

モテナス日本の侍・殺陣体験
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「殺陣の基本動作ってどんなもの?」そう思ったことはありませんか?
映画や舞台で見る美しい立ち回りには憧れるけれど、具体的にどんな技術なのか気になりますよね。
実は、殺陣は初心者でも基礎から学んで、楽しみながら上達できる演技技術です。
基本動作を身につけることで、日本の伝統文化に触れながら、自然と演技力も高まります。
この記事では、殺陣の基本動作をわかりやすく解説し、名俳優の名シーンから学ぶポイントも紹介します。
さらに、初心者や外国人向けの教室選びも徹底サポート。
殺陣の魅力を存分に味わい、一歩を踏み出してみませんか?
殺陣とは?簡単にわかる日本の伝統芸能

殺陣(たて)は、日本の舞台や映画で演じられる戦闘シーンを指す演技技術で、役者同士が呼吸を合わせ、剣さばきや立ち回りを通じて迫力と美しさを表現します。
殺陣は、ただのアクションではなく、物語の緊張感を高め、観客を引き込むための重要な演技要素です。
この技術は江戸時代の歌舞伎から発展し、映画やテレビドラマにも取り入れられ、時代劇や侍映画では欠かせない存在になっています。
近年では、観光客向けの体験教室も人気を集めており、日本文化を楽しむ新しい提案として広がっています。

殺陣の読み方と意味
「殺陣」は「たて」と読みます。
この言葉は「立ち回り」を意味し、剣を使った戦いを演技として振り付ける技術を指します。
「殺」「陣」という漢字が使われていますが、実際には相手との協調や安全を重視する演技とされています。
殺陣では、剣の動きだけでなく感情表現も求められます。
俳優は、ただ剣を振るのではなく、物語の中で役柄を演じ切ることが求められるため、身体能力と演技力の両方が必要です。こうした技術が、日本の伝統芸能としての深みを生んでいます。
殺陣の基本動作|斬り方・立ち回り・基本十手のコツ

殺陣の基本動作は、「斬り方」「立ち回り」「基本十手(じって)」の3つで構成されます。
これらの技術は、俳優同士が安全に動きながら、観客にリアリティと美しさを届けるために不可欠です。
巧みに呼吸を合わせ、緊張感あふれる演技を実現します。
基本の斬り方:真っ向斬りと袈裟斬り
斬り方は殺陣の中核であり、単なるアクションではなく、俳優の感情や物語の流れを表現する重要な要素です。
ここでは、代表的な斬り方である「真っ向斬り」と「袈裟斬り」を紹介します。
頭上からまっすぐに刀を振り下ろす動作で、基礎中の基礎とされる技です。
シンプルでありながら、バランスと力の使い方が求められます。
刀を正確に真下に振り下ろすためには、腰の安定と体重移動が重要で、剣先がブレないよう、腕だけではなく体全体を使うことを意識します。この斬り方は、観客に強いインパクトを与え、役柄の内面を反映させる場面でも使われることもあるのです。
練習では、動作がスムーズになるまで繰り返し行い、剣と体が一体となる感覚を養います。
袈裟斬りは、相手の肩から腰へ斜めに刀を振り下ろす動作です。逆に斬り上げる「逆袈裟斬り(ぎゃくけさぎり)」もあり、立ち回りの中で多用されます。
美しい曲線を描く動きは、優雅さと力強さを兼ね備えた所作が求められるのです。袈裟斬りは、相手をすり抜けるように斬る場面や、素早く攻撃するシーンで効果的。
腰の回転と腕の動きを滑らかに連動させることで、力を無駄なく伝えることができるのです。俳優はこの技を通じて、剣さばきだけでなく精神の集中も表現します。
立ち回りと基本十手のポイント
立ち回りは、殺陣において最もダイナミックな要素です。俳優同士が息を合わせて攻防を繰り広げ、観客に迫力と臨場感を与えます。
単に素早く動くだけでなく、演技の中で感情や物語の流れを表現することが求められるのです。
立ち回りでは、間合いの取り方が非常に重要で、相手との距離を正確に保ちながら、攻撃と防御を繰り返して安全性を確保しながらリアルな演技を実現します。
タイミングが少しでもずれると危険なため、俳優同士の信頼関係と練習の積み重ねが欠かせません。
基本十手とは、殺陣の基本的な動きをまとめた型のことです。以下のような要素が含まれています。
基本十手(じって) | |
受けとかわし | 相手の攻撃を受け止め、力を流す動作。 受け流すことで攻撃の流れを断ち、次の動作に移行します。 |
抜刀と納刀 | 剣を素早く抜き、滑らかに納める所作。 戦闘シーンの始まりと終わりを美しく演じる重要な動きです。 |
踏み込み | 攻撃の勢いをつけるため、一歩踏み出す動作。 間合いを詰め、相手を追い詰める演技で使用されます。 |
殺陣が上手い俳優と映画|名シーンで学ぶ演技力

殺陣の技術は、俳優にとって身体能力だけでなく、感情表現や物語の深みを引き出すための重要なスキルです。
ここでは、殺陣の魅力を最大限に発揮した日本を代表する俳優たちと、その名演技が輝く映画作品を紹介します。
三船敏郎と『七人の侍』
三船敏郎(みふね としろう)は、黒澤明監督の名作『七人の侍』(1954年)で、その圧倒的な存在感を示しました。彼が演じた菊千代は、豪快で荒々しいキャラクターでありながら、人間的な魅力にあふれています。
戦闘シーンでの三船敏郎さんの真っ向斬りは、ダイナミックでありながら正確な動きで、観客を釘付けにするでしょう。『七人の侍』は、戦いの中に人間ドラマを織り交ぜた名作で、三船敏郎さんの殺陣がその核心を担っています。
この作品は、日本映画史の傑作として、殺陣文化を世界に広めました。
真田広之と『ラストサムライ』
真田広之(さなだ ひろゆき)さんは、日本国内外で活躍する俳優で、殺陣の技術においても一流の実力を持っています。彼が出演した『ラストサムライ』(2003年)では、伝統を守る侍「氏尾」としてその技を見事に披露しました。
真田広之さんの殺陣は、スムーズで美しい剣さばきが特徴です。斬り上げや受けの動きは正確で、一連の動作がまるで一つの流れのように展開されます。
この映画は、真田広之さんの殺陣技術を通して、侍文化と日本の美意識を世界に伝えた作品として評価されているのです。
殺陣教室の選び方|外国人や初心者でも安心

殺陣教室は、日本の伝統芸能を楽しみながら学べる場として人気です。
初心者や外国人でも安心して参加できる教室を選ぶために、重要なポイントを押さえておきましょう。
初心者向け教室の選び方
- 経験豊富な講師が指導
舞台や映画での実績がある講師のもとで学べば、基礎から実践的な技術まで丁寧に教わることができます。 - 初心者向けのクラスがあるか
無理なく上達できるよう、レベル別のクラスが設けられている教室が理想的です。 - 体験レッスンの実施
事前に体験レッスンを受けることで、教室の雰囲気や指導のスタイルが自分に合っているか確認できます。
外国人向け教室の選び方
- 英語対応があるか
英語での案内やレッスンが受けられる教室は、外国人参加者に安心感を与えます。 - 衣装や刀のレンタルが可能か
手ぶらで参加できる教室は、外国人観光客にも人気です。 - 日本文化を体験できるプログラム
殺陣だけでなく、日本の文化を紹介するプログラムが含まれていると、さらに楽しめます。

教室選びのポイント
- 安全への配慮
模擬刀を使用するなど、安全面に配慮した教室を選びましょう。 - アクセスの良さ
駅近や観光地にある教室は通いやすく、参加者にとって便利です。
初心者や外国人でも安心して学べる殺陣教室を選ぶには、講師の実績やクラス構成、安全対策を確認することが大切です。体験レッスンを活用して自分に合った教室を見つけ、伝統芸能の魅力を存分に楽しみましょう。
まとめ

殺陣は、日本の伝統芸能として長い歴史の中で育まれ、映画や舞台で人々を魅了してきました。その基本動作を学ぶことで、日本文化の奥深さに触れ、理解を深めることができます。
初心者や外国人でも気軽に挑戦できる教室が増え、殺陣の魅力はますます広がっています。俳優たちの名シーンに触れながら、自分自身も殺陣の世界を体験してみませんか?新しい発見と感動が、きっとあなたを待っています。
モテナス日本では、日本の文化を楽しめる多彩なプログラムをご用意しています。
特別な体験をぜひお楽しみください。
詳しくは、こちらからお問い合わせください。

30代女性ライター。キャンピングカーで家族と日本各地を巡る旅を楽しんでいます。
教員としての経験を活かし、わかりやすく伝えることを心がけています。
日本の文化や魅力を、もっと身近に感じてもらえるよう丁寧に綴っていきます。