ジャパニーズウイスキーとは 特徴・定義・人気の理由・評価と魅力 お勧め10選

Mayumi Folio
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海外で大人気のジャパニーズウイスキー。

日本に滞在する外国人でウイスキーがお好きな人であれば、必ず一度は味わいたい日本のおたのしみですよね。

しかしなかなか奥深いジャパニーズウイスキーの世界です。

せめて基礎知識があればもっと積極的に外国人のお客様に楽しんでいただけるのではないでしょうか?

そして外国人の方をお酒の席で接待をする時には、気をつけないと行けないポイントがあります。

ここでは、

• ジャパニーズウイスキーっていったいなんだろう?

• 外国人をお酒で接待する時に気をつけることとは?

• 外国人の方がよろこんでくれるジャパニーズウイスキーでおすすめの銘柄はどれ?

• 外国人にジャパニーズウイスキーをたのしんでもらうにはどうすればいいの?

そんなジャパニーズウイスキーにスポットをあて、外国人におすすめしたいジャパニーズウイスキーの基礎知識をご紹介します。

今回は特にジャパニーズウイスキーを外国人にもっと楽しんでいただきたい方へおすすめの内容になります。

ジャパニーズウイスキーの特徴とは?

ジャパニーズウイスキーの歴史

ペリー来航の1853年。

黒船とともに日本に渡ったのが最初,と言われるウイスキー。

本格的な輸入は1871年、初のウイスキー輸入元は薬屋だったといいます。

ジャパニーズウイスキーの始まりは、赤玉ポートワインをヒットさせた鳥井信治郎氏が、NHK朝の連続ドラマ“マッサン”の主人公、竹嶋政孝氏とともに日本で製造したのがジャパニーズウイスキーの元祖とされます。

この二人がジャパニーズウイスキーの地として、まず選んだのは大島本村の山崎。

この地は千利休が茶室を設けた場所でもあり、水質の良さと宇治川、木津川、桂川が合流するために霧がスコットランドのように立ちこめる場所でした。

ここから日本のウイスキー蒸留の歴史がはじまり、現在では全国の自然と水にめぐまれた地域で34カ所の蒸留所があります。

参考記事:

日本のウイスキー蒸留所一覧

サントリーウイスキーの歴史 

ジャパニーズウイスキーとは?

では、ジャパニーズウイスキーの特徴とはなんでしょう?

日本の国産原料と日本国内の蒸留所でつくられるジャパニーズウイスキー。

ジャパニーズウイスキーはスコッチウイスキーの手法で制作されたのが起源とされています。

しかし、ジャパニーズウイスキーの特徴として、スコッチウイスキーの持ち味であるスモーキーフレーバーが日本人好みにあわせて抑えられているのが特徴とされます。

日本人好みのウイスキーといえば、[繊細で優美]そして[ハイボールなどどんな飲み方でもたのしめる]といった、従来のウイスキーの概念では収まらないものだったのです。

こういった日本人の好みに答えるため、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合するブレンテッドウイスキーがジャパニーズウイスキーの主流となり、ジャパニーズウイスキーにしかないさまざまな芳香がたのしまれます。

では、どんなことから、このジャパニーズウイスキーらしさがうまれるのでしょう?

ウイスキーで大切な行程である、原酒の熟成。

ジャパニーズウイスキーでは、日本独自の素材としてミズナラの木が主流として使用されています。

ミズナラで熟成されているジャパニーズウイスキーの原酒は、若い頃はココナッツににた香りで、長い熟成期間の間に伽羅や白檀にたとえられるほど上品でたおやかな香りを生み出します。

スコッチウイスキーほど強いスモーキーフレーバーではないけれども、芳醇で上品な香りに満ち満ちているジャパニーズウイスキー。

そんなジャパニーズウイスキーは現在、スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、そしてジャパニーズと世5大ウイスキーの一つとして数えられるほど世界中で愛されています。

(参考サイト ウイスキーマガジン:http://whiskymag.jp/

ジャパニーズウイスキーの定義

驚いたことに、世界中でジャパニーズウイスキーに注目が集まる中、国産ウイスキーの厳密な定義はありませんでした。

しかし、2021年日本洋酒酒造組合は、国産ウイスキーの定義を発表しました。

「厳格な定義がないからこそ、ジャパニーズウイスキーはおもしろい!」とされています。

しかし、その裏側では、海外で製造された輸入ウイスキーの原酒を日本で瓶詰めした商品を、“ジャパニーズウイスキー”と名乗って国内外で販売されているのです。

海外では毛筆のひらがなや漢字っぽい文字がラベルにはられ、時には間違った日本語で表記されたジャパニーズウイスキーもどきが販売されています。

日本人がみたらすぐに[日本製ではない!]とわかるものも外国人からみたら、これらも立派なジャパニーズウイスキー。

しかし中身について原材料をみればカラメル色素で着色された生産国不定の人工アルコール,という物が出回っています。

海外の方が、”美味しい”と噂のジャパニーズウイスキー。

ちょっと贅沢だけどのんでみようかな?」と、ラベルをたよりにして、それらを選んでしまうことも。

はじめて飲んだジャパニーズウイスキーが、そのような物のであれば,なんと悲しい事でしょうか。

本当に残念なことに、今でも海外のあちこちでみることができます。

といっても、あたらしく規定がさだまったものの、ほかの5大ウイスキーにくらべればまだ自由度が高いジャパニーズウイスキー。

なので自由な冒険はまだまだ期待できます。

私たちが安心してジャパニーズウイスキーをたのしみ、製造者の方が自由に冒険しながら製造できるといいですよね。

ジャパニーズウイスキーの品質定義と3大手酒造メーカーの正式なジャパニーズウイスキー13

ジャパニーズウイスキーの4つの品質定義

日本洋酒組合ではジャパニーズウイスキーの定義を定め、規定に沿わないものはこれから3年間の間にすべてラベル表示を変更する事が義務づけられました。

ジャパニーズウイスキーの4つの品質定義をご紹介します。

原材料は麦芽、穀類を必ず使用し、日本国内で採取された水を使用すること。

国内の蒸留所で蒸留すること

原酒を700リットル以下の木樽につめ、日本国内で三年以上貯蔵すること。

日本国内で瓶詰めすること。

そして、表記上の定義として

• “ジャパニーズ”“ウイスキー”の文字を統一。

間にほかの用語で分断しない。

• 日本ウイスキーやジャパンウイスキーなどの同義語や外国語への翻訳にも品質の定義を守る事。

• 日本を連想させる人名や都市、山岳等の地名、日本の国旗および元号を記載する際も品質の基準を定めること。

充たしていない場合は明示を義務化。

などとされます。

(参考資料 ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準:

洋酒組合に加盟していない会社にはあてはまらないので、日本で酒造されたジャパニーズウイスキーを手に入れたい時には参考にしてみるといいですよね。

3大手酒造メーカーの正式なジャパニーズウイスキー13

そしてこちらが、日本経済新聞によるジャパニーズウイスキーの定義に当てはまる大手酒造メーカーの商品13種です。

• サントリー

「響」「山崎」「白州」「知多」「ローヤル」「スペシャルリザーブ」「オールド」「季TOKI」

• ニッカーウヰスキー

「竹鶴」「余市」「宮崎峡」「カフェグレーン」

• キリンホールディングス

「富士」

となるそうです。

外国人の方に本物のジャパニーズウイスキーをお勧めする時にこれらの銘柄を覚えておくと役に立ちます

(参考 日本経済新聞:「ジャパニーズウイスキー」の定義 業界団体が作成)

日本独自のウイスキーの飲み方 ハイボール

ハイボールとは、ウイスキーを炭酸水でわり、好みによってレモンやライムなどの柑橘類を添え飲むことです。

軽い飲み口と食事の際にもたのしめる日本独自のウイスキーの楽しみ方です。

海外でウイスキーを飲む。

となると、ストレートかロックが主流。

時々、水割りやお湯割りをみることもありますが、ウイスキーを薄めて飲むという感覚はあまりありません。

日本のように、ハイボールで料理と一緒に楽しむ。

ということがあまりないので、はじめてハイボールを体験する外国人は驚きを隠せないとか。

日本人は食事中にアルコール飲料を一緒に楽しむ人が多い国です。

ビール、日本酒、チューハイなど、食事と同時にお酒を飲むということは日本でそこまで珍しい楽しみ方ではありません。

韓国のマッコリなどアジア圏は比較的アルコールと食事という楽しみ方はありますが、日本は特にそのこだわりや探究心が強い国とも言えます。

居酒屋に焼き鳥屋などお酒とともに食事を楽しむスタイルの飲食店が多いのは日本文化の一つです。

ワイン以外で食事中にアルコールをたのしむということは特に欧米ではあまりみられません。

このような背景から、ジャパニーズウイスキーにはどんな料理にもあわせられるようにハイボールとしてお勧めされている銘柄もたくさんあります。

是非、「日本でジャパニーズウイスキーを楽しみたい!」と仰っている外国人の方とお食事する機会があるのなら、一度ハイボールを食事中の飲み物にご提案してさしあげるのはいかがでしょう?

ジャパニーズの海外での評価と魅力

5つの国際的なウイスキーコンペティション

ウイスキーによく受賞歴がかかれています。

では、いったいどのような賞があり、購入する側はなにをめやすにすればいいのでしょう?

海外でも栄誉ある賞にはどんな物があるのかわかりやすく世界の代表的なウイスキーコンペティションを公式サイトでの表明とともにリストでご紹介します。

World Whisky Awards (WWA)

ワールド・ウイスキー・アワードは、国際的に認められたあらゆるスタイルのウイスキーの中から、最も優れたものを選出する世界的な賞です。

ワールド・ウイスキー・アワードは、酒類専門家のための世界No.1オンラインリソースであるTheDrinksReport.comが主催します。

世界最高のウイスキーを選び、表彰し、世界中の消費者および業界関係者に向けてプロモーションを行います。

味覚審査は、3ラウンドで行われます。

 第1ラウンド

各ウイスキーのスタイル別にテイスティングを行い、スタイル賞の受賞銘柄を決定します。

ワールド・ウイスキー・アワードの審査員には、国際的なジャーナリスト、酒類小売業者、業界の専門家などが名を連ねています。

 第2ラウンド

スタイル賞受賞ウイスキー同士のテイスティングを行い、各カテゴリーにおける「ベスト」ウイスキーを決定します。

 第3ラウンド

各カテゴリーの「ベスト」ウイスキーは、最後にもう一度テイスティングを行い、「ワールド ベスト」ウイスキーを決定します。

このステージの審査員には、第1ラウンドと第2ラウンドの審査員に加え、第一線で活躍する蒸溜所経営者やウイスキー業界の専門家が名を連ねています。

 デザイン

デザイン審査は、国際的に著名なデザイン専門家により行われます。

 World Whisky Awards (WWA)

公式サイト (WWA) https://www.worldwhiskiesawards.com/how-to-enter

  • International whisky Competition

International whisky Competitionは、シカゴで毎年開催されます。

世界で最も支持されているウイスキーコンペティションで、さまざまなソーシャルメディアチャンネルでウイスキーコミュニティに働きかけられます。

International whisky Competition は2010年に、ウイスキーの消費者、蒸溜所、そしてウイスキーづくりの裏方である人々のために立ち上げました。

そのミッションは、オリンピックやその他の本物の競技と同じように、1つのカテゴリーにつき3つのメダルのみを提供することで、真のコンペティションを作り上げることでした。

コンペティションの目標は、世界中から最高のウイスキーを集め、プロのテイスティングパネルがテイスティングして評価することです。

2015年からは、他のコンペティションとは異なり、審査員は一度に1つのウイスキーを紹介され、それぞれのウイスキーに適切な注意が向けられるようになりました。

また、各ステップに詳細なメモを取り、最終的にテイスティングパネル委員会がレビューし、集計しています。

カテゴリー優勝者(フレーバー、RTDを除く)は85点以上でなければメダルの対象にはなりません。

International whisky Competition公式サイト

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本人の繊細な味覚をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会です。

2019年に開催された第1回では、日本国内はもとより世界のウイスキーとスピリッツ約500本を、全国各地のウイスキーやスピリッツに精通した審査員、約200名が審査しました。

2020年には日本が誇る蒸留酒を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設し、洋酒・焼酎合わせて約700本を審査しました。

日本のウイスキーやスピリッツ愛好家・専門家の深い知識と情熱をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを品評し、高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に広く知っていただくことを目的としています。

(公式サイトより抜粋)

公式サイト:https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/

International Spirits Challenge (ISC)

インターナショナル・スピリッツ・チャレンジは、世界で最も権威があり、尊敬され、影響力のあるスピリッツのコンペティションです。

今年で27年目を迎えるISCは、世界中の優れた品質のスピリッツを促進するためのイベントです。

このコンペティションは、厳格で独立した審査プロセスによって成り立っており、それは毎年エントリーされるスピリッツ、デザイン、キャンペーンの質の高さを後押しされています。

世界70カ国近くから何千ものエントリーがあり、ISCはまさにグローバルなコンペティションと言えます。

ISCは、品質と卓越性の国際基準として、世界有数のスピリッツメーカーの多くから支持されています。

ISCの受賞は、経験豊かな専門審査員による綿密なブラインド審査に合格したスピリッツにとって、まさに快挙と言えるでしょう。

(公式サイト表明を翻訳)

ISC公式サイト:https://internationalspiritschallenge.com/internationalspiritschallenge2022/en/page/home

International Wine and Spirits Competition (IWSC)

International Wine and Spirits Competitionはイギリスで開催される飲料業界最大手であり50年以上の歴史のある賞です。

マーケットを重視したアプローチやバイヤー、インフルエンサーとの交流の場や参加者に対してのフィードバックに重点をおいています。

一流の生産者、業界の専門家、審査員の声を紹介します。

インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションの受賞が、いかに世界中の企業がライバルに差をつけるのに役立っているかを示しています。

”IWSCの審査は、この業界で非常に深い経験を持つ、非常に幅広い層の人々によって行われます。

もし彼らが “これは良い “と言ってくれれば、”私は正しい道を進んでいる “という非常に確かな感覚を(生産者に)与えてくれるのです。

(受賞者の言葉を公式サイトより抜粋)”

受賞をきっかけにして世界に名高い銘柄へと進むウイスキーも数多くあり、その信用性の高さは世界基準です。

IWSC公式サイト:https://iwsc.net/

ジャパニーズウィスキーが世界で評価された理由と銘柄と受賞歴

では実際に世界で評価されたジャパニーズウイスキーの代表的な受賞歴をみていきましょう。

• 2001年 

ニッカウヰスキーの「シングルカスク余市 10年」が、“ウイスキーマガジン”のワールドウイスキーアワード”でBest of Bestの最高得点。

同じ年には、メルシャンの「軽井沢ピュアモルト12年」が“インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC) ”にて金賞を受賞。

• 2006年

ベンチャーウイスキーによる地ウイスキー「キング オブ ダイヤモンズ」が、“ウイスキーマガジン”の“ジャパニーズウィスキー特集”にて最高得点(ゴールドアワード)を受賞。

そして同年、世界で最も権威ある“ウィスキー コンペティション “ワールド ウイスキー アワード” の熟成年数12年以下カテゴリー、“ベスト ジャパニーズ シングルモルト ウィスキー賞”を受賞。

以後、五年連続して受賞しています。

• 2015年

「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が、“英ウイスキーガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015」”で世界最高のウイスキーに輝きました。

• 2017年

サントリーの「響21年」が“インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」ワールドウイスキー部門”で最高賞となる「トロフィー」を受賞。

そして、その年にエントリーされた全部門1480点の頂点である「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞。

• 2018年

 -  “ワールドウイスキーアワード”では、サントリーの「白州25年」が、でワールドベストシングルモルト、「竹鶴17年」がワールドベストブレンデッドモルトを受賞。

 -  ベンチャーズウイスキーの「イチローズ Malt&Grain Limited Edition~Japanese Blended Whisky~」が“ワールドベストブレンデッドウイスキー限定版部門”で世界最高賞受賞。

• 2019年

 響21年 ワールドベストブレンデッドウイスキー受賞

インターナショナル スピリッツ チャレンジ(ISC)響21年 ダブルゴールド,山崎18年 ダブルゴールド

• 2020年

 - 白州25年 ワールドベストシングルモルト受賞

 -  インターナショナル スピリッツ チャレンジ(ISC)

響30年 金賞,

響21年 金賞,

響 Japanese Harmony 金賞,

響 Japanese Harmony Masters Select 金賞,

響 Blender’s Choice BC 金賞,

山崎18年 金賞,

白州25年 金賞,

白州18年 金賞,

白州 金賞,

知多 金賞

このように毎年ジャパニーズウイスキーは世界にその名を轟かせつづけています。

参考サイト:

http://whiskymag.jp/

https://www.suntory.co.jp/company/award/

外国人におすすめのジャパニーズウイスキー 10選

では、外国人の方へのお土産やプレゼントには、どんなジャパニーズウイスキーを選んだらいいのでしょう?

受賞歴や海外での知名度、日本製、そして外国人に好まれるジャパニーズウイスキー10選、ご紹介します。

響 Japanese harmony

サントリーホールディングス(HP:https://products.suntory.co.jp/d/4901777270688/

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海外でも絶大な人気をほこるウイスキー、響。

日本人の細やかなセンスと匠の技、四季折々の自然をコンセプトにしたジャパニーズウイスキーです。

美しい琥珀色に白檀やローズの芳香とライチやはちみつのような甘みがたのしめます。

そしてジャパニーズウイスキーのたのしみであるミズナラの余韻。

外国人に是非味わっていただきたいジャパニーズウイスキーです。

響の人気はそのボトルの美しさやたおやかな香りで、海外でも高い人気があります。

響は毎年行われる様々なウイスキーのコンテストで賞を与えられています。

知多

サントリーホールディングス(HP:https://www.suntory.co.jp/whisky/chita/

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日本独自の飲み方、ハイボールを最高に楽しんでもらうためにおすすめなのが、知多。

かすかな甘みとさらりと軽い飲み口で、知多のハイボールは繊細な料理とのマリアージュもみごとにこなします。

外国の方にハイボールを楽しんでいただきたい時にお勧めしたい一本です。

白州

サントリーホールディングス(HP:https://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/

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南アルプスの白川蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキー。

南アルプスの美しい水でうまれるクリアな色は、グラスの中で輝きます。

スモーキーさが控えめで、味も色のイメージにちかく、すっきりとしてキレがあり、すだちやミントのようなさわやかさがたのしめます。

白州も、響、山崎同様に、ほぼ毎年、さまざまな賞に輝いています。

竹鶴 ピュア モルト 

ニッカウヰスキー(HP:https://www.nikka.com/products/malt/taketsuru/index.psp.html

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モルトだけを原料に、とにかく飲みやすいといわれます。

香りはりんごや杏のようなさっぱりとみずみずしい果実香り。

そしてバナナやオレンジのような楽しいフルーティーさとモルトのしっかりさ、ピートのコク。

そしてビターチョコににた、ほろ甘い余韻がたのしめます。

バランスがとてもよく、とてもいい意味での癖があまりないのが特徴で、飲み人をえらばない歴史ある名作です。

シングルモルト 余市 

ニッカウヰスキー(HP:https://www.nikka.com/products/malt/yoichi_miyagikyo/

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余市蒸留所は、1934年に誕生した歴史あるシングルモルト  ジャパニーズウイスキー。

豊潤でナッツのような香ばしさがあり、美しい自然環境で熟成とブレンドされたモルトのもつ甘味と果実に似た香り。

麦芽のこうばしさとオレンジのような果実香りにオークの甘さとしっかりとしたビートの味わい。

まさしくジャパニーズウイスキーの歴史を感じる一本です。

シングルモルト 宮城峡 

ニッカウヰスキー(HP:https://www.nikka.com/products/malt/yoichi_miyagikyo/

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りんごや洋梨のような果実香と華やかな花の香りにつつまれ、ドライフルーツのような甘みと滑らかな口当たり。

余韻は樽の香りとほのかなビター感に、麦の甘さがひろがります。

すっきりと洗練されたキレがありながら、甘みもたのしめるシングルモルト。

シングルモルトウイスキー山崎12年

サントリー(HP:https://products.suntory.co.jp/d/4901777188914/

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日本を代表するシングルモルト。

甘いバニラのような香りと完熟フルーツのハーモニーが楽しめる山崎12年。

長い時をかけた熟成が生み出す深みのある甘さは、ジャパニーズウイスキーの味と香りをとことん楽しみたい方におすすめの一本です。

あかし 

江井ヶ嶋酒造 (HP:https://tanoshiiosake.jp/7290)

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海外で人気の あかし シリーズ

このシリーズは、海外の酒屋さんのショウウィンドウに飾られているのをよく見かけます。

スコッチの製造法と日本酒の技術が融合してつくられている、あかし はほかのジャパニーウイスキーにはない個性的な魅力が人気です。

Nikka Coffey Grain Whisky 

ニッカウヰスキー(HP:https://www.nikka.com/products/grain/coffeygrain/index.html

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フランスで大人気のジャパニーズウイスキー、“ニッカ カフェグレーン”

ウッディなバニラ香りとクッキーのようなこうばしさ。

カスタードクリームやチョコレートをこがしたような甘い香りと、カフェグレーンならではたのしめる軽快な芳香。

軽やかでバニラや蜂蜜のようなスイーツ感があるのに、爽快。

パッケージもワールドウイスキーデザインアワード2013年にベストグレーンウイスキー賞に輝きました。

ベンチャーウイスキー イチローズモルト

MWR(HP:https://www.facebook.com/ChichibuDistillery

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世界で常に高い評価を得ているピュアモルトウイスキー。

ミズナラで作られた樽で熟成され、ジャパニーズウイスキーの素晴らしさを存分にたのしむことができます。

イチローズモルトの名を世界に轟かせた、“カードシリーズ”は、一つのシリーズにつき、400本しか生産されないため、現在、希少な物は一本100万円以上の値で取引されています。

参考サイト:

https://www.esquire.com/food-drink/drinks/a27466729/best-japanese-whiskey-bottles/

https://www.liquor.com/best-japanese-whiskies-5078590

まとめ

日本の歴史的な伝統文化ではないウイスキー。

しかし、作り手と日本の四季、自然に育まれ今では世界を代表するウイスキーの国として君臨しています。

日本人の物作りの姿勢や柔軟な意識は、常にあたらしい伝統と日本文化を育んでいます。

そんなジャパニーズウイスキーは、ぜひ、海外の方に楽しんでいただきたい日本の匠の技ですよね。