VVIPという言葉をご存知ですか?
Very Important Personの頭文字をとってVIP。
そして、
更に上ゆく Very Very Important PersonをVVIPと呼びます。
[とてもとても重要な人物]という直訳の通り、政界、経済界、超有名アーティストに大富豪など、世界に影響を与えることができる人物たちの略称です。
彼らは不動産、旅行、交通など、すべてにおいて最高のものを扱うことに慣れている超富裕層。
VVIPの動向は「より高度に、より稀少に、よりリッチに」を求め、つねにラグジュアリーの世界に革命を起こし続けています
しかし、そんな外国人VVIPを実際におもてなしすることになったら、様々な不安や謎が出てきますよね。
今回は
• VVIPってなに?
• どんな人たちなのかイメージがわかない……。
• 外国人VVIPをおもてなしする際どんなことに気をつければいいの?
• モテナス日本の外国人VVIPのおもてなし事例についてしりたい。
といったお悩みがすこしでも解決できるよう、外国人VVIPについてより鮮明で深いイメージを抱けるのような、そんな内容をお届けいたします。
VVIPをおもてなしするための基礎知識
VVIPとは?
そもそもVVIPとは、どのような人のことをいうのでしょうか?
VVIPはVery Very Important Personの頭文字をとったもので、「超重要人物」を意味します。
超重要人物とは、一般的に「社会的に重要な立場や職に就いている人」のこと。
具体的に言うと、国家の重要なポストにいる人や、世界的にも有名な大企業の重役がこれにあたります。
もちろん、これは一般的な基準であって、それぞれの企業やビジネスにおいて、超重要人物であれば、VVIPと言えるでしょう。
加えて、総資産額が10億を超えるなどの超富裕層も、社会的に影響力がある人物なのでVVIPと呼ばれています。
こちらにVVIP超富裕層の具体的なイメージとして フランスのラグジュアリーサービスサイトDANDYの見解をご紹介します。
“彼らは、プライベートジェットで大西洋を渡り、パリの星付きレストランを一晩貸切にすることもためらいません。
最も豪華なスイートルームよりも完全プライベートを保つことができる5つ星のプライベートヴィラを好んで利用します。
そして、このリゾートに行く方法がプライベートジェット機しかない場合は空港からそのの場所までの数キロメートルをヘリコプターで移動する。
という感覚の超富裕層にあたります。”
参考サイト:DANDY
VVIPが意味すること
VVIPはあまり聞きなれない言葉ですが、その意味することは特別扱いされる方々です。
政財界の超重要人物や超富裕層や芸能界の有名人は一般とは、特別な個人であるという理由から違う特別なサービスを受けるということです。
しかし、同時に多くのVVIPや超富裕層は、自分が特別であることを意識しているわけでもありません。
VVIPが求めるものとは
VVIPは、他の客、あるいは「単なる」VIPと何が違うのでしょう?
的確なおもてなしを考えるには、まずは具体的なイメージが必要です。
たとえば、プライベートジェット機を利用するVVIPについて、フランスのプライベートジェット機を提供する企業のインタビュー記事がありました。
そこで、VVIPについて、より明確なイメージをもてる興味深い記事があったので、抜粋してここでご紹介させていただきます。
“彼らはある飛行機が他の飛行機より安いかどうかを自分自身に問うことはないでしょう。
彼らは、価格を気にすることなく、自分のニーズにぴったり合ったものを選びます。
それが豪華絢爛でなければならないとか、贅の限りを尽くしている。
ということに着目するのではなく、自分にとってのメリット感を大切にします。
プライベートジェット機は個人で利用する場合、自分で手配すれば彼らにとってより手頃な値段になります。
例えば、パリの3組のカップルが週末にウィーンやベネチアで過ごすとしたら、ジェット機を借りても、ビジネスクラスの航空券6枚分以上のコストはかからないでしょう。
そしてなによりも、搭乗手続きや税関での手続きがすべてできるという利点があります。
乗客のリストとパスポートのコピーを事前に入手し、すべての作業を事前に済ませることが多いため、非常に身軽なのです。
アメリカではビジネスマンや実業家が車に乗るのと同じようにビジネス機に乗り、フランスではまだ少し例外的で疑いの目で見られ、中東やロシアではここ
10年でプライベート機の販売が爆発的に増え、実用的で快適な移動手段として常用されるようになったのです。
中国では、新しい億万長者を除いて、ビジネス航空はまったく文化として根付いていません。“
引用:Plus exigeants, plus rares, plus riches : les VVIP révolutionnent la planète Luxe:
このインタビューから見えるように、VVIPでも大きなお金をつかう時は、メリットや快適さを重視して選択する人が多いということです。
ただ、お金があるからという理由だけで漠然と手当たり次第使うのではなく、その中でも得られるニーズがより的確に満たされる方が選ばれます。
シリコンバレーの世界をも支配する億万長者のIT企業の社長たちは、いつもジーンズに無地のシャツといったシンプルな着こなしが有名です。
VVIPの人々も彼らのように的確にその状況に合わせたニーズにあう最適で最高なものを選択する人が多いのも特徴です。
なのでこちらからも考えられるように、VVIPは日頃から大胆なお金の使い方をすることが多いですが、だからといってただ単に「贅沢で高価で、豪華なことがなにより一番喜ぶ」と思いこまないようにしましょう。
基本的に、VVIPともなるとお金で買えるものに執着することはあまりありません。
実際に交流がある人は実感していると思いますが、なによりも「信頼できる人・落ち着ける人・心を開ける人」との関係を重視する人が多いんですよね。
大切なのは、お金ではなく、相手へのニーズにどこまで答えれるのか、そして心の使い方です。
彼らは、私たちのサービスに対しての価格に期待しているのではなく、私たちが彼のために何ができるかということを期待しているのです。
VVIPをおもてなしするために
VVIPおもてなし・接待の心構え
高級ブランド店など、世界のセレブたちが日常的に出入りする場では、日頃から接客にも人一倍の気配り・心配りを徹底しているものですね。
高級ラグジュアリーブランドの店内では、お客様は舞台の俳優、スタッフである販売員は洗練され熟練した舞台スタッフのようにお客様がよりここちよくお買い物ができるよう演出し、お手伝いさせていただきます。
同じくVVIP接待をする立場のおもてなしでも、お客様がより心地の良い時間をすごしていただけるよう、まごころをこめた接遇で対応し、常にお客様のニーズにお応えします。
たとえば、せっかく入念に計画・準備をしていても、仕事やプライベートの都合で、急遽キャンセルになることがあります。
万が一キャンセルになった場合も、予約しておいたお店やスタッフ等には心を尽くしたお詫びをする必要があります。
また、予定しているスケジュール以外にも、相手の急なリクエストに対応できるよう、万が一に備えられるようなリストを作っていると安心です。
重要な立場にあるゆえに、自分の都合だけでは動くことができないことも多いVVIPにとって、急な変更にも嫌な顔せずに一生懸命対応してくれる人は大切にしたくなるもの。
そして、この時大切なのはおもてなしの押しつけにならないことだけは心がけてください。
求められる人間力
VVIPの方を接待する、あるいは通訳やお世話などかなり近い距離感で彼らの滞在をサポートする時、接待する側の人間力についても重要になります。
セレブやVIP ,その上VVIPの方々と長時間ご一緒する場合、 あなた自身の人間力をみる人たちも多くいらっしゃいます。
仕事としてニーズを提供してくれる人、としてではなく、立場が違ったとしても相手の人間力を観察する人が多くいらっしゃいます。
目知的な好奇心や、礼儀ただしさや誠実さにまごころがあるのかどうか。
そういった人間的魅力のある人からの接遇に彼らは興味をいだきます。
ましてや、短い日本滞在。
プライベートの場合には大切な家族も一緒の方がいらっしゃいます。
超多忙な中の貴重な時間や、プライベートタイムをわざわざ任せられるだけの人材なのか 。
仕事ができるということは前提で、さらに貴重な時間を過ごすのならやはり人として信用できるかどうかは大きな価値になります。
しかし信頼を勝ち取れば必ず何度もご依頼はリピートされることでしょう。
普段VIP, VVIPの方と時間を過ごされている方は、つねに彼らから勉強させていただいていらっしゃると思いますが、成功者にはやはり人格者が多いということ。
そんな彼らから刺激をうけると、自分も人間的魅力を磨きたくなりますよね。
なので 、自信を持って生き生きとVVIP接遇できるように、普段から様々なことに対して常にアンテナを張り巡らし、自分自身も磨いていきましょう!
国際プロトコール
国際プロトコールとは、国家間の外交礼儀。
国家間での礼儀作法は、文化や風習が違う者同士が気持ちよく過ごせるための基本ルールです。
文化や風習の違いを超えた交流を快適にスムーズに行うためのマナー。
国際プロトコール上では、同じルールで過ごすことで生まれる安心感、そしてお互いを尊重しあえるので交流が深まります。
政府の要人が外交を行う際に国際的なマナーのルールに則って相手を重んじること、となります。
VVIPともなりますと、政府関係者ではくとも国際プロトコールにのっとった対応が求められます。
国際プロトコールの詳細は大変細かいのですが、大切な部分をしっかりと抑えて、後は必要に応じて身につけて行く。
という形で勉強を進めれば大丈夫です。
規則があって堅苦しいイメージがありますが、逆手に取ればそのルールがあればあとはあなたの思い描くおもてなしが自由にできるということになります。
VVIP への対応について漠然となやまれているようであれば、国際プロトコールを身につけて行くことをお勧め致します。
こちらの過去記事は国際プロトコールについての詳しい過去記事になります。
参考にどうぞ!
【大切なお客さまをもてなす国際プロトコール】国際マナー5原則とQAによる注意事項20選
外国人vvipをもてなすコツ
飽きさせない
ただでさえ、タイトなスケジュールであることが多いゲストをもてなす場合は、間延びしないプランにすることが重要です。
ポイントを抑えて、上質なものをご用意していきましょう。
そして、他にはない特別感で日本に来たからこそできた体験をお届けします。
訪日外国人は日本らしさをより味わいたいと考える人は多くいらっしゃいます。
VVIPとなれば、旅の名人である人もおおいため、その国でこそ味わえる体験に特に敏感な人が多くみられます。
日本だからできること。
日本文化だからこそ味わえることを大切にしましょう。
常に最先端のものに触れ、多くの情報をもっているVVIPには、「これぞ!」というイチオシをしぼり、上手に見せることでインパクトを与えましょう。
気持ちを高めさせる
気持ちを高めさせるといっても、ただ派手ににぎやかに知ればいいというわけではないですよね。
相手の興味をひく、ワクワクするものをひとつでも用意するようにしましょう。
「あ、これ見たかった」「やってみたかった」と思ってもらえたら合格です。
嬉しいと思える瞬間を提供するためには、あらかじめのリサーチも肝心です。
相手の方についての情報は、おもてなしの大切なヒントとなるので、できる限り情報を集めましょう。
たとえば、どんなことに興味があるのか、そして趣味や好きなことなどがもしVVIPの周りの方や公開されている情報の中でみつけることができれば、楽しんでいただく糸口がみえやすくなります。
例えば、
• スポーツ選手育成に多額の寄付をしている方には日本の武道でのおもてなし。
• マインドフルネスを取り入れているというのなら禅体験もおすすめです。
• 音楽に興味があるのでしたら和楽器でのライブや歌舞伎や能面なの和楽器の音を生で体験。
• ファッションに興味のある方には着物体験や茶道体験。
• お酒がお好きであれば日本酒の利き酒体験に酒蔵体験やジャパニーズウイスキーののみ比べや芸者遊びなど。
VVIPの趣味や嗜好が全く日本と関係のないものだとしても共通点が多い物や、系統がにているものでしたらお気に召していただける可能性はおおきくなります。
だれでも好きな物にふれれば、心がふわっともちあがりますよね。
そんな体験をお届けして行きましょう!
休息時間も入れる
[飽きさせないこと、気持ちを高めさせることが重要]とは言いましたが、なかには長距離・長時間の移動や、重要な会議の合間でおもてなしする場合も多々あると思います。
訪日外国人はほとんどの方が海外旅行中であるので、体の負担にならない心がけも大切です。
最高の体験をしてほしいという気持ちはもちろんですが、なによりもゲストの負担にならないような配慮をしましょう。
短い時間であっても、予定を詰め過ぎないことは意識してください。
時差ぼけや長いフライトで調子のでない方もいらっしゃるので、スケジュールについては事前に綿密な打ち合わせをおすすめします。
日本に到着したばかりで、さらに時差ぼけが生じる地域から来日の方には到着直後などお体が辛い時間にもなります。
当日だけでなく、できるかぎり前後のスケジュールも把握したうえで、おもてなしの内容を考えると、より心地の良い空間を楽しんでもらうことができますよ。
外国人VVIPにおすすめの日本文化体験イベント10選
外国人VVIPの方に特におすすめな日本文化体験イベントについてご紹介します。
茶道
日本への国賓がいらっしゃる場合,必ずと言っていいほど茶道でのおもてなしが用意されます。
茶道は日本文化や哲学が凝縮されている日本の伝統文化です。
実際に体験していただくことで、日本という国がより実感をもって伝えることができますし、静かな時間は何物にも代えることができません。
お忙しいVVIPの方に、本当の贅沢な時の過ごし方はいかがでしょうか?
歌舞伎
歌舞伎は迫力ある日本の伝統芸能です。
歌舞伎役者の出で立ちや着物、立ち回りに音楽。
すべてが日本らしさの塊です。
VVIPのお客様へ、とくにおすすめなのがプライベート空間での歌舞伎体験。
歌舞伎役者から演目や歌舞伎の説明があり、お相手のご都合に合わせた状況での演舞。
そしてワークショップなど他ではなかなか体験できない魅力が詰まっています。
特別感が特に感じられる歌舞伎体験は特にVVIPのお客様へおすすめです。
関連記事:本物の歌舞伎体験! 外国人VIP・富裕層のお客様接待
書道
書道の持つ日本らしさは、静寂だけではなく文字から生まれるインパクトや説得感。
書道パフォーマンスは特にガラパーティーのオープニングにもふさわしいはなやかなイベントになります。
和楽器のライブ演奏に合わせて和装の書道家が大きな紙や金屏風に力一杯筆を走らせる緊張感はなにものにも代えられません。
また、書道体験では実際に墨をすり、毛筆で文字をかいていただきます。
墨をするという行為の中には、墨の香りや緩やかな時間のながれとともに自己をみつめることができる時間を体験していただくことができます。
普段お忙しいVVIPの方にそんなお時間をご用意して差し上げてはいかがでしょう?
関連記事:書道で日本文化体験!外国人に人気の漢字パフォーマンスは?
武道
日本の武道に興味のある外国人は年々増えており、日本に直接武道指導を受けにくるために来日する外国人もたくさんいらっしゃいます。
そんな武道のイベントでは、パフォーマンスからワークショップ、そしてチームビルディングなど多岐にわたるインバウンドの可能性があります。
空手の演舞はその迫力と美しい動きは観るものを圧倒させる力があります。
日本の武道の中にある他者への礼の心や己の鍛錬の姿勢は、日本文化だからこそ味わえる奥深い思想です。
その思想は、武道を通して体験していただけるので、さまざまな価値観に興味を抱いていらっしゃる人の多いVVIPの方々にも楽しんでいただけるイベントになります。
忍者
日本といえば忍者。
そんなアイコン的存在である忍者によるイベントはいかがでしょう?
モテナス日本の忍者は本物の忍者の末裔の方々なので、由緒正しい忍者です。
本格的な忍者のアクロバティックパフォーマンスや、実際に忍具を使ったワークショップなどは、ほかではできない忍者体験になります。
また、忍者はほかの日本文化体験より童心にもどってたのしんでいただくことができるので、リラックスした雰囲気がうまれます。
もちろん、老若男女とわずたのしんでいただけるので、VVIPのご家族でのイベントにも大変ふさわしいものになります。
津軽三味線
津軽三味線のライブイベントも日本が国をあげて要人をお招きする際に大変多く準備されるイベントとなります。
津軽三味線の力強くどこか物悲しい日本独自の音色は、聞く人をひきつけてやみません。
ガラパーティーなどのダンスタイムにもちょっとかわった演出をお探しでしたら津軽三味線はおすすめです。
そしてお食事中の音楽演奏としても津軽三味線でたのしんでいただく。
そんなプランも人気があります。
サムライ 殺陣
サムライの殺陣演舞は日本のイメージを間近で観ることができる興奮がお届けできます。
外国人のほとんどがやはりサムライに興味があったり、日本と言えば,サムライ!とこたえるぐらいサムライ=日本という形式になっていますよね。
そんなサムライの殺陣を間近で体験することができるのもVVIPだからこそできる体験なので、おすすめしたい日本文化体験です。
そして殺陣のワークショップもご用意させていただけば、実際に自分がサムライの衣装を身に着け、映画のサムライのような太刀捌きをまなぶことができます。
まさにとっておきの日本文化体験ともいえるでしょう。
関連記事:【侍とは?】外国人のサムライへのイメージと武士道が人気の理由 武士道体験等19のこと
日本酒 ジャパニーズウイスキー
日本酒が大好き!といわれるのであれば、さまざまな日本酒をたのしんでいただきましょう。
日本には銘酒があり、その奥深さはお酒の数だけあります。
そんな日本酒を贅沢にのみ比べていただき、お食事や歓談をさらにもりあげていただけます。
また、酒蔵を貸し切ったパーティーの贅沢さはVVIPのお客様にぴったりのイベントとなります。
また、世界が注目するジャパニーズウイスキーをキーワードにしたおもてなしはいかがでしょう?
ジャパニーズウイスキーブームの熱は一向に収まらず、日本でも入手困難におちいるほど。
そんなジャパニーズウイスキーをいちげんさんお断りのオーセンティックバーを貸し切ってたのしむ。
まさにVVIPのお客様にぴったりのイベントです。
静かな空間で美味しい日本のお酒をたのしんでいただく。
そんな大人の日本文化体験もおすすめです。
関連記事:
ジャパニーズウイスキーとは 特徴・定義・人気の理由・評価と魅力 お勧め10選
芸者
芸者は日本のおもてなしを心得るプロフェッショナルな存在です。
VVIPのお客様に対してのおもてなしももちろん対応できます。
厳しい修練によって身につけた日本舞踊をお座敷でご披露していただけますし、聞き上手で話し上手な彼女たちの接待技術は日本でしか味わえないでしょう。
また、お食事をいただきながら、芸者さんとお座敷遊びの日本の伝統ゲームでたのしんでいただいただきましょう。
忙しい方も普段のストレスもどこかに消えてしまうほど。
屋形船や料亭への手配も可能ですし、プライベート空間への演出にも対応したくださるので、臨機応変な企画に大変心強い味方です。
関連記事:芸者遊び体験! 海外の大切なお客様を芸妓・舞妓で接待
寿司
海外で人気の寿司を、VVIPの方には特別にあじわっていただきましょう。
人気の寿司店に足を運ぶことはもちろんですが、ここでおすすめしたいのは、寿司職人を特別に及びしてプライベート空間で楽しんでいただくイベントです。
目の前で握っていただくのでより身近に、より贅沢に寿司を味わっていただくことができます。
また、他のイベントとかねあわせることも可能ですので、限りあるVVIPのお客様にたくさん日本文化を堪能していただきたい時にぴったりです。
寿司のワークショップなど可能性はさまざまですので、日本ならではの食をより楽しんでいただくキーワードとして寿司は大変おすすめになります。
ランチタイムを使った外国人VVIPのモテナス日本風おもてなし事例3選
実際VVIPや超富裕層をおもてなしする際の事例をご紹介します。
超多忙なVVIPのお客様に、ランチタイムでの日本文化体験は非常に充実した時間をお届けできる企画になります。
11 :30〜14 :00という、ランチタイムでのおもてなし事例です。
2時間半という限られた時間の中、最大限に日本文化をたのしんでいただきたい!というご希望にあわせてご用意いたしました。
ここでは大使館や高級ブランド店のご担当者様からモテナス日本にご依頼いただいたおもてなし事例をタイムスケジュールとともにご紹介します。
VVIPや超富裕層をおもてなしする際にご用意させていただいたエンターテイメントや、日本文化体験を中心に紹介いたします。
ただ、単にエンターテイメントや体験を入れるだけではお客様を感動させることはできません。
実際どのようなポイントを大切にしたのかについてもご紹介いたしますね。
事例1【聞いて、観て、動いて楽しむ】
• 津軽三味線の力強い音で一気に日本気分を体感。
• 伝統芸能と武道で、頭も体もフルに使って楽しむ。
タイムスケジュール
食事前 :11:40 津軽三味線(民謡)
食事開始:12:00
食事中 :12:15 能をベースとした演舞説明(侍とは、能とは)
12:20 演舞
食後 :13:00 空手(説明、演舞、体験)、(or相撲)
13:20 写真撮影
解説:
津軽三味線の力強い日本独自の音色でオープニングをかざり、お食事を楽しんでいただきながら能やサムライについての説明をご用意。
事前知識によってより能を、サムライを楽しんでいただき、能をベースとしたサムライ演舞で場を盛り上げました。
場の高揚感に今度は実際に体験していただける日本武道体験は観客という立場から日本文化に直接触れることができる体験として大いに盛り上がりをみせます。
最後は記念撮影をしていただき、歓談に花が咲きます。
事例2【動いて、聞いて、学んで楽しむ】
• あこがれの強い日本武道で身体を動かす。
• 音楽を耳で楽しみながらのお食事。
• 食後は茶道を楽しみながら優雅なティータイム。
タイムスケジュール
食事前 :11:30 空手(説明、演舞、体験)
11:50 写真撮影
食事開始:12:00
食事中 :12:15 津軽三味線
食後 :13:00 茶道(点前と体験)
13:20 写真撮影
解説:
事前リサーチによって、空手にあこがれのあるお客様へ、空手での日本文化体験をまずご用意いたしました。
空手の説明からはじまり、空手演舞で場をもりあげます。
空手の演舞は緊張感と美しさで観る物を圧倒させる力があるので、会場の空気が武道の持つ緊張感に包まれます。
その後実際に空手体験をしていただき、ご自分で空手を体験していただきます。
軽く体を動かした後、お食事開始。
お食事をしながら、日本伝統芸能である津軽三味線のライブ演奏をたのしんでいただきました。
津軽三味線の音色は力強く、日本らしい和音は日本でしか聞くことができない特別な音楽です。
また演奏者は和装での演奏になるので場が和で充たされます。
お食事の後は茶道体験をご用意します。
茶道はお点前をいただき実際に体験していただきながら店主から茶道の心得を学びます。
日本文化が凝縮された茶道体験は訪日外国人に大変人気がありますし、国賓の来日の際にも必ずと言っていいほどご用意されます。
美味しいお茶と和菓子を楽しんでいただけるというメリットもあるのでVVIPの方々にも大変おすすめの日本文化体験です。
事例3【観て、飲んで、形に残して楽しむ】
• 目にも鮮やかな歌舞伎で華やかな演出を。
• 食事に合わせた日本酒を用意して、豊かなランチタイムに。
• 書道でゲストの名前を書いてもらい、プレゼントに。
タイムスケジュール:
食事前 :11:30 歌舞伎(説明、演舞、体験)
11:50 写真撮影
食事開始:12:00
食事中 :12:15 日本酒(食事と合わせて)
食後 :13:00 書道パフォーマンス(体験、名入り土産)
13:20 写真撮影
解説:
まず、お食事の前に歌舞伎の日本文化体験をご用意いたしました。
普段歌舞伎を鑑賞するためには劇場に足を運び、もちろん飲食は禁止になります。
今回はプライベート空間でのおもてなしで歌舞伎を特別に体験していただきました。
まずは基礎知識として歌舞伎の説明。
そして、演舞を実際に鑑賞していただき、お化粧や衣装など歌舞伎の体験をしていただきます。
記念撮影を歌舞伎役者と楽しんでいただいたあと、お食事に合わせて日本酒の利き酒体験。
美味しい日本酒とお料理を楽しんでいただきながら、書道パフォーマンスをご覧いただきました。
その後実際に書道を体験していただき、扇子におなまえを墨で書道家の方に書いていただきました。
このおみやげに皆さん大興奮でした。
まとめ
ゲストがVVIPや超富裕層だからといって、闇雲に予算をかけたり、プランを詰め込み過ぎたりするのは逆効果。
どんなお客様でも、最終的に大切なのは、信頼関係。
つまり、人です。
ゲストのスケジュールに合わせて、的をしぼり、余裕のあるプランを意識すること。
するともてなされる側はもちろんのこと、もてなす側も満足できる時間にすることができますよ。
ぜひ今回紹介した、心得やポイントをふまえて、「あなただからできる」とっておきのおもてなしや接待を計画してみてくださいね。
私たちは日本独自のおもてなし文化を世界の人々に広めるために日夜努力しています。外国人ゲストの接待・おもてなしに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。