外国人に紹介したい日本の伝統年中行事 英語例文あり

Mayumi Folio
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日本古来より伝わる、日本特有の年中行事。

年中行事とは、1年の中で毎年恒例的に行われる伝統的なお祭りや行事を指します。

四季折々の祭事や節句は、暮らしにとけこむ日本の文化や歴史を感じます。

我が国特有の年中行事、ぜひ外国人の方にも楽しんでいただきたいですよね。

今回はそんな日本の歴史ある伝統的な年中行事にスポットを当てて、SNSにも使えそうな英語例文とともにお届けいたします!

日本の代表的な年中行事 

では日本の伝統的な年中行事。

12ヶ月の中でどんなことがあるのでしょう?

月を追って見て行きましょう。

1月 睦月

1月は一年の始まりの月。

新年を迎える元旦のお祝いは、日本人にとってとても大切です。

元旦を迎え、新春のごちそうをいただき神社に初詣、書き初め、初釜、七草がゆに鏡開きと続きます。

お正月は日本の伝統行事や文化の宝庫。

この時期は現代の生活の中に、日本の文化や歴史を特に感じることができます。

お正月といえばおせち料理にお雑煮など、伝統的な正月料理がそれぞれの郷土や家庭に伝わります。

そして1月は成人式が行われ、成人になったお祝いと感謝をします。

新成人は振り袖や袴などの晴れ着を着て、神社にお参りにいきます。

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2月 如月

2月3日の節分の日は立春の前日にあたり、冬から春に変わるこの日を旧暦ではお正月としていました。

節分とは、二十四節気の「季節の分かれ目」を意味しますが、現在は2月3日、立春の前日だけが行事のある節分としてのこっています。

本来は立春、立夏、立秋、立冬すべての前日を節分といいます。

ほとんどのアジアの国ではこの立春の日こそがお正月で、現在も盛大にお祝いされます。

立春の日はアジアだけではなくヨーロッパにも伝統的な行事があります。

この春になる日は、古来より世界中の人々が待ちわびている様子がうかがえます。

2月3日立春の節分は、鬼の面と福の神の面をつけて「鬼は外!福は内!」といいながら、家や体に豆をまき厄災を払います。

とげのある柊の枝にイワシの頭をさして玄関や軒の下につるし、邪気が家の中にはいらないようにして、恵方巻きをその年の吉の方角に向かって無言で食べます。

3月 弥生

3月3日は桃の節句のひな祭り。

女の子の健康と幸せを祈る行事として、古来より日本につたわります。

女の子が生まれた家では、雛人形をかざり、かわいいお菓子やちらし寿司に白酒でお祝いをします。

地域によっては流し雛の風習があるところもあります。

そして3月には、春分の日を中日として前後それぞれ三日間が春のお彼岸になります。

お彼岸はご先祖様の供養をします。

宗派により供養の仕方は様々ですが、基本的にお墓参りやお仏壇に“ぼた餅“をお供え物とします。

おはぎは9月のお彼岸、秋分にお供えする“おはぎ“とおなじものですが、春は牡丹の花が咲くので“ぼた餅”とよばれ、秋は萩の花にちなんで“おはぎ”とよばれています。

そして日本の3月は年度の締めくくりの月でもあり、卒業式が行われます。

4月 卯月

4月は新年度のはじまり。

入学式や始業式、入社式があり、桜の花とともに新しい年度がはじまります。

そして桜が日本全国に咲き誇り、日本人はお花見を楽しみます。

日和も暖かくなり、芽吹きの力強さとともに新しい生活へ一歩踏み出す。

春を体感しながら新生活を向かえる事ができるのは日本独自の習慣です。

5月 皐月

5月5日は端午の節句、子供の日です。

古来は男の子の成長を祝う日でしたが、現在では子供すべてのお祝いの日とされています。

しかし伝統的に男の子のいる家庭で現在も鯉のぼりや兜をかざります。

柏餅をたべ、菖蒲湯につかるのもこの日の楽しみの一つ。

色とりどりの鯉のぼりは外国人に大変人気があり、この時期の訪日外国人のおみやげに小さな鯉のぼりがよく選ばれるそうです。

また、ゴールデンウィークも日本独自の行事で、休暇の少ない日本人にとってとても貴重なヴァカンスウイークになります。

6月 水無月

6月は衣替え。

着物の衣替えからの風習が今も残り、学生たちは冬服から夏服に移り変わります。

そして日本の特徴でもあるこの時期の梅雨。

毎日雨が降り、湿気が多い季節にはいります。

雨と同時に新緑だった木々が色濃くなり、あじさいが雨にぬれて色濃く美しさを増します。

蛍がぽつぽつと姿を見せ始めるのも六月。

雨の中にも自然の美しさが際立つ月です。

青梅がではじめるのもこのころで、梅干しに梅酒など、日本の素敵な保存食の仕込みの季節です。

また6月21日は夏至の日になり、夏のはじまりを感じさせます。

7月 文月

7月7日は七夕の日。

織り姫と彦星が、一年に一度天の川の橋を渡って逢瀬します。

この時に二人が願い事を叶えてくれるという伝説があり、五色の短冊に願いを書きます。

短冊ときれいな色の紙でつくる飾りを笹の葉に結わえます。

初夏の風にさらさらとゆれる笹の葉の音と、色とりどりの短冊や飾りはとても素敵です。

盛大な七夕祭りを行う地域もあり、はじまりの夏をたのしみます。

また、7月中旬の暑い季節、お世話になった方へ暑中お見舞いが送られます。

暑中お見舞いとおなじころに土用がはじまり、厳しい暑さをのりきるための食養生として「う」がつく物をたべるとよいとされています。

うなぎが一番代表的ですが、梅干し、うり、うどんも食べる地域があります。

8月 葉月

お盆とは夏にご先祖様の霊を祀る行事で日本古来の祖霊信仰と仏教が融合されています

7月にお盆を向かえる地域もありますが、多くの地域が8月にお盆を迎えます。

なのでお盆休みとして8月のお盆の時期に夏期休暇を取る人は多く、ご先祖様の霊が帰ってくる一週間には実家などに戻り家族でお迎えします。

盆入りには迎え火を焚き、キュウリでつくった馬をお供えします。

一週間が過ぎた最後には送り火や精進流しが行われ、なすで作った牛がお供えされます。

行きは馬で早く着ていただき、帰りは名残惜しく牛でゆっくり帰ってほしいという家族の願いが込められます。

お盆の時期には、花火大会や盆踊りなど日本各地で夏祭りが行われます。

浴衣を着てお祭りに出かけることも日本の楽しい夏の夜の過ごし方ですよね。

9月 長月

9月はお月見。

十五夜の夜に15個のおだんごと里芋、秋の七草をお供えします。

里芋をお供えすることから芋名月ともよばれ、美しい満月をながめながら秋の訪れをたのしみます。

また9月9日は重陽の節句になり、菊の節句または栗の節句になります。

現在では旧暦から新暦になり、菊の開花時期や栗の収穫の時期とずれてしまったため、メジャーな年中行事ではありません。

ですがとても風流で、菊の花びらを浮かべたお酒や、菊花茶を楽しみごちそうをいただきます。

9は陰陽道の中で陽の最も極みの数といわれ、この日は無病息災、長寿延命をねがいます。

そして海外では9月は新しい学年のはじまりになりますが、日本では9月は二学期がはじまります。

10月 神無月

10月は島根県を除いて神無月といわれ、この月は日本全国から神様が島根県の出雲大社にあつまり、人と人との縁を定める会議に集まると言われています。

なので、一ヶ月のあいだ神様は出張で留守になってしまう、ということで、神さまのない月。

神無月とされています。

出雲大社のある島根県だけは神有月とよばれています。

そして10月は紅葉がはじまり、紅葉狩り(もみじがり)が行われます。

紅葉狩りとは、紅葉を刈るわけではなく、秋の気持ちのいい日に山や森を訪れ紅葉を楽しむことをさします。

野山に分け入り、「季節の恵みを探し承る」というのが狩りの語源とされるので「大自然の中の美しさの恵みを承る」というきもちから紅葉狩りとされています。

他の国ではほとんど紅葉は黄色から茶色になるので、日本のもみじのような真っ赤な色は大変めずらしいです。

11月 霜月

11月年中行事といえば、七五三。

この時期には、着物をきた千歳飴をもったかわいい子たちをたくさん神社でみかけます。

七五三は、三歳、五歳、七歳の年になった子供たちが無事に成長している感謝とこれからも健やかに育つよう神様にご挨拶をします。

11月23日は収穫祭である新嘗祭があります。

新しく収穫したその年の実りを神々に感謝をし、奉納して来年の豊饒を祈るお祭りです。

11月23日の勤労感謝の日は、この新嘗祭がもとになっておいり、収穫の喜びだけではなく、すべての勤労に感謝しよう。

という日で祝日になっています。

そして冬の兆しがみえはじめる立冬があり、11月11日の亥の子の日にこたつや暖房器具をだすと良いと言われています。

そして亥の子の日に茶道の炉開きでは亥の子餅が出されます。

伊勢神宮 新嘗祭:

12月 師走

12月22日頃に、冬至を迎え、冬の最も極まりになります。

冬至では柚子風呂に入り、かぼちゃを食べるのが古くからのならわしで、冬を乗り越えるための日本の伝統行事になります。

そして一年,お世話になった方への贈り物。

お歳暮が12月の初めから12月の25日頃までに贈られます。

日本のクリスマスはとても独特で、祝日ではなく25日より聖夜の24日の方が重要視され、欧米のように家族と過ごす日というよりは、恋人や友達と過ごす日とされています。

またクリスマスの夜に日本人はケンタッキーフライドチキンを食べる人が多い。

というのも海外では腰を抜かすほど驚かれます。

子供たちはサンタクロースを待ちわび、クリスマスケーキを楽しみます。

12月には一年のしめくくりとしてお正月を迎える準備が始まります。

日本中で歳の市といわれる、お正月用品や縁起物を売るための市や販売戦略がみられ、年の瀬のにぎやかさを街に彩ります。

そして日本人にとって一番大切な新年の準備としては、大掃除ではないでしょうか?

大掃除は掃除をして気持ちがよく新年を迎える。

とても日本らしい文化といえるでしょう。

大晦日の夜には年越し蕎麦をたべ、除夜の鐘をついて、一年の煩悩を払い清々しく新年を迎えます。

年中行事を知るためにおすすめの本 「365日、暮らしのこよみ」 井上 象英 著:

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英語で日本の伝統行事を紹介したいときに使える例文

では、英語で日本の行事を伝えるときに役立ちそうな例文をご紹介します。

簡単な英語例文があれば、素敵な写真と一緒にSNSやショートメッセージにも使えるので世界に日本の行事広げて行きたいですよね!

1月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• お正月になると、日本人は神社やお寺に参り、家族の幸せや健康を祈願するのが一般的です。

At New Year’s, Japanese people usually visit shrines and temples to pray for their family’s happiness and health.

• 日本のお正月は故郷に帰り家族とゆっくり過ごします。

Japanese New Year’s is time to go back to their hometown and spend a relaxing time with their family.

• お正月にはおせち料理をたべ、おせちは通常それぞれの食材や料理には意味や願いが込められています。

At New Year’s, we eat Osechi (Japanese New Year’s food), and each ingredient and dish usually has its own meaning and wishes.

2月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 節分は厄除けの行事で、「鬼は外、福は内」と叫びながら豆まきをします。

(悪魔は外に、幸運が入りますように)

Setsubun is an event to ward off evil spirits, and people throw beans while shouting, “Oni wa soto, fuku wa uchi. (“Devils out, happiness in”).

• 節分の日には、その年の吉の方角に向かって太巻き寿司を一本黙って食べます。

On Setsubun, people eat a single sushi roll in silence, facing the direction of the year’s good luck.

3月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• ひな祭りは、娘の幸せと健康を祝い、家に雛人形を飾る、女の子のためのおめでたい日です。

Hinamatsuri is a day of celebration for girls, celebrating the happiness and health of their daughters and decorating their houses with Hina dolls.

• この日は、ちらし寿司やはまぐり、白酒、ひなあられなど、特別な食事を楽しむことができます。

On this day, you can enjoy special meals such as chirashi-zushi (scattered Sushi), hamaguri (clams), Shirozake (sweet white sake) and hina-arare (sweetened rice-flour cakes for offering at the Dolls’ Festival).

• 日本では、3月が年度末にあたります。

In Japan, March marks the end of the school year.

4月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 日本では4月から新年度が始まります。

The new fiscal year in Japan starts in April.

• 4月は桜が満開になり、日本人はお花見を楽しみます。

In April, cherry blossoms are in full bloom and Japanese people enjoy cherry blossom viewing.

• 日本では、4月末から5月初めにかけて「ゴールデンウィーク」と呼ばれる1週間の長期休暇があります。

In Japan, there is a week-long vacation called “Golden Week” from the end of April to the beginning of May.

5月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• こどもの日はもともと男の子の成長をお祝いする日でしたが、今では性別に関係なく、すべての子どもの幸せをお祝いする日になっています。

“Kodomo no Hi” was originally a day to celebrate the growth of boys, but now it has become a day to celebrate the happiness of all children, regardless of gender.

• 男の子のいる家庭では、子供の成長を願って「鯉のぼり」という大きな魚の飾りを家の外側に飾るのが特徴です。

Families with boys decorate the outside of their houses with large fish decorations called “koinobori” to wish for the growth of their children.

6月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 6月になると、日本は梅雨に入り、雨が多くなります。

In June, Japan enters the rainy season and it rains a lot.

• 日本の6月は雨が多いのですが、紫陽花や新緑がとてもきれいです。

It rains a lot in June in Japan, but the hydrangeas and fresh greenery are very beautiful.

• 6月になると、日本人は古くからの着物の習慣に則って、冬服から夏服に衣替えをします。

In June, Japanese people change their clothes from winter to summer in accordance with the ancient custom of kimono.

7月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 七夕伝説では、恋人同士の彦星(ベガ星)と織り姫(アルタ星)は、天の川の橋を渡って1年に1度だけ会うことができると言われています。

In the Tanabata legend, it is said that the stars HIKOBOSHI (Vega) and ORIHIME (Alta), two lovers, can meet only once a year across the Milky Way bridge.

• この日、ベガとアルタに願い事をすると、その願いが叶うという伝説がある。

願い事を紙に書いて、竹につるすのが一般的です。

Legend has it that if you make a wish to Vega and Alta on this day, your wish will come true. It is common to write your wish on a piece of paper and hang it on a bamboo.

8月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• お盆には、先祖の霊が家族のもとに帰ってくると信じられており、家族で穏やかな時間を過ごすことができます。

OBON is believed that the spirits of their ancestors come back to their family, and they spend a peaceful time together.

• お盆の時期には、花火大会や盆踊りなど日本各地で夏祭りが行われます。

During the Obon season, summer festivals are held all over Japan, including fireworks displays and Bon dances.

9月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 海外では9月が新学期の始まりですが、日本では9月が2学期の始まりです。

In other countries, September is the beginning of the new school year, but in Japan, September is the beginning of the second semester.

• 9月はお月見の月です。

September is the month of Otsukimi.

• お月見は旧暦15月の夜、15個のお団子と里芋、秋の七草をお月様にお供えます。

Otsukimi is on the night of the fifteenth lunar month, fifteen Dango, taro, and seven autumnal herbs are offered to the moon.

10月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 島根県の出雲大社では、10月になると日本中の神様が集まって、人と人との関係を決める会議をすると言われています。

At Izumo Taisha Shrine in Shimane Prefecture, it is said that in October, all the gods in Japan gather for a meeting to decide the relationship between people.

• 紅葉狩りといっても葉を刈るのではなく、秋の気持ちのいい日に山や森を訪れて紅葉を楽しむことです。

Fall foliage hunting is not about raking leaves, but about visiting mountains and forests on a nice autumn day to enjoy the changing leaves.

11月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 七五三は、3歳、5歳、7歳になった子どもたちが、無事に成長したことに感謝し、これからも元気に育ってほしいと神様にご挨拶する祭事です。

Shichi-Go-San is a festival for children who have reached the ages of three, five, and seven years old to express their gratitude for their safe growth and greet the gods for their continued healthy growth.

• 七五三の時期には、着物を着て千歳飴を持ったかわいい子供たちが神社に集まります。

During the Shichi-Go-San (Seven-Five-Three) Festival, cute children wearing kimonos and carrying chitose candy gather at the shrine.

12月の日本の行事を英語で説明する時に使える例文

• 冬至には柚子湯に入り、かぼちゃを食べて冬を乗り越えるというのが、古くからの日本の伝統的な行事です。

On the winter solstice, it has long been a tradition to take a yuzu bath and eat pumpkin, which is a traditional Japanese event to get over the winter.

• 日本ではクリスマスにはケーキやフライドチキン(特にKFC!)を食べるのがポピュラーです。

In Japan, it is popular to eat cake and fried chicken (especially KFC!) on Christmas.

• 大晦日の夜、年越しそばを食べ、除夜の鐘をついて、一年の煩悩を払い、清々しい気持ちで新年を迎えます。

On the night of New Year’s Eve, we eat New Year’s Eve soba (buckwheat noodles) and ring the New Year’s bell to rid ourselves of the worries of the past year and welcome the New Year with a refreshed mind.

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海外駐在員が実践 日本文化を伝える7つのコツと英語例文 

まとめ

忙しく暮らす毎日のなかでは、季節の移り変わりを感じて生きることもなかなか難しくなりました。

そんな時、ふと日本につたわる古来からの伝統行事にふれることで、懐かしい記憶とともに季節を心で感じることができます。

それがひとときであったとしても、ふんわりとした暖かさは私たちを包み込んでくれます。

そんな伝統がこの国にあることを、外国からお見えになられた方にもふれていただきたいものですよね。