モテナス日本の伝統文化体験
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“ウェルネス”という言葉を様々な場所で耳にすることが多くなりました。
ウェルネスとは、心身並びに社会生活を得て、より積極的で創造的な生き方を目指した総合的な生活行動と言われています。
現在このウェルネスを、旅を通して体験するウェルネスツーリズムに注目があつまっています。
ウェルネスブームってなに?
日本におけるウェルネスツーリズムの可能性とは?
今回はウェルネスの理解を深め、
日本に置けるウェルネスツーリズムの可能性と
日本文化体験を通したウェルネスツーリズムについて、ご紹介します。
ウェルネスとは?
ウェルネスはアメリカのハルバート ダン医師が「輝くように生き生きとした」と定義したのが始まりです。
Wellness(ウェルネス)はWellbeingと同義語で、健康、幸福という直訳をもち、「元気」「爽快」といった意味である英語の「Well」からきています。
豊かな人生、輝く人生を実現することが目的で、身体、精神、思考、そして社会的立場や家庭環境、そして地球規模の環境についてよりよく生きることを模索して行きます。
ウェルネスとは、「総合的に健康的な状態でいられるような行動、選択、そしてライフスタイルの積極的な追求」とされ、以下のポイントが重視されます。
• Physical:運動、栄養、睡眠などを通じて健康な体を養うこと。
健康な体のコンディションを整えるために、適度な運動、体にふさわしい量の栄養、そして上質な睡眠をどのようにとるのか、という視点をさまざまに提案されていきます。
ヨガやランニング、フィットネスに水泳。
どれも過度にするのではなく、あくまで心身のバランス向上のためのスポーツが求められています。
栄養についてもヘルスやダイエットなどの視点だけではなく、主観的な健康感をより整える食への考え方に注目が集まっています。
• Mental:学習、問題解決、創造性などを通して、世界と関わること。
世界的に平均寿命が伸び、長い人生をより由比意義に、いつまでも自分らしく生き生きと暮らしたい。
そんな考え方が人々の間に広まっています。
生涯学習や自己や自我の抱える問題をどのように乗り越えるのか。
そして、クリエイティブな活動を通して自己開発や他者との関わりを見出します。
オンラインの授業を受けることもコロナ渦によって人々の間で普遍的なものになってきました。
学ぶという姿勢や方法が広がり、気軽に受講できる大人のための講座などウェルネスビジネスの可能性は多岐にわたります。
何歳になっても生涯の中で学ぶ喜びを探し続けることもウェルネスブームの提案するライフスタイルです。
• Emotional:感情的なこと。
自分の感情を自覚し、受け入れ、表現すること、そして他者の感情を理解すること。
アンガーマネージメントやマインドフルネスなど、自分の心の状態を客観的にみつめ、よりよい自己で居続けるための思考もウェルネスブームの主要な考えです。
様々なアプローチにより、自分の感情をよりよく理解し、他者とのコミュニケーションを円滑にします。
禅や武道のチームビルディングなど、欧米でも日本文化の中にヒントを探す人が数おおくみられます。
• Spiritual: 人間が存在する意味とより高い目的を追求すること。
神聖なことにふれることで、自己開発をすすみより高い次元の自己を模索するながれもうまれてきています。
様々なヒーリングやパワーストーン、大自然から受けるエネルギーにも注目があつまっています。
日本の神社仏閣や聖地巡礼、屋久島や富士山など日本の大自然にもウェルネスツーリズムの可能性があります。
日本は和食や四季折々の自然風景、そして温泉地が多数あり、八百万の神の住む国。
まさにウェルネス思想を体感できる国とされています。
• Social:社会的 他者や地域社会と有意義につながり、関わること。
社会的にどのように貢献していけばいいのか?そして、人々とのつながりの形についてもふれられています。
企業ではチーム全体がどのようにポジティブな環境で仕事ができるようになるのか?
また、地域社会においてどのように貢献することが自分のライフスタイルの質をあげることができるのか。
といったように
ウェルネスブームでは一個人だけの向上心について考えられてはいません。
人との関わり方にストレスを感じるだけでは本当の意味での生きやすさを見出すことができないからです。
• Environmental:地球の健康と人間の行動、選択、幸福の間にある肯定的な相互関係を育む。
人間として、地球にどのようにして貢献することができるのか。
エコ活動をとおして自分が生きている世界をしっかり体感し、環境問題に個人からできることを考えて行く。
人間らしい幸福とは何か?人生の中で何が大切なのか?といった問いには生きているこの地球という星についても向かいあわなければなりません。
そして、人と人との間にある暖かいこころについてもウェルネスブームはふれています。
Global Wellness institute :
ウェルネスブームと次世代ライフスタイル
ウェルネスブームは、何かによっての影響や流行だからと他者からの影響を取り入れられているのではありません。
「より輝くように生き生きしたい!」と人々がみずから望む結果によって始まったムーブメントと言われています。
たとえば「ヘルシーブーム」や「ダイエットブーム」は、「このようにしたら,健康になれますよ。」「これを試せば痩せますよ。」と何かしら健康疾患がある、あるいは自分の身体へ不安があるといった人だけをターゲットにしています。
日本ウェルネス協会によりますと、
“従来の健康観は、病気や障害があるかどうかで判断する客観的健康観だが、これからは、健康状態を自分で判断する主観的健康観が重要になるという。
米国で行われた疫学調査によると、自分が健康だと考えている人ほど充実した人生を送っており、健康は疾病や傷害の有無だけで測れないという医学的データが発表された。
WHO(世界保健機関)でも、21世紀はスピリチュアルな健康観を重視するべきだと提起している。”
客観的な判断から“相手からすすめられたものを信じて受け入れる”ような、「消費者が常に受け身な状態である。」という事とは大きく違います。
ウェルネス活動の軸とは人々自身の、「どうしたらよりよく生きることができるのだろう?人生がより豊かになるライフスタイルを送るためには、自分がどんな状態になればいいのだろう?」といった探求心。
自己向上心と共にとても強い欲求で求められるので、人々はどん欲に情報やサービスを求めています。
ウェルネスは、すでに人生において成功した人々も、更に人生を向上したい人々も、ウェルネスビジネスの顧客です。
そこには富豪層も含まれているので、ウェルネスな体験以上にサービスや質にもこだわりが必要になります。
このような上品質の体験や究極のウェルネスサービスを駆使したウェルネストラベル、ウェルネスツーリズムが世界各地にみられます。
ウェルネスとSDGs
現在、SDGs(Sustainable Development Goals :持続可能な開発目的)にむかって様々な企業が組織単位でウェルネス思考に取り組を見せます。
SDGsは2015年、国連サミットで採択され、国連加盟国193カ国が2030年に達成目標を抱き実行しているものです。
ウェルネスとSDGsには、オーガニック、クリーンエネルギー、ヨガ、環境共生、地産地消、ディーセントワーク(働きがいある人間らしい仕事)、作る責任、使う責任など共通したキーワードが見受けられ、共通性を見出すことができます。
よって個人だけではなく、企業や組織全体のプロジェクトとしてもウェルネスツーリズムやウェルネストラベルは求められています。
こうした次世代のライフスタイルや、世界の動きにウェルネスブームはぴったりとフィットしてますます成長しています。
ウェルネストラベルと日本文化の可能性
ウェルネスツーリズムとは?
ウェルネスツーリズムとは心と体の健康に気づく旅。
訪れた地の自然や食、体験そして人にふれ、新しい発見と自己開発ができる旅をさします。
現在、世界中でウェルネスツーリズムの半数はスパを軸としたスパツーリズムであると言われています。
しかしウェルネスビジネスからウェルネスツーリズムを考えるとその可能性は無限大と感じます。
ウェルネスビジネスの代表にあげられるのは、
• パーソナルケア 美容 アンチエイジング
• 健康食品 美容食 ダイエット
• フィットネス マインドフルネス
• 公衆衛生 予防医学
• 東洋医学などの伝統医学 自然治癒力
• スパ関連
• 温泉開発
• ウェルネストラベル
• 職場ウェルネス活動
• ウェルネス不動産
ウェルネスビジネスの需要がウィズコロナの世界においてより求められて行くと考えられています。
例えば、
出張や旅行など普段と違った日常でも、ジョギングや瞑想、健康的な食事やヨガなど、普段とりいれているウェルネスな活動を継続することができる宿泊プラン。
ウェルネス思考にちなんだ食の哲学を実践する合宿的なウェルネスツーリズム。
聖地巡礼や大自然など、その地に足を運ぶ事でしか体験できないウェルネスの提案。
など、ウェルネスツーリズムは多岐にわたります。
また、ウェルネスツーリズムは非日常である「旅」と、より素晴らしい自己実現のために取り入れているウェルネスな「習慣」の交差点にあります。
ウェルネスツーリズムは特別な日常として豊で創造的な人生のアクセントとなる時間。
一度ではなく自分に必要な時に、何度でも同じ土地に同じ体験をするために回帰する人も多くあらわれるでしょう。
ウェルネスツーリズムはふと立ち止まって自分をみつめ直す旅の形でもあります。
量より質に価値観の転換を見せる現代。
ウェルネスツーリズムは新しい旅の形として世界に定着していくことでしょう。
ウェルネスツーリズムと日本のおもてなし
ウェルネストラベルにおいて、日本のおもてなしは深い関係があります。
日本のおもてなしは欧米のサービスや奉仕とはまた違った側面があります。
それは、目の前にいらっしゃるお客様の求めることを察し、状況をよみながら対応する力。
マニュアルにそった対応ではなく、人と人との間にうまれる上質なコミュニケーション能力です。
ウェルネストラベルにおいて、健康的なアクティビティやリラクゼーションのプログラムをご用意するだけでは究極はめざせません。
サービスを超えたおもてなしや接遇は、お客様の行動を察してきめ細かい気遣いを提供します。
ウェルネスツーリズムではよりよいライフスタイルや自己開発などとても前向きな意識が発端になっています。
そこに、日本のおもてなしでの接遇が加わることは自分が大切にされている実感を得ることができます。
そしてあたたかいまごころにふれること、優しさをいただくことは心のそこから癒されますよね。
日本のおもてなしに触れることで優しさ同士が響き合い、旅先での人と人との暖かさにふれることができるのです。
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海外駐在員が見たおもてなし|外国人が驚く日本のホスピタリティ
ウェルネスツーリズムと日本伝統文化体験
日本文化体験の中にもウェルネスの可能性が多く見られています。
ではなぜ日本文化体験とウェルネスツーリズムが関係あるのでしょう?
まず、日本伝統文化体験の中には、日本古来の哲学や精神が深くあります。
そこにかくされたウェルネスのヒントを実際に体験することによって、言葉を超えた実感を得ることができます。
異文化である日本文化を日本で体験することは、今まで見えていなかった自分の内面を知るきっかけにもなります。
ウェルネス思考の軸となる、よりよい自分の状態を探すこと。
それは些細なきっかけでもあり、日常とかけ離れた空間と時間だからこそ見えることもあります。
では、どのような日本文化体験がウェルネスツーリズムにおすすめなのでしょう?
ここでは、ウェルネスにヒントをあたえてくれそうな日本文化体験をご紹介します。
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ウェルネスと茶道体験
日本の伝統文化の茶道。
静寂な空間において、豊かな時間を大切な人とすごします。
茶道では、お茶を飲む行為の中にたくさんの思想が込められており、作法を通して自己や相手をみつめ直します。
茶道の精神の中にある侘び寂びのこころ。
貧そや不足の中に心の充足を見出そうとする意識には、ウェルネスライフがもとめる充実感とは何か?の問いのヒントが含まれています。
それは茶室の閑寂の中にある奥深い豊かさ。
究極まで磨き上げられた作法の手順のうつくしさ。
どんな立場の人同士でも、茶室のなかでは人と人との向き合いになります。
どこまでも研ぎすまされた空間と時間の中でこそ味わうことができるウェルネスな体験に茶道はおすすめできることでしょう。
職場ウェルネス活動 チームビルディングとしての武道体験
職場ウェルネス活動に、自己と他者との関係。
そしてより働きやすい環境の模索についてあげられます。
企業の中で働きやすさやしあわせな組織運営への向上プログラムを提案するチームビルディングを起用して、社全体の意識の改革を考える企業主が増えています。
そこで日本の武道によるチームビルディングをすることで、武道のおくにある精神哲学もまなびます。
特に、空手や柔道といった日本古来の武術には相手に対して礼を持ち、戦う相手に対しても敬意をはらいます。
武道において大切な「心技体」の心得。
この三つがそろって初めて優れた武道家になります。
ウェルネス活動の目指すライフスタイルの向上に大きな割合をしめる働き方のかたち。
訪日外国人が日本で組織的にウェルネス活動を含む体験をもとめるのなら、武道を通したチームビルディングの企画は大変興味を示されることでしょう。
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食とウェルネス 精進料理 マクロビオティック
ウェルネス思考で重要視されている、健康と食。
そのかなでもマクロビオティックはこの10年の間欧米で広く認識されるようになりました。
一物全体をとりいれ、いのちをまるごといただく。
玄米を主食としてその地で生産されたものを陰陽道の思想によって体とむきあいながら食して行きます。
食の体験からもウェルネスを味わいたい人にとって、マクロビオティックも外すことはできない食の哲学。
滞在中の食事をすべてマクロビオティックにしたり、ウェルネストラベルのプランに取り入れるツアーも人気があります。
また日本の食とウェルネス活動の一つにあげられる、ファスティングや精進料理も欧米から視線があつまっています。
禅を取り入れたファスティングや精進料理プランには仏教の哲学もくわわり、より自己を見つめる時間となっていきます。
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ウェルネスツーリズムと温泉
日本には、温泉巡りを目的とした旅行が古くからあります。
効能の高い天然温泉につかり、その地で生産される食材をおいしくいただく。
特に、伝統的な日本料理や郷土料理は健康への効能も高く、食においてもウェルネスの可能性が見出せます。
そして温泉地は日本特有の大自然にかこまれており、早朝のジョギングやヨガ、瞑想など自然の中で体験する特別感があります。
また日本の指圧や鍼灸は欧米で大変人気が高いので、ウェルネスツーリズムの可能性は広がります。
心身ともにリフレッシュできる日本の温泉旅行はまさにウェルネスとラベルといっても過言ではないでしょう。
このように今後、訪日外国人のウェルネストラベルに合わせたサービスを提供することが期待されていきます。
参考 国土交通省観光庁
まとめ
ウェルネスツーリズムにはさまざまな方法が考えられています。
心身の健康を基盤として、豊かな人生、輝く人生を自分らしく生きて行きたい。
そんな自己実現へ人々の意識は向かっています。
その中に日本文化体験とウェルネス活動には共通している哲学も多く見られます。
両者を巧く掛け合わせることは、日本でしか体験できないとくべつなウェルネス体験を用意することができます。
ぜひ外国人の方にも日本でしか味わえないウェルネスを味わってほしいですよね。
私たちは日本独自のおもてなし文化を世界の人々に広めるために日夜努力しています。外国人ゲストの接待・おもてなしに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。