相手の立場を想定してまごころをお届けすることができる。

 

そんなおもてなしのスキルが求められて行きます。

 

外国語でも日本語での対応と同等に、相手に寄り添ったまごころを込めた対応してゆくことは、訪日外国人へのおもてなしをより円滑に的確に叶えて行くことでしょう。

 

海外のホスピタリティと日本のおもてなし

英語のホスピタリティはよくおもてなしと日本語翻訳されます。

 

一般的には、ホスピタリティとは心のこもったサービスを指し、だいたいの意味においておもてなしとホスピタリティは共通する、といってもいいでしょう。

 

ホスピタリティは主に医療や福祉現場或いはその他のサービス業などで使われ、一方、おもてなしは日本文化に根付いた接客姿勢を言います。

 

おもてなしとは日本のホスピタリティだ、と言われます。

 

世界のどこの国にもホスピタリティはあるのに、どうして日本のホスピタリティだけ特別にあつかわれるのでしょう?

 

日本のおもてなしは他の国の「ホスピス、ケアをする。」といった側面からも解るように,基本的に「どこか不具合のある相手に対してのサービス」ではないところも重要です。

 

福祉や介護、そして医療現場におけるホスピタリティサービスはほとんどの国で重要しされています。

 

しかし日本のおもてなしは、日常生活の中で他者にたいして行うホスピタリティ。

 

限られた状態や状況の中だけ考えられているのではありません。

 

なので、日本を訪れた人が日本人のおもてなしのこころに驚くのは、まさか普通に日常生活を送っている中にまでホスピタリティの気配りがあること、そして普段の日常の中にもホスピタリティの可能性があったことに驚きが隠せないのでしょう。

 

そしておもてなしは、日本の伝統武道のように礼に始まり礼に終わり、決して押しつけがましくない。

 

そんな常に謙虚で丁寧な姿勢を保ちます。

 

そんな部分も日本がホスピタリティ大国である所以でもあります。

 

心に残るおもてなしとは?

日本の日常生活にみるおもてなしサービス例15選

では、実際に日本の日常生活の中にみられるホスピタリティであるおもてなしの具体例を考えて行きましょう。

 

以下、日本の日常生活の中で体験することができるおもてなし例15選になります。

 

驚くほど正確な時間で運行される公共交通機関。

 

本屋さんで購入時につけてくれるブックカバー。

 

喫茶店のそっと差し出される暖かいおしぼりと冷たいお水。

 

メニュー表には写真、入り口には精な料理の蝋細工があってイメージしやすい。

 

自動販売機は常に暖かい物と冷たいものが丁度いい温度で売られていて、おつりもきちんと出てくる。

 

トイレがきれい!トイレには小さな水流の音が流れるボタンがあり、トイレットペーパーは次の人が使いやすいように小さな三角がおられている。

 

ホテルや旅館などの宿泊施設は隅々まで掃除されており、どこに行っても奇麗で清潔。またスタッフの対応も礼儀正しい。

 

街は自主的に清掃されていて、ゴミがなくとてもきれい。

 

スーパーのレジに並ぶ時間が少なく、お客様をイライラさせない。

 

雨の日に買った商品の入った紙袋にビニールの雨よけをしてくれるデパート。

 

どのレストランに行っても丁寧且つ直ぐに案内してもらえる。

 

タクシーのドアが自動に開く。

 

ほとんどのお店で店員が笑顔で接客してくれる。

 

ちいさな困りごとも親身になって対応してくれる店舗やサービス機関が多い。

 

飲食店で無料で差し出されるおしぼりとお水。

 

これらは日本に訪れる外国人が、必ず体験する日本の日常的なおもてなしサービスのほんの一部。

 

私たち日本人には当たり前の風景であり日常的なサービスです。

 

しかしそれらは日々、訪日外国人に様々な驚きと感動をあたえます。

 

では、このおもてなしの精神とはどこからくるのでしょう?

 

おもてなしの心は日本人のDNAに書き込まれていて、日本人なら生まれつき備わって自然にわき起こることではありません。

 

海外から賞賛される日本のおもてなし。

 

それは日本で働く人々や暮らす人々が、本当に丁寧な仕事で毎日一生懸命働いている。

 

という結果ですよね。

 

自分の仕事に責任をもって、常に努力できる人が多い国だからこそ、日本のおもてなし精神は守られ続けていきます。

 

その姿は、日々外国人の方々のこころに感銘を与えます。

 

人々の努力や真心によって、日本が魅力ある国として人々の心に残り、日本は世界最高峰のホスピタリティの国と言われ続けています。

 

おすすめ関連記事:海外駐在員が見たおもてなし|外国人が驚く日本のホスピタリティ

 

日本でまごころのこもった接客をされてうれしかったこと10選 心と心を響かせる 温かいおもてなし 

心に残るおもてなしをするには、まごころがとても大切です。

 

まごころがこもったおもてなしは、相手の記憶に残り自然と良い気持ちにさせてくれます。

 

接客業においても同様に、まごころがこもった丁寧なおもてなしは日本人同士でさえ感動します。

 

そのため心に残るおもてなしをすると、相手は心が温まる気持になります。

 

その温かい気持ちは、世界共通。

 

たとえ民族や宗教、習慣に文化がちがってもまごころはつたわります。

 

例えば,以下このようなケースはとても心が当たりますよね。

 

ここでは10選挙げてみます。

 

宿泊先のスタッフが名前を憶えおり、常に自然の笑顔で挨拶や声をかけてくれる

 

宿泊先で病気になったときに、療養にむいた食事を用意してくれる。

 

宿泊先やレストランで子供に簡単なプレゼントをしてくれる。

 

客側に問題があっても、客の感情をすべて受け入れてくれる。

 

飲食店で不注意でお皿を割っても笑顔で対応してくれる。

 

お取り寄せ食材を頼んだらおいしい食べ方や料理方法についてちいさなメッセージが添えてあったこと。

 

宅配の人が細かなスケジュールで滞りなく配達してくれて、留守をしたときにでも即座に対応してくれること。

 

スーパーなどで生鮮食品や冷凍食品のために氷がサービスでいただけること。

 

購入した商品で少し困り事があれば即座に対応してくれる日本。

 

衣類を購入したとき無料や少しの料金でしてくれる裾直し。

 

小さな優しさやまごころで、相手の困ってしまったことや緊張してざわついた心を温めてくれます。

 

外国人が感じる日本のお得感がうれしいおもてなし対応 10選

そして、次のような事例はお客様がなんだか得をした気分にさせてくれるので喜びがうまれます。

 

記念日にレストランで記念写真を撮ってもらい、アルバムでプレゼントしてくれる

 

宿泊先のチェックイン時に部屋をアップグレードしてくれる

 

部屋に好物の果物やお菓子がそっと置かれている。

 

湯上がりにアイスクリームの食べ放題や、ロビーで無料のお茶漬けやラーメンなど夜食サービス

 

飛行機の座席をアップグレード

 

飲食店でのご飯のサービスやおかわり自由。

 

モーニングサービスでコーヒーを頼むともれなく豪華な朝ご飯がついてくる喫茶店

 

お誕生日の方へのサプライズサービス。

 

日本のありとあらゆる“おまけ”文化

 

無料なのに美しくて丁寧なプレゼント包装

 

ほんの小さなことから、驚くほどがんばってくださった事まで、暮らしや旅先でであったまごころはいつまでもわすれられません。

 

外国人がお客様の場合には特別に気をつけたいことベスト5

では、お客様が外国人である場合、なにか特別に気をつけなければならないことはあるのでしょうか?

 

基本的に外国人も日本人も同じ人。

 

人と人との心のふれあいになるので、根本的には人間性が大切になるのはどこの国でも同じことです。

 

ただ、文化、習慣、言葉が違うということから生まれる誤解や不便さを避けるために気をつけなければいけないことはあります。

 

外国人のお客様へのおもてなしで注意したいことベスト5、観て行きましょう!

 

宗教観のちがい

特に宗教を信仰することがその国民として大切な事。

 

とされている国からのお客様に対しては、事前にその宗教感やタブーについて学んでおくことは大切になるでしょう。

 

イスラム教徒の方にとって豚肉を食べることやお酒を飲むことは御法度ですし、ユダヤ教の方にも食事の中で気をつけることはたくさんあります。

 

韓国や中国では目上の人や年上の方は大切にされますし、反対に欧米ではレディーファーストがプロトコールになります。

 

そうした上で相手の文化を尊重しながら、日本文化や習慣をより楽しんでもらうための工夫をこらすことも大切です。

 

日本食材を味わっていただきたい時にハラルの食材で対応できるメニューがある。

 

お酒以外にも楽しめるドリンクがあるなど、イスラムの方でも安心して異国文化をたのしんでいただけますし、

 

お客様の中でも得に目上の方に失礼のない接客対応をこころがければ、中華圏や韓国のお客様はきもちがいいですし、相撲体験では女性の方でも特別に土俵に入ったり力士の方と勝負することもできます。

 

言語について

そしてより深く親密に日本文化芸能について、体験していただくときにはその分野に特化した通訳者を用意しておくことは大切になります。

 

食事に関してもほんの少し説明を添えるだけでも味わう側への感動の量は変わりますよね。

 

文化風習のなかで、やはり日本の特殊なことに関しては事前に理解をもっていただくか、伝わりやすさを演出する事も大切になるのではないでしょうか。

 

そして日本語を勉強している外国人の方にたいして、やみくもに英語でばかり話しかけるのは失礼というより悲しいことになってしまいます。

 

もしその方が日本語で一生懸命コミュニケーションをとろうとしているのなら、相手に伝わりやすい日本語でのコミュニケーションをしてみましょう。

 

どうしても難しい時にはもちろん英語やお互い使いやすい言葉にするのは自然なことですが、はじめから日本語で話しているのに英語で返答するのはなんだか自分の日本語がだめだからかな?という気持ちになるそうです。

 

相手から観やすい目線を探すこと

日本伝統文化や日本伝統芸能は、日本の奥深い歴史や伝統の上に現在まで伝わっています。

 

日本らしさや日本のイメージそのものであるこのような日本のアートを真に理解するためには長い教養と修行が必要になります。

 

だから一日そこらで身に付くわけがない、外国人にはむりがある。

 

といって相手を遠ざけてしまうのはあまりにも親切ではありませんよね。

 

知りたい、観たい、体験したい!とおもって日本にまで来られている方にはぜひ体験してほしい数々の日本。

 

相手がより近く体験するために、その方の目線を考えてみることは大切です。

 

たとえば、伝統芸能の歌舞伎は観覧するためには舞台を鑑賞しにいきます。

 

しかし歌舞伎の舞台を最初から最後までじっくり観るためにはかなりの時間がかかってしまいますし、古典日本語がわからなければ全くなにを言っているのかわかりません。

 

だから、歌舞伎はイメージとしての日本のアイコンでいい、というわけでもなく、興味のあるかたには歌舞伎も体験していただきたい,観ていただきたいと考えます。

 

モテナス日本では、そういった外国人のお客様へ歌舞伎のワークショップやプライベートルームでの歌舞伎鑑賞といった体験する側の目線を重視した日本伝統芸能体験をご用意させていただいております。

 

本物である事を実際にご自分で体験して日本文化の神髄にふれていただけるのでそこには言葉や文化を超えた感動がうまれます。

 

謙遜の美学と己を卑下することの違い

しかしお客様の願いをなるべく叶えて差し上げたいものですが、そこにだけ従事するのもまた違うことになります。

 

日本には謙遜の美徳という考えがあります。

 

己を過信することなく、相手を敬う。

 

自分が一歩引くことによって相手を敬う。

 

といった日本人の習慣マナーです。

 

とても日本らしい精神的なマナーでもあり、日本社会で暮らして行くにはなくてはならないスキルになります。

 

しかしなかなか難しいのが、この謙遜の美徳とおもてなし精神の加減かと思います。

 

日本人同士なら、この謙遜という美学ありきのおもてなし接客という感覚が肌でわかるものですが、外国人、とくに初めて日本に来られた方にとってはなかなか難しい体験になるそうです。

 

時としてあまりにへりくだった様子に困惑される場合や、へりくだられるのでどこまでも増長していいのだ、という勘違いを起こされることがあります。

 

このようにあまりにもへりくだった様子は外国人からみるとどうしてなのかさっぱり解らない事が多く困惑をよびます。

 

謙遜の美学と自分を卑下することはまるで違いますし、相手に無条件に従うことこととプロとして接客することは違います。

 

大切なことは、相手が心地の良い時間を感じるのと同時に、日本であることを前提にしたここちよいさじ加減の接客がもとめられます。

 

日本と言う国のプライドを感じるのも、訪れた外国の方からみて尊敬と敬意をこの国に感じていただくことになります。

 

お客様が日本人でも外国人でも、わがままをすべて叶えることではありませんので、無理な時はきちんと無理をお伝えして、そのかわり他の可能性を即座にご提案できるといいですよね。

 

そうすることで相手に一歩更に近づいたおもてなしがご提供できるのではないでしょうか?

 

日本の特別な習慣やマナーに関しての配所や啓示

外国人観光客に向けたインバウンド効果ばかりに目がいきすぎるあまり、日本人社会にたいして無作法だったりマナー違反になる行いに目をつぶるばかりでは本当のおもてなしとはいえません。

 

度が過ぎた行為には必然と対応して行くことも後の日本観光産業のために大切なことになります。

 

例えば大昔からフランスの首都パリは世界的な観光地としてたくさんの人が訪れます。

 

しかしあまりにもたくさんの観光客が訪れる影響から、地元のパリ人から観光客は何もしていなくても冷たい態度をとられることがあります。

 

これは、長年蓄積されたパリ人たちの観光客という現象に対しての冷ややかさでもあります。

 

美しい場所、訪れたい場所にはたくさんの人が集まり、異文化交流が増します。

 

しかし、もともとその場で日常を営んでいる人々は観光客のための風景ではありません。

 

日本はおもてなしの国といわれていて、至れり尽くせりのサービスを受けれる場所。

 

どんなわがままも聞いてくれる場所。

 

となってしまっては、本末転倒になってしまいます。

 

なので、守っていただきたい日本のマナーや文化についてはきちんとお伝えして守っていただけるような配慮も時として必要になります。

 

外国人が喜ぶおもてなしエピソード10選

そんな国民性の私たちが外国人の方を日本でおもてなしするのなら、

 

「折角だから心の底から喜んでいただきたい!」

 

「日本をもっと楽しんでもらいたい!」

 

とますます考えますよね。

 

大切にしたい一期一会。

 

より気持ちがいいおつきあいの舞台をご提案していきたいものです。

 

では、ここでは実際に外国人の方が喜んでくれたおもてなしエピソードを10個、ご紹介します。

 

実際の喜んでいただいたおもてなしエピソードに外国人へのおもてなしヒントが隠されているかもしれません。

 

東京、ぶらり。日本食の食べ歩き

海外から大切なお客様や友人が訪日されたときには、よく食べ歩きをします。

 

食べ歩きですので、歩いていける距離でたくさんの種類の美味しい日本食を食べられることが目的です。

 

東京のお勧めの食べ歩きコースは、

 

月島でもんじゃ焼き→築地で寿司→銀座でコーヒー→新橋で炉端焼きです。

 

約半日かけて廻れる上に、築地場外市場や歌舞伎座や銀座などの東京のスポットも観光できます。

 

各地点において、とくにお店を決めていかなくても大丈夫です。

 

また東京にお店はたくさんありますので、その時の雰囲気で決めて問題ありません。

 

コツは初めから食べ過ぎないでゆっくり風景を楽しみながら歩くことです。

 

ただそのあたりを歩いたことが無い方が案内するのでしたら、事前に自分の足で歩いてみることをお勧めします。

 

モテナス日本では、この楽しい食べ歩きコースの案内もしておりますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

 

関連記事:【東京版】VIP外国人の接待に使える!おすすめ人気和食居酒屋10選

 

関連記事:【全国版 和食好き外国人向け!】人気レストラン10選とおもてなし英語

 

空手の発祥の地、日本。 外国人のお客様を、本物でおもてなし。

「趣味は空手」という日本通のフランス人のお客様が、お仕事で来日されました。

 

そんな彼と2日間のプライベートタイムをご一緒させていただけるとのこと。

 

せっかく日本に来ていただいたので、「空手の本国である日本で、ぜひ空手を体験してもらおう!」とお客様の滞在中に空手体験を企画しました。

 

日本庭園の望むプライベート空間に、空手家の先生をお呼びして直接ご指導していただきます。

 

彼は子供の頃から空手をたしなまれていたので、先生のご指導をしっかりと受け止めているご様子。

 

真剣なまなざしで空手を体験されていました。

 

思う存分体を動かしてリフレッシュされたあとは、日本庭園をながめながらゆっくりとリラックスしていただきました。

 

「日本人の空手家と日本で空手ができるなんて、まるで夢のようだ!子供の頃の自分が知ったら感激しすぎて信じてくれないだろう笑」と、

 

本当に感激されていました。

 

翌日は、東京観光の間に武道用品の専門店にご案内。

 

彼の名前を道着に刺繍してもらったり、様々な空手用品を通訳しながらご一緒にたのしく買い物です。

 

本国にはなかなかそういったお店はないそうで、大変に喜ばれました。

 

わずか、一日半のプライベートタイムのご案内でしたが、

 

「大変に心に残る日本滞在だった。」と、後日あたたかいお礼の言葉をいただきました。

 

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菜食主義のお客様と日本料理

お客様のこだわりこそがおもてなしのヒントになった事例をご紹介します。

 

主義として動物達からの一切を享受しないと決めている菜食主義者の外国人が来日された時のエピソードです。

 

一週間ほどの日本滞在をされた50代のイギリス人女性。

 

彼女は健康や暮らし方についてとてもこだわりをもっていらっしゃいました。

 

特に食事に関しては、健康のため、環境と動物たちへの意識から徹底した菜食主義、ヴェーガンスタイルで暮らしていました。

 

以前、お会いした時におっしゃっていた事を思い出したので、今回ご用意したのは精進懐石でのお食事会でした 。

 

彼女は初めて食べる手の込んだ精進懐石に非常に感動して、日本の食文化の奥深さに感銘を受けた様子。

 

そして、滞在中のお食事に困らないようにと、言葉がストレスにならないネットで予約が可能なレストランのリストを制作して別れ際にそっとお渡ししました。

 

それらのお店は、都内の豆腐料理店や精進料理、ベジタリアン、ヴィーガンのメニューが豊富のレストランです。

 

これに彼女は大変に感激してくださいました。

 

その後の滞在中、リストの中のお店を周り、彼女のしらなかった豆腐料理や精進料理に日本風のベジタリアンメニューに出会い、本当に感動された様子。

 

彼女は普段の食への強いこだわりから、旅先の食事には不便もしていたそうです。

 

いままではあまり自由に海外での食を楽しんでいなかったそうですが、

 

「今回の旅で知らない異国の食の魅力に感動し、菜食主義の可能性を発見できた!」とおっしゃっていました。

 

後日、本国に戻られてから、彼女は日本で体験した料理をご自分でアレンジして作っているとのことでした。

 

「日本に行ってから、豆や野菜のおいしさをまた再確認できた!」とよろこんでいらっしゃいました。

 

日々の食事にレパートリーを増やし、日本であじわった食を楽しんでいらっしゃるそうです。

 

「味わうたびにあなたの事をおもいだすわ。」と仰ってくれました。

 

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ジャパニーズウイスキーと能面

いま海外では空前のジャパニーズウイスキーブーム。

 

そんなジャパニーズウィスキーが大好きなアメリカ人社長のおはなしです。

 

無事、交渉も一段落してリラックスした会話の中、日本で楽しみたいことについてと、話題にのぼりました。

 

「折角日本だから、ジャパニーズウイスキーを沢山堪能したい!」と考えて来日された事を伺い、

 

「それはぜひ!」と急遽、ご一緒させていただくことに。

 

社長は長旅とハードなスケジュールに少しお疲れのご様子でしたし、騒がしい所はあまりお好きな方ではありませんでした。

 

なのでお仕事の後、一旦ホテルに戻っていただいてからの待ち合わせ。

 

スーツ姿ではなくリラックスした私服で待ち合わせの場所についた彼は、

 

「 あきらめてたけど、本当は夜の東京をたのしみたかったんだ!」と仰っていました。

 

土地勘のない東京の夜を仕事の合間にいろいろ調べて楽しむのは、すこし気が引けていたそうです。

 

お食事もご一緒して一度本物をたべてみたかった、とのことだったので、本格的な蕎麦をたのしみました。

 

それから、雰囲気のいい落ち着いたバーに案内します。

 

案内したバーは会員制のおちついた大人のオーセンティックバー。

 

お店の雰囲気も素敵なバーですが、なんといっても腕利きのバーテンダーが的確においしいお酒をおすすめしてくれます。

 

社長がアメリカ人で、ジャパニーズウィスキーがとてもすきなことをバーテンダーに告げると、おすすめの銘柄をそっと出してくれました。

 

バーの壁面はギャラリーにもなっていて、毎月すてきな作品が飾られます。

 

その日は幸いな事に、能面の作品が並んでいました。

 

おいしいジャパニーズウイスキーを堪能しながら、優艶な能面たちに囲まれた特別な時。

 

リラックスした空間で親睦を深め、社長というお人柄をより深く知ることができた時間でした。

 

そんな彼は飾られていた能面の“小面“の面をたいそう気に入ったご様子。

 

お土産に、その面を進呈しましたところ、大変によろこんでくださいました。

 

その能面は今でもご自分の会社の部屋に飾ってあるそうです。

 

「ふと目をあげると目に入るから、あの夜の素晴らしい時間をいつでもおもいだすよ。」とおっしゃっていました。

 

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社長様へのひとときの安らぎの時間のご提案。プライベートルームでの芸者遊び。

取引先の社長が来日。

 

本当にお忙しい方で、日本に滞在されてもあまりプライベートな時間が調節できませんでした。

 

以前本国でお会いした時、こころなしか顔色もあまりよろしくなく、ふと遠い目をされている場面をも見かけました。

 

そんな社長を日本でリラックスしてさしあげたい。

 

しかし、お時間の限られている方にはなかなか難しい挑戦です。

 

なので、移動の必要もないように宿泊されているホテルの一室を貸し切るというアイデアがうまれました。

 

落ち着いた照明に、もともと格調高い和室だったこともあり、無理なく丁重に和の装飾を施したプライベート和空間をご用意いたしました。

 

部屋に一流料亭から特別にお食事を運んでいただき、まるで日本料亭にいるかのような空間にしあがりました。

 

さらにそこには 一流の芸者さんをご用意し、心底くつろいでいただけるように通訳の方もあらかじめお願いしておきました。

 

普段、とてもお忙しい社長様は、プライベートな空間で言葉の壁も越えてだんだんお顔の緊張もほぐれてまいりました。

 

芸者さんのプロフェッショナルな接待と、日本の伝統芸能を間近での鑑賞。

 

もちろん食事の後は、芸者さんと日本の伝統的ゲームなお茶屋遊びを思う存分遊ばれ、羽をとことん伸ばしていただいたご様子でした。

 

とても楽しんでいただき、大変な盛り上がりです。

 

最後は本当にすてきな笑顔を拝見することができました。

 

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ちいさな事前の下調べで、お客様の夢を叶えて差し上げる。桂離宮へ。

日本の伝統建築に興味のあるフランスの方が来日されました。

 

いつもお世話になっている方なので、なにかサプライズがご用意できないか,考えておりました。

 

まずは来日中のご予定を事前に伺って、どのぐらい自由な時間があるのかを把握しておきました。

 

自由時間は私が日本をご案内できれば,と考えていたのですが予定が合わず、それは叶いませんでした。

 

しかし、折角のこの機会を喜んでいただけるよう、かねてから彼の話題によくのぼる桂離宮に一人でも行けるように、と、前々から予約準備をしておきました。

 

現在は当日予約でもインターネットでも予約可能になりましたが、当時は桂離宮を拝観するために、郵便はがきでの事前予約がないと受付られていませんでした。

 

なので、外国人の方が訪問する際には結構な手間になってなかなか気軽に観光できない場所とされていました。

 

あまりお時間のないお忙しい方だったので、事前に移動手段や美味しいレストラン、気持ちの良さそうな宿泊先も手配しました。

 

外国の方が、土地勘がない場所で限られた日数を有意義に過ごすのは本当に大変です。

 

しかし予約や下調べは日本人の私たちにとってはただの一手間です。

 

外国人の方からすると異国でのこうした作業はほんとうに手がかかり、解らないことが多くなっています。

 

なので、よろこんでいただければ、とご提案した桂離宮でしたが、

 

“今回の忙しい滞在中に、桂離宮を訪れる事ができるなんて!まるで夢のようだ!”

 

と大変感激され、なんどもなんども感謝されました。

 

桂離宮 予約情報:

 

中国人のVIPに大奥風着付けと茶道でおもてなし

中国人のVIPの方々が欧米の宝飾ブランド店の招待で来日された際に、着付けと茶道でおもてなしをしました。

 

中国からのお客様は訪日経験が豊富で、日本人よりも日本のことをよく知っている点もある日本通のお客様。

 

その上普段の生活からも審美眼養われている方々だったので、普通ではできない特別なおもてなしを企画することがもとめられます。

 

たとえば、着物。

 

着物は日本の伝統衣装で華やかな物から普段楽しむ物までたくさんの種類があります。

 

高価な着物をご用意したとしても、今回のお客様には特別なことではありませんでした。

 

なので、着物体験。

 

と考えるだけではなく、中国でも大流行した日本のTVドラマ「大奥」風に着付けをし、写真と動画撮影をしました。

 

将軍の大奥の衣装は大変にきらびやか。

 

そんな本格的な衣装と撮影体験にお客様は大興奮。

 

中国の方々は元来写真撮影がお好きなので、大変喜ばれておりました。

 

その後の茶道では、一つ数百万円もするお茶碗や最高級の抹茶を用意し点前を披露したところ、皆さま非常に興味津々で見ていられました。

 

美術品にも値する茶器を実際につかってのお点前。

 

気軽にはできない日本文化体験です。

 

そしてお客様自らも茶道を体験され、大変ご満足されていました。

 

セレブやVIPの方にも驚きと喜びをとどけることができるのも、日本のおもてなしの精神があればこそ。

 

どんな相手でも目の前にいる方に対しての接遇。

 

まごころのこもったおもてなしは感動を誘います。

 

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大手金融企業の海外からの大切なお客様を歌舞伎で接待

日系大手金融企業が、海外拠点の大切なお客様をご招待する場でのおはなしです。

 

今回ご用意させていただいたのは、歌舞伎。

 

モテナス日本が提供する歌舞伎は、直ぐに演舞に入るのではなく、先ず素の歌舞伎役者が登場し、その場で歌舞伎の伝統や演目などについて説明を行います。

 

歌舞伎は舞台芸術なので、前知識があっての鑑賞となしでの鑑賞は面白みが全く違いますよね。

 

何となく異国の文化芸術にふれた、という体験より、実際理解してからの体験はより心に響きます。

 

歌舞伎役者からの細かい歌舞伎についての説明の間、みなさんとても興味深く歌舞伎演者とコミュニケーションをとられていました。

 

その次にワークショップとして、化粧と着付けをお客様の目の前で実施し、歌舞伎演者に変身していく様をご覧になります。

 

目の前で歌舞伎の姿になって行く様子は大変興味深く食い入るように観ていらっしゃいました。

 

お客様から沢山の質問が歌舞伎役者に寄せられ、多くのコミュニケーションが生まれます。

 

お客様はこのコミュニケーションを非常に楽しんでおり、お客様にも化粧や着物を着せたりして、本物の歌舞伎に触れたことに大変喜んでおりました。

 

そして待ちに待った歌舞伎演舞。

 

歌舞伎演舞は、フランス料理を食している最中に実施します。

 

歌舞伎は普段劇場で観覧するもの。

 

飲食は禁止されています。

 

ですが、今回お客様は食事をとりながら、間近で歌舞伎を堪能して、とってもリラックスして楽しんでおられました。

 

食事後にはお客様個人で写真撮影をされ、とってもご満悦なお顔をされておりました。

 

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米国の要人を三味線と茶道でお出迎え

アメリカの要人が来日された際のおはなしです。

 

米国の要人歓迎式典のご依頼に、モテナス日本では津軽三味線と茶道でのお出迎えをごよういいたしました。

 

津軽三味線は独特の音の響きがあり、日本独自の音色は会場を和に染め上げます。

 

しかも今回はデュオでの演奏でしたので、とっても迫力あるものになりました。

 

響きあう二つの津軽三味線の迫力に会場はあっという間にのみこまれていきます。

 

奏者は女性の方々で、彼女たちの華やかな着物姿での演奏はとても魅力的でした。

 

お客様の視点は、二人の演奏者が醸し出す雰囲気に飲み込まれているようでした。

 

演奏が終わった後には、茶道体験です。

 

激しい津軽三味線の高揚した場の空気が一転して、茶道のもつ静寂な緊張感につつまれた空間が浮かびあがります。

 

茶道は一つ一つの所作に意味があるので、その所作を見ながらじっくりと解説を聞いていられました。

 

この2つのエンターテイメントの融合により、歓迎式典はより日本を感じさせられる楽しい場であったとお言葉をいただきました。

 

おめでたい席を盛り上げた忍者演舞と日本舞踊

とある大手企業様のプロジェクト成功を労う祝賀会に、モテナス日本をご利用いただきました。

 

出席者が300名を超える大規模な祝賀会。

 

そして、大変おめでたい場であることを第一に考えて、忍者演舞と日本舞踊でのプランをご提案いたしました。

 

式典でしたので祝辞の言葉やご挨拶、そしてお食事などお酒もみなさま嗜まれて、宴もたけなわになっていきました。

 

その瞬間に、突然忍者があらわれます!

 

会場は一気に歓喜に包まれ、突然あらわれた忍者は華麗に殺陣を目の前でくりひろげました。

 

お客様はそのサプライズな演出に大変大盛り上がりになり、歓喜の声があがります。

 

立ち上がって忍者の一挙一動を見逃すまいとする人や、すごい瞬間を治めよう!としきりに写真撮影をされる方まで、会場の興奮はおさまりません。

 

忍者演舞に引き続き、日本舞踊が第二幕でスタートです。

 

日本舞踊は伝統美のある日本独自の舞いで、三味線などの和楽器とともに着物姿の洗練された舞手の動きに観るものは引き込まれます。

 

お客様が触れられるほどの至近距離で披露される雅で美しい舞いに会場の空気は息をのむほど張りつめられて行きました。

 

会場の感動の空気は最高潮に盛り上がり、祝賀会は幕を閉じます。

 

ご依頼をいただいたお客様からは「祝賀会に必要な盛り上がりを上手に演出してくれてとても助かった。

 

モテナス日本に依頼してよかった!」と嬉しいご感想をいただきました。

 

まとめ

きめ細かいサービスでの日本のおもてなしは、つねに相手を思い描いて痒い所に手が届くよう提供する気配りの賜物です。

 

いままで、日本国内でのおもてなしサービスの相手とは、自分と同じ日本人をターゲットにしたものでした。

 

「これからは外国人の方も視野にいれたサービスをご提案する。」といっても結局なにも特別なことではありません。

 

外国人には、文化や習慣の違いや言葉の不便さ、など、外国人特有の不便な壁があります。

 

しかし「相手に寄り添ってより楽しい時間を日本で過ごしていただく」

 

と考えてゆけば、より新しいおもてなしの形が生まれていくことでしょう。

 

大切なのは相手に礼をつくし真心を届ける事。

 

困っていたら手を差し伸べる事。

 

そうしてだれかがどこかで喜んでくれたら、そんな素敵な事はないですよね。

 

国境を越えて人を幸せにする事ができる思いやり。

 

それが日本のおもてなしです。

ガラパーティとは? 日本で開くためには? 疑問、ドレスコードや企画アイデア、振舞いを徹底解説!

Mayumi Folio
Mayumi Folio

海外のお客様とガラパーティーに参加することになったら、あなたはすぐに行動できますか?

 

• ガラってなに?最近よく聞くガラパーティーとはいったいどんなパーティーなの?

 

• 世界の有名ガラパーティー事例をしりたい!

 

• ドレスコードのあるパーティーをやったことがないからわからない…。

 

• 百周年記念パーティーをやるのだけど、そんな特別なパーティーをどう祝えばいいの?

 

などなどパーティーの担当者になると不安がいっぱいですね。

 

ここでは企業のパーティー担当者、超富裕層やVVIPをお客様にもつご担当者へ、ガラパーティへの疑問、そして役立つ日本文化体験を交えたガラパーティーについて紹介します。

 

ガラパーティーへの不安を一掃して素敵なガラパーティー、企画して行きましょう!

ガラパーティとは?

ガラGalaとは?

ガラパーティのGalaとは、15世紀スペインで生まれた言葉で[特別な催し][社交界のお祭り]「祭典」を意味します。

 

その後スペイン語の他にもイタリア語、フランス語で使われています。

 

では、この[ガラ]という言葉は、どんな時に使われるのでしょう?

 

[ガラ]をよく耳にするのはパフォーマンスアート、例えばバレエやオーケストラの世界ではないでしょうか?

 

パフォーマンスアートの世界で[ガラ]とは、特別に企画された記念公演や記念演奏会、祝賀音楽会や祝賀公演をさします。

 

パリのオペラ座やロンドンの王立ロイヤルバレエ団など世界の名だたる劇場のガラ公演が開催されるとチケットはあっという間に完売されます。

 

バレエのガラ公演の演目では、スターダンサーが共演し、ソロやパ ド ドゥを披露します。

 

一つの演目のすべてを演じるのではなく、各作品の一部を抜粋しての公演になるのでより華やかさがあります。

 

NYのバレエ団[アメリカン バレエ シアター]のガラ公演のレッドカーペットには華やかなアメリカンセレブが集結するのも注目が集まります。

 

クラッシック音楽ではそれぞれの交響団のオーケストラの演奏も[ガラ コンサート]と表現されます。

 

年末年始の祝賀コンサートが、代表的ではないでしょうか?

 

バレエと同様にお祝いムードが強く,特別感があり、ソロリストを中心にした演奏やオペラの序曲など、普段のコンサートでは味わえない華やかさがあります。

 

このように,[ガラ]とはお祝いや華やかさのある場についてつかわれているようです。

 

なので、このようなイメージから考えると、ガラパーティーを自然に思い浮かべることができるのではないのでしょうか?

 

ガラパーティーとは?

では、ガラパーティーとはいったいどういったものなのでしょう?

 

古来欧米では、貴族階級おいては社交的で盛大なガラパーティ(gala party)が開催されました。

 

そこでは貴族の大人のみ参加でき、豪華な料理が振舞われ、音楽とダンスが繰り広げられました。

 

フランスを除くヨーロッパ諸国では現在も王室が健在です。

 

貴族階級はフランスも含めて多く残っているので、こうしたガラパーティーはいまだ開催されている文化圏は思いのほ多くあります。

 

現在でもガラパーティーは基本的に貴族や富豪たちの社交界の場。

という観点で昔も今もかわりません。

 

さらに現代のガラパーティーの大きな目的として、大企業や団体、財団、国賓などでの交流の場や祝賀会などとして、特別豪華なパーティーを開催している。

 

そんなイメージしていただければよいでしょう。

 

ガラパーティーの参加条件としてほとんどが招待制ですし、入場料やテーブル料金が最低でも何十万円から、特別席になれば数千万円ということはよくあることなので、ガラパーティーに参加できる人物としてのステイタスやプライドも生まれます。

 

参加者も開催されるガラパーティーへのリスペクトからそこにふさわしい服装や態度、マナーで挑みます。

有名なガラパーティーから企画ヒントを得よう!世界の有名ガラパーティー5選

モナコ王国のアルベルト二世公主催の[MONTE-CARLO GALA FOR THE GLOBAL OCEAN]

近年では、チャリティーガラパーティーの開催が多くされています。

 

通常のチャリティパーティーではなく、ガラパーティーを盛大に行い、その収益金を寄付するというのがチャリティガラパーティーです。

 

ガラパーティーでは、豪華な客層と華やかなパーティーとして世界的セレブたちがたくさん参加しています。

 

ガラパーティーにはお金持ちの方が参加することにより、オークションなどが行われ多くの寄付金が集まるようになりました。

 

このチャリティー精神を考えるためにヒントとなる「Noblesse obligeノブレスオブリージュ」という言葉があります。

 

「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」という表現があるフランスのことわざ。

 

身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観をさします。

 

現在でもアメリカなど富めるものは弱者への奉仕精神が尊ばれ寄付や慈善事業を行うことは富豪たちの重要なステイタスの一つでもあります。

 

華やかなパーティーを一時の快楽にするだけではなく、慈善事業に貢献する。

 

チャリティーオークションも開催され、参加費だけではなくその売り上げは寄付され社会に貢献しようと言う試みです。

 

ガラパーティーのメリットである社交会によって人脈を広がり、同時に慈善事業に関わりたいと考える富豪層の気持ちを叶えた、チャリティーガラパーティーの人気は高まっています。

 

欧米では当たり前のように開催されていますが、最近では日本でも少しずつ増えているように思います。

 

現在とても大きなチャリティーガラパーティーといえば、モナコ王国のアルベルト二世公主催の[MONTE-CARLO GALA FOR THE GLOBAL OCEAN]ではないでしょうか。

 

2019年のガラパーティーではハリウッドスターであるユマ サーマンとニコールキッドマンが進行役をつとめ、世界の名だたるセレブや大富豪が訪れました。

 

2021年のガラパーティーはモナコ大公宮殿で開催され、華やかさに歴史を刻みます。

 

海洋環境保護活動を日頃からおこなっているアルベルト公。

 

そこではチャリティーオークションが開催され、その寄付総額平均おおよそ8億円以上とも。

 

オークションとガラパーティー。

 

この組み合わせにもガラパーティーを盛り上げるヒントが隠されているかもしれません。

 

日本で開催されたカルティエのハイジュエリーコレクションとガラパーティー

カルティエは京都でのイベントが多く,その都度ガラパーティーやカクテルパーティーを開催しています。

 

カルティエは2004年に醍醐寺霊宝館で「エットレ・ソットサスの目がとられた 『カルティエ宝飾デザイン』展」を開催して以来、2015年に京都国立博物館で「カルティエ・ロワイヤル(Cartier ROYAL)」、2017年には東寺でガラディナーなどを開催してきました。

 

東寺が催し物会場として貸し出したのは世界初の出来事で、今後はありえない、としているそうです。

 

カルティエが会場として選んでいるのは青蓮院 将軍塚青龍殿、東寺などどこもかしこも重要文化財の日本建築。

 

日本の伝統文化の結晶でもあります。

 

日本の古都京都が選ばれたコンセプトに、2022年のイベントでカルティエジャパン プレジデントCEOの宮地純氏は

 

「今回、新たなハイジュエリーコレクションを発表する舞台として、カルティエは京都を選びました。

 

京都は、皇都として栄えた時代から人々が行き交い、多彩な文化を生み出してきました。

 

そこには、研ぎ澄まされた第六感(シジエム サンス)にこそ感じられるものが秘められています。

 

地球の内奥から湧き上がるエネルギーを伝え、身に着ける者を輝かせる力を備える、カルティエのハイジュエリー。

 

理屈を超えた感性の対話、文化を超えた美の共鳴にご期待ください。」

(カルティエ ジャパン プレジデント兼CEO 宮地純)

 

そして京都市京セラ美術館の館長を務める青木淳氏は

 

「明治維新を契機としてリセットした京都美術。

 

京都は以来、江戸期までに築かれた高度な工芸美術の伝統と歴史を継承しながらも特にフランスとの交流を通して、現代に生きる新しい美を追い求めてきました。

 

由緒の正しさと革新性の同居はそのフランスに生まれたカルティエに流れる精神ですが、同じ精神をもって80年の齢を重ねた建築の再生リニューアルを果たした当美術館で、「シジエム・サンス・パル・カルティエ」が開催されることを嬉しく思います。」

 

とコメントされています。

 

歴史ある日本文化とセレブリティカルチャーを結びつける。

 

その中に秘められたコンセプトや思いがあり、日本文化の中心地である京都を今回選ばれた理由の中にそのメッセージ性をより明確に参加者に伝えることができます。

 

日本文化の持つイメージと哲学はさまざまな企業精神にも通じる部分が多いので特別な催し物であるガラパーティーには大変相性が言いといえるでしょう。

 

ガラパーティーを企画する際に日本文化や伝統を取り入れることで発信されるメッセージは日本で企画するガラパーティーの大きなインスピレーションになるでしょう。

 

参考サイト FASHION HEADLINE:

 

NYのガラパーティー METガラ 過去10年のテーマ

通称「METガラ」として世界的に有名なこのパーティの正式名称は、「コスチューム・インスティチュート・ガラ」。

 

セレブたちがアカデミー賞のレッドカーペットよりも過激に自由にファッションを披露する場として定着しています。

 

アメリカ・NYのメトロポリタン美術館(通称MET)付属のメトロポリタン美術館服飾研究所が毎年開催している展覧会のオープニングを飾る、ファッション業界における一大イベントです。

 

主催者はアメリカVOGUEの編集長アナ ウィンター。

 

完全招待性のこのガラパーティーのチケットは数百万から数千万円といわれ、売り上げは服飾研究の活動資金として有効に活用されているそうです。

 

「自らの資金で活動を維持する必要がある学芸部門」であるコスチュームインスティテュートの資金調達であり、協会が毎年開催するファッション展覧会のオープニング・イベントとなっています。

 

そのためメットガラのレッドカーペットは毎年デザイナーが自由奔放に腕を振るえる場としても注目されています。

 

2022年5月2日に開催されたでは「メットガラ2022」“Gilded Glamour”(金色に飾られた魅力)。

 

このように毎年違ったテーマがあり、テーマに参加者もあわせた装いで参加します。

 

過去十年のテーマは以下の通り。

 

• 2010:アメリカ人女性:国民性を作り上げるもの( American Woman: Fashioning a National Identity )

 

• 2011:アレキサンダー・マックイーン:野生の美( Alexander McQueen: Savage Beauty )

 

• 2012:スキャパレリとプラダ:不可能な会話( Schiaparelli and Prada: Impossible Conversations )

 

• 2013:パンク:カオスからクチュールまで(Punk: Chaos to Couture)

 

• 2014:チャールズ・ジェームズ:ファッションを超えて( Charles James: Beyond Fashion)

 

• 2015:鏡越しに見る中国( China: Through the Looking Glass)

 

• 2016:手仕事と機械 ( Manus x Machina: Fashion In An Age Of Technology)

 

• 2017:川久保玲/コム デ ギャルソン/間の技 ( Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between)

 

• 2018: 天体:ファッションとカトリックの想像力 (Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination)

 

• 2019:キャンプ:ファッションについてのノート( Camp: Notes on Fashion)

 

• 2020:時間について:ファッションと持続時間 (About Time: Fashion and Duration)

 

• 2021:イン・アメリカ:ファッションの辞書 (In America: A Lexicon of Fashion)

 

ゲストたちは上記の展覧会テーマに基づいたデザインのドレスで出席するのが毎年の慣例で、スター達の過剰な着こなしを見ることがメットガラの醍醐味となっていいます。

 

このように毎年開催される特別なガラパーティーにテーマがあれば、参加者も準備に盛り上がりがあり特別感が増しますよね。

 

ご参考 ELLE: 

 

カンヌ国際映画祭の期間中に開催されるCinema Against AIDS チャリティ・ガラ

毎年フランスカンヌ映画祭期間中に開催されるCinema Against AIDS のガラパーティー。

 

通称amfARガラ。

 

世界各国のセレブリティーの集結するこのパーティーは、一晩の売り上げだけで数十億円と言われているこのガラパーティー。

 

そしてエイズ支援に貢献した人への表彰式もあり、レッドカーペットで有名なガラパーティーとしての側面だけではなくこうしたチャリティーイベントとしても評価があります。

 

このガラパーティーはエイズ研究材団が主催しており、ガラパーティー参加チケット、そしてオークションの売り上げをすべてエイズ研究財団の研究資金として活用されています。

 

ガラパーティー×エイズ支援者への授与式 どちらも同じ注目度のあるイベントです。

 

日本で最も華やかなガラパーティー フランス商工会議所ガラパーティー

フランス商工会議所ガラ・パーティーは、「フランスの文化」を日本のビジネスパートナーの方々にお伝えすることを目的に、1978年から毎年開催している在日フランス商工会議所主催のディナーショー。

 

政治家、文化人、著名人、ジャーナリスト、企業の代表者など毎年約800人(内80%が日本人ゲスト)の招待客に、素晴らしいフランスの食文化とエンターテイメントをお楽しみ頂きます。

(サイトより抜粋)

 

このガラパーティーが日本一豪華だと言われるのは参加者の面々といわれています。

 

そして最後にトンボラといわれるフランスのビンゴのようなくじ引きゲームが人気です。

 

スポンサー各社から提供された豪華プレゼントの当選会が大変盛り上がりをみせるそう。

 

パーティーの目玉となるような企画があれば、やはり盛り上がりをみせますよね。

 

在日フランス商工会議所:

 

ガラパーティーに着ていく服装とは

国際儀礼について更にご興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

 

プロトコール5原則とは? 知っておきたいルールとマナー

プロトコール5原則とは? 知っておきたいルールとマナー

 

ガラパーティーへのファッションを選ぶ基準は、自分自身が着飾ることに念頭をおくのではなく、

 

• 場の価値を最大化する

• お相手への価値を最大化する

 

が大切になります。

 

それがガラパーティーに参加する者の礼儀であり敬意を表現するためのファッションマナーとされています。

 

プロトコールにそった服装のチョイスは最低限のマナーでありますが、ガラパーティーには参加するという行為自体に意味があるので、参加する側も最大限の敬意をはらいます。

 

ガラパーティーとは通常はドレスコードが「ブラック・タイ(タキシード)」の夜の正式なパーティーです。

 

ブラック・タイとは、男性の夜の正礼装のことです。

 

ドレスコードがブラック・タイとなっていたら、男性はタキシードを着用するのがフォーマルのマナーです。

 

女性のドレスコードは通常男性の服装に合わせるので、男性のドレスコードが「ブラック・タイ」となっていたら、女性はそれに匹敵するイブニングドレスを着用するのが正式です。

 

イブニングドレスというのは、袖がなく、肩やデコルテ、背中の露出が高く華やかで、フルレングスのロングドレスです。

 

イメージとしては、グラミー賞、アカデミー賞などのレッドカーペットで海外セレブが着用されているのがイブニングドレスです。

 

ガラパーティーにご招待されたら、ゲストは着飾っていくのがフォーマルマナーです。

 

お呼ばれされた側が豪華な衣裳を着て参列し、パーティーを盛り上げるのが主催者の方への礼儀です。

 

特に、女性の場合はゴージャスなロングドレスや宝飾品を身につけて、パーティーに華を添えるのが役割ともいえるでしょう。

 

日本では謙遜が美徳という価値観があるので、派手にするのをあまり好まないところがあります。

 

でも、ガラパーティーに招待されたら、地味な格好で参加してしまうと場違いになってしまいます。

 

特に外国の方も参加されるようなパーティーですと、フォーマルマナーがわかっていない人に思われてしまうことがあるので、気をつけましょう。

 

日本のガラパーティで喜ばれる和風エンターテイメント

食事だけでなくエンターテイメントも和で表現

ガラパーティーの最中には、お客様を楽しませるイベント特にエンターテイメントが企画されています。

 

海外から来られたお客様をガラパーティーでもてなすには、せっかくなので和をとりいれた日本らしいエンターテイメントを観賞していただきたいですね。

 

ガラパーティーはそもそも欧米の文化です。

 

見よう見まねで追いかけるより、せっかく日本で開催するのならば

 

「日本で開催するということ」の利点を強化することで記憶にのこり、特別感が増します。

 

懐石料理コースのような日本食や、日本食材を使ったフレンチなど、日本でしか楽しめない味わいをお食事にご提案することも面白みが増しますし、

お食事をしながらおいしいお酒をたのしみ、日本酒利き酒大会などももりあがることでしょう。

 

そしてお食事とお酒で歓談されるお客様に、さらに日本文化体験エンターテイメントでおもてなしをする。

 

そんなガラパーティーはオリジナリティが高く盛り上がりをみせます。

 

では、一体どんな和のエンターテイメントに人気があるのでしょう?

 

日本で開催されるガラパーティーの魅力を最大限に引き出せる演出をみていきましょう!

 

日本伝統芸能とガラパーティーとは

日本伝統芸能とガラパーティー?

 

一見、何も共通点がなさそうに見えますが,日本伝統芸能の雅さはまさにガラパーティーにうってつけなのです。

 

しかし、日本伝統芸能をそのまま、特に外国人のお客様に対してガラパーティーの歓談中にお出しするというのでは、メインが日本伝統芸能鑑賞会になってしまいます。

 

そこで、エンターテイメント×日本伝統芸能のミックスパフォーマンスが人気になっています。

 

例えば、

能舞台×侍による殺陣劇。

 

ハイテクノロジーを駆使した光の演出と音響効果で、本物のすごみと華やかなさと日本伝統芸能の独自の雅さは、ガラパーティーにふさわしいエンターテイメント。

 

静寂の美ともいわれる能舞台に、動の極みである殺陣剣のパフォーマンスをかけあわせることで、ガラパーティーにふさわしいエンターテイメントをごよういさせていただけます。

 

能の世界にある雅さは奥深い清いうつくしさがあります。

 

そんな品格のある世界をガラパーティーで演出することには、ガラパーティーの格も上がるでしょう。

 

そして

書道×和楽器のライブパフォーマンスも人気のある伝統芸能×エンターテイメントになります。

たとえば和を感じる衣装や着物、袴姿にたすきがけといった和の装いをした書道家。

 

大きな和紙や金屏風の上に、その匠な筆さばきで祝賀へのお祝いの言葉をしたためていただきながら、迫力ある津軽三味線などの和楽器でのライブ演奏は観る者を圧倒します。

 

書道に関する詳しい過去記事はこちらになります。

 

書道パフォーマンスについてより詳しく知りたい方におすすめです。

 

書道で日本文化体験!外国人に人気の漢字パフォーマンスは?

書道で日本文化体験!外国人に人気の漢字パフォーマンスは?

一見、静寂をこのみそうな日本の伝統芸能ですが、組み合わせは無限大。

 

このように、モテナス日本では数多くの実績をもとに、ガラパーティーにふさわしい日本伝統芸能のご提案をさせていただいております。

 

日本のイメージを最大限に引き出したエンターテイメント

 

日本は大好きで、日本のことならなんでもしっている!

 

という外国人の方もいらっしゃいますが、

 

日本といえば、忍者、サムライ、芸者… ぐらいしかしらない。

 

と、日本について深くは知らないけど何となく知っていることはある。

 

という外国人の方も結構いらっしゃいます。

 

大人数が集うガラパーティーでは、個々の方の日本通具合を把握して皆さんに合わせたエンターテイメントをご用意することは難しくなります。

 

そこで、とにかくパーティーを盛り上げたい!

 

老若男女とわず日本への熟知の度合い差という垣根をこえてもりあがってほしい!

 

そんな時は、日本のイメージそのものである忍者やサムライ、芸者をごよういしましょう!

 

知っているということを自分が体験することは、喜びにかわります。

 

日本で忍者にあった!

 

芸者って本当に綺麗なんだよ!

 

本物のサムライの殺陣を間近で観た!

 

といった興奮はなにものにも代えられません。

 

しかし、ガラパーティーに必要なのはクオリティーです。

 

本場で、しかもアイコン的存在であるからこそ、本物がもとめられます。

 

忍者のエンターテイメントの可能性についての、詳しい過去記事はこちらになりますので、ご参考にしてくださいね。

 

エンターテイメント×日本伝統芸能に興味のあるかたはこちらに記事もおすすめです!

 

日本のシンボル忍者とは? 忍者体験とエンターテイメント

日本のシンボル忍者とは? 忍者体験とエンターテイメント

 

和楽器のライブでディスコタイム

ガラパーティーにはダンスタイムがよくもうけられます。

 

そこで、ダンスタイムにも日本らしさで演出することをおすすめします。

 

和楽器のバンドにはいってもらって、もちろん和装、あるいは日本風の衣装で演奏していただきます。

 

日本らしい伝統的な場の空気をより盛り上げる選曲ではじまって、世界中誰でも知っている有名なヒットソングを和楽器で演奏、というのはいかがでしょう?

 

伝統的な楽曲はもちろんのこと、誰でもが懐かしく感じる日本の歌、唱歌、そして、クラシックや映画音楽、ポップスの名曲まで演奏するとよいでしょう。

 

定番の和太鼓の他、尺八と箏、三味線、津軽三味線などの一般邦楽、笙や篳篥、龍笛など雅楽の世界、能や歌舞伎の音楽として鼓や三味線、笛など、伝統楽器の全ての楽器・演奏家をご用意するとVIPのお客様は大満足するでしょう。

 

これまでの伝統的な世界を超え、様々な分野から注目されています。

 

また、伝統舞踏をダンスタイムに取り入れることも。

 

着物に囲まれ、和食、日本酒利き酒に加え、滅多に見る機会のない美しい日本舞踊や華やかな踊り、三味線。

 

賑やかな民謡舞踊を皆で踊ると楽しいですね。

 

同じ空間で飲んで踊ればすぐ友達にもなれます。

 

観る事、やる事が沢山で、皆様存分にお楽しみ頂けるでしょう。

 

日本ならではの日本舞踊、新舞踊、民謡舞踊、踊りの種類や意味など知ることができ、海外のお客様は学ぶこともできますね。

 

格式と品格、そして、琴線に触れる日本の音楽からインパクトのある斬新な和の世界までお客様にご提供できます。

 

伝統的な和楽器による演奏は格式高く心に残るひとときを演出できます。

 

和楽とポップ感の融合した音楽や、新たなスタイルを取り入れた和楽演奏家やグループ、エンターテイメント性の高い演奏家など、イベントやパーティの音楽演出として今最も注目されています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

海外のお客様と豪華なパーティーに参加することになってもこのような知識を身につけておけばこわくはありませんね。

 

世界に誇れる日本ならではなエンターテイメントも演出に含めることでより一層パーティーが盛り上がること間違いなしです。

 

みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。

西洋におけるジャポニズムの影響と日本文化- 重要人物15人と影響を受けた22人とアニメ25と現代の文化

Mayumi Folio
Mayumi Folio

19世紀後半から20世紀初頭、西洋のアーティストやデザイナーは日本の美意識や表現方法に刺激されていきました。

 

この現象を“ジャポニズム”と呼ばれるようになります。

 

それは古い慣習を打ち破り、すべてが新時代へと動き出した激動の19世紀フランスで名付けられました。

 

ゴッホ、モネ、ロートレックにドガなど印象派の画家達はもちろん、ルイ ヴィトンのダミエ柄や、ドビュッシーの “海” 、エミール ガレのガラス工芸…

 

この時代、西と東の美の意識は、各ジャンルの天才たちの仕事の中で出会います。

 

そして現代も日本文化から世界各地で巻き起こる日本ブーム。

 

いつの時代もどこかで日本文化にスポットが当たります。

 

ジャポニズムや日本ブームのように、日本文化はいったいどうしてこれほど他国の目に新鮮で鮮やかにうつるのでしょう?

 

今回は、

• 歴史的なジャポニズムの基礎知識

 

• ジャポニズムに大きく関わった人物15選とジャポニズムを代表する17人の巨匠による作品リスト

 

• 現代の海外に置ける日本ブーム

 

• 海外で人気の日本のアニメ漫画リスト25選

 

について、スポットを当てて行きます。

 

ジャポニズムにもっと詳しくなりたい方や現在の海外での日本の人気について知りたい方必見です!

 

ジャポニズムとは?

 

どのようにして、西洋にジャポニズムが広がったのか?

では、ジャポニズムの歴史について、確認して行きましょう。

 

17世紀、ヨーロッパがまだ王政だったころ主にアジアの工芸美術作品を収集していたのは、王族や貴族でした。

 

とくに彼らが競って収集していたのは、陶磁器や漆器類。

 

その主流は中国だったのですが、明朝の滅亡により中国による磁器の輸出が一時的に停止します。

 

そのかわりに、と、古伊万里や漆器など日本製の磁器が輸出されはじめるようになりました。

 

このころから、中国文化とはまた違った日本独自の美意識が人気をよび、すでに日本びいきなるコレクターが現れ始めました。

 

そしてこの時代、日本は徳川幕府の世界に類を見ない鎖国制度。

 

日本を知るためには、オランダ商人など一部の貿易が許されているものが、出島だけの滞在によって得た情報を持ち帰る,という形でした。

 

多くの謎を含んだこの東の果ての国、日本。

 

こうした背景に加え、少しずつ西洋に渡る美しい工芸品によって西洋人にとって謎のヴェールにつつまれた魅惑的な夢の国になっていきます。

 

そんな謎の国、日本はペリー来航によって開国されます。

 

西洋が知りたかった夢の国日本は、開国によって彼らの前に現れました。

 

ようやく現れた日本の姿は、西洋諸国にとって最も文化水準の高い[非西洋]だったといわれています。

 

その上、日本国民はとても礼儀正しく、どん欲に西洋の全てをしりたがる勉強熱心さと好奇心に満ちあふれていました。

 

おまけに独自の発展をしてきた日本製品のクオリティと技術の高さ。

 

そして森羅万象に対するやさしい美意識。

 

そうしたインパクトと同時に19世紀の開国後、西洋へ日本の美術工芸品が大量に輸出されます。

 

よって西洋人の中の日本への熱いまなざしは益々加速して火がついていきました。

 

浮世絵と江戸庶民のリサイクル魂

浮世絵は江戸庶民の大切な娯楽。

 

町民文化に花咲く江戸後期に、今の雑誌や写真のような感覚で人々に愛好されていました。

 

そして当時の日本人は、最後の最後まで大切に紙をつかいます。

 

どんな紙も一度で役目がおわることはなく、必ず何か次の用途につかわれていました。

 

われものである磁器を浮世絵が印刷されていた紙でもくるんで輸出します。

 

現在の私たちが引っ越しの時に新聞紙でくるむような感覚ですよね。

 

こうして浮世絵は自然に西洋にたどりつきます。

 

西洋芸術家がジャポニズムの影響をうけた理由

それまでの西洋絵画の主流は、宗教画、戦争画、肖像画。

 

室内でとにかく写実に表現することをもとめられていました。

 

19世紀のフランスでは、それまでの美意識からひとつ抜き出た表現方法を追い求める画家たちが、日夜新しい表現方法をさがしもとめていました。

 

その荒波のなかパリで生まれた印象派。

 

マネ、モネ、ゴッホにゴーギャン、セザンヌ… と、数えきれない巨匠が誕生します。

 

彼らはきそってジャポニズムを題材にした作品を発表し、また、浮世絵の中から見いだした新しい視線を獲得していきます。

 

自然や生活の中にある美を、新しい方法で印象的に表現してゆくことを目指す作家たちは、どんなにどん欲に表現方法を探していたことでしょう。

 

そんな中、陶器をつつんでいた日本の浮世絵はパリにあらわれます。

 

同時にパリ万博でかなりの枚数の浮世絵が展示されました。

 

斬新な色使い、観たことがない構図。

 

西洋ではありえなかった人物表現。

 

なにもかもが斬新で新鮮だったことでしょう。

 

当時、西洋絵画では輪郭線を使用した表現方法。

 

というのはほとんどありませんでした。

 

背景と人物を線で分ける。

 

という発想はなかったのです。

 

その上浮世絵に使われている斬新な配色は当時の画家達の色への概念を覆します。

 

さらに日本独特な遠近法や画面の構図がありました。

 

一つの視点からのパースペクティブの用いた表現方法が主流である西洋美術。

 

そこには浮世絵に登場する大胆な画面構成の表現方法は当時目から鱗でした。

 

このようにして北斎や歌麿など江戸で人気の絵師たちの表現は、当時のフランスで巻き起こっていた印象派の画家達の心眼を開花させる手伝いをします。

 

抑えておきたいジャポニズムにまつわる人物15人

ここではジャポニズムに深く影響を与えたと言われる人物についてリストでご紹介します。

 

葛飾北斎

江戸中期の浮世絵師。

 

狩野派・土佐派・琳派・洋風画など和漢洋の画法を摂取し、読本挿絵や絵本、さらに風景画に新生面を開いた。

 

「北斎漫画」や「富嶽三十六景」が有名。

 

喜多川歌麿

 

江戸後期の浮世絵師。

 

喜多川派の祖。

 

独自の美人画、特に大首絵を創案、女性の官能的な美を描き出した。

 

狂歌絵本・肉筆画も制作。

 

渓斎 英泉

 

江戸時代後期に活躍した日本の浮世絵師。

 

遊女・芸妓に取材した濃艶・退廃的な美人大首絵を得意とした。

 

ゴッホの『花魁』へのインスピレーションを与える。

 

サミュエル ビング

 

1880~90年代を通じて日本美術をパリへと精力的に紹介した古美術商の第一人者。

 

横浜港を通して日本の古美術を直輸入するルートを確保。

 

当時印象派の作家が多く住んでいたパリのモンマルトルにギャラリーを構え日本の浮世絵や工芸品を展示販売していた。

 

林忠正

明治時代に活躍した日本の美術商。

 

日本人で初めて海外に日本美術を販売した画商。

 

19世紀末のパリに拠点を置き、ジャポニズムに大きく関わった人物の一人。

 

フィリップ・ビュルティ

 

フランスの美術評論家、作家、詩人、イラストレーター、版画家、美術コレクター。

 

印象派の擁護者であった。

 

東洋の美術品のコレクターでもあり、フランスの雑誌に「ジャポニスム」という言葉を始めて用いた。

 

江藤 源次郎

19世紀にアメリカに渡りアメリカ印象派画家達に日本画の技法を教えてジャポニスムを普及した人物。

 

エミール・ガレ 

高島北海と深い交流を持ち、エコール ド ナンシーでアール ヌーヴォー を代表する一人。

 

ナンシー派。

昆虫や植物をモチーフにした幻想的な作品が多く、家具やガラス工芸など代表的な作品は今も多くの人に愛されている。

 

高島北海

日本画家。

フランス ナンシー市に渡り、アールヌーヴォーの巨匠エミールガレと深い交流する。

ガレに日本美術を伝えた人物。

 

クロード・ドビュッシー

ジャポニズムを音楽の世界で最初に取り入れたと言われている。

[海][亜麻色の髪の乙女][金色の魚]などは日本美術からインスピレーションを受けて作曲したといわれている。

 

モーリス・ラヴェル

フランスの作曲家。

「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」に影響を受けてピアノ曲『洋上の小舟』を作曲。

他にも日本の絵画から影響を受けたとされる作品に[水の戯れ]がある。

 

ジェームス・マクニール・ホイッスラー

イギリスへの日本美術の伝達の代表者。

19世紀後半の画家、版画家。

おもにロンドンで活動。

印象派の画家たちと同世代であるが、その色調や画面構成などには浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く観られる。

 

クリストフル Christofle

1830年創業のフランス老舗カラトリーブランド。

1925年のパリ万博ではアールヌーヴォー、アールデコ調のジャポニズムに影響された作品を発表。

当時のデザインは日本の漆工芸品から多く着想を得たと言われている。

 

ヴァン ゴッホ

感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、ポスト印象派を代表する画家。

浮世絵に大きく影響を受けた作家でもあり、自身も弟のテオとともに膨大な浮世絵のコレクションを所有していた。

ジャポニズムの代表作を多く発表している。

 

クロード モネ

印象派の画家。

ジャポニズムを代表する作品、ラ ジャポネーズを発表。

ジヴェルニーの自宅には日本庭園を意識して作られた庭があり、その庭を題材にした作品睡蓮のシリーズは晩年の代表作として今も世界中の人に愛されている。

 

ジャポニズムに代表されるアーティストと特に影響が観られる作品

ジャポニズムの影響をうけた代表的な絵画15選

ゴッホ

1887年 タンギー爺さん

1887年 花魁

 

クロードモネ 

1876年 La Japonaise

 

ピエール・ボナール

1876年 坐る娘と兎

https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/1987-0001.html

 

マネ

1868年 エミール・ゾラの肖像

 

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック

1892年〜1895年「ムーラン・ルージュのラ・グリュ」

 

メアリー・カサット

1878年 青い肘掛け椅子に座る少女

 

エドガー・ドガ 

1888〜1892年 背中を拭く女

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール

1878年 団扇を持つ少女

 

ジェームズ・マクニール・ホイッスラー

1863年から1865年 バラ色と銀色:陶磁の国の姫君

 

バーサ・ラム

1913年 凧揚げをする日本の子どもたち

1913年 花の咲く桜の下で踊る4人の子供

 

ジャポニズムの影響をうけたクラッシック音楽 7選

 

ジャコモ・プッチーニ 

[蝶々夫人]

 

クロード・ドビュッシー

[海][亜麻色の髪の乙女][金色の魚]

 

ラヴェル

『洋上の小舟』[水の戯れ]

 

ウィリアム・ギルバートとアーサー・サリヴァン 

[オペラ『ミカド』]

 

カミーユ・サン=サーンス

ルイ・ガレが台本を書いたオペラ『黄色い王女』(La Princesse jaune)

 

トゥルニエ

古き日本のパステル画 作品47第2曲 聴く者なき琴うた

 

エリック サティ

ジムノペディ 第1番 (ドビュッシー編曲管弦楽版)

ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)

 

参考外部リンク:ロートレックが浮世絵から受けた影響

 

現代日本文化と日本ブーム

現在も、海外における日本ブームは様々な分野で起こっています。

 

そんな中でも今回は興味深い4つのブームを追ってみていくことにしましょう。

 

ジャパニメーションとコスプレーヤー

Japanとanimationを組み合わせた日本製のアニメーション。

 

ジャパニメーションは1990年代をピークに今現在も世界各地で愛されています。

 

特に、新型コロナウィルスの影響で世界中の人々の巣ごもり生活の中、ネットフリックスの需要が激増しました。

 

その中で、日本のアニメは世界の視聴トップ10に常に入るほどの人気があります。

 

日本のアニメは従来の子供向きのアニメだけではなく、深い物語構成と高いアニメーション技術で独自の発展をしてきました。

 

日本のフェティッシュなキャラクターデザインや深い世界観は、世界中のファンをいつも熱くさせています。

 

そしてアニメ、漫画やゲームファンが、そのキャラクターに扮するコスプレ。

 

自分の大好きなことを、全身で誰もが自由に表現できるコスプレ。

 

カラオケに続き自分の好きなことをとことん表現できるたのしさが国境を越えて広がりました。

 

現在では日本だけではなく、コスプレーヤーの祭典が世界各地で開催されています。

 

インスタグラムなどで人気の高い海外コスプレーヤーのフォロワー数は500万人を超えており、その人気の高さをうかがうことができます。

 

海外で人気の日本の漫画、アニメ作品リスト25選

日本で人気のある作品とほんの少し違った海外で人気の日本のアニメと漫画。

 

現在日本で人気の作品から、新古とわず名高い作品の人気も未だ健在で、世代を超えて愛されています。

 

そんな海外で人気の高い作品を25個ご紹介します。

 

AKIRA 

大友克洋による日本の漫画、およびそれを原作とするアニメ映画、ゲーム。

超能力者を巡る軍や反政府勢力の争い、近未来都市やその崩壊後の世界を描いたSF漫画。

 

孤独のグルメ 

原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画。

日本、台湾でテレビドラマ、ウェブドラマとして展開している。

ひたすらに主人公の中年男が独りで食事を楽しむシーンと心理描写を綴っているのが特徴谷口ジロー氏はフランス文化勲章シュヴァリエ受章。

 

攻殻機動隊 士郎正宗

士郎正宗による漫画作品。

ジャンルとしてはSF(パラレルワールド含む)に属する。

ウォシャウスキー兄弟(現・姉妹)が監督したアメリカ映画マトリックスに強い影響を与えたと言われている。

 

小公女セーラー 

「世界名作劇場(ハウス世界名作劇場)」でアニメ放送されていた。

原作はフランシス・ホジソン・バーネット(バーネット夫人)の児童文学『小公女』(A Little Princess)。

今でもさまざまな国で再放送で親しまれ世代を超えて人気が高い作品。

 

すべてのスタジオジブリ作品 

日本のアニメ制作会社。

長編アニメーション映画の制作を主力事業としている。

代表作はとなりのトトロ、天空の城ラピュタ、魔女の宅急便、もののけ姫、千と千尋の物語、ナウシカ、崖の上のポニョなどすべての作品が海外でも大人気。

 

ドラゴンボール 

鳥山明の作品。

世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画。

 

ワンピース 

尾田栄一郎の漫画作品。

ミックスメディア化で展開されている。

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。

 

NARUTO 

岸本斉史による日本の漫画作品。

またこれを原作とするアニメ、ゲームなどの作品。

忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画。

 

ポケットモンスター 

株式会社ポケモン と任天堂より発売されているゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とする日本のテレビアニメ。

 

妖怪ウォッチ 

レベルファイブより発売されているゲームソフト『妖怪ウォッチ』シリーズを原作とする日本のテレビアニメ。

 

新世紀エヴァンゲリオン

作GAINAX→庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』は、GAINAX制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。

 

君の名は

新海誠が監督・脚本を務めた2016年の日本のアニメーション映画。

 

美少女戦士セーラームーン

『美少女戦士セーラームーン』は、武内直子による日本の漫画および、それを原作としたメディアミックス作品。

講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で1992年2月号から1997年3月号まで連載

 

ベルセルク

三浦建太郎による日本の漫画作品。

白泉社発行の漫画誌『ヤングアニマル』にて、月イチ連載(第4金曜日)されていた。

 

進撃の巨人

諫山創による日本の漫画作品。

およびそれを原作とした小説(ライトノベル)、アニメ、ゲーム、映画のメディアミックス作品

 

ドラえもん

藤子・F・不二雄による日本の児童向けSF漫画。

1969年から小学館の雑誌で連載された。

アニメは現在も世界中で人気がある。

 

ちびまる子ちゃん

さくらももこによる日本の漫画作品。

1970年代の静岡県清水市で少女時代を過ごした、作者のさくらももこの投影である小学3年生の「ちびまる子ちゃん」が、家族や友達と共に繰り広げる日常生活を描いたコメディ漫画である。

海外では特に香港、台湾、韓国で人気が高い。

 

鬼滅の刃

吾峠呼世晴による日本の漫画作品。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号から2020年24号まで連載。

日本の大正時代を舞台に、主人公の少年が鬼と化した妹を人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く。

 

呪術開戦

芥見下々による日本の漫画。

『週刊少年ジャンプ』にて2018年14号から連載中。

人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画。

 

あずまんが大王

あずまきよひこによる日本の4コマ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品とある高等学校を舞台にした学園物コメディ。

キャラクターの多くは女子高生。

海外で人気が高い。

 

チーズスイートホーム

こなみかなたによる日本の漫画、またこれを原作としたテレビアニメ。

子猫のチーと山田家の日常をほのぼのとしタッチで描く。

海外、特にフランスで高い人気がある。

 

約束のネバーランド

白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本の漫画。

テレビアニメ化・小説化・映画化などのメディアミックスが行われている。

孤児院で育てられた子ども達が過酷な運命に抗っていく物語である。

『ジャンプ』では珍しい少女主人公によるダーク・ファンタジー、サスペンス作品

 

ゲゲゲの鬼太郎

水木しげるの日本の漫画作品、および、それを原作とした一連の作品群の総称。

妖怪のイメージを世間に浸透させた水木の代表作であり、「妖怪漫画」を一つのジャンルとして確立させた作品。

 

名探偵コナン

1994年刊行開始の青山剛昌原作による日本の推理漫画作品であり、本作を原作とした一連のメディアミックス作品の総称。

 

僕のヒーローアカデミア

堀越耕平による日本の漫画作品。

「“無個性”」だった主人公が最高のヒーローを目指して成長していくヒーロー漫画作品

 

(参照 Wikipedia)

 

こんまりメソッド 

家にあふれる手放すことのできないものたちを、ときめくかときめかないか、で判断して片付けることで、新しい自分も見えてくる、こんまりメソッドのおかたづけ術。

 

近藤麻理恵さんは[Time]誌で世界で最も影響力がある100人にも選ばれました。

 

NETFLIXで[KONMARI 人生がときめく片付けの魔法]が配信され、“Kondo”は、片付けるという意味でも使われるほどアメリカでは大反響をよんでいます。

 

彼女の断捨離や整頓術を超えた、[物]への寄り添い方は、日本のつくも神 の存在を感じる日本人の精神性を感じますよね。

 

関連過去記事

今、世界に影響を与える日本文化 ジャパニーズ・スタイルとは?

 

新しい日本食ブーム。お弁当にマクロビオティック

ユネスコの無形文化財にしていされた日本の和食。

 

和食ブームはいつの時代も世界中でブームを呼び起こしています。

 

最近ではコロナ渦の影響もあり、レストランで食事をすることが制限されているヨーロッパ諸国で人気なのが日本のお弁当。

 

これまでサンドイッチか前日の夕飯の残りをタッパーにつめて持っていくのが主流だった国で、栄養バランスのととのったさめても美味しいお弁当が大変人気を呼んでいます。

 

また、日本発祥である、マクロビオティックは海外で根強い人気。

 

マクロビオティックとは従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法です。

 

一物全体。

 

玄米、全龍を主食に豆類、野菜、海藻類、塩を組み合わせた食事をとることにより、体の中の陰陽バランスをととのえるといわれています。

 

今また健康意識の高いアメリカのセレブ層をはじめ、ヨーロッパ諸国でも支持する人が多いとのこと。

 

お寿司やラーメンなどレストランで味わえる、従来の人気の和食はもちろん今も人気があります。

 

しかし、最近は特にお弁当やマクロビオティックなど健康や生活に根付いた和食にフォーカスが当たっています。

 

こちらはより詳しい参考記事になります。

海外からも注目を浴びる日本の食文化の特徴と英語例文

海外からも注目を浴びる日本の食文化の特徴と英語例文

 

日本製品 日本のプロダクトデザイン 

日本には古来より、陶磁器や漆木工品、染織物、金工など日本全土それぞれの場所で伝承されている工芸があります。

 

伝統工芸の素晴らしさに加え、そこからシンプルで機能的で日常的に、と、デザイナーと職人で日々開発されている日本の様々な日本製品。

 

何か特別な物ではなく、ありふれた日常にとけ込む,機能的で美しいものたち。

 

物の美しさを日本人独自の感性と完成度でしあげていく日本製品は、世界に誇る現代日本文化の一つではないでしょうか?

 

生活の中にある普遍的な物達へ、どこの国にもまねできない美しさと機能美が随所にちりばめられています。

 

ブームとして一過性にもりあがりをみせるわけではないのですが、常に日本製品が特別な物として海外で受け入れられている様子を現在もみることができます。

 

まとめ

歴史の荒波の中、奇跡的なタイミングで西洋に渡り広まった日本の美意識。

 

ジャポニズム。

 

いつの時代も日本の中では当たり前なこと、普遍的で日常的なことが海外に渡った瞬間その中にある意味や価値を見いだされて大反響を巻き起こしていきます。

 

日本人の中にある、日常を楽しく暮らす術や、丁寧に暮らす知恵、相手や物事を敬い大切に接する気持ち。

 

私たちにとっては何気ない普段の意識から生まれる日本の文化。

 

そんないつの時代も私たちが普段たいせつにしたいことが、

 

どこにあってもどこからみても輝いているのではないでしょうか。

[しきたりを英語で説明]日本のしきたり65選と外国人への伝え方

Mayumi Folio
Mayumi Folio

日常の様々な場面で観ることができる日本のしきたり。

 

習慣やしきたりは国や文化によって異なる部分がおおくあります。

 

日本人社会では常識で、あえて説明する必要もない日本の習慣やしきたり。

 

それらによってうまれた暗黙のルールはその国らしさでもあり美意識や他者へのまごころを観ることができます。

 

しかし時として外国の人にとっては、びっくりするようなことや理解が難しいこともあります。

 

そんな外国人からの「なぜ日本では?」と尋ねられた時、ちょっとした英語のフレーズで日本の習慣やしきたりについて説明できたら、素敵ですよね。

 

日本で外国人のお客様が困らないように、日本の特殊な習慣やしきたりを状況にあわせてお伝えして差し上げることは、優しい親切にもなります。

 

今回は、しきたり にフォーカスして

 

• 外国人に日本の習慣やしきたりを説明するときすぐにつかえる英語のフレーズや説明の仕方の例文20選

 

• 箸のマナー 25個の「嫌い箸」の英文説明

 

• 日本の習慣やしきたりのどんな部分が外国人にとって特殊なのか?

 

について、英文を軸にしてご紹介します!

 

しきたりとは?

しきたりとは日本の歴史的そして文化的に根付いた習慣を意味します。

 

古くからある習慣なので自然とルール化され、特徴的なのが冠婚葬祭やお祭りなどの特別な日の振舞いなどがあります。

 

また日常的には、挨拶や食事や風呂やトイレなどのマナーもしきたりとしてあります。

 

日本人は当然のことながら生まれてから自然に受け入れてきたので、日本のしきたりを当たり前のこととして考えます。

 

ところが外国人は自国でのしきたりがあり、そのため日本固有のしきたりやマナーを外国人にお伝えするのは難しい点も多いのも事実です。

 

今回は、伝える側の視点に立って、できるだけ伝わり易い言い方を用意しました。

 

日本の習慣(しきたり)とマナーの違い

前述しましたように、しきたりとは歴史的、そして文化的に根付いた習慣を意味します。

 

ですので、“しきたり”という言葉は日本にしかありませんが、どの国においてもその国固有の習慣があります。

 

ただマナーとなると少し事情が異なってきます。

 

何故なら、マナーとは欧米から派生した万国共通の作法ルールを示すことを含まれております。

 

大きな意味での人間としての常識的な行動。

 

ルールに関して最低限知っておくべきこととしては、迷惑をかけないことと誰にも敬意を示すことです。

 

例えば、ゴミやタバコのポイ捨てなどは世界中どこでも許されるもではありません。

 

またお客様に接待をする時のマナーとしては、敬意を払って振舞い、失礼のない仕草。

 

特にレディーファーストに関して日本人はとりわけ注意をする必要があります。

 

このようにマナーと習慣(しきたり)は少し違った面もあることを認識して行きましょう。

 

外国人からみた日本人の礼儀ついてくわしく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

 

参考記事:【世界に誇れる日本のマナー !】 外国人は日本の礼儀をどう見ている?

 

それでは日本特有のしきたりとはどう発生し根付いてきたのか説明しますね。

 

日本の習慣(しきたり)と文化的背景と事例

しきたりは、とりわけ衣食住に強く根付いております。

 

衣においては伝統的な装束として着物があげられます。

 

着物を着用する際には、さまざまなしきたりがあり、それらを知り、守って身につけることが礼儀となります。

 

食においては、節句にはお節料理を食べたり、食器である箸や和食器にまつわるしきたりがありますし、日本特有の食べ方として麺類など音を立てて食べることも日本独自のしきたりです。

 

住では、靴を玄関でぬいだり、畳に正座する、布団で寝ることも同様です。

 

これらしきたりは、宗教的なものや武士の時代には挨拶のあり方など歴史的な日本の独自の習慣として長い歴史の中で作られてきました。

 

その中でも典型的なのが、お辞儀です。

 

武士の礼法が発達した結果、深く腰を曲げたお辞儀が生まれました。

 

現在でもお辞儀の角度によっての謝罪の意味が違い、その態度によって心を同表現するのか受け止めるのかは日本独自のしきたりです。

 

そして冠婚葬祭時にはしきたりが、顕著に現れます。

 

そして日本の年中行事の中にも多くの日本のしきたりがつまっています。

 

たとえば以下は、日本のしきたりの事例の一部です。

 

• 年賀状を送る

• おせち料理を食べる

• 初詣に行く

• 七草粥を食べる

• 豆まきをする

• ひな祭りをする

• お花見をする

• 盆踊りをする

• お月見をする

• お歳暮を贈る

• 忘年会をする

• 年越し蕎麦を食べる

 

年中行事の中には特別なしきたりから、日常の中にあるしきたりの根源がみうけられ、日本らしさがつまっています。

 

年中行事についてくわしい記事はこちらになります。

 

こちらも英文付きなので参考にしてみてくださいね。

 

「参考記事」:外国人に紹介したい日本の伝統年中行事 英語例文あり

 

日本の習慣やしきたりを説明する時に使う英語フレーズ 英文20選

 

室内

日本の特殊な習慣として挙げられることの多い、玄関空靴を脱ぐこと。

 

室内で靴を脱がないなんて考えられないほど、私たちにとっては自然な習慣です。

 

そんな時に使えるフレーズをご紹介します。

 

• 玄関で靴を脱ぎます。室内では靴をはきません。

Take off your shoes at the entrance. Shoes are not worn inside

 

• 脱いだ靴はそろえましょう。

Shoes that have been taken off should be lined up.

 

• これは、日本人が靴についた土や砂、埃で床を汚したくないからです。

This is because the Japanese do not want to contaminate the floor with dirt, sand, or dust from their shoes.

 

• 代わりに、靴は玄関でぬいで、時々スリッパに履き替えます。

Instead, shoes are removed in the vestibule, and often replaced with slippers.

 

そして日本家屋では、畳の和室があります。

和室は洋室とはちがったしきたりですごしますので、初めての方には簡単にご説明さしあげるといいかもしれません。

 

• 畳の縁を踏まないように歩きます。

Walk so as avoiding to step on the edges of the tatami mats.

 

• どうぞ座布団の上にすわってください。

Please sit on the cushion.

 

• 正座がくるしいようであれば足を崩してくださいね。

If you find it hard to sit upright, please collapse your legs.

 

• お食事後にお布団をご用意させていただきます。

We will provide you a futon after the meal.

 

 

お風呂

暖かい湯船につかって心身ともにリフレッシュできる日本の最高の文化と行っても過言ではありません。

 

しかしこの日本のお風呂文化も、実は海外からみたら徹底的にオリジナリティが高いしきたりにあふれています。

 

• まず最初に、あなたは服を全部を脱ぎます。

First of all, you take off all your clothes.

 

• 浴槽に入る前には、身体をきれいに洗わなければいけません。

The body must be cleaned and washed before entering the baths.

 

• 浴槽は体をきれいにするのではなく、リラックスするためのものです。

Baths are for relaxing, not cleaning the body.

 

外に出るのに裸で出ていいのかわからなくて、露天風呂にいかなかった、という外国人の方もいるそうです。

 

折角なのにもったいないですよね。

 

• 時々露天風呂があり、これらも自由に使用できます。

Sometime there are open-air baths that you are free to use as well.

 

• 露天風呂には裸で行けますよ。

 You can go naked in the open-air bath.

 

食事

命を分けてくれた生き物達と、自分の目の前にある食事に関わってくださった全ての人々に感謝していただく、日本のいただきますとごちそうさま。

 

日常のあたりまえに日本の心があります。

 

ここでは、そんな日本の食に関するしきたりについて、外国人のかたに説明するときに使えるフレーズをご用意しました。

 

• 日本の食事は伝統的に「いただきます」という言葉で始まります。

Meals in Japan traditionally begin with the word itadakimasu.

 

• “いただきます”は食物を用意してくださったすべての人に感謝の気持ちを表し、生物が人に命を与えたことを受け取ります。

Itadakimasu expresses gratitude for all who played a role in providing the food and acknowledges that living organisms have given their lives to human beings

 

• 食事を終えると、日本人は丁寧に「ごちそうさまでした」と言います。

Upon finishing a meal, Japanese people use the polite phrase gochisōsama-deshita.

 

 

日本の習慣の中でぜひ外国人に知っていただきたい言葉ですよね。

 

お茶について

緑茶をストレートに飲むことに慣れていない外国人の方も結構いらっしゃいます。

 

欧米で緑茶需要の主流には、緑茶をフレーバーティーとしてのまれているので、ストレートで緑茶の味を楽しむ、ということに驚かれる人も。

 

そんなときは、

 

• 日本の緑茶は、あなたにそのままに楽しんでもらうように考えられています。

The Japanese green tea is meant to be enjoyed as it is offered to you. 

 

• なので、砂糖やクリームを加えないでもいいですよ。

Therefore, you don’t have to add sugar or cream.

 

日本にきた欧米人の方が“ペットボトルのお茶にお砂糖が入っていないことがとてもめずらしい!”と仰っているのをよく耳にします。

 

• 日本でのお茶といえば、茶道のイメージが強いですが、日本人は日常生活の中でも頻繁にお茶を飲んでいます。

Tea in Japan is often associated with the tea ceremony, but Japanese people also drink tea frequently in their daily lives.

 

• 日本で日常的に飲まれているお茶には、緑茶、紅茶、ウーロン茶、麦茶、ほうじ茶、ハーブティーなど、さまざまなものがあります

The teas that are consumed daily in Japan include green tea, black tea, oolong tea, barley tea, hojicha, herbal tea, and many others.

 

 

嫌い箸 お箸のしきたり 英文25選

 

食事の際,箸の使い方には様々なしきたりがあります。

それらを「きらいばし」「忌み箸」といいます。

 

• 箸の使い方にはさまざまなしきたりがあり、それらを「嫌い箸」といいます。

There are various manners related to the use of chopsticks, known as “KIRAI BASHI/ bad chopsticks “.

 

 

ここでは、嫌い箸のしきたり、25選 を英文でご紹介します。

• 渡し箸 Watashi bashi :

箸を箸置きではなく、皿の上に置くこと。もう食べられないということも意味する。

Placing chopsticks on a plate, not on a chopstick rest. It would mean no more food.

 

 

• 渡し箸 Saguri bashi : 

箸を使って食器や鍋の中をあさり、好きな食べ物を探すこと。

Using one’s chopsticks to find a food one likes by rummaging in one’s dish or pot.

 

• 突き箸, 刺し箸 Thuki bashi, Sashi hashi :

箸で食べ物をすきさすこと

To stab food with chopsticks.

 

• 直箸 Jika bashi :

取り皿から料理を取るとき、配膳用の箸ではなく、自分の箸を使うこと。

Using your own chopsticks rather than serving chopsticks when taking food from a shared plate.

 

• もぎ箸  Mogi bashi :

口で吸って箸についたご飯粒を取ること。

Removing grains of rice from the chopsticks by sucking with your mouth.

 

• 重ね箸 Kasane bashi : 

同じ料理ばかり続けて食べること。

Continue to eat only the same dishes in a row.

 

• 箸渡し Hashiwahashi : 

箸から箸へ食べ物を渡す。

Passing food from chopstick to chopstick.

 

• 叩き箸 Tataki bashi : 

お椀などの食器を箸でたたくこと。

Tapping bowls and other tableware with chopsticks.

 

• 噛み箸 Kami Bashi : 

箸をかむこと

Biting the Chopsticks

 

• 立て箸 Tate bashi : 

箸をご飯の真ん中に突き刺すこと。

To stick chopsticks in the middle of the rice.

 

• ちぎり箸 Chigiri bashi: 

右手と左手に1本ずつ箸を持ち、食べ物をちぎりながら食べること。

Eating with chopsticks, one in the right hand and one in the left hand, while tearing up the food.

 

• 空箸 Sora bashi: 

食べるために箸で食べ物を取っておきながら、食べずに戻すこと。

Taking food with chopsticks in order to eat it, but not eating it and putting it back.

 

• にぎり箸 Nigiri bashi :

握って持つ箸の持ち方。

The way to hold chopsticks by gripping them.

 

• 二人箸 Futari bashi: 

二人一緒に食器の上で料理を挟み込む。

The two of us together on the dishes, pinching the food between us.

 

• 指し箸 Sashi bashi: 

食事中に箸で人を指差すこと

Pointing at a person with chopsticks while eating

 

• 迷い箸 Mayoi bashi: 

おかずをどれにしようか迷って、箸を往復させること。

Hovering one’s chopsticks back and forth over side dishes, when trying to choose which one to take.

 

• 移り箸 Utsuri bashi: 

1つの料理を手に取り始めても、突然他の料理に変更してしまうこと。

Starting to pick up one dish but then suddenly switching to something else.

 

• なみだ箸 Namida bashi: 

スープやソースを箸から涙のように垂らすこと。

Letting soup or sauce to drip like tears from chopsticks.

 

• 違い箸 Chigai bashi:

違う種類の箸をつかうこと。

Use a pair of dissimilar chopsticks

 

• かき箸 Kaki bashi: 

箸で頭などを掻く。

Scratch the head and other parts of the body with chopsticks.

 

• かきこみ箸 Kakikomi bashi: 

椀などを口にあてて、中を箸で食べる。

Put the bowl to your mouth and eat inside with chopsticks.

 

 

• 寄せ箸 Yose bashi:

箸で食器を手前に引き寄せる。

Pull the dishes toward you with your chopsticks.

 

• そろえ箸 Soroe bashi: 

箸をテーブル、皿に叩きつけて揃えること。

Aligning one’s chopsticks by tapping them on the table, a dish.

 

• 押込み箸 Oshikomi bashi: 

箸で食べ物を口の奥に押し込むこと

Pushing food into the back of the mouth with chopsticks.

 

• ふりあげ箸 Furiage basi: 

食事中に箸を振りながら話をすること。

Waving chopsticks around while talking during a meal.

 

参考サイト 農林水産省ホームページ:

 

日本の特徴的なしきたりを説明する際に使えるフレーズ 英文20選

お辞儀

日本のお辞儀を習得するには日本に長く在住してもなかなか難しいと言われています。

 

そんな日本のお辞儀について外国人に説明したい時に使えるフレーズをご紹介します。

 

• お辞儀は、おそらく日本国外で最もよく知られている日本のマナーの特徴です。

Bowing is probably the feature of Japanese etiquette that is best known outside Japan.

 

• 基本的なお辞儀は、背中と首を真っ直ぐにして腰から曲げ、目線を下げます。

Basic bowing are performed by bending from the waist with the back and neck straight, and the eyes looking down.

 

• 長さ、深さ、適切な反応など、お辞儀を囲むエチケットは非常に複雑です。

The etiquette surrounding bowing, including the length, depth, and appropriate response, is exceedingly complex.

 

お辞儀の角度と意味を英語で説明するには?

では実際,お辞儀の角度の意味について、英語文とともにご紹介します。

 

• 会釈(角度は15°)nodding angle is 15°

顔見知りの人とすれ違うときなどに使います。歩調を落とし、目を合わせ、背筋を伸ばして軽くほほえみながらかるく礼をします。

Use it when passing someone you know. slow your pace, make eye contact, straighten your back, smile lightly, and bow lightly.

 

• 敬礼(角度は30°)salute angle is 30°

初対面での挨拶や見送りの際に行います。一般に「お辞儀」というときはこの「敬礼」を指すことが多いでしょう。

It is performed when greeting or seeing off someone at the first meeting. Generally, when we say “bow”, we are referring to this “salute”.

 

• 最敬礼(角度は45°~90°)a respectful bow angle is from 45° to 90°

謝罪やクレーム応対時などにつかわれます。

It is used for apologies and when responding to complaints.

 

上半身を倒す角度は45°~90°とありますが、心からの謝罪を態度で示す場合は90°まで深々と頭を下げるなど、状況に応じて使い分けます。

The angle at which the upper body is bowed ranges from 45° to 90°, but it can be adjusted according to the situation, such as bowing deeply to 90° to show sincere apology.

 

日本の謙遜の美

日本人は自らを謙遜することが美徳とされているしきたりがあります。

 

自分や自分の身内を下げて表現する、謙虚に対応することが社会全体で求められているので、外国人からするとどうして自分や自分の大切な人を過小評価するのだろう?と不思議でならないそうです。

 

そのことからも,贈り物を渡すときに、「ちょっとしたものですが」とか「つまらないものですが」といいながら渡す暗黙のしきたりがあります。

 

• つまらないものですが、お近づきの印にどうかお受け取りください。

It is a small thing, but please take it as a sign of how well we get along.

 

「どうしてそんなつまらない物をわざわざくれるのだろう?」と感じる人も多いとか。

 

これも外国人にとってはなかなか理解しがたい日本人の習慣なので、説明をしてみるのもおもしろいでしょう。

 

• 日本では、贈り物をするときに謙遜する習慣があります。

In Japan, it is customary to give gifts with humility.

 

• 日本人は自分や身内のことを過小評価して話す癖がありますが、必ずしも本心からそう思っているわけではありません。

Japanese people have a habit of speaking about themselves and their relatives in an underestimated way, but they do not always mean what they really think.

 

• それは、日本人が「謙虚さ」という美徳の概念を持っているからです。

This is because the Japanese think of humility as a virtue.

 

• 日本人の謙虚さとは、相手を尊重し、自分に対して謙虚であることです。

Japanese people’s modesty is to respect others and to be modest about oneself.

 

• 日本の謙虚とは、自分の能力などを誇らず、控えめにふるまうことです。

Humility in Japan means to behave modestly and not to boast about one’s abilities.

 

 

宗教観について

外国人の方と話していると宗教観について、会話にでてくることがよくあります。

 

海外で生活していると「宗教をもたない」という時にはどうして信仰をしないのかという哲学が求められる場面が多々あります。

 

ここでは日本人のもつ代表的な宗教観について説明したい時につかえそうな英文フレーズを紹介します。

 

• 神道は日本の文化と同じくらい古く、仏教は6世紀に本土から輸入されました。

Shinto is as old as the Japanese culture, while Buddhism was imported from the mainland in the 6th century.

 

• 今日、ほとんどの日本人の日常生活において、宗教は大きな役割を果たしていません。

Religion does not play a big role in the everyday life of most Japanese people today.

 

• 平均的な日本人は通常、誕生、結婚式、葬儀などの儀式で宗教的な儀式に従います。

The average Japanese person typically follows the religious rituals at ceremonies like births, weddings and funerals.

 

• 彼らは新年に神社やお寺を訪れ、地元の祭りに参加することができます。祭りのほとんどは宗教的な背景があります。

They may visit a shrine or a temple at New Year and participate to local festivals, most of which have a religious background.

 

• 日本には八百万の神がいると言われています。日本では森羅万象に神々が宿り、それを敬っています。

It is said that there are 8 million gods in Japan. In Japan, gods dwell in all things in the forest and are revered.

 

• また先祖崇拝も重要で、多くの日本人は自分のご先祖様を大切にしています。

Ancestral worship is also important, and most Japanese cherish their ancestors.

 

まとめ

日本の習慣やしきたりは、外国人の人が見ると案外不思議なものが多いそうです。

 

私たちにはあえて説明するほど珍しいことには思えなくても、とても新鮮にみえるようです。

 

折角日本に来ていただいたので、是非体験していただきたい日本の習慣。

 

そして、習慣やしきたりをしらない、わからないことで困ることがでてくるかもしれません。

 

小さな言葉が、ほんの少しのお手伝いになるといいですね。