MICE向け!日本らしいおもてなしイベントおすすめ事例

モテナス代表
モテナス代表

近年、ビジネスや学会関連のイベントで来日する外国人の方が増えてきました。

日本政府観光局は、外国人の方が訪日するビジネスイベントを「MICE」と名付けています。

MICEのイベントは、通常の観光イベントとは性質が異なります。

MICEがどのようなイベントであるか、正確に理解しておかねばなりません。

今回は、MICE向けのイベント、エンターテイメントを中心に紹介していきます。

最近のMICE状況

MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等が行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Conventuon)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字で、多くの集客・交流が見込まれるビジネスイベントの総称となります。

MICEは、企業・産業活動や研究・学会活動と関連している場合が大半です。

よって、一般の観光目的で来日する外国人の方は、メインターゲットとなりません。

あくまでも、MICEへの参加ありきで来日する方が多いです。

MICEによる人も集積や交流から、新しい付加価値が創出されることもあります。

観光庁によると、近年の日本におけるMICEの開催は年々増加傾向にあるようです。

2018年の日本における国際会議開催件数は「492件」となっており、世界7位の開催件数となっています。

アジア太平洋州の主要国5か国(日本、中国、感化億、シンガポール、オーストラリア)における国際会議に占める日本のシェアは30.3%です。

アジア地域の中で、日本はMICE招致の先手をとっている言えます。

MICEの意味について

補足として、MICEの意味についておさらいしていきます。

MICEとは一体どんなものなのか正確に知っておくことで、MICEで来日する外国人たちの来日目的を把握することができます。

MICEのM(=Meeting)

Mettingのカテゴリーに含まれるイベントとして、下記のものが挙げられます。

  • 社員総会、キックオフミーティング
  • 研修
  • 社員旅行、運動会
  • 入社式

社員総会、キックオフミーティング

社員総会とは、企業で年に一度開催されるもので、経営方針の発表や経営者のビジョンを社員と共有するなど、社員との情報共有やコミュニケーション、モチベーションの向上を目的に開かれます。

社員総会をもっとフランクな形にしたのが、キックオフミーティングですね。

社員総会、キックオフミーティングは、企業規模や参加人数、会場によって運営方針が変わってきます。

外国人の社員も含めて、日本に集結するので、企業規模が大きくなると会場もそれなりに大規模なものになります。

研修

外国人の社員も含めて、日本国内において合同で研修を行うこともあります。

主に外資系の企業が、日本人社員との合同研修を日本で実施するケースが多いですね。

研修中は、日本国内の宿泊施設を利用することになるので、宿泊業の会社と提携する企業も見られます。

入社式

グローバルに展開している日本企業が、全法人を終結させて入社式を行うこともMICEイベントのひとつです。

日本企業の場合、製品やサービスのルーツは日本国内にあるので、外国人社員にそれを理解させる上でも、日本での入社式開催は有用と言えます。

規模の大きくない企業でも、外国人社員を日本に呼んで入社式を行うこともあります。

MICEのI(=Incentive)

MICEのIncentive(インセンティブ)は、主に社員に対する報奨旅行を指します。

インセンティブとは、良い成績を残した人に対して報酬を与える制度のことで、社員のモチベーションを高めるのに利用する企業が多いです。

報奨旅行に呼ばれる社員は、いわば「選ばれし者」です。

報奨旅行をきっかけに互いに刺激を受け合って、更なるモチベーションアップにもつながります。

インセンティブのイベントを多く開いている業界として、自動車販売、生命保険、訪問販売業界が挙げられます。

個人の販売力、営業力が問われる業界で、インセンティブが提供されることが多いですね。

MICEのC(=Convention)

Conventionは、国際会議、学会などを指します。

主に医学関連、テクノロジー関連の学術会議が多いですね。

国際会議を実施する学術協会の本部は、その多くが欧米にあります。

会議の開催場所は、特定の国に固定せずに、ローテーションで決めることが多いです。

最近では、日本で国際会議、国際学会が開催されことも増えてきました。

ただ、何もせずに日本で国際会議が行われることはほとんどなく、学会関係者の誘致活動によって、日本での開催が決まることが大半です。

2020年のオリンピックは、東京で開催されることになりましたが、東京での開催が決まるまでに、幾度もプレゼンテーションをしたり、資料を提出するなどの誘致活動が行わていたのは記憶新しいです。

東京オリンピックの誘致活動と同じように、他の国際会議、学会でも誘致活動が行われているのです。

国際会議の運営は主にPCO(Professional Congress Organizer)によって行われます。

PCOは、学術団体からの依頼を受け、会議の円滑な運営、寄付金や助成金の活用など学会活動をトータルサポートしていきます。

日本の代表的なPCOは以下の通りです。

  • 日本コンベンションサービス
  • JTBコミュニケーションデザイン
  • コンベンションリンケージ

               など

MICEのE(=Exhibition)

Exhibitionは、主に展示会のことを指します。

展示会では、企業が新製品を公開したり、試作段階の製品を体験してもらうなど、主に商業目的で実施されることがほとんどです。

今までは、主に日本企業が外部に発信する場として利用していましたが、最近では外国の企業、業界が日本で展示会を実施することが増えてきました。

外資系企業の日本法人の増加や展示会会場の外国語対応の進展など、外国企業が日本で展示会を開きやすくなっていることが、要因として挙げられます。

ただ、世界の大企業が日本に集結して展示会を開く例はまだ多くないです。

大企業向けの展示会イベントを開ければ、日本国内の企業も含めて、多くの企業を誘致できる可能性が高いですね。

MICE向けイベント・エンターテイメントとは

海外から外国人が多く参加するカンファレンスで、参加者を満足させるのにおすすめなイベントが「日本の伝統芸能」に関するイベントです。

日本の文化に直に触れてもらい、日本でしか体験できないことを提供することができます。

それでは、具体的にどのようなイベントがあるか見ていきましょう。

日本伝統芸能系イベント

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日本の伝統芸能として、歌舞伎や忍者、侍などがありますね。

外国人からしたら「ジャパニーズ」を最も分かりやすく体感できるものになります。

歌舞伎のイベントの場合、歌舞伎座に行って歌舞伎を見に行くというのが一番シンプルなものですが、これだけでは少し味気ないですね。

そこでおすすめなのが、「体験型」の歌舞伎イベントです。

体験型の歌舞伎イベントでは、まず初めに歌舞伎の歴史を外国人の方に学んでもらいます。

事前に歌舞伎の歴史を知ることで、実際の演武を見たときの理解度、感動を深める目的があります。

加えて、歌舞伎役者たちがどのような化粧をしているのか、着付けをしていいるのか、実際に見学することも可能です。

歌舞伎の化粧は、外国の化粧とは特徴が異なるので、外国人も興味をもつことが多い様です。

準備ができた歌舞伎役者たちが、間近で演武をしてくれるので、より臨場感のある歌舞伎を見ることが可能です。

また、イベントによっては歌舞伎役者と個別に記念写真をとることもできます。

体験型の歌舞伎イベントを提供しているイベント会社は数多くあるので、各会社のプランを比較して選んでみてください。

日本文化系イベント

日本文化のイベントとしては、茶道、華道、書道などが挙げられます。

これらのイベントは、実際に外国人の方が体験するイベントと、プロの茶道家、華道家、書道家の実演を見るイベントに大別できます。

日本文化の体験型のイベントでは、実際に自分の手で作品を作ることができるので、外国人が身をもって日本文化に触れられるのが特徴です。

もちろん、外国人の方でも気軽に取り組めるよう、内容はそこまで複雑なものではありません。

基本動作を中心に、1日で十分学べる内容を扱っているイベントが大半です。

実演を見るイベントでは、プロの技を目の前で堪能できる点が魅力的ですね。

やはり、映像で見るのと実物を見るのでは、臨場感が桁違いです。

外国人の方もプロの技に感動して、中には実際に茶道、華道、書道を始めるという方もいます。

武道系の伝統イベント

日本の伝統武道である空手、柔道、相撲を実際に体験するイベントも、MICEで来日する外国人に人気のイベントです。

どの武道も、仲間と一致団結して取り組むという側面があるので、社員間でのコミュニケーションを円滑にしたり、チーム力を高めることも期待できます。

武道の中でも、特に「柔道」は世界的にも知名度が高く、「JUDO」という単語で世界に認知されているほどです。

日本古来の礼儀作法も武道を通じて学ぶことができるので、日本人の精神を感じてもらうのにも、武道系のイベントは適しています。

武道系のイベントでは、各武道の有段者や指導経験者が指導内容を組んでくれます。

MICE担当者の方の負担軽減にもなりますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MICEのイベントは、カテゴリーごとに分かれており、それぞれ実施する目的が異なります。

旅行などプライベートで来日する外国人とは異なり、MICEのイベントで訪日する外国人はビジネス目的がメインとなります。

MICEの各イベントの役割を理解した上で、イベントの企画を行うようにしていきましょう。

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