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最近耳にするチームビルディングという言葉。聞き慣れないけどどういう意味なのだろう?具体的に自分のチームや社内でどう役立てられるだろう?とお考えではないですか?
この記事では、チームビルディングについて解説しつつ、そのメリットや注意点に触れ、意外に思われる日本の伝統文化とチームビルディングについても紹介します。
チームビルディングって何?という方や、外国人を含めたチームビルディングを考えている方はぜひ最後までごらんください。
チームビルディングとは
チームビルディングとは、各々が持つスキルや能力、培ってきた経験などを最大限に発揮して目標達成のためのチームを作り上げるための取り組みのことで、チームを作るための考え方といえます。
従来型のチームでは、一人のリーダーがメンバーに指示を出して、より良いパフォーマンスを目指していましたが、組織や企業を取り巻く環境が変化する中、こういったチーム作りは減少傾向にあります。
チームが成果を最大化するために必要な考えであるチームビルディングは、個性や経験を活かせるため、これからの時代を創造する新しい考えといえるでしょう。
この考えを具体的に形にするための研修や業務中のコミュニケーションなども含めて、チームビルディングと総称します。
チームビルディングとチームワークの違い
チームビルディングに似た言葉として、チームワークという言葉があります。両者に違いはあるのでしょうか?
チームワークは、メンバーが協力しようという意識を持つことをいいます。特定のプロジェクトなどを少人数でこなす際に使われるもので、いわゆる苦手や弱点を補完しながら進める共同作業です。
これに対してチームビルディングは、チームを作り上げることが目的であり、個人の強みを最大限に活かすことを指します。プロジェクトの目的を最大化するために各々が協力的であることはもちろん、主体的であることが求められ、個性を活かしたチーム作りが主な考え方です。
チームビルディングを行うメリット
チームビルディングをおこなうことで、実際にどのようなメリットが生み出されるでしょうか。ここでは4つのメリットについて解説していきます。
コミュニケーション量の増加
モチベーションの向上
新しいアイデアの創出
新しい社員や中堅のリーダーシップ育成
コミュニケーション量の増加
チームビルディングをおこなうと、目標という共通認識を持てるため、メンバー同士のコミュニケーション量は自然と増えていきます。
これにより上司や部下間で報告、連絡、相談などの漏れは少なくなり、円滑な組織運営を可能にしてくれます。また、各々が持つ知識やノウハウも共有され、課題解決への時間短縮を図ることに繋がります。
モチベーションの向上
メンバーのモチベーションが高いチームというのは、成果が高くなる傾向があります。
チームビルディングをおこなうことで、各々が知識や個性を活かして最大限力を発揮しようとするため、指示待ちを主とするチームとは違いモチベーションが向上します。
目標が達成されれば、自分の力が役に立ったという実感が湧き、さらにモチベーションが上がるという好循環を生むことにもなるのです。
新しいアイデアの創出
チームビルディングをおこなう中で、様々な意見や考えに触れて新たなアイデアを創り出すことができます。
価値観や考えが異なる社員が所属するチームがチームビルディングをおこなうと、他人の意見を尊重する流れができます。他人を尊重する流れがそのまま新しいアイデアを創出して、各々の創造力を磨くことにも繋がります。
結果的に企業全体で大きなイノベーションを生み出すこともあるので、チームビルディングをおこなうメリットといえるでしょう。
新しい社員や中堅のリーダーシップ育成
チームビルディングは、新人研修や中堅社員のリーダーシップを育成するためにも役立つ考え方です。
新入社員や若手社員は、コミュニケーションが不足していることが多いため、これを解消する必要があります。また、中堅社員はリーダーとしての役割を求められるため、若手との橋渡しや、現場をまとめる手腕が試されるでしょう。チームビルディングは、これらの問題を解決してくれます。
上司と部下、新人と中堅社員が同じ目標を共有してコミュニケーションをとることで、自分にできることは何か考え、それぞれが自発的な行動をしてくれるようになるのです。
チームビルディングをおこなうと、チーム内のムードは一気に明るくなり、モチベーションも向上、前向きな考えが浸透していくのです。
チームビルディングの注意点
ここまでチームビルディングのメリットなどを紹介しましたが、チームビルディングにはいくつかの注意点があります。それぞれ詳しく解説していきます。
明確な目標の設定
チームビルディングをおこなうには、チームの目標が明確に設定されていることが非常に重要になります。
この目標があまりにも曖昧で抽象的な場合や、メンバー間に浸透していなければチームビルディングをおこなっても、各々の力を発揮することは難しいでしょう。
状態、結果、行動などのそれぞれの目標を明確に設けることで、チームビルディングの力を発揮できるようになるのです。
役割の分割
チームが成果を出すうえで、メンバーの役割が具体的になっているかは重要です。
メンバーをまとめるなら、それぞれ異なる役割や経験を見極め、各自の役割を明確にする必要があります。
プロジェクトの大きな目標を決めたら、目標達成に必要なプロセスを割り出します。各プロセスにメンバーを当てはめますが、そこでもそれぞれの明確な目標が必要となります。
適切な役割で目標を果たせば、チームが目標を達成しやすくなります。
価値観の容認
異なる価値観を持ったメンバーがチームに所属しているため、各自の考え方をリーダーやメンバーが理解しなければなりません。
価値観の容認が進まないチームは、団結力やモチベーションが低下して業務に支障が出る場合があります。
それぞれが違うという当たり前のことを認められるチームビルディングが必要とされるのです。
価値観の違いについては「「察するだけ」ではNG!日本のマナーと世界のマナーの違いと融合」の記事も参考にしてください。
日本の伝統文化とチームビルディングの相性
いま、日本文化やホスピタリティ、日本ならではの礼儀について学びたいという外国企業が増えてきています。日本はホスピタリティの優れた国として、外国から認識されており、その評価は非常に高いのです。
この根底にあるのが日本文化の茶道や華道で、日本のおもてなしの心を学ぶのにぴったりといえます。
表面的に座学としてホスピタリティを学ぶのではなく、日本の伝統文化を通して学ぶことで、より深い理解が期待できます。
普段とは全く違う文化経験を通すことで、客観的に自分たちを分析する力が身につき、礼儀の心や相手を敬う気持ちの大切さが学べるのです。
日本文化の体験とチームビルディングの相性は非常によく、外国からの研修としてもおすすめです。
チームビルディングに向いている伝統文化
伝統文化の中でも、特にチームビルディングに向いているものがあります。ここでは、チームビルディングに向いている伝統文化について解説します。
華道
注目の言葉として「フラワービズ」という言葉がありますが、これは職場環境に積極的に緑や花を取り入れることを指します。植物にはリラックス効果があるため、職場で緑や花に触れることで心が癒やされ、能率アップにつながるとされています。
この観点からも華道の研修をチームビルディングの一環として取り入れるのはおすすめです。
華道は生きた花を使って「華道の思想」に基づき花をいけていきます。バランスを取りながら、引き算の美学を使い、自然の美しさを生かして作品を作り上げる、日本独自の思想です。
フラワーアレンジメントは隙間を埋める考え方なのに対して、引き算の美学を用いるため、日本独特の考えに触れられる点でも、チームビルディングに最適といえます。
作り上げた作品を互いに鑑賞しながら、創造力や構成力を再認識できるのです。
華道については「華道・生け花体験が外国人に人気な理由は?体験教室の選び方も解説!」や「華道の流派一覧と外国人体験におすすめの流派3選」も参考にしてください!
和太鼓
リズムに合わせて全身の力を込め太鼓を叩く和太鼓は、少人数から大人数まで体験できる伝統文化で、研修やチームビルディングに最適といえます。
同じタイミングで太鼓を叩きつけたときに生まれる一体感は、チーム全体の雰囲気を上げる効果があり、音楽を通じたコミュニケーションが生まれていきます。
普段何かを強く叩きつけるという行為は、非社会的ですが、和太鼓を前にした状態では許されます。和太鼓を強く叩くことで心身ともにリフレッシュできて、ストレス解消にも繋がるのです。
外国人が好きな法被やハチマキなどを用意しておけば、日本人らしい格好ができて良い思い出にもなるでしょう。
和太鼓の研修、チームビルディングは、企業内のアクティビティとしても人気のプログラムなのです。
和太鼓についてのは「外国人の和太鼓体験!注意点や人気の理由と体験できる施設も解説」の記事も参考にしてください。
寿司
食をテーマにしたチームビルディングは万国共通ですが、日本で特に人気なのは寿司の体験です。
日本のソウルフードである寿司を握りたいという外国人は多く、訪日中に体験したいことの一つに挙げられます。寿司を握る体験は、和気あいあいと進むのが魅力で、楽しい体験が思い出となります。
また、もう一つのメリットとして時間の短縮とランチを兼ねることができる点です。
海外の研修では時間内に多くの研修が詰め込まれている事が少なくありません。寿司握りの体験は、2時間程度と多くの時間を必要としないため予定が詰まっている海外研修に最適です。
また、そのまま握った寿司をランチとして食べられるため、10時〜11時ごろ開始すれば、移動の時間も省けます。寿司は日本特有の文化です。伝統文化の一つとして寿司をチームビルディングに取り入れるのはおすすめの一つです。
お寿司の体験は「寿司体験で外国人をおもてなし!寿司体験ができる場所や注意点って?」の記事も参考にしてください。
まとめ
この記事では、チームビルディングについて詳しく解説し、そのメリットなどについて触れました。
意外に思える日本文化とチームビルディングの組み合わせですが、アイデア次第で思い出に残るチームビルディングが実施できるのです。
モテナス日本では外国人にも楽しんでもらえる研修、チームビルディングを企画、ご提案させていただいております。
外国人を含めた研修や、チームビルディングにお悩みでしたらこちらからぜひ一度ご相談ください!
30代男性ライター。ホテルに16年間勤務し、旅行業界に携わる。旅行代理店やホテルでの仕事を通じて旅行に興味を持ち、よく旅行に行っています。好きな都市は仙台と博多です。旅を通じて得た知識や日本の魅力を丁寧に伝えていきます。