日本の伝統文化とは?|芸能など50種類を一覧で紹介

モテナス代表
モテナス代表

日本古来より伝わり、現在もその時その場において人々を魅了し続けている日本伝統芸能。

 

能や歌舞伎などにはじまり、花火や切り絵など実にその姿は様々にあります。

 

案外、すべてについて知らないことが多い日本伝統芸能。

 

ではいったい、日本伝統芸能とは一体どのぐらいあるのでしょう?

 

そして日本伝統芸能はどのようにして外国人観光客の方にたのしんでいただけるのでしょうか?

 

今回はインバウンド観光向けた日本伝統芸能体験の考え方と、日本伝統芸能のわかりやすい一覧、ご紹介します!

 

日本の伝統芸能と文化

では、そもそも日本伝統芸能とは一体何をさすのでしょう?

 

日本伝統芸能とは、 日本の古来より特定の階級や大衆文化の中で、修行や稽古、教育などによって身に重ねたもの。

 

日本に古来よりつたわる芸術や技術。

 

よって、日本伝統芸能は、演劇に始まり、工芸、武道、華道まで多岐にわたります。

 

古来より日本人は、神々のために食事や踊り、歌や楽曲を奉納してきました。

 

これが芸能のはじまりといわれ、現在も地域の特色を色濃く残す芸能もたくさんあります。

 

日本は四季折々、豊かな美しさがある国。

 

そんな日本の伝統文化は自然と寄り添いながら伝承され、発展していきます。

 

日本伝統芸能はすべてのジャンルにおいて、日本人の心の中にある四季を感じて自然を重んじる。

 

そんなこころと、神への祈りや礼儀のこころがつまっています。

 

訪日外国人のための日本伝統芸能や文化とは?

日本の伝統芸能体験についてご興味のある方はこちらの記事も参考にしてください。

参考記事:伝統芸能の種類と東京でできる体験9選

 

訪日外国人の方が、日本で体験したいことのなかに日本伝統芸能体験が上位であげられます。

 

しかし日本語による深い理解を必要とするさまざまな伝統芸能の世界は敷居が高く感じます。

 

伝統に重きを置き、洗練された技と芸はすぐに身に付く物ではありません。

 

と、いって興味を持っている人をはねのけるのは思いやりに欠けますよね。

 

外国人に日本伝統芸能を紹介する。

 

そんな時に大切にしたいのは、

 

解りやすさと楽しさ。

 

そして

 

好奇心を思う存分にくすぐり、

 

十分にこころを満たしてあげること。

 

ではないでしょうか?

 

では,具体的にいったいどうしたら、外国人の方にたのしんでいただけるのでしょう?

 

日本伝統芸能・文化体験

日本文化を実際に体験する。

 

そのようなインバウンド観光では、外国人の目線にあわせた日本文化体験が大切になります。

 

外国人目線で、しかし本物の日本の伝統文化を感じて楽しんでもらう。

 

そんなときは、本物の品質のまま相手につたわる工夫をこらしたエンターテイメントやワークショップ、そしてチームビルディングなどがあります。

 

エンターテイメントとしての日本伝統芸能

ビジネスなどお忙しい中に日本文化体験をしていただきたい。

 

と、考えるのなら、ガラパーティーのオープニングや会食の席など、お客様の滞在スタイルに合わせたスケジュールの中に組み込むことも大切です。

 

そんなときは、場が盛り上がるエンターテイメントで日本文化体験を。

 

エンターテイメントとしての日本伝統芸能体験は、日本伝統芸能のもつ魅力を一挙にあじわうことができます

 

歌舞伎や能に外国人にもなじみ深いサムライをキーワードにしたスペクタクル。

 

書道家によるライブパフォーマンスに邦楽でのコンサートライブ。

 

空手家や力士による演舞や真剣勝負によるエンターテイメント。

 

日本伝統芸能にはそれぞれに“華”があります。

 

その美しさは日本独自のもの。

 

それらをかけあわせることで、ほかにはない日本文化体験をご用意させていただけます。

 

ワークショップと日本文化体験

ワークショップとして日本伝統芸能を体験していただくことの最大のメリットは、外国人の方にも伝統芸能の奥深い一面をしっていただけること。

 

伝統芸能の魅力はその奥深さにもあります。

 

知識があるのとないのでは、楽しみ方の質が全く違います。

 

歌舞伎や能など、エキゾチックな魅力の外国の演劇。

 

という価値観から、もう一つ進んだ体験ができることで、外国人の方の好奇心を満たしてくれます。

 

そして、実際日本でその道のスペシャリストに実際かかわりながらワークショップを受けることで,満足度が高い体験になります。

 

歌舞伎俳優から直接歌舞伎の世界について学びながら体験する。

 

力士達と一緒に体験する相撲の世界。

 

茶道家、華道家に直接指導されながら自分が実際に味わう。

 

剣術家や古武道家からあこがれの剣術や忍術を学ぶ。

 

そういった、“実際、日本に来ないとできない体験“は素晴らしい日本の旅の案内になるでしょう。

 

チームビルディングとしての日本伝統芸能と文化

すべての日本伝統芸能は、日本古来よりつづく和の礼儀や思想がつまっています。

 

世界から注目されている、日本の礼儀や相手に対しての敬意は外国人が学んでみたい日本の一つにあげられます。

 

伝統芸能を体験することで理解するチームビルディングは、外国人の方に大変人気。

 

空手によるチームビルディングでまなぶ相手への敬意や礼儀。

 

相撲では一瞬の集中と相手へ向かっていく気迫。

 

茶道や華道のチームビルディングでは静寂の中の心を学びます。

 

禅寺での修行体験や写経体験。

 

など、

 

日本伝統芸能のチームビルディングは可能性に満ちています。

 

日本の伝統芸能と文化 50 一覧

日本の伝統芸能は、正式な分類はありません。

 

しかし、演劇、歌、日本舞踊、 音曲、演芸、工芸、芸道の大きく分類して7つの分野があると言われています。

 

そしてさらに区分され、日本にはおおよそ50個ほどの伝統芸能があるとされています。

 

では、日本伝統芸能をご紹介いたしますね。

 

演劇

• 能楽:能楽とは能と狂言の二つを指します。

能 : 猿楽の中でも超自然的な者を題材とした歌舞劇。比較的高尚な内容。

狂言: 実世界に題材をもとめた喜劇や人情劇が中心。猿楽の持つ世俗的な科白劇。

 

• 歌舞伎 : 派手な衣装で踊る歌舞伎踊りが江戸時代、京都で大流行し、そこから演劇に発達した。

 

• 人形浄瑠璃 :文楽とも呼ばれる。

日本人形を使った人形劇。

三味線と浄瑠璃に合わせて人形を操る。

 

音曲

• 雅楽:1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽。

 飛鳥時代から平安時代初め400年間あまりの間に、日本古来の儀式音楽や舞踊と、中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽。

 神道の思想と礼儀によって日本独自の様式に整えられた音楽と舞。

 

• 謡物:催馬楽や朗詠など声楽

 

• 歌舞:平安時代に完成した日本固有の歌と舞。ほとんどの曲に歌詞があり、組曲形式をとるものもある。

 

• 舞楽:舞を伴った雅楽。舞楽は演目に合わせて舞楽面と呼ばれる仮面をつけて踊る。

 

• 管絃:三管(管楽器)笙、篳篥、龍笛、両弦(弦楽器)琵琶、箏、三鼓(打楽器)、太鼓、鉦鼓、羯鼓

 

• 邦楽 :日本の音楽のこと。

 和楽、国楽とも呼ばれ、日本の伝統的な民族音楽や古典音楽をさす。

  1. 箏曲
  2. 琵琶曲
  3. 胡弓楽
  4. 尺八楽
  5. 三味線楽
  6. 地歌
  7.  

 

• 浄瑠璃節:三味線を伴奏楽器として太夫が詞章を語る音曲・劇場音楽。

劇中人物のセリフやその仕草、演技の描写をも含み、語り口が叙事的な力強さを持つ。

  1. 義太夫節
  2. 豊後節(『伝授の雲龍』を残して廃絶)
  3. 常磐津節
  4. 富本節
  5. 清元節
  6. 新内節
  7. 河東節
  8. 宮園節

 

• 唄 :日本芸能の中の声楽。

「語りもの」と「歌いもの」に分けられる。

語りものは歌詞に意味やストーリー性が含まれる。

歌いものはその旋律やリズムに重きが置かれて音を楽しむ。

三味線や他の楽器を伴うもの、舞を伴うもの、歌舞伎などの舞台で用いられるものなど多彩。

他の古典芸能や地域とも常に密接に関わりながら発展した。

  1. 地歌
  2. 長唄
  3. 荻江節
  4. 歌沢
  5. 端唄
  6. 小唄
  7. 都々逸
  8. 民謡
  9. 島唄(奄美民謡)

 

日本舞踊

• 神楽:神に奉納する舞。

 

• 田楽:もともと田植えを始める前の儀式として踊られていたものと言われている。

 

• 雅楽:中国、朝鮮半島から渡り、日本で根付いた伝統芸能。

 

• 舞楽:雅楽の中の一つとされ、演目にあわせて面をつけかえる。

 

• 猿楽:室町時代に成立した日本の伝統芸能。

 後に能と狂言にわけられる。

 

• 白拍子: 男性の白拍子も存在したが、主に遊女や子供が男装をして舞う。

 

• 延年:僧侶や稚児が寺院で行われる大法会の際に踊られたもの。

 貴族的芸能と庶民的芸能が入り交じった物とされる。

 

• 曲舞:物語に韻律をつけて、節と伴奏にあわせて歌い舞う。

 踊り手は男性と稚児がメインだが、男装した女性も舞っていた。

 

• 上方舞:近畿地方や大阪、京都で発展した日本舞踊。

 お座敷で回れることが多かったため、座敷舞ともよぶ。

 

• 大黒舞:家の前に立ち、曲を演奏したり舞を踊ることで金品を受け取る門付芸の一つ。

 大黒の面をつけて打ち出の小槌を降りながら踊り祝う。

 

• 恵比寿舞:恵比寿の面をつけ、釣り竿をもち、大量祈願と安全航海を祈願して舞を踊る。

 漁師の生活に密着した舞踏。

 

• 纏舞:江戸時代に火消しによってうまれた舞。

 火消しのもつ纏とよばれる旗のようなものを振り上げながら踊る。

 

• 念仏踊り:念仏をとなえながら踊る。

 様々な種類があり、民族文化材に指定されている。

 

• 盆踊り:お盆の時期に使者への供養として踊られる。

 地域によって様々な踊りがある。

 

• 歌舞伎舞踊:歌舞伎の演目の中に踊られる劇中舞踏。

 あるいはそれが独立したもの。

 

演芸

• 講談(講釈):舞台の上で小さな机の前に座り、扇の尺をもって歴史を語る。

 

• 落語:噺家が舞台の上に上がり差布団にすわり、最後にかならず “落ち” がつく噺をして観客を笑わせる。

 

• 浪花節(浪曲):三味線に合わせて物語を語る。

 

• 奇術:日本古来から伝わる日本の手品。

 

• 萬歳:漫才ともよばれる。

 人を笑わせる話をする。

 

• 俄:どんな場所でも突然に芝居やおもしろい話などをする。

 茶番ともいう。

 

• 梯子乗り:江戸時代の火消しが使う長いはしごを使い、はしごの上で曲芸をする。

 

• 女道楽:一人でも複数でも行う。

 三味線や太鼓をつかった芸能。

 

• 太神楽 :獅子を舞わせて悪魔払いをする獅子舞を主にした“舞”と、傘の上で様々な物をまわすを主にした“曲”がある。

 寄席芸能とよばれる。

 

• 紙切り:はさみで自由自在に紙を切る古来よりつたわる芸。

 観客の要望にも即座に答えて紙を切る。

 

• 曲独楽:独楽を使った曲芸。

 様々な技がある。

 

• 写し絵:影絵ともよばれ、背景や人物を書き写す。

 影と光によって絵を壁にうつしだし、その装置を手で持ち動かしながら、言葉と音楽をつかって物語を表現する。

 

• 花火:夏の風物詩でもある花火。

 日本独自の火薬と金属の粉末をバランスで色が形を演出する。

 

工芸

• 彫金:たがねをつかって、金属を掘る。

 日本古来より発展してきた工芸技術。

 細かく繊細な芸技は今も世界から注目をあびつづけている。

 

• 漆器:木や和紙に漆を重ね塗り作られる工芸品。

 日本独自の漆技術に金や貝などの美しい装飾は現在も評価が高い。

 

• 陶芸:粘度を整形して高温で焼き陶磁器をつくる。

 日本各地に伝わる焼き方がある。

 日本独自の技術はどの時代でも海外にて評価が高い。

 

• 織物:糸を縦と横に組み合わせ布を織る。

 着物や帯など日本独自の衣類の発展により育まれてきた。

 日本経済産業大臣により伝統的工芸品として指定されている織物は38種類ある。

 

芸道

• 茶道:茶を振る舞う行為を儀式化したもの。

 村田球光、武野紹鴎、千利休の三名が茶祖。

 現在たくさんの流派が存在するが、ほとんどの源流は千利休とされる。

 

• 香道:沈水香木と言われる天然香木の香りを鑑賞する芸道。

 鑑賞する聞香と香りを効き分ける組香がある。

 

• 武芸(古武道):武術に関する技芸。

 日本武道協議会に加盟している一般的に日本における武道といわれているものは、「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「合気道」「少林寺拳法」

 「相撲道」「居合道」「なぎなた」の9種類

 

• 書道: 毛筆によって美しい書を書くこと。

 書道は文字の美しさに加え自己表現を追求する。

 

• 華道:植物や、その他様々な材料を組み合わせて構成し、鑑賞する芸術。

 様々な流派がある。

 またいけばな(生け花、活花、挿花)とも呼ばれる。

 

まとめ

日本古来から伝わる、日本伝統芸能。

 

様々な分野で発達した日本の芸能は、時代の折にふれては産まれ、発展してきたそれぞれの技と匠。

 

そして心があります。

 

すべての伝統芸能にはその細部にまで日本の魅力が詰まっています。

 

そんな日本伝統芸能は、外国人の好奇心をくすぐり実際体験したい人が後をたちません。

 

たくさんの日本伝統芸能、外国人の方に日本を紹介する時に楽しんでいただけるといいですよね。

 

参考URL:https://www.ntj.jac.go.jp/tradition.html

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