外国人に紹介したい人気の和食体験15選と日本食文化を解説!

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Mayumi Folio
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日本の伝統的な食文化が2013年、ユネスコ無形文化世界遺産に決定されました。

日本は世界有数の長寿国。

日本の食文化は、美しさや美味しさに加え、健康的でバランスがいいと常に世界から注目が集まっています。

では、

• 日本の食文化について、日本人として知っておきたい基礎知識。

• 海外の人に日本の食文化を自分で紹介したいときに抑えておきたいポイント。

• 英語で日本の食文化を説明したい!

• 日本の食文化を活かした日本文化体験ってどんなことがある?

今回はそんな日本の食文化にスポットを当てて、外国人に人気の和食体験15選と日本食文化をご紹介します!

目次

和食の魅力

日本の自然と地形

日本は、世界の東にある島国。

南北に広がり、無数の小さな島によって構成される、独特な形の日本列島。

海、川、平地、山地と特徴的な地形で、地域ごとの気候や風土もそれぞれに特色があり、日本と一口にいっても東西南北さまざまなな特色をみることができます。

日本列島の特色として、中央には山地が広がり周りが海に囲まれているため、四季折々の海の幸、山の幸に恵まれています。

こうした日本列島の特料が、古来より独自の食文化を生み出してきました。

日本の食文化の特徴として考えられるポイントは、

• 四季折々の食材や自然を食からも堪能できる楽しさ。

• 醤油、みそ、納豆や鰹節をはじめとする日本独自の発酵食品。

• 食材を無駄なく使う調理方法と保存方法。

• 年間行事のための特別な晴れの日の食事や盛りつけ。

など、日本の食文化は様々な視点からみても魅力にあふれています。

日本の食文化は、自然の恵みに敬意を払い、暮らしの中で工夫しながら守られてきたことによって進化し受け継がれています。

そんな部分が、世界からの注目をあつめているのです。

日本食の基本

日本食の基本は一汁三菜。

ご飯、汁物、おかずが三品。

そして漬け物。

が基本とされています。

ごはんとお味噌汁をはじめとした汁物がつくことを、[一汁]。

魚や肉をメインとした主菜にくわえ、和え物やおひたし、煮物などが1〜2品つくことで、[二菜][三菜]とされます。

お漬け物は品数には入りませんが、箸休めとして寄せられることが多いといえます。

この組み合わせを献立といい、始まりは平安時代末から現在までつづいています。

身近にある野菜や海産物、畜産物を様々な調理法で食す日本の食文化。

日本の献立による食の組み立ては、四季折々の食材をふんだんに使われます。

たくさんの食材をバランスよく使うことによって自然と整う栄養バランス。

そんな部分も魅力の一つですよね。

また、そば、うどんの麺類、どんぶりなどの一皿料理や、寿司などは、和食の基本献立の形はとりませんが、伝統ある日本食になります。

これらの魅力は、簡単に食べることができること。

そして、基本はシンプルな調理方法なのも魅力です。

普段の家庭料理としても味わうことができますし、簡素だからこそ極みを探すことができる料理。

家庭料理の味とプロの味が存在するという、他の国ではあまり観られない料理です。

そして日本食のもう一つの注目すべき点は、海外から伝わった料理夜食材を柔軟に日本の風土に合うよう取り入れ、独自のメニューとしてたのしまれているところです。

カレーライスや和風パスタ、コロッケに天婦羅など、いつの時代にも新しい味が日本に入り、あっという間に日本食に変化を遂げます。

こうした柔軟な国民性により日本食はバリエーションに富んでいます。

日本の保存食と発酵食品

日本の自然や風土によって育まれた保存食品や発酵食品。

みそや醤油は日本食になくてはならない調理料で、大豆を発酵させた独自の食品です。

日本の発酵食品の代表とも言える納豆は、大変優れた食材で世界中から常に注目があります。

また、世界一硬い食材としても認知のある鰹節も発酵食品です。

日本人としては、おいしい鰹節できちんととったお出汁ほどほっとする食べ物はないですよね。

干すことでうまみが増す魚の干物や薫製などの魚介類の保存方法も日本独自の保存食です。

漬け物は中国や韓国にもありますが、日本独自の味わいであるぬか漬けや梅干し、さっぱりとした浅漬けに沢庵をはじめとするお漬け物も野菜を長期保存する知恵です。

このような保存食や発酵食品は地域性がとてもたかく、伝統的食材や伝統料理を生み出しました。

それらを郷土料理と呼び、日本列島さまざまなおいしさがあるのも日本食の魅力とも言えるでしょう。

日本食が世界から注目される理由

健康的な食事

日本食のもう一つの大きな魅力としてあげられる、健康的な食事という側面ではないでいしょうか?

食のあり方が見直される現在、ますます日本の食文化への注目が集まっています。

日本の食文化は体にいいというけれど,具体的にはどのように健康的なのでしょう?

そこでまず挙げられるのは、コレストロールの低さ。

油を基盤とした調理法が極端にすくないため、悪玉コレストロールが抑えることができるとされています。

加えて、血中のコレストロールを下げると言われるショウガや日本茶。

食事そのものではないけれど、日本食とともに口にすることが多いものが挙げられます。

魚介類を豊富に接種するため、脳の機能に大変必要であるオメガ3脂肪酸を接種することができるのも特徴。

成長期のこどもにも大変いいですし、脳の病気の予防をしているといわれています。

そして、昆布やのりをはじめとする海藻のさまざまな調理法にも注目があります。

世界を見渡しても、日本食ほど海草類をたべれる食はないでしょう。

海藻の低カロリーさとミネラル、ビタミン、カルシウムなどの豊富な栄養に注目が集まっています。

そして主食である米にはグルテンがありません。

欧米ではグルテンをなるべくとらないようにしたい人が増えていて、グルテンフリー食が人気を集めています。

お米は栄養価も高く、満腹感もパンよりあります。

そして豆類からのタンパク質の取り方にも注目があります。

豆腐や枝豆、納豆などは海外でも定着してきた日本の食材です。

こうした様々な和食特有の食材と、野菜を中心とした副菜によるバランスのいい食事そのものが健康にいいとされます。

そして日本発祥のマクロビオティックの食における哲学は世界中の健康を意識する人たちにとって大変有意義な食への思想でした。

禅思想の宗派からうまれた精進料理についても日本食の健康的なイメージはふかまっています。

参考資料:「栄養バランスの優等生・和食」

日本のお弁当文化

コロナ渦から世界中でテイクアウトの食事風景が普通になってきました。

そんな中で日本のお弁当BENTOは世界共通語になってきたほど浸透してきています。

冷めても美味しいレシピや作り置きなど時短レシピによる朝の負担を軽くするための技など、お弁当のために日本人が積み上げてきた知識や経験がSNSを経由して世界にひろまっています。

そんな日本のお弁当も日本の食文化の形。

日本食文化のジオラマのようなお弁当は日本を代表する食文化として考えてゆくことができます。

そして訪日外国人にもお弁当は人気があります。

料亭などの松花堂弁当や電車でたのしむ駅弁など、ここにも日本にしかない食のあり方を観ることができます。

おすすめ関連記事:【お花見や特別なイベント向け】 外国人が喜ぶお弁当

外国人に人気のある日本食15選

では、一体どんな日本食が外国人から人気があるのでしょうか?

こちらでは、最近海外でも話題になっている日本食を15選を食で楽しむ文化体験と一緒にご紹介します。

寿司 寿司体験

日本食といえば、ほとんどの外国人が[SHUSHI !]と答えるのではないでしょうか?

やはり、寿司は日本食の中でも一番に輝くほどの人気を誇ります。

匠が握る本物の寿司を一度で言いから日本で食べてみたい,と考える外国人は多く、外国人から人気のある寿司店もあります。

そして、気軽にお寿司がたのしめる回転寿司も忘れてはいけません。

敷居の高いイメージのあった寿司が回転寿司の登場でまた再び日本人の食になくてはならない食の形になりましたよね。

回転寿司はその気軽さに加えてやはりレストランの形式の独特さに外国人は興味がわきます。

「どうして寿司がまわっているの!」「電車の玩具で寿司が運ばれるなんて!」と、初めて訪れる外国人のほとんどは店内の様子を写真に収めたのしみます。

様々な料理もあり、子供連れの方も気兼ねなく訪れることができるのも魅力ですよね。

また、食のエンターテイメントとして、寿司体験に注目があがっています。

実際にお寿司を自分の手でにぎる、寿司のワークショップや、マグロの解体からの寿司体験。

そして、プライベートルームで出張寿司職人によるにぎりを楽しむ。

など、寿司に関連した日本文化体験もおすすめです。

特にランチタイムやディナータイムで体験できるので、時間に限りのある観光客やビジネスでの滞在のお客様にぴったりの日本文化体験になるでしょう。

関連おすすめ記事:寿司エンターテイメントとパーティーinフランス

懐石料理 芸者体験

「フランスに行ったらやっぱり星付きのレストランでフランス料理を味わいたい!」と多くの日本人が考えるように、

「やはり日本に訪れたのなら本格的な日本の懐石料理を一度は食べてみたい!」と考える外国人は多く見受けられます。

日本情緒漂う料亭で日本のおもてなしを存分に味わいながら、美しく美味しい懐石料理を食べてみたい。

と考える外国人はやはりおおくいらっしゃいます。

懐石料理の持つ日本の味わいや佇まいに、日本らしさを存分に体験できるので特別な日本食として味わいたい料理です。

すみずみまで心が行き届く日本の料亭のおもてなしを存分にあじわって、本格的な懐石料理をたのしむ。

それはまさに日本でしかできない体験ですよね。

そして、VIP VVIPのお客様におすすめなのは、懐石料理をたのしみながらの日本文化体験。

料亭やプライベートルームへ、芸者体験をはじめとして懐石料理×日本文化体験でのおもてなしは忘れることのできない時間となるでしょう。

おすすめ関連記事:【英語例文あり】外国人が懐石料理を楽しむための基礎知識

すき焼き 会食や接待に

すき焼きは、日本独自のちょっと独特な料理でもありますが、日本で一度食べてみたい料理としてもあがります。

数多くの文化人や要人が愛した日本のすきやき。

海外でもSUKIYAKIはそのままの言葉になるほど有名な日本の料理です。

和牛をはじめ、葱、焼き豆腐、春菊、生麩にしらたき、そして生卵をつけてたべる。

と、食材や食べ方が日本的すぎるので好き嫌いも出てきますが、やはり虜になる人もいるすき焼き。

ビートルズも来日の際、一番好きな日本食としてその美味しさをまた世界にひろめました。

海外でも人気の和牛を、日本らしく食べてみたい。

という外国人にもおすすめです。

日本食の中でも醤油と甘みでの甘辛い味が好きな外国人も多くいらっしゃいます。

生卵をソースの変わりに付けるという食べ方も斬新なので、私たちにとっては日本食の代表のように感じますが、すき焼きは斬新な料理とされています。

和牛の魅力を日本らしい食べ方で食べてみたいと考える方におすすめの日本料理。

お相手が和牛好きな方でしたら、会食や接待にもおすすめの食事です。

ラーメン

ラーメンは日本食として海外でも認知されています。

世界の大都市にはかならずといっていいほどラーメン屋があり、外国人も今では日本に興味のある人なら一度はたべたことがある日本食。

実際、海外でも人気のラーメン店は行列ができ、並ばないとたべることができません。

やはり本場日本にいったら、絶対食べてみたいと考える外国人は多くその人気を伺えます。

そして焼き餃子も人気があります。

餃子を焼くのは日本だけなので、日本で焼き餃子が食べたいアジア諸国の方々も多く観られます。

みんなで楽しいお好み焼き 

甘辛いソースがたっぷりのお好み焼き。

海外にあるお好み焼き店も連日人気があり、お昼時などではかなり並ばないと食べられない街もあります。

お好み焼きが好きな外国人はかなり多く、海外に住んでいて友達を家に招待するときにお好み焼きをすると大変喜ばれます。

ともだちとワイワイいいながら料理できるのもお好み焼きの魅力ですよね。

熱々をビールとたのしむのは世界共通で美味しいことです。

ジュージューと楽しい音、ソースの香ばしい香り、口一杯に広がる優しいお好み焼きの味、様々な感覚で楽しめる日本のソウルフードです。

お好み焼きの上にふりかける鰹節が熱でおどる様子に皆さん感激されるのは何とも微笑ましい瞬間です。

そしてお好み焼きソースの代表ともされるおたふくソースが、アルコールと豚肉エキスをつかわないおたふくソースを開発。

それによって、イスラム教徒の多い国にもお好み焼きが愛されるようになり、お好み焼きは世界に広がってきています。

参考記事:ハラール認証を取得

焼き鳥

ほとんどの世界の国でたべられている肉としてあがるのは、やはり鶏肉ではないでしょうか?

鶏肉料理は世界中にあり、イスラム教の方もユダヤ教の方も楽しんで食べられるお肉です。

日本の代表的な鶏肉料理といえば、やはり焼き鳥があがります。

日本の焼き鳥は甘辛い日本独特のたれの香ばしさや、シンプルに塩で味付けされている塩のどちらにも人気。

鳥の肉の部位をここまでシンプルに味わえる料理はなかなかないので、外国人から人気のある日本食と言えるでしょう。

炭火でおいしそうに目の前で焼かれる姿に感動しながら焼き鳥を楽しむ訪日外国人をみかけます。

カレーライス

日本のカレーライスは日本人のソウルフードの一つです。

カレーもまたほとんどの外国人が感激する日本の味です。

元は横浜の海軍の船内食として始まったこのカレーは、今はどこのご家庭にもその味があり、どこのお店にもこだわりがあります。

タイカレーやインドカレーにはない、とろみがかったソース。

そして、粘り気のある日本の白米と食べる日本のカレー。

また、日本のカレーの魅力として、トッピングができるところも魅力だとか。

かつカレーや海老フライカレーなど、揚げ物がプラスされたカレーは外国人の男性から大変人気があります。

ぜひお勧めしてみてくださいね。

どんぶり

親子丼、カツ丼、天丼、牛丼…。

日本の丼ものの種類はバラエティー豊かに私たちの食をたのしませてくれます。

家庭料理でもあり、専門店も多く存在するどんぶりは、奥深い日本食といえるでしょう。

このどんぶりものも外国人から人気があり、気軽に入って食べられる牛丼店にも外国人観光客の姿を良く見かけますよね。

ボリューム感もあり、満足度も高い食事として人気の日本食になります。

親子丼の名前の由来についてお話しすると必ず盛り上がります。

そして、「レシピを知りたい!」といわれる日本食NO 1 でもあり、筆者もさまざまなどんぶりレシピを外国人の友達に伝授しました。

そば そば打ち体験 わんこそば体験

最近人気のある日本のおそば。

蕎麦は海外でもグルテンフリーなどを気にしている方に人気の食材です。

そば粉を使った料理はいろいろな国でもあるのですが、日本の蕎麦の味と出汁の味を極めた食べ方はめずらしいです。

蕎麦をつかった日本文化体験として、やはりそば打ち体験が人気です。

そして、「外国人がおもしろそう!一度挑戦してみたい!」と挙げる、「わんこそば」。

フォードファイティングなどでも有名ですが、椀子そばの起源は江戸時代にさかのぼります。

もとは岩手県と青森県付近の南部藩。

おそるおそるお椀で上品におそばをお殿様に献上すると、大変においしい!とつぎつぎお変わりをされたことが始まりだそうです。

深い歴史をもつ椀子そばを日本文化体験として体験してみたい外国人が多く、椀子そばが食べれるお店は外国人が多く来店しているそうです。

つぎつぎと出される蕎麦をどこまでたべることができるのか、パーティーなどでももりあがりそうですよね。

和菓子 和菓子教室体験 茶道体験

欧米では甘い豆を食べるという習慣がありませんが、アジアの国々では、それぞれの国で豆をつかったスイーツがあります。

日本の和菓子は細やかに四季折々が表現され、その技と繊細な味はまた特別感があります 。

そんな和菓子をふんだんに体験できるのは、やはり茶道体験でお抹茶と一緒にいただくこと。

お茶席でも季節の和菓子に心ときめかせる外国人はおおくいらっしゃいます。

そして、和菓子を実際につくる和菓子体験も人気があります。

和菓子で使われる“練りきり”はまるで粘土のようなので、どんな方でも気軽に参加できるワークショップ。

何か日本らしい物を造ってみたい!と考える外国人の方にぴったりな日本文化体験です。

自分で和菓子をつくって美味しいお抹茶といただく。

なかなか素敵で粋な日本文化体験ですよね。

からあげ お花見弁当

日本のフライドチキン、唐揚げ。

ニンニクとお醤油味がベースのやわらかい唐揚げは、やはり外国人からも人気があります。

筆者も「居酒屋で唐揚げの魅力を体験した!」と帰国してから嬉しそうに教えてくれる外国人の友人がいます。

やはり様々な日本食が楽しめる居酒屋飲み力がここにもあります。

唐揚げはコンビニなどでも気軽に手に入るので、「日本に行ったら唐揚げばかり食べていた。」という友人もいました。

春先、日本を訪れるのなら必ず体験した日本文化といえば、お花見。

お花見ピクニックでも人気のお弁当はやはり唐揚げ弁当ではないでしょうか?

海外の日本食テイクアウト店でもからあげは必ずメニューにあり、その人気の高さをうかがうことができます。

おすすめ関連記事:花見の歴史と日本文化】外国人も大好きな桜と人気スポット 英語例文

お総菜パン

日本のパンの種類はおそらく世界一を誇ると思います。

日本のパンは柔らかく甘みがあり、他の国とはまたちがったパンの形が日本で発展しました。

パンは洋食,といったイメージですが、日本のパンは立派な日本食です。

特に外国人から人気のある、お惣菜パンからデザートパンまで数多くの品揃えで楽しめる日本のパン屋さん。

カレーパン、明太フランスパン、牛蒡サラダパン、コロッケパン、メロンパンやチョココルネに蒸しパンなど、日本にしかない味に訪日外国人は魅了されつづけています。

最近は海外でも日本のパン屋として日本のお惣菜パンを販売する日本人が経営するパン屋さんもあり、日本人街のあたらしいグルメスポットとしてたのしまれています。

鉄板焼き 

海外の大都市に、必ずあるといわれる鉄板焼きのレストラン。

なぜか日本料理といえば、寿司の次に鉄板焼きと答える外国人も増加中。

カウンターにある鉄板のうえで,踊るシェフの華麗な手さばき。

次々と美味しい素敵な物があらわれるのはまさに食のエンターテイメントです。

美しく磨かれた鉄板の上には、新鮮な食材が丁重に芸術的に調理されて行きます。

時には炎があがり、香ばしい香りがただよう。

次々丁重に調理されて行く様を外国人は感動をおぼえながら楽しむそうです。

麹 酒蔵巡り 味噌作り体験

麹を使った発酵食品は、日本独自の食文化で、みそや醤油、酒など麹から作られる日本の基本調味料をとにかく味わってみたい。

そんな思いから酒蔵見学や醤油蔵見学にも人気があつまっています。

酒蔵体験では、実際に伝統ある酒蔵の中を見学し、出来立てのお酒の試飲や利き酒をたのしむ、日本に来日したからこそできる日本体験です。

酒蔵を貸し切っての酒蔵パーティーでは、酒蔵見学をしたあと、おいしいお食事を日本酒といただくのでより日本酒を堪能することができます。

ライブ演奏やダンスパーティーなど、おいしいお酒と盛り上がる特別な時間は他で体験することはできません。

また、自分の手でみそを仕込んでみる味噌作り体験もヴィーガンや菜食主義の外国人にとって最高に興味深い日本文化体験。

肉食がメインの欧米では、肉以外の食への意識が高いからこそ、強い好奇心で味噌造りを体験します。

日本の食文化は奥深く、さまざまな角度から楽しむことができます。

まとめ

世界から常に注目を集める日本食。

そんな奥深い和食について一口で説明するのは大変難しいです。

何かのきっかけで海外の人から食について質問された時、もしぱっと思いつかなければ一度ゆっくり考えてみることは自分自身も自国の食文化を知り直すチャンスにもなります。

自分の育ってきた国や社会の中で、自然に身に付いている日本の常識をふりかえること。

それは私たちにとっても大切なこととも言えるでしょう。

外からのまなざしのおかげで大切なことの再発見があり、今まで見なかった視点が開かれます。

そんなきっかけを外国人の方々と一緒に楽しんで共有していきたいですよね。

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