相撲を英語で説明 | 人気の理由と外国人向け特別体験

モテナス代表
モテナス代表

日本の国技である、相撲。

相撲は古事記の時代から日本で発展したスポーツです。

そんな相撲は外国人からも大変人気がある日本文化。

大きな体の力士、大銀杏と呼ばれる特別な “まげ”とまわし姿に神聖なる土俵の威風堂々さ。

外国人からみると格闘技としてのおもしろさに加え、エキゾチックな魅力にあふれているのでしょう。

しかし、伝統のある相撲の世界をもっと楽しむには、すこしでも前知識があるといいですよね。

今回は外国人からみた相撲の魅力や相撲体験と、簡単に英語で相撲を説明するときに使える便利なフレーズや単語についてご紹介します!

目次

相撲はなぜ外国人に人気があるのか?

シンプルなルールとエキゾチックな世界観、

そして,大きな体でぶつかる白熱の試合のとりこになる世界の格闘技ファンは近年うなぎ上りで急増しています。

大相撲の観客の中にたくさんみかける外国人観光客の姿。

日本に行くのなら必ず相撲を観戦したい!とおっしゃる方もかなりいらっしゃいます。

では、いったいどんなところが外国人にとって魅力的なのでしょうか?

相撲の世界観

相撲観戦の外国人からの人気は、この数年ますますひろがっており、両国国技館や江戸博物館にはたくさんの外国人観光客が訪れています。

やはり相撲の魅力のひとつとして、考えられる相撲の古来から続く独自の世界観。

江戸時代のおもかげをそのまま継承しつづけ、いまにある相撲は、伝統の形を守り続けながらも現在もかわらず輝き続けています。

それに加え、力士達の魅力も忘れてはいけません。

演出やおとぎばなしではなく現実に日々、厳しい鍛錬に己を磨き続ける力士達。

土俵の上に、一発勝負できまる勝敗と、力と技さえあれば、どこまででも上り続ける力士達の格付け。

シンプルで洗練されているからこそ説得力のある力の世界です。

そして元来、相撲は神事として神に奉納されていました。

厳かな空気も外国人が魅了される理由の一つですよね。

外国人力士の活躍

現在、海外出身の力士が、活躍を魅せる近年の日本相撲界。

この外国人力士の活躍は、海外での相撲の人気やファンの急増のきっかけになっています。

現在の外国人力士の数は、昭和の頃とくらべると驚くほどおおくなり、現在、幕の内に入る力士の出身国はますますバラエティーにとんでいますよね。

出身国も様々で、モンゴル、アメリカ、欧州、ロシア、エジプト、ブラジル、中国、韓国…と、まさに世界各地から日本の力士になるために海を渡って修行に励んで心技体すべてを極めています。

外国人力士が活躍して上位に格上げされ話題になっていくと、必然的に昇る母国からの注目。

たとえば、モンゴル。

モンゴル出身力士の大活躍でモンゴルでは、現在テレビ局6社のうち、4社が大相撲中継を放映しており、相撲は国民的格闘技として観戦をたのしまれているそう。

そして、インターネットチャンネルの普及や、衛生ライブ放送によって、いまでは世界各地どこでも相撲観戦が可能になっています。

外国人観光客も日本の旅の記録としてSNSや動画投稿サイトなどに、楽しかったたびの記録をシェアします。

その中で、相撲体験や朝稽古見学がたのしかった!と投稿する人が増えているそうです。

もちろん、相撲のことをまったくしらない外国人の方もいらっしゃいますが、現在はそのような背景もあり、いつか日本に行ったら相撲が観たい、という人が急増しています。

さまざまなきっかけによって、相撲のおもしろさに魅了され、新たなる相撲ファンの外国人がひろがっていくでしょう。

両国国技館や相撲部屋

東京の観光スポットで外国人観光客が必ず訪れたい場所に、両国国技館が常に上位でランクインされています。

その人気は場内で販売されるパンフレットも日本語と英語が表記されるほど。

そして大相撲のチケット売り場には、海外からの予約チケット専用受け取り発券機、「Will Call」を設置されました。

このWill Callからの発券数は毎場所3000枚以上になっており、海外から人気の様子をうかがえます。

そんな大相撲の人気に、相撲協会が海外からの観光客に配慮して相撲部屋の見学を許可するようになりました。

こうした世界へ向けたオープンな試みによって、相撲は日本の アイコンとしてさらに広がっていきます。

相撲体験ってなに?

相撲の基礎や歴史など説明について興味のある方はこちらの記事も参考にしてください。

参考記事:【大人気 相撲体験!】 外国人に相撲をどう伝える?おもてなしと説明の仕方

相撲体験とは、そんな少し遠く感じる力士達の世界をすこしだけ実際に体験する。

というもの。

日本に住む私たちにとっても、力士の世界や相撲体験は非日常的ですよね。

一体どんなことをするのだろう、と知りたくなります。

ここでは、そんな相撲体験について、一つ一つご紹介します!

本物の元力士に会える

力士になるには,厳しい修行と礼儀作法を身につけなければなりません。

その生活は普段の私たちのくらしとはちがって、鍛錬と厳しいしきたりがあり、それを成し遂げた者だけが力士になります。

そんな修練を積んだ元力士達に直接お会いして、元力士達が経験者の目線で相撲の世界についてわかりやすく教えてくれます。

もちろん質疑応答もあり、どんな疑問も親切にこたえてくれるので、ますます相撲の世界にくわしくなれますよね。

真剣三本勝負

相撲体験では元力士達による、真剣三本勝負の取組を間近で観戦することができます。

大きな体の力士が全力で相手に挑むその勢いは臨場感があり、観戦にも力が入りますよね。

相撲体験での試合は、力士と場をともにするので、大相撲観戦とはまたちがった緊迫した空気を肌で感じることができます。

相撲の魅力は、格闘技であることに加え,力士の大きさや場の空気の体感感覚でもあり、間近で行われる真剣勝負はまさに相撲を体験する経験です。

これ以上、相撲を身近に味わえることはないでしょう。

神聖な土俵

普段、絶対に入ることができない土俵。

国技館の土俵はいまの女性厳禁ですが、相撲体験では特別に女性も土俵に入ることができます。

相撲体験の大きな魅力の一つとして、土俵で元力士の方と取組ができるのです!

実際の力士のちからのつよさや、取組をすることで実感できる力士の大きさは、体験した人にしかわかりません。

自分の体で大きな力士に挑む高揚感なんて、日本に来たからこそできる体験ですよね。

ちゃんこ鍋

相撲と言えば、ちゃんこ鍋。

相撲体験では、力士達の大きな体を培った特別なこの料理を、力士達に作っていただいて一緒に召し上がっていただけます。

たのしい解説に、白熱した真剣勝負の観戦。

そして自分が実際に力士と取組をした後の、本物のちゃんこ鍋。

お料理のおいしさに大切なのは、食した時の状況や雰囲気。

相撲体験の後のちゃんこ鍋の味は、ほかのどこでも味わえませんよ。

最後は大きな体の力士達とのフォトセッションもあり、旅の想いでは華やぎます。

どんな体験があるの?

相撲部屋の相撲体験のほかに、相撲の魅力を味わえる企画があります。

たとえば、相撲をエンターテイメントとして、たのしんでもらうこと。

そうすることによって、パーティー会場や、団体の外国人のお客様にも相撲を体験としてたのしんでいただけます。

日本伝統文化をまとった大きな力士達が、パーティー会場で真剣勝負。

そして、力士からの相撲の説明や質疑応答、実際に力士に取組挑戦など、さまざまな演出で場をもりあげます。

団体のお客様でしたら、仲間が力士に挑戦することで生まれる場の一体感は大変な盛り上がりをみせてくれます。

お仕事や日数などの関係で、来日中に相撲観戦ができない方もおおいので、こういった特別なエンターテイメントでの相撲体験は、旅を盛り上げてくれます。

外国人のお客様が日本という国で日本らしさを求めるのは自然なこと。

そしてその日本らしさをいろいろな形で楽しんでいただけるのなら、嬉しいですよね。

そしてもう一つ相撲体験でおすすめなのが、相撲によるチームビルディング。

相撲は古くから日本につたわる神事でもあり、所作にもそれぞれ意味があります。

動作一つ一つを認識しながら振る舞うことで、己の内側への問いにもなります。

そして四股を踏むことも足腰をきたえることになりますし、デスクワークなどでなまった体幹バランスをつかむことができます。

シンプルな相撲のルールはいろいろな混ざりを払い、相手に全身で向かう状況をつくります。

こうしたことから、チームビルディングに相撲を取り入れることは、内側と外側への意識を仲間とともに体感できるのではないでしょうか?

日本に来たからこそできるチームビルディングをお探しでしたら、相撲でのチームビルディング、おすすめです。

相撲の基礎英語

相撲に関する英単語

力士 wrestler

土俵 a circular ring

横綱 grand champions

まわし loincloth

仕切り線 starting lines

審判 judges

水入り water break

土俵入り the ring-entering ceremonies

相撲協会 Japan Sumo Association

相撲部屋 training stable

番付 ranking hierarchy

相撲のための英語例文

• Sumo is a japanese style of wrestling and Japan’s national sport.

相撲は日本式の格闘技であり、日本の国技スポーツです。

• In sumo, two people who are wearing only a loincloth fight each other in a circular ring.

相撲はまわしのみを身につけた二人の選手が土俵の上で戦います。

• If one of them exits the ring or touches the ground with any part of his body besides the soles of his feet loses : these are the simple rules of Sumo.

相撲のルールはシンプルで、もし体の一部がリングか地面にふれたら、その選手は負けます。

• All sumo wrestlers are classified in a ranking hierarchy, depending on the wrestlers’ performance.

すべての力士は番付によって分別され、それは力士の試合結果によってきめられます。

• As there’s no regulation regarding the wrestlers body shape and weight in Sumo, one small wrestler can win against another bigger than himself.

相撲には体格による階級分けがないため、体の小さな力士がおおきな力士に勝つことがあります。

まとめ

古事記の時代から、令和につづくこの日本の格闘技は、非日常的で、想い馳せる日本のイメージを体感させてくれます。

外国を旅する人々は、訪れた国のその国だからこそ、五感をつかった文化体験にとことんどん欲です。

日本という国に訪れた時に、日本に触れたい!と感じる人はおおいことでしょう。

相撲のおもしろさは、日本の国技であるということと、歴史悠久の上にある伝統芸能。

格闘技観戦として、ここまで日本の歴史を体感できるスポーツはほかには類がありません。

伝統文化の中にある幽玄美、明快で明白な力がもつ美しさ、そして厳かな会場の空気。

その感動は、理屈をぬきに人種や国境を越え、私たちの中にある心の琴線にひびくのではないでしょうか。

また、相撲は日本国内にみえる国際化の現場の一つであり、日本文化がそのままの姿で自然に外側へ外側とむかう力があることを実証してくれています。

参考URL:https://sumo.or.jp/IrohaKnowledge/sumo_history/

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