モテナス日本の書道体験
- オーダーメイドだから場所を選ばない
- 厳選された講師による英語での丁寧な対応
- チームビルディングや企業研修の対応も可能
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海外で人気の日本文化のひとつに「書道」があります。
一般的な書道体験はもちろん、エンタメとしての書道パフォーマンスも外国人の方に大好評。
しかし書道のことは日本人なら誰でも知っているようでいて、専門的なことまでは自信がない方が多いのでは?
今回は外国人向け書道体験にスポットをあてて、人気の理由や実際の流れ、さらに書道パフォーマンスのようなオリジナル書道体験までご紹介します!
書道体験で外国人のおもてなしを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
書道とは外国人にも人気の伝統ある日本文化
書道は6世紀から7世紀(飛鳥時代〜奈良時代)に中国から渡来したとされている、とても伝統の長い日本文化のひとつです。
しかし現代では筆と墨で文字を書く習慣は薄れていることもあり、文化体験として国内でも人気のあるものとなっています。
そして外国人の方にとっては、着物に身を包み静かに書を綴る行為はさらに新鮮に映るものです。
そこで、東京・浅草や京都など、各地の観光地を中心に外国人向けの書道教室も盛んに行われています。
外国人にとっての書道体験とは「文化体験でありエンターテイメント」
外国人の書道体験では、実際に着物を着付けるところから始まることが多いです。
会場も和室で行われ、そのセッティングだけでも外国人の方には新鮮な体験となるでしょう。
書道では姿勢や座り方など、ひとつひとつの所作にも美しく動くための決まりがあります。
そして毛筆や墨、そして和紙に静かに心をおちつかせて書を書く時間。
そのような和を感じる所作を学びながら、筆で異国の文字を綴る書道体験は瞑想的でもあるかもしれません。
これは海外から常に注目がある「禅思想」のようなエッセンスも感じさせ、書道体験が外国人から人気の秘密でもあります。
外国人にもクールなイメージのある漢字
漢字圏の国ではない外国人の方からすると、漢字の形や持つ意味の深さには興味が尽きません。
実際、漢字圏ではない国の人たちが漢字のファッションタトゥーを体に入れていることも多いですよね。
愛、美、などのポジティブな意味の漢字や、大切な人の名前をあえて漢字にして彫り込む方もいます。
このようなことからも、書道の知識がない外国人にも漢字の持つ魅力が伝わることがうかがえます。
もちろん全く日本語のわからないお客様でも大丈夫。
モテナスでは専門の通訳者と一緒に行う書道体験や、プライベートなオーダーメイドプランのご提案も得意としております。
ぜひお気軽にご相談ください。
外国人向け書道体験の具体的な流れ
モテナスの企画する外国人向け書道体験ワークショップでは、まず着物の着付けから始めます。
着物をたことがない外国人の方も多いので、華やかな和の装いに身を包むだけで新鮮な気持ちに。
そしてプロの書道家の先生に指導してもらいながら、書道の基本的な所作を学びます。
外国人のレベルや好みに合わせた書道体験
書道体験の内容はオーダーメイドでアレンジ可能ですが、基本的には簡単な漢字の意味を学びながら作品を仕上げていきます。
「和」「心」などは意味もわかりやすく、初めての方でも書きやすいでしょう。
もちろん通訳も同席するため、漢字の成り立ちや意味についても理解することができます。
書道体験の思い出を持ち帰れる扇子に
書道体験では、扇子に書を入れて自身でお持ち帰りいただくこともできます。
自分で作成した世界にひとつしかない作品を、扇子というこれまた日本的なアイテムでお土産にできるのは嬉しいですね。
この他にも書道体験では作成するテーマやレベルなど、お客様に合わせてオーダーメイドでアレンジが可能です。
モテナスでは個別にご相談のうえ最適なプランをご提案させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
外国人にも人気「書道パフォーマンス」という形の書道体験
外国人におすすめな書道体験は、書道を自分で体験するワークショップだけではありません。
書道は様々な形があり、アートやエンターテイメントとしての「書道パフォーマンス」として楽しむこともできるのです。
書道パフォーマンスは外国人にも愛されるエンターテイメント
体全体を使って大胆に、壁一面の大きな紙に大きな筆で文字を書く。
このようなライブ感溢れる書道パフォーマンスは現在、外国人向けの日本文化体験の中でもインパクトのあるものとして評価されています。
書道パフォーマンスは、「日々静かに自己と向き合いながら書を通した表現を追求してゆく」といった本来の書道とは少し違います。
音楽に合わせて文字を大きな紙に、極太の大きな筆で書くといったパフォーマンス的な要素が強く含まれるのです。
衣装も、弓道のような黒袴に道着を着用する人から、甚平や半被など祭りを思い起こさせるもの、着物を現代風アレンジしたものなど、「現代風の和」が程よく打ち出されています。
女性の若手プロ書道家は、美しい振り袖にたすき姿のような、華やかで日本女性の力強さを感じるような衣装を着ている方も。
そういったキャッチーながら日本的なビジュアルにも、外国人からの人気が集まっているようです。
おめでたい席にこそ書道パフォーマンス
書道パフォーマンスは音楽と文字によって強いメッセージ性があるので、華やかなお祝いの席やお祭りなど、喜びのパフォーマンスとして盛んに取り入れられています。
海外から団体のお客様がいらした時には、イベントに書道パフォーマンスを取り入れたら盛り上がること間違いなし。
懇親会や祝賀会で大切にしたいことは、やはり華やかさですよね。
おめでたい言葉や企業の熱意をこめた書を音楽に合わせ、プロの書道家の方に披露していただく。
そんな書道パフォーマンスなら、外国人のお客様にも喜んでいただけるはずです。
外国人向けのパーティー企画に関しては、以下の記事でも事例を紹介していますので参考にしてくださいね。
【モテナス事例】書道×生演奏でのパフォーマンス
書による視覚、墨の嗅覚、生演奏による聴覚…と、書道パフォーマンス×生演奏は、言語を超えて様々な感覚で楽しむことができる書道パフォーマンスのひとつです。
大迫力の生演奏と書道家による書道パフォーマンスは、見る物を圧倒させる日本文化体験となるでしょう。
生演奏の高揚感と書道の持つエキゾチック感、そして墨の独特の芳香で会場をつつみます。
選曲によって様々な空間を演出できるので、企画者のイメージも表現しやすい企画ですよ。
より本格的に日本文化体験として演出したいのであれば、和楽器を使ったバンドで演奏するのも味わいがあります。
さらに和楽器による有名な曲のアレンジなどもオーダー可能。
知っている曲であれば気持ちがより近づくので、文化を超えて楽しむことができるでしょう。
このようなオーダーメイドの書道体験、書道パフォーマンスもモテナスにお任せください。
書道パフォーマンスの歴史は日本の高校生から始まった
外国人にも人気の書道パフォーマンスは、2008年に愛媛県立三島高校書道部が音楽に合わせて、歌詞を書のデモンストレーションとして披露したのが始まりです。
実話を映画化した「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」で益々その認知度が上がってゆきました。
そしてここから始まった書道パフォーマンスは、「書道パフォーマンス甲子園」として現在も全国の書道家高校生を熱くさせています。
2008年以降、プロの若手書道家もこぞってパフォーマンスを披露。
この書道パフォーマンスは、大きな紙に迫力ある書が音楽にあわせて書き上がる大胆さが、海外から人気を集めることになりました。
そして、現在では海外で行われる日本紹介イベントにはかかせない演目となっているのです。
【外国人の書道体験・予備知識】書道の歴史を知っておこう
外国人に書道体験を提供する際、基本的な書道の知識を学んでおくとより深いコミュニケーションにつながります。
もちろん講師と通訳が説明をしますが、それ以外でも簡単な質問に答えられると会話がスムーズに進むでしょう。
簡単に「書道とは何か?どこから来たのか?」を説明できるよう、以下に解説します。
書道の歴史①書道の起源
書道は6世紀から7世紀に、中国から日本に渡ってきました。
6世紀から7世紀は飛鳥時代から奈良時代で、仏教が日本に本格的に伝わってきた時代でもあります。
そういった背景から、写経として書道の起源が日本に渡り、定着したのです。
書道とともに、毛筆や墨を作る技術、そして紙の制作方法など、当時の最新技術が日本に渡ってきました。
やがて奈良時代の聖武天皇は東大寺の建立、そして写経所を作ります。
仏教が日本の文化に大きく影響し始めた時代に、書道は必然的に重要な要素として発展していったのです。
書道は当時の上流階級である貴族や武士たちから、最先端の技術と教養のひとつとして盛んに学ばれるようになりました。
書道の歴史②かな文字の誕生
もともと日本には文字というものがなく、中国の漢字を自分たちの言語の音に当てはめるように使いました。
そのようにして書簡はつくられていましたが、奈良時代になると日本書紀が登場します。
この日本最古の歴史書には「漢字を音によってあらわす」という日本独自の表記があらわれるようになりました。
日本語の一音一音を漢字の音を借りて表現することからはじまり、九世紀にはその自体を崩した「草仮名」が生まれました。
草仮名の誕生で、日本語は自由にもっと豊に書くことができるようになり、「古今和歌集」などが誕生します。
11世紀に入ると、「源氏物語」などの日本の物語が生まれ、日本語の文化的奥行きが益々広がって行きました。
このようにして生まれた文字は文化の発展とともに、機能だけでなく文字の美しさを追求するという傾向があらわれはじめます。
この文字の美を追求して書くという行為が、日本の書道の始まりとなったのです。
書道の漢字書体5種類
書道にはさまざまな漢字書体が使われますが、その中でも主流の5種類の書体があります。
• 篆書(てんしょ)
印鑑や日本国籍のパスポートなどに使われている漢字です。
• 隷書(れいしょ)
篆書の後に生まれた書体とされており、日本の紙幣に使われています。
• 楷書(かいしょ)
隷書の次に生まれた書体で書道の基本。書道教室で最初に習う書体です。
書道の中で最も重要な書体といわれています。
• 行書(ぎょうしょ)
楷書の次に生まれた書体で、筆を止めずに流れるように書いたり、一部文字を省略して書いたりします。
• 草書(そうしょ)
草書は英語の筆記体のように日本語を書く書体です。
草書は読むのも書くのも知識がないと難しいので、書道上級者になると学びます。
参考サイト:https://shoun.e-nippon.co.jp/blog/32
外国人の書道体験ならモテナスでオーダーメイドを
外国人のお客様にとって書道体験は、異国の言語について学び、伝統的な所作を体感できる新鮮な文化体験となるでしょう。
そして、書道パフォーマンスは現代的で華のある、お祝いの席で喜ばれる芸術表現のひとつです。
モテナスではレベルや個人の好みに合わせた書道体験ワークショップから、イベントでの書道パフォーマンスまで様々な書道体験をアレンジさせていただいております。
事例も多数ございますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
私たちは日本独自のおもてなし文化を世界の人々に広めるために日夜努力しています。外国人ゲストの接待・おもてなしに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。