富裕層外国人や海外から来日 VVIPや要人向けの体験型観光

モテナス代表
モテナス代表

「観光」といえば、歴史的建造物や美しい景色を見て回るイメージがありますよね。

今、その「観光」の形が、訪日外国人、特に富裕層外国人の間で変化しつつあります。

人気を集めているのは、「体験型観光」と呼ばれる、アクティビティを通じて自ら体験しながら文化を楽しめるというものです。

「体験型観光」の求められる理由、さらにそのおすすめを紹介します。

 

体験型観光とは

一般的な「見る」や「買う」という観光ではなく、実際にものづくりをしたり、体を動かしたり、自分で「体験する」という観光のことを「体験型観光」といいます。

これまでの観光と体験型観光の違い

これまでの観光は「モノ消費」が中心でした。

例えば、中国からのインバウンド旅行者の「爆買い」も記憶に新しい観光のイメージですが、サービスに価値を見出す「コト消費」というものに変化してきています。

現在、来日する外国人の中では、「見る」より「(五感で)体験する」需要が増えつつあるのです。

たとえば「そば打ち体験」。

これまではそばを食べに行くというだけの「モノ消費」でしたが、自ら作る側になり、実際にプロの職人からそば打ちを伝授してもらうという「コト消費」が重要視されています。

日本側にもメリットがある

この体験型観光には、外国人の需要があるだけでなく、実は提供する私たち日本側にもメリットがあります。

① 十分な観光資源がなくても、「体験」というサービスを提供できる

地域によっては元々観光資源がないところもあり、これは地理上の特徴や歴史的建造物があるかなど、すでにあるものに頼らざるを得ませんでした。

しかし文化や伝統という「体験」を外国人に提供することで、観光名所になり得るのです。

たとえば、ユネスコ無形文化遺産に認定されたことをきっかけに、和食を一緒に作る料理教室なども人気の「体験型観光」の一つになっています。

そのサービスを構築する上で、人材の育成や組織づくりなど地域の活性化にもつながります。

② さらなる訪日機会を生み出すことができる

経済産業省の2017年に実施したアンケートによると、一度体験型観光を経験した外国人の約9割が、次回も体験型観光を経験したいという結果でした。

一度の訪日だけでは体験しきれないですし、「今度はこれをやってみたい」など、次に来る動機をすでに生み出すことができるのです。

体験型観光は、人と人とが相対することが必要不可欠です。

その関わり合いこそが、体験型観光の醍醐味で、一生胸に刻まれるような特別な思い出を作ってくれます。

参考:体験型観光に求められるもの ~見る観光から、五感で体験する観光へ(https://www.tourism.jp/tourism-database/column/2008/10/new-tourism3/)

参考:外国人観光客の注目が集まる「体験型」の観光とは?

(https://live-tsuyaku.jp/gaikokujinnkannkoukyaku-taikenngata/)

一般的な体験ツアーと富裕層・VIPのツアーとの違い

一般的な体験ツアーは、多くの場合が参加したいツアーの決められた時間、決められた場所へ出向き、何人かで一緒に体験することになります。

しかし、VIPや富裕層となると、時間や場所の融通がききにくい場合や、自分たちの都合に合わせてほしいという要望も多いです。

プライベート空間を大切にされたい方も多くいらっしゃいます。

そんな富裕層の方向けには、お泊りのホテルや指定の場所で体験ができるサービス・プランを用意しているところがあります。

目の前で演じて見せ、実際に教えてくれるのは、なんとその道の一流のプロ。

迫力を間近で感じながら、本物に触れる体験は、すでに日本を知り尽くした富裕層の方でも新鮮ですし、何より他にはない特別感を味わうことができます。

VVIP向けおすすめ体験型観光5選

一般的なツアーとは違うVVIP向け体験型観光にはどんなものがあるのか、おすすめを5つにまとめました。

歌舞伎

歌舞伎は歌舞伎座に見に行くもの、というのが一般的ですが、VVIPにおすすめなのは「歌舞伎体験」です。

歌舞伎を間近で見られるだけでなく、役者が自ら行うワークショップもあります。

化粧や熊取、着付けをみたり、質疑応答も役者自ら受けてくれます。

観劇だけでは知ることのできない歌舞伎の裏側を覗くことができる他にはない体験ですね。

茶道・華道

専門の着付け師による着付けで実際に着物を着ながら、お花やお茶を体験することができます。

華道も実際に本家から手ほどきを受け、茶道は裏千家の流派の住職自らお茶を立ててくださいます。

畳の香りのする静かな空間は、日本でしか体験できない雰囲気です。

日本武道

空手や柔道は、すでにオリンピックでも採用され海外でも大変人気で、競技人口も増えています。

また、一スポーツとしてだけでなく、その礼儀や精神を鍛えるといった面でも、外国人の方からとても注目されています。

こちらもプロの指導者が教えてくれるので、本物に触れられる機会としてとてもおすすめです。

忍者

手裏剣や吹き矢などの武芸を、鍛錬を積んだ忍者から実際に教えてもらうことができます。

忍者はアニメや漫画を通じて外国人の子供たちにも大人気ですので、お子様連れのVIPの方にはとてもおすすめです。

日本酒

海外でも日本酒が広く親しまれるようになり、日本酒好きの外国人も少なくはありません。

お酒のプロの方から解説を受けながら、由緒ある新潟の酒屋から取り寄せた日本酒とそれに合うお料理もいただくことができます。

お酒が大好きたゲストにはよろこばれること間違いありません。

参考:外国人の大切な方の接待に使いたい!感動の体験型観光10選(https://www.thebecos.com/journal/vip-reception/#i-8)

まとめ

富裕層の外国人の中は、すでに日本の中でもいろんな場所へ行ったことがあったり、日本の美味しいものもすでに召し上がっていたりする方も多いです。

そしてインターネットや物流の普及により、現地の情報や欲しいものはどこにいても手に入る時代になりました。

そんな今、特に富裕層外国人が求めるのは決してお金では買えない「価値」です。

本場に行き、一流のものを間近で触れて、感じることのできる、日本ならではの「体験型観光」は、まさにその時、その場所でしか得られない唯一無二の思い出になります。

ぜひ、富裕層外国人をおもてなしする際には、心に残る「体験型観光」を提案してみてくださいね。

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