日本通な外国人を接待|VIP・経営者向け隠れ家3選

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モテナス代表
モテナス代表

海外のCEO・経営者が来日することになった場合、どのようなおもてなしをするか、すぐに浮かぶアイデアを持っていますか?

滞在期間中は、できれば日本らしさを体感できるような場所へ案内したいですよね!

ラスベガスのように華やかな場所でなくとも、記憶に残る滞在期間だったと言ってもらいたいものです。

短い滞在期間の中で、今後も長く信頼関係が築ける相手であることを存分に伝えられるように、様々な角度から情報収集しましょう!

目次

海外の要人・社長・経営者向け接待に必要な3つの心がけ

どの時間も楽しく過ごせるようにしましょう

海外の要人・経営者・役員が来日する際は、いろいろな目的があると思います。

新しく外国企業と重要な取引が決まり、会議が開かれることになった場合もあるでしょう。

この場合は、役員秘書などと相談し、信頼の置ける料亭や割烹を予約しておもてなしする、気合の入った接遇が必要です。

また、長年取引のある企業の要人が、休暇と結びつけて来日したいと相談してくる場合もあります。

その場合は、少し気軽な観光案内気分で、社員がアテンドを引き受けることもあるでしょう。

どの場合も、宿泊先や食事会場、移動手段に心を配ることになりますが、こちらの過度な緊張は、相手に伝わってしまいます。

日本の文化の良さを、笑顔で一緒に体感できるような場所へ案内しましょう。

行動プランの選択肢を多くし、メリハリをつけよう

海外の要人・経営者・役員とはいえども、ラグジュアリーな会食と真剣な会議の間に、息抜きをしたいと思うこともあるでしょう。

また、普通の観光がしたいと考える方もいるのではないでしょうか。

何度も来日している方には、より日常に近い日本文化を紹介してあげたいところです。

海外のCEO・経営者をもてなすには、予算と訪日回数を考慮して、メリハリある滞在プランを提案しましょう。

ほど良い距離感の人間関係でいられる取引先だと、好印象を与えることができます。

予算的にバリエーションの広い提案をしよう

 

海外のVIPとはいえども、訪日中の予算はおよそ決められているはずです。

そしてその自由度は、その時の為替レートで若干変化します。

さすがにご本人は口に出さないかもしれませんが、優秀な経営者の方は無意識に意識しています。

できれば予算的にバリエーション広くプランを提案したいものですね。

おもてなしの引き出しをたくさん持つためにも、様々な角度から情報収集が必要です。

日本通向け東京観光3選 (クラシックTOKYO案内)

海外の経営者も学ぶ日本のホスピタリティにご興味のある方はこちらの記事も参考にしてください。

参考記事:海外の経営者も学ぶ日本のホスピタリティ 体験事例3選と接待方法

いくらVIPとはいえ、世界展開しているホテルでのラグジュアリーな接待が続くのも、見慣れてしまいます。

訪日回数が増えた方にとっては、退屈なものになってしまうでしょう。

今回はちょっと趣向を変えて、TOKYOの良さを伝えられる、クラシックなおもてなし空間を紹介します。

23区内で温泉に入ることができる!水月ホテル鷗外荘

東京に天然温泉が湧いていることは、外国人にはあまり知られていないかもしれません。

台東区池之端にある水月ホテル鷗外荘は、都内第一号に認定された天然温泉です。

東京の温泉らしい重炭酸ソーダ泉の黒湯で、トロトロした触感が楽しめます。

宿泊はもちろん、日帰り利用も可能とあって、遠くの観光地へ行かずとも温泉を体験できると、外国人観光客から密かな人気です。

来日中の要人は、連日移動や会議に追われ、疲労困憊ではないでしょうか。

ビジネスから離れる時間を提案するのも、おもてなしになります。

リラックスしながらお互いの家族の話もできたりして、要人の情報収集に繋がります。

お土産の提案など、次にするべきおもてなしに生かしましょう。

また、水月ホテル鷗外荘は、敷地内に明治の文豪・森鷗外の旧居が保存された貴重な空間です。

日本文化に精通した海外VIPの方にも興味を持っていただけるのではないでしょうか。

あまり知られていませんは、名作『舞姫』を執筆した部屋や庭が保存されています。

この部屋は「舞姫の間」としてお食事処、宴会場などに利用可能です。

複数の経営者が集まる機会に活用するのもおすすめです。

「於母影の間」と銘打った優雅な洋風のダイニング空間もあり、お客様のお好みに合わせてチョイスすると良いでしょう。

ノスタルジックな木造旅館・鳳明館

文京区では、都内の移動に何不自由しない立地にもかかわらず、今なお伝統的木造建築の宿が、現在進行形で営業中です。

一度路地を曲がれば、異空間にトリップしたようなクラシックな光景が広がります。

海外の方がイメージするいわゆるトーキョーのイメージそのままなのではないでしょうか。

登録有形文化財でもある旅館・鳳明館では、宿泊を伴わない宴席と大浴場の利用も可能です。

木造の日本家屋に畳部屋の、クラシックな旅館で過ごすことができます。

ひさしが長く続く廊下と日本庭園は、古き良き日本映画のワンシーンに入り込んだような感覚になれます。

食事をビーガン向けに変更することにも対応しており、外国人観光客への対応に慣れています。

和室にテーブルとパイプ椅子を配置することもできるので、会議やワークショップの開催も対応してもらえます。

もちろん古典芸能の鑑賞会など日本文化を体験することができます。

趣ある空間と日本庭園を見ながら、充実した時間を過ごすことができるでしょう。

最高学府に現代建築&カフェがあります!

鳳明館から徒歩で行ける距離に、東京大学本郷キャンパスがあります。

その構内にある「カフェ廚菓子くろぎ」は、湯島の人気割烹「くろぎ」と恵比寿の「猿田彦珈琲」がコラボした特別なカフェです。

しかもこのカフェは、世界的に活躍する建築家・隈研吾氏によって設計されました。

細長い杉板が張り巡らされた外観は、現代アートのような手法で和の空間を構築しています。

メニューはコーヒーと和菓子中心となっており、おやつを頂く感覚で立ち寄ることをおすすめします。

建築やアートに関心のある経営者の方であれば、大変興味深く思ってもらえることでしょう。

なお、国公立大学の構内は自由に散歩ができるので、一般の方も問題なく入ることができます。

まとめ

海外のCEO・経営者が来日した際は、まず豪華な宴席でおもてなしすることを計画するでしょう。

VIPが連日の移動や宴会に疲れていないか、折々確認する心配りが欠かせません。

遠くへ出向かなくても、都内では温泉やカルチャー体験ができます。

この情報をおもてなしの引き出しに入れておくと、メリハリある接遇に繋がります。

クラシックな施設は一見華やかさに欠けるかもしれませんが、教養あるVIPの心に響く光景をお見せできるかもしれません。

今回紹介した施設は、すべて気軽に足を運べる場所にあります。

ぜひ足を運んで、その良さを確認してください!

東京の更なるディープスポットにご興味のある方はこちらの動画も参考にしてください。

参考動画:TOKYO DEEP SPOT~東京「裏」観光案内~

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