台湾人接待のポイントとは?文化やマナーを理解しよう

モテナス日本の伝統文化体験


  • オーダーメイドだから場所を選ばない
  • 厳選された講師が英語での丁寧な対応が可能
  • チームビルディングや企業研修の対応も可能

\まずは、お気軽にご相談ください!/

Mayumi Folio
Mayumi Folio

親日家が多いと言われている、お隣の国、台湾。

しかしながら、案外マナーや習慣、国民性など知らないことが多かったりもします。

本記事では、台湾人の接待に困らない、台湾人をおもてなしする際に知っておきたい情報をお届けします。

台湾人の大切なお客様を接待する時に、気をつけたいポイントやマナー、文化について。

そして台湾人によろこばれる日本文化体験6選の紹介です。

台湾人の接待が決まったら、読んでおくとためになる情報ばかりですので最後まで読んでみてくださいね。

目次

台湾人の特徴とは?

もちろん、一概に全ての台湾人が同じ特徴がある、とも言い切れませんが、お国柄というものは誰にでもなんとなくあります。

なので、台湾人の特徴を知ることで、寄り添った接待ができる企画を考えていきましょう!

ここでは、台湾人の特徴についてご紹介します。

多民族国家である台湾

台湾の文化や習慣について基本的な知識を持つことが重要です。

台湾は中国の伝統文化と先住民族の文化が組み合わさっており、その多様性に敬意を払いましょう。

台湾人は1945年以前に台湾に来た本省人、1945年以降、台湾に来た外省人に分けられます。

なので、一口に台湾人と言っても、そのルーツはそれぞれ違います。

そのため日本人のように「読み取る」「察する」文化ではなく、「Yes」と「No」は、とてもはっきりしている国民とも言われています。

台湾人には曖昧な対応はかなり嫌がられるので、はっきりと意見を伝えましょう。

友好的ともいわれる台湾の国民性


台湾人は一般的に社交的で友好的な性格を持つ、と言われています。

コミュニケーションを円滑にするために、親しみやすい態度で話しかけ、興味を持って相手の話に耳を傾けましょう。

南国特有のおおらかさのある人が多く、男性より女性のほうがはっきりものをいう傾向にあると言われています。

そして、家族の絆をとても大切にする人が多いのも特徴です。

基本的に親日派の人が多く、日本人にとっても付き合いやすい人が多いのが特徴で、日本人と台湾人は仲良くなりやすい国民同士とも言えます。

しかし、よく言えばおおらかですが、時間などに関してはルーズな側面もあるので、約束の時刻は目安として受け取りましょう。

参照:外国人採用サポネット「【台湾人採用マニュアル】ポイントや注意点とは?台湾人の特徴と併せて解説」(閲覧2023年5月16日)

台湾で使用されている言語


台湾で使用されている言葉は中国語・標準北京語です。しかし、ほとんどの台湾人が親しい人と日常的に使っているのは、台湾語。

なので、もし台湾語が話せるのであれば、台湾語で話してみると親近感がぐっと湧きますよ。

英語は日本人と同じぐらいと考えれば問題がないと言われていますが、若い世代の間ではかなり流暢に英語を話す人もいます。

そして、親日家が多く、日本語を流暢に喋る人が比較的多いのも特徴です。

お隣なだけあって「学生時代に留学や勉強した」という人も。中にはかなりの親日家もいるので、好きな話題でもりあがることもできるでしょう。

反対にご年配の方たちは、日本軍の占領下で日本語を強制的に学んだという背景があるので、日本語での会話には注意が必要です。

このように、一般的には中国語の標準北京語、そして親しみを込めて台湾語、お互い英語が得意であれば英語と相手によって言語を変えて対応していきましょう!

台湾人接待のマナーについて詳しくなろう!

台湾人を接待する時に、台湾のマナーについて詳しいといいですよね。

ここでは、台湾人のマナーについてご紹介します。

台湾人の礼儀と習慣


台湾人は一般的に礼儀正しく、相手を尊重する姿勢を持っています。

挨拶に気を付け、丁寧な言葉遣いと敬意を示す態度が大切です。

台湾人は、お辞儀ではなく握手をします。初対面で必ずと言っていいほど、握手をするのできちんと対応しましょう。

名刺交換は日本と同様行います。日本とは違い、名刺をいただいたらしっかりと拝見し、コメントをそえたりしながら親睦を深めます。

そして、ビジネスツールとして、「LINE」を使っている人も多いので、ビジネス用のアカウントを用意しておけば連絡が取りやすいので名刺に記載しておきましょう。

おすすめ関連記事:海外の大切なお客様の接待・会食を成功させる3つのポイント

台湾人の時間の感覚

台湾人は、何度も打ち合わせを重ね、信頼関係を築き上げながらプロジェクトに取り組むといわれています。

なので、台湾人と仕事をするのなら、打ち合わせや会合の回数を相手が思うように合わせておくのも大切です。

相手への柔軟な対応が求められる場合も想定して、スケジュールを調整していきましょう。

また、勤勉な人が多いのも特徴で、長時間プロジェクトのために労働する人が多いということも、台湾人の特徴と言われています。

時間がかるけど仕事はきっちりと仕上げるという人が多いので、理由がある場合があります。

時間を柔軟に従えて対応していくことが求められます。

台湾人接待の場での食事


台湾の料理は多様で美味しいものが揃っていますが、宗教的な制約や食事制限を持つ人もいます。

事前に食事の要望や制約を確認し、適切なオプションを提供しましょう。

また、台湾人の食事のマナーは日本と少し違うので注意が必要です。

台湾では日本ほど多くのテーブルマナーがあるわけではありません。なので逆に、台湾人の自由な食事風景に驚かないようにしましょう。

といいながらも、食事のマナーはあり、特に重要とされるものには、目上の人が席について、食事を取り始めたら食べ始めるというマナーがあります。

台湾では、もてなされたら食べきれないほどの料理が出てくるのが基本です。

日本での接待にはなかなか当てはまらないかもしれませんが、手厚くもてなすという意味での振る舞いなので、日本での接待では同等の対応をしていきましょう。

おすすめ関連記事:外国人接待におすすめしたい東京のレストラン・居酒屋17選

参照:「台湾人との会食で気をつけたいこと&食事マナー」(閲覧2023年5月16日)
台湾での宴席、いまどきのマナーや対応方法」(閲覧2023年5月16日)

台湾のお酒のマナー


お酒が接待で重要な存在なのは、他のアジア諸国と同じです。

しかし、中国人や韓国人ほど厳密なマナーがあるわけでもなく、とてもおおらかと言われています。

乾杯は他のアジアの国同様、飲み干すのがマナー。最初の一杯目は特に重要とされていますが、2杯目以降は、勢いよく乾杯しても一口だけ飲めばいいという雰囲気です。

お酒は自分で注ぐ、という習慣ですので、自分のグラスが空になったら自分で注ぎます。

自分で注がなければ、相手に注がれてしまうので普段とは別に注意が必要になります。

また、初めに「お酒が飲めない」「弱い」「車なので飲めない」「今日は体調が悪い」という理由をはっきり告げれば、それでわだかまりが残るような雰囲気にはなりません。

乾杯は、グラスの高さが重要になります。目上の人を一番上にして、身分の順に下がります。

しかし、台湾人との接待の中、一番気をつけるべきお酒のルールは、「泥酔しない」こと。

台湾では泥酔するのは品のない行動とされ、一番のマナー違反になります。

なので、台湾人のお酒は、お酒の量を自分で調節しながら節度ある飲み方をする、ということがマナーです。

参照:「台湾での飲酒の習慣は日本と違う!?台湾人の飲酒率は?」(閲覧2023年5月16日)
台湾での宴会・酒席の振舞い方に関する5つの重要なマナー」(閲覧2023年5月16日)

台湾人へのお土産


台湾人も日本人同様、お土産についてはとても大切にしています。

そしてビジネスシーンでは、初対面の際に先方がお土産を用意している場合が多くあります。

そんな時にもサッと対応できれば好感度も上がりますよ。

そして台湾では、その場で贈り合うことに深い意味がないので、後日遅れてからのお返しを贈ることも大丈夫です。

信頼関係を築き上げることが大切な国民なので、お土産はしっかり選びましょう。

ですが、台湾人の間では「贈り物のタブー」があるので注意が必要です。

以下、特に注意が必要なアイテムを上げています。

ハンカチ・タオル

これは中国人と同様、「別れを連想するもの」なので贈るのは避けましょう。

可愛いハンドタオルや素敵な和風のハンカチはついつい贈ってしまいそうですが、台湾人には避けたほうが無難です。

ろうそく

ろうそくは亡くなった人へのお供物としての贈り物。なので、お土産にはふさわしくありません。

たとえ、いい香りのアロマキャンドルだったとしても、人によってはかなり不快な気分になるので気をつけましょう。

刃物やナイフ

「別れ」を意味するので、お土産としてふさわしくありません。

日本の伝統工芸品だとしても、刃物関係は避けたほうが無難です。

中国人と同じく、傘は「サン」と発音し、中国語の別れると同じ音になります。
なので、日本製の高級日傘など素敵なものがおおいですが、傘を贈ることも避けるアイテムです。

時計

時計は死を司るもの、として大変縁起が悪いとされています。

企業イメージのアイテムなどでよく制作される時計ですが、こちらも贈ることは気をつけたほうがいいアイテムになります。

おすすめ関連記事:中国人接待で大切なポイントと失敗しないマナーについて

参照:BECOS「台湾人が喜ぶプレゼント特集!|注意すべきタブーと日本のお土産・プレゼント12選をチェック!」閲覧:2023年5月15日)

台湾人接待におすすめの日本文化体験6選

親日家が多い台湾人接待の場には、日本文化体験がおすすめです。

特に印象的な企画としてとても喜んでいただける企画になりますよ。

こちらでは台湾人接待におすすめの日本文化体験企画6選を紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

おすすめ関連記事:外国人に人気の日本文化体験!おすすめの体験型観光&VIP接待12選

台湾人接待に人気の芸者体験

台湾人接待にもやはり芸者はおすすめです。

礼儀やマナーをとても重んじる台湾人には、接待のプロである芸者がぴったり。

なぜなら、彼女たちは小さな心遣いのプロフェッショナルなので、すばらしい接遇でお客様に対応してくれます。

また、台湾でも芸者は人気があり、近年では特に女性からも憧れの存在として評価が上がっているのです。

そして、芸者は日本文化のエキスパート。

会食接待の場に、芸者をご用意することで、日本舞踊も堪能していただけますし、素敵な会食時間をお届けできます。

このように、芸者で接遇の対応をしたおもてなしをご用意できますよ。

おすすめ関連記事:【大切な人向けの特別な誕生日】パーティーを企画する方法とは?芸者でサプライズ!ー外国人富裕層VIP向け

忍者で台湾人を楽しませる

台湾人は陽気な人が多いと言われています。

もちろん個人差はありますが、全体的に南国のおおらかさがある人が多いです。

忍者でのおもてなしは、そんな台湾人を大喜びさせてくれる日本文化体験。

大きな祝賀会での忍者×エンターテイメントは場の雰囲気が華やかに盛り上がるのでおすすめです。

そして、個人的な会食の場に突然忍者があらわれる!といったような、サプライズな演出も喜ばれますよ。

オーダーメイドの日本文化体験で、忍者のワークショップをしていただくことができるので、サプライズ忍者から手裏剣の投げ方をレクチャーしてもらうのも思い出に残る体験に。

せっかくなのでしっかり日本を楽しんでいただきましょう!

おすすめ関連記事:【忍者を英語で説明】 NINJA体験お勧め5選

日本の茶道を体験してもらう

台湾にも茶道があります。

台湾の茶道は、戦時中日本から輸入された文化とされていますが、中国の茶道と台湾の茶道、そして日本の茶道が混じり合った独自の茶道文化があります。

台湾人もお茶をゆっくり入れながら、時間を過ごすという文化が根付いているので、日本の茶道も身近な存在なんです。

日本の茶道とは全く違うスタイルの茶道なので、日本の茶道を体験していただくのはとても喜ばれますよ。

また、小豆のお菓子の種類が多い国なので、日本の和菓子にも興味を持っている人が多いのが特徴です。

お茶とお菓子、日本と共通な文化で、より親睦を深めてみてくださいね。

おすすめ関連記事:【海外駐在員が実践】茶道と着物でおもてなし

参照:「一人でも、誰かとでも。台湾茶から見えたお茶の良さ」(閲覧:2023年5月17日)

歌舞伎体験で特別な時間を

歌舞伎には日本文化特有の「派手さ」があります。

なので、おめでたい席にもぴったりですし、中国圏の文化にあるようなアジアの華やかさをみることができます。

といっても、日本らしさが万歳なので、日本らしい文化体験になりますし、特別な台湾人のお客様の接待でしたら、個室で歌舞伎鑑賞をしながらのお食事という接待に人気があります。

なにより、歌舞伎をじっくり間近でみられることはあまりありませんし、歌舞伎役者とのコミュニケーションも楽しいですよね。

このように、歌舞伎は台湾人におすすめの日本文化体験といえるでしょう。

おすすめ関連記事:訪日インバウンドにおすすめ!人気の伝統芸能エンターテインメントとは?

お相撲さんと一緒に!楽しい相撲体験

次に台湾人の接待におすすめしたい日本文化体験は、相撲体験です。

相撲体験とは、元力士によるレクチャーを始め、真剣勝負の見学、実際に力士との手合わせや、ちゃんこ鍋など、相撲にまつわることが実際体験できる企画。

みんなでワイワイと楽しむのが好きな人が多いので、相撲体験はとてもおすすめなんです。

台湾にも鍋文化があるので、日本の特別な力士料理であるちゃんこ鍋は話題にもなりますよ。

ちょっと大人数の接待企画にもうってつけなので、相撲企画は幅広いポテンシャルを秘めています。

おすすめ関連記事:【富豪層 外国人向け】オーダーメイドの相撲体験!国技でVIPおもてなし接待方法

酒蔵ツアーで日本酒の歴史を堪能してもらおう!

日本酒は台湾でも人気のあるお酒。

特に酒蔵体験は、実際に日本の酒蔵に足を運んで、日本酒ができる過程をみることができます。

オーダーメイドの酒蔵体験なら、酒蔵の中でパーティーの企画をすることもできますし、マグロの解体から寿司職人による寿司パフォーマンスと組み合わせることも人気なんですよ。

大人数のお客様でも対応できるので、かなり盛り上がりを見せる企画になります。

何度も日本にこられているような台湾人のお客様、特に大人数ならば、いつもとはちょっと違った接待企画を考えてみたいものです。

そんな時は、酒蔵をキーワードにした接待もおすすめですよ。

おすすめ関連記事:外国人と日本酒の楽しみ方 | 簡単な英語で酒蔵体験

まとめ

お隣の国、台湾は親日家も多く日本に対して好意的な印象を抱いている人が多いのも特徴です。

中国とにている文化はもちろん多くありますが、多民族国家でもあり、その両者がうまく混じり合った国でもあります。

台湾人のおおらかな感性に柔軟に対応していくことで、より親密な関係を築き上げることができるでしょう。

大切な台湾人のお客様をおもてなしする時、日本文化で心に残る印象的な接待をしてみませんか?

モテナス日本では、台湾人接待に向けオーダーメイドの企画をご用意させていただいております。

台湾人の接待企画にお悩みの際には、気軽にご連絡くださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次