外国人が剣道体験できる場所は? 剣道が外国人に人気な理由も解説!

外国人が剣道体験できる場所は? 剣道が外国人に人気な理由も解説!

モテナス日本の伝統文化体験


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モテナス代表
モテナス代表

外国人の大切なお客様を【剣道の体験】でおもてなししてみませんか?

剣道は、日本の伝統的な武道の1つで外国人にも人気。

サムライのような服装に身を包んで竹刀を振る経験は、印象深い思い出になるでしょう。

とはいえ「剣道ってどこで体験できるんだろう?」「剣道について知識がないけれど、おもてなしできるかな」と、不安も多いですよね。

そこで今回は、外国人が剣道体験をできる場所から剣道体験の流れや、剣道が外国人に人気な理由などもあわせて紹介します。

大事な外国人のお客様への、接待の参考にしてみてくださいね。

目次

剣道が外国人に人気な理由

剣道が外国人に人気な理由

まずは、剣道が外国人に人気な理由を紹介します。

剣道は空手や柔道のようにオリンピック競技に入ったことはなく知名度は低めですが、国
際剣道連盟(FIK)には50ヶ国以上が加盟しており、3年ごとに世界大会も開催。

競技人口は世界で260万人ほどおり、根強いファンがいる武道です。

なぜ剣道は外国人から人気なのでしょうか。

人気の理由を知っておくことで、外国人のお客様へ武道体験を提供する際にも自信をもっておもてなしができますよ。

剣道の精神性に惹かれる人が多い

まず外国人から剣道が人気な理由に、その【精神性】が挙げられます。

剣道では人格形成を重んじていて、技を磨くだけでなく、礼節をもち相手を尊重することを大切にします。

これは剣術が、武士によって形成されてきた武術だから。

日本の武士には「武士道」と言われるほど、生き方に対する美学がありました。

そのため剣の技術だけでなく「どう生きるべきか」「どんな武士であるべきか」といった部分も重んじていて、その道徳観や倫理観などが色濃く剣道にも反映されているのです。

また、剣道では相手から一本取った時にガッツポーズをしてはいけないのも、日本の武道らしいところ。

試合中のガッツポーズは相手への敬意が欠けているとして、反則行為になってしまうのです。

このように精神性を重んじている競技は日本特有のもので、海外にはほとんどありません。

そのため外国人には新鮮に映り、とくに教養の高い大学教授や弁護士といった人たちが剣道の稽古にハマってしまうことも多いのだそう。

日本に受け継がれてきた古き良き思想が、海外の人たちから魅力的に感じてもらえるのは嬉しいですよね。

サムライや日本の歴史に興味があるから

外国人の中にはサムライや日本の歴史に興味があり、そこから剣道にも惹かれるようになったという人も。

海外では黒澤明作品をはじめとする、サムライが題材の映画には根強い人気があります。

ラストサムライのような作品がハリウッドでヒットしたことからも、その人気ぶりが分かりますよね。

さらに日本のゲームやアニメに影響され、サムライや日本の歴史に興味を持つ人も。

映画やアニメの中に登場するサムライは見た目も生き方もかっこよく、魅力的に描かれていることも多いので憧れを抱く人も多いのです。

そんな憧れたサムライのような装いで竹刀をもって剣道の稽古をする経験を、純粋に楽しく感じるようです。

剣道は初心者の外国人でもできる?

剣道は初心者の外国人でもできる?

剣道が外国人から人気があることは分かりましたが、初心者の外国人が剣道体験をできるのかが少し心配ですよね。

実は、剣道は初心者の外国人でも挑戦しやすい日本の武道。

その理由は下記の2つが挙げられます。

  1. 剣道は年齢問わずに挑戦できる武道
  2. 打突部位が決められていて覚えやすい

日本文化への知識がなくてもルールや動きが理解しやすいので、体験を楽しんでもらえますよ。

剣道は年齢問わずに挑戦できる武道

剣道は「生涯剣道」という言葉があるほど、年齢問わずに競技者がいる武道です。

高齢の競技者も多いうえ、大人になってから剣道の稽古を始める人もいるくらいなので、外国人のお客様の年齢に関係なく体験できる武道と言えます。

また、意外かもしれませんが剣道はあまり激しい動きをしません。

相手を突く瞬間を待ち、ここぞという時に打突をするので、じっとゆっくり構えている時間も長いのです。

そのため、あまり運動神経に自信がない外国人のお客様でも気後れせずに楽しむことができますよ。

打突部位が決められていて覚えやすい

剣道は、竹刀で突く場所「打突部位」が決められているのでルールが覚えやすいというポイントもあります。

剣道というと決まりが難しい、というイメージもありますが実はシンプルなのです。

全日本剣道連盟で定められている打突部位は「面」「小手」「胴」「垂れ」の4ヶ所。

この打突部位には、竹刀から体を保護するために防具をつけるので、目印にもなり打突する部分が分かりやすくなっています。

具体的には、下記の部分が打突部位です。

打突部位のイラスト

画像引用元:全日本剣道連盟

  • 面…面の防具の突部~面部
  • 小手…小手の防具の手首部分
  • 胴…胴の防具の左右
  • 垂れ…垂れの防具全体

打突する場所が視覚的にわかると、剣道について知識がない外国人のお客様でもルールを覚えやすいですよね。

もちろん通常の試合であれば細かなルールが存在しますが、剣道体験では複雑なルールは用いられないので安心してください。

外国人が剣道体験できる場所

外国人が剣道体験できる場所

それでは、外国人のお客様が剣道体験できる場所を見ていきましょう。

外国人が剣道体験できるのは、下記の2ヶ所です。

  1. 外国人向け剣道ツアー
  2. 地域の剣道教室

それぞれの場所で体験の雰囲気が違うので、外国人のお客様がどれくらい日本文化に慣れているかを基準に選ぶのがおすすめです。

外国人向け剣道ツアー

外国人向けに、剣道の体験ツアーを開催している団体もあります。

外国人向けのツアーであれば、剣道の知識がない外国人へ教えることにも慣れていて安心。

剣道体験だけでなく、さまざまな日本文化の体験が含まれていることも多いので、外国人のお客様に幅広い日本文化に触れてもらうことができます。

たとえば「KENDO PARK」の外国人向け剣道体験ツアー【SAMURAI TRIP】の内容は、剣道体験のほかに剣道具の製作工房を見学、剣道レストランでの和食体験も。

剣道具を製作する職人技を見れる機会は日本人でもなかなかありませんし、剣道がテーマのユニークなレストランで食べるランチは、ほかでは体験できない貴重な思い出になりますよね。

【SAMURAI TRIP】の公式サイト:https://www.samuraitrip07.com/

こういったツアーは日本へ来るのが初めてであったり、日本の文化にあまりなじみがない外国人のお客様には、新鮮で楽しんでもらえる可能性が高いのでおすすめです。

また言語についてですが、ほとんどのツアー会社が英語は対応しています。

外国人のお客様の言語が英語ではない場合、念のためツアー会社へ確認しましょう。

もし言語が対応していない場合、通訳を雇っておくといいですよ。

モテナス日本では通訳の手配も含めた、オーダーメイドの剣道体験をご提案することも可能です。

経験豊富な剣道の講師を招き、フォトグラフィーやビデオグラフィーも手配するなど、特別な体験を企画することもできますのでお気軽にお問合せください。

地域の剣道教室

地域の剣道教室で体験をすることも可能です。

通常の稽古をしている人たちの横で剣道体験をする場合もありますが「実際に剣道の稽古をしている人を見るのも楽しい」といった声もあり、ローカル感を楽しむ外国人の方も多いようでした。

実際の口コミも見てみましょう。

Such a great experience! I didn’t know anything about Kendo prior to this.
The teaching was great.
Actual dojo students were there and it was fun to watch them & learn how they move.
The Sensei was very nice & easy to understand. Definitely recommend!!

引用元:Viator.com「2-Hour Genuine Samurai Experience Through Kendo in Tokyo」内のレビューより

(なんて良い経験なんでしょう!剣道について何も知りませんでした。教え方も良かったです。実際の生徒も道場にいて、彼らの練習を見たり、彼らがどのように動いているかを学ぶのも楽しかったです。先生も親切で分かりやすかった。すごくおすすめです!)

外国人のお客様にとっては、剣道の稽古をしている日本人を見るのも貴重な経験。

同じ空間で剣道の稽古に励む時間を楽しんでいるようでした。

地域の剣道教室というと探すのが難しく感じられますが、たとえば「剣道 誠道塾/誠道館」では随時、剣道体験を受け付けています。

東京の日暮里にある剣道教室なので、下町情緒ある町をとおり剣道の稽古へ向かう経験は外国人のお客様にとっても「日本らしい」と感じられ思い出に残ることでしょう。

「剣道 誠道塾/誠道館」の公式サイト:https://co57.jp/seido/

地域の剣道教室で体験する場合は、外国人のお客様がある程度、日本文化になじみがある場合におすすめです。

剣道の稽古には独自の礼儀作法がありますし、日本人が剣道の稽古をしている中で体験をすることに緊張してしまう人もいるからです。

また地域の教室で体験する場合も、事前に対応している言語を忘れずに確認しましょう。

外国人のお客様の言語に対応していなければ、別途で通訳を雇っておいてくださいね。

外国人が剣道体験するときの流れ

外国人が剣道体験するときの流れ

さいごに、剣道体験の流れを紹介します。

日本人でも剣道の経験がある人は少ないですし、当日とまどわないように頭に入れておくと安心です。

経験がある方も外国人をおもてなしする前に、流れを再確認しておきましょう。

道着に着替える

まずは剣道着と袴、防具を着ていきます。

袴や防具の着かたは難しいので、担当の方に頼んで手伝ってもらいましょう。

また道着や袴の下は、Tシャツ+半ズボンといった動きやすい恰好の服を着ている人もいますが下着だけの人も多いです。

ただし、防具も着用すると暑さを感じやすく汗もかくので、外国人のお客様にはその旨を伝えたうえで替えの服や下着なども持参してもらうといいでしょう。

稽古始めのあいさつ

着替え終わったら、稽古のあいさつとして正座や座礼といった所作を習っていきます。

外国人のお客様は正座がはじめての場合も多いので、脚をくずしても問題ないか、あらかじめ先生に聞いておくといいでしょう。

あいさつをしたら準備運動をした後、稽古に入っていきます。

竹刀の持ち方・振り方を教わる

稽古のさいしょは、竹刀の持ち方と振り方を教わります。

竹刀の持ち方は、竹刀の弦を上にして上側に右手、下側に左手の位置で握ります。

剣道では、この下側に握っている左手をメインにして竹刀を振っていきます。

右手の方が上にあるため力が入りがちですが、左手をしっかり握り、右手は添えるだけ、くらいの力加減が基本です。

肩が上がらないように気をつけながら、竹刀を振っていきましょう。

打ち込みを実践

稽古のさいごは、いよいよ打ち込みを実践。

面や小手など、打突部位に竹刀で打ち込みます。

竹刀で人を打つ経験は慣れないので躊躇をする方もいますが、少しずつ慣れていきましょう。

さらに、自分が竹刀に打たれる側も体験します。

また体験ツアー・教室によっては、試合風のミニゲームを行なって締めくくる場合も。

実際に打突するときは「面!」「小手!」「ヤァーー!」といったかけ声も出してみましょう。

稽古が終わったら、座礼をして終了です。

せっかく剣道の道着・袴・防具を着用しているので、記念写真などを撮っておくのがおすすめですよ。

記念写真を撮り終えたら、私服へ着替えて終了となります。

まとめ

まとめ

剣道体験の企画といっても「本当に喜んでもらえるのか」「そもそもどこで体験ができるのか」など、不安がたくさんありますよね。

剣道はその精神性に惹かれる外国人が多く、サムライファンからも人気な武道。

ルールも意外と覚えやすくシンプルなので、初心者の外国人のお客様でも理解して体験しやすいですよ。

ほとんどの地域の教室では体験を受け入れていますし、剣道を含む日本文化の体験ツアーもあるのでぜひさがしてみてください。

またモテナス日本でも経験豊富な剣道の講師を招き、特別な剣道体験を企画することが可能です。

通訳の手配をはじめ、フォトグラフィーやビデオグラフィーの手配といったサービスもございますので、ぜひお気軽にお問合せくださいね。

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