フランス人からみた日本の魅力!伝統文化が好きな理由

Aiping
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近年、「日本が大好きです!」という外国人をたくさん見かける事が多くなりました。

 

その中でも2014年からコロナ渦直前の2019年までの訪日フランス人の数は、その間1.9倍になるほど急増しています。

 

実際、日本という国に対して、尊敬や敬意をもつフランス人は老若男女問わずとても多く感じます。

 

日本という国に対して解釈がたとえざっくりとした「東アジアの国の一つ」という認識の上にあったとして、もよいイメージがあるようです。

 

今回は、

 

フランス人は日本のどんな部分に興味があるの?

 

フランスで今人気のある日本文化とはなんだろう?

 

日本が好きな人が多いフランスからみた日本文化の魅力についてご紹介します!

 

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フランスで今人気の日本文化

パリのオペラ座界隈の日本人街

美しいパリの街並のなか、ほんのすこし道をはずれるとそこには日本人街があらわれます。

 

日本人街は、パリのオペラ座からルーブル美術館へむかう界隈。

 

そこには日本食材店、ラーメン屋に書店、日本酒専門店や日本のパン屋さんにお惣菜屋さんetc…

 

結構日本のものがそろうヨーロッパの中でも大きな日本人コミュニティといわれています。

 

この、フランスに滞在する日本人の憩いの場であるオペラ座界隈。

 

じつはフランス人からの人気が高く、いつもフランス人で満員。

 

ラーメン屋さんにおいては、お食事時になるとまるで日本のように列ができあがり、土曜のお昼や金曜日の夜にはさらに長蛇の列が出来上がります。

 

パリは、人種のるつぼといっても過言ではないほど様々な国や地域から人が集まっています。

 

それこそ世界のあらゆる国の小さなコミュニティが、パリのいたる所でみることができます。

 

しかし、そういったある国や地域の特色が強い界隈には、どうしてもその国の人たちだけが集まり、なかなかなじみのない人には敷居が高く、立ち寄る事自体簡単ではありません。

 

しかし、日本人街は日本人の姿と同じくらい、もしくはそれ以上にフランス人が利用しており、フランスにおいての日本という国の特別さをここにも伺う事ができます。

 

参考URL :https://somanyparis.com/2019/03/17/promenade-dans-le-paris-japonais/

 

NINJAパルクールとNINJA Warrior

フランスにおいての忍者の人気は、ほかの外国人とは又ひと味違ったファン層があります。

 

それは若者の間で人気のあるストリートスポーツ、パルクール。

 

パルクールとは、フランスの軍隊訓練からうまれたスポーツで高いビルや屋根の上を忍者のごとく自由に走り回るものです。

 

2001年リュックベッソン監督YAMAKASHI !によって世界的に認知されるようになりました。

その姿は、いつも忍者にたとえられ、実際、忍者の地として有名な金沢では毎年忍者パルクール世界大会が開催されます。

 

公式サイト:https://ninja-parkour.org/

 

そしてフランスの人気テレビ番組“Ninja Warrior”の影響もあって、NINJAの新しいイメージがフランスに根付いています。

 

フランス民放TF1にて放送されている“Ninja Warrior”は、日本のTBS系テレビ番組“筋肉番付シリーズSASUKE”のフランス版テレビ番組。

 

公式サイト:https://www.tf1.fr/tf1/ninja-warrior

 

“筋肉番付シリーズSASUKE”のそれぞれの国のリメイク番組はアメリカやイギリスなど世界165カ国で放送されるほど大変な人気。

 

フランスでも大人気で2021年にはシーズン6を向かえる長寿番組の一つです。

 

参考URL : https://www.screens-lab.jp/article/4461

 

そして、スポーツのパルクールとテレビ番組“NinjaWarrior”からうまれた、こどもたちも楽しめる“パルクールNinja”といわれているものがあります。

ボルダリングを基本とした運動で、さまざまな障害物に全身をつかってのりこえていく、身体バランスや全身運動として健康のためにも推奨されています。

 

もちろん大人もたのしめるので、公的な空間にも健康のためにパルクールニンジャができる公園があり、日々の健康のためにランニング途中に足を止め楽しんでいる人を見かけます。

(パリの公園マップ:https://calisthenics-parks.com/cities/91-fr-paris/disciplines/100-fr-ninja-warrior/spots

 

このように現在のフランスでは、イメージやキャラクターとしてのニンジャではなく、スポーツとしてのニンジャの人気にも眼が離せません。

 

JAPANカルチャー専用番組とJAPANエクスポ

フランスのテレビチャンネルの中に、J-ONEというチャンネルがあります。

(公式サイト:https://www.j-one.com/

 

この番組は、一日中日本のアニメーションやゲーム、音楽、そして日本や日本文化について放送しています。

 

日本の文化に興味のある若い年齢層を中心にした視聴者にささえられ、2013年開局以来一度も途切れる事なく放映されています。

 

フランスのテレビチャンネルの中には様々な国について特化したチャンネルがありますが、それはその国の出身の人のための番組。

 

フランス人に向けてある一つの国の文化を紹介しつづけるチャンネルは日本以外みることはありません。

 

そして毎年パリ近郊で開催されるJAPANエクスポ。

毎年動員数25万人を超える世界最大のジャパンフェスティバルです。

公式サイト:https://www.japan-expo-paris.com/fr/

 

2000年から始まったこの日本文化だけに特化したイベントは世界でも類を見ないほど盛大な盛り上がりを毎年みせています。

参考リンク:https://ja.wikipedia.org/wiki/Japan_Expo

 

JAPANエクスポは漫画やアニメ、邦楽だけではなく、同時に日本文化全般も紹介され、会期中にはヨーロッパ全土から日本に興味がある人があつまります。

 

日本からもたくさんの企業や観光産業が参戦し、毎年新たな日本の魅力をフランス人に伝えています。

 

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フランス人が日本文化に興味がある理由とは?

歴史や文化を重んじる国、フランス

フランスの印象派が盛んだった18世紀末。

 

フランスは近代ヨーロッパの文化に多大な影響を与えたジャポニズム発祥の地。

(ジャポニズムについて詳しい記事はこちらになります:https://www.motenas-japan.jp/news/japonism.html

 

たくさんのアーティストが、日本の浮世絵や工芸品にインスパイアされジャポニズムという流れがうまれました。

 

日本独自の、歴史、宗教感、文化、芸術、哲学に当時の西洋諸国には深い感銘をうけました。

 

フランスは、歴史や伝統、そして文化にとても重きをおいていて、それらは尊敬をするに値するもの。

 

という考え方があります。

 

日本はフランスと同じぐらい深い歴史と文化のある国という認識がフランス人の中に多くみられ、その敬意の中からうまれる「日本が好き」という気持ちに出会います。

 

代表的な親日家として有名な故、シラク元フランス大統領は、日本へ公での来日は40回以上。

 

彼の回顧録第一巻に、日本について

「日本にいると自宅にいるように完全にくつろぐ」

(参考リンク:http://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20091107000272

と述べています。

 

そんなシラク大統領は、深い日本の文化や歴史の知識もあり、日本の専門家が舌を巻いたエピソードもたくさんあります。

https://www.fnn.jp/articles/-/13864

 

シラク大統領のように、日本が好きなフランス人の中には、日本に対する知識が豊富で文化に対して深い理解と尊敬がある人は多く、フランス人の歴史と文化を敬愛するこころを伺う事ができます。

 

さまざまな国際フェスティバルと日本の作品

芸術の国フランスでは、さまざまなジャンルにおいてフェスティバルが開催され、毎年国際的に優れた作品をたたえられます。

 

その中には映画、アニメ、漫画など、日本の得意とする文化表現があり、毎年数多くの日本の作品がフランスで賞に輝き世界中から注目されます。

 

世界的な映画の祭典である国際カンヌ映画祭に参加する日本映画。

 

毎年おこなわれるカンヌ映画祭には、本当に数多くの日本の作品が紹介され、フランス人の日本映画への好奇心は今もかわる事なく続いています。

 

そして、スイスの国境近くの美しい湖のあるアヌシーという小さな街では、毎年アニメ映画際が開催され、世界中から多くのアニメーション作品が応募されます。

 

公式サイト:https://www.annecy.org/the-festival/presentation:en

 

その中にも、日本から数多くの作品の参加があり、毎年たくさんの賞を日本の作品が受賞しています。

 

また、大西洋に近いアングレームという街で開催されるのは、“アングレーム国際漫画際”。

 

公式サイト:https://www.bdangouleme.com/

 

この漫画際の中心は、バンド シネといわれるフランスやベルギーの漫画表現。

 

ひとことで漫画やコミックスと訳してしまうには語弊が生じてしまうほど、バンド シネといわれているフランスの漫画の世界は奥深く、大人が読む深い世界を表現した作品が数多くあります。

https://bit.ly/3lXnw0q

 

しかし、フランスで翻訳されている日本の漫画やアメリカンコミックスもノミネートの対象になるので、日本の作品もたくさんエントリーされるようになりました。

 

アングレーム国際漫画際には最優秀作品賞を授与するコンクールもおこなわれ、日本では2007年に水木しげる氏、2015年に大友克洋氏が初のグランプリを受賞しています。

 

このような背景から、フランス人もさまざまな日本の作品に触れる機会が他国よりあり、日本という国のイメージをさまざまなジャンルで影響がみることができます。

 

そして映画発祥の地フランスでは、いまも映画はフランス人の生活の中でとても重要。

 

フランス人たちは普段の何気ない会話の中にも、最近見た作品やおもしろかった作品をお互いに情報交換する場面をよく見受けられます。

 

そして大きな街だけではなく、小さな街にも様々なジャンルの映画が上映される背景もあり、特にカンヌ映画祭やアヌシーアニメーション際に参加した映画は、小さな街でも上映されるので日本の作品を気軽に見る事ができます。

 

また、 子供のためのおやつ付き映画プログラムや学校で映画に行くという日が、公立でも私立でもあり、子供の頃から家庭以外でも映画にふれることも多いという背景もわすれてはいけません。

 

そして図書館にはたくさんの翻訳された日本の漫画がバンド シネと同じく大量にあり、こども達はいつでも無料でたのしむことができます。

 

そんな国だからこそ、作品を通した日本のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?

 

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フランス人が好きな日本文化体験5選

日本の魅力について、深い歴史、礼儀正しい国民の心温まるおもてなし。

 

そして自然の魅力と深い日本文化があげることができるでしょう。

 

その中でも特にフランス人に人気のある日本文化5選をご紹介します。

 

武道

フランス人は仕事や学校以外での活動にとても重点を置いて生活している人が多く見られます。

 

その中でも空手、合気道、古武術、弓道、剣道、居合道といった、日本の武道は人気のアクティビティ。

 

これらの武道はそのまま日本語で発音してもほとんどの人が理解できるほど。

 

日本の武道をたしなむフランス人の多くが、日本の武道の中にある哲学にとても惹かれる。

 

と言っています。

 

ただ、相手を負かす事だけに集中する格闘技ではなく、武道の奥にある哲学や日本文化に対して魅了されている人は後を絶ちません。

 

おりがみ

小さな紙を折る事で自由自在に形を作る。

 

日本人ならだれもができるこの日本のおりがみ。

 

折り紙はORIGAMIとそのまま使われているほどフランスで人気があります。

 

本屋さんや文房具店できれいな折り紙を気軽に買う事ができますし、セレクトショップの店先に折り紙がおしゃれに展示されているのをよく見かけます。

 

クリスマスの時期にはプレゼントのギフトボックスなど折り紙の本ときれいな折り紙のセットはたくさん店頭を賑わせます。

 

和食 

美食の国、フランス。

 

世界の国の中で三食の食事を大切にしている国は案外とても少なく、日本とフランスの食に関するこだわりには共通点をみることができます。

 

フランス人はとにかく美味しいものが大好き。

 

フランスの食卓では普段の食事も学校の食堂にも、”前菜、メイン、デザート”という流れは基本です。

 

食べる事に対して好奇心が旺盛な国民なので、自国の食文化にない食べ物にも結構柔軟に受ける事ができると言えます。

 

そして日本食にみられる美しさや繊細さに敬意をはらうフランス人は多く見受けられます。

 

日本酒 ウイスキー

ワインの国フランス。

 

日本酒もワインも作られた地域や作る人の腕によって善し悪しがあり、奥深いお酒の一つなので、フランス人にも興味がある人が多いです。

 

しかし、フランスではまだ日本酒が気軽にたのしめるほどメジャーにはなっていないのですが、ジャパニーズウイスキーの人気は目を見張るほど。

 

大きなスーパーのお酒コーナーにはジャパニーズウイスキーだけの棚がありますし、お酒専門店のショウウインドウにはジャパニーズウイスキーが誇らしげに展示されています。

 

ウイスキー好きのフランス人の間で、日本のウイスキーはとても深く愛されています。

 

漫画 アニメ 

80年代から、日本のアニメや漫画が世界の若者に与えてきた影響ははかりれません。

 

もちろん現在のフランス人の若者の間でも、日本の作品は常に大人気で、その流行はほとんど日本と同じ作品が紹介されています。

 

鬼滅の刃や呪術廻戦など、現在日本で人気のある作品は同じようにフランス人の若者の間でも人気があります。

 

そして、こどもの頃日本の作品が大好きだったということで、現在も日本に興味がある大人がたくさんいます。

 

深い歴史や文化へのあこがれと、現代日本のポップカルチャーへの興味がつねにフランス人を虜にし続けています。

 

まとめ

遠い西の国と東の国。

 

文化も歴史も言葉も国民性もなにもかもがちがうフランスと日本。

 

しかし共通するのは、深い歴史と文化を重んじる国である。

 

というこころ。

 

日本の良さを知っている国からの目線から日本文化を考えることで、私たち日本人からは気がつかない日本のよいところやおもしろいところを再確認することができますよね。

 

日本人がフランスに対してあこがれを抱くように、

 

フランス人もまたたくさんのあこがれを東の遠い国に想い馳せています。

(参考URL :https://honichi.com/visitors/europe/france/data/)

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